バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第27話です!
今回から第2章へ突入します!


第2章:竜の処刑者編
正論少女のときめき


(竜騎視点)

 

 

「ふぅ…今日の学校は午前だけだから、帰ったら仕事の依頼を今日中に片付けよう」

 

 

今日の学校は午前だけの授業で午後からはフリーの為、クライアントから来ている依頼を2件片付けようと思う。その後は、個人でギターを歌の練習だ。

それにしても今日は良い天気。こんな日は何か起こりそうだ…と、まるでドラマの展開の様な事を考えてた。そんな呑気な事を考えていると…

 

 

「どいて貰えるかしら?」

 

「ん?」

 

 

黒い短髪の少女がナンパされていた。俺…こう言う運命に当たる星に生まれたんだなぁ…。

 

 

「連れない事言うなよ?学校よりも俺と一緒の方が楽しいぜ?」

 

「貴方と一緒に居ても、私には何の得にも得る物が無いわ。学校に遅れるから、もう良いかしら?

 

「んだと…さっきから下手に出てりゃ調子に乗りやがって!!力尽くでも分からせてやらぁ!」

 

「………」

 

 

アレはマズい、殴り掛かろうとしてる。流石に放置は出来ない俺は当然、止めに入る。

 

 

ガシッ!

 

 

「イデデデ!?」

 

「…?」

 

「今、殴ろうとしたか?」

 

「テメェには関係ねえだろ!さっさと離せ!」

 

「暴行しか出来ない低俗な奴、犯罪者と同然だ。これ以上するなら…貴様の精神を壊しても良いんだが…?」

 

「ヒッ…」

 

 

男はそう言って腰を抜かす。

 

 

「ず、ずびばぜんでじだああああああ!!!」

 

 

鼻水と涙を流しながらアッサリと逃げて行った。今までも中でも最弱だ。←

 

 

「大丈夫?」

 

「あ、はい…ありがとうございます」

 

「もう大丈夫そうだし、俺も行くよ」

 

 

俺はそう言って去ろうとしたら…

 

 

「あの…」

 

「ん?」

 

「1つだけ宜しいでしょうか?」

 

「何かな?」

 

「どうして助けてくれたのですか?貴方にとっては何の意味も無い筈ですが…」

 

「う~ん、単に犯罪者と低俗なのが目障りだっただけかな」

 

 

理由を聞かれても…特に大した意味じゃないからなぁ。ああ言うのが気に食わないのは確かな理由だからね。

 

 

「…変わった人ですね」

 

「まぁ、変わり者だね。おっと、俺も遅刻する訳には行かないし…それじゃ、気を付けて!」

 

 

俺はそう言って学校へ向かう。

 

 

「本当に変わった人ね…でも、何故かしら?」

 

 

黒い短髪の少女は胸を押さえながら…

 

 

「私の胸が…熱い。これは何かしら?」

 

 

その時の少女はまだ、理解出来ずに居た。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

 

「さて、クライアントも満足してくれた様で何より」

 

「竜騎~、仕事は終わったの?」

 

「あぁ、丁度終わった」

 

「お疲れ様☆クッキー焼いたよ♡」

 

「うん、頂くよ。何時もながら美味しい」

 

「んふふ~♡」

 

 

そんなこんなでリサとイチャイチャしてると…

 

 

『マイロード、デュエル協会からお荷物です』

 

「ありがとうドラゾー。中身は何だろう?」

 

「ねぇ竜騎、開けてみてよ!」

 

「うん、そうだね」

 

 

デュエル協会からの荷物を開けると、“ラッシュデュエル:スターターデッキ”と書かれて居るデッキが入っていた。

 

 

「ラッシュデュエル?えっと手紙もある…何々…」

 

 

カリスマデュエリストの1人、辰巳竜騎様へ

今後のデュエルでマスターデュエルとスピードデュエルに加え、ラッシュデュエルと呼ばれる新しいルールの実装の為、ラッシュデュエル専用のスターターデッキをお送り致します!

ラッシュデュエル専用なので、マスターやスピードでは使用不可です。そして逆も同じです。

これからのデュエルも頑張って下さい。

 

デュエル協会より

 

 

と書かれていた。

 

 

「へぇ、新ルールだけで使用出来るカードかぁ。」

 

「ルールブックもちゃんとある。そして…これがラッシュデュエルのドラゴン族デッキ…。“連撃竜ドラギアス”か…。宜しくな」

 

 

デッキの最初にある青いドラゴン、“連撃竜ドラギアス”。恐らくラッシュデュエルでの俺のエースとなるカードだろう。今度する時はしっかりと慣らさないと。

 

 

「そうだ竜騎、デッキを調整して見たから後でデュエルして貰って良い?」

 

「うん、良いよ」

 

『私もお手伝いします』

 

「お、ドラゾーもデュエルするんだ!コレは楽しみだなぁ☆」

 

「その前にギターの練習が先だけど良い?」

 

「もっちろん!」

 

 

今日もリサとバンドの練習とその後のデュエル、食事から一緒に過ごした。もう同棲するとは早いなぁ…今更だけど。そんな時にメッセージが鳴った。

 

 

『兄様、叔父さんから聞いたんだけど、仔猫飼い始めたの?』

 

 

メッセージの送り主は従妹だ。従妹は今年、高校1年になったばかりで良い子なんだよね。

 

 

『あぁ、ムーナの事ね。画像を送るよ』

 

 

俺がムーナの写真と一緒にに送ると、直ぐに返事が返って来た。

 

 

『わぁ、可愛い。今度…兄様のお家に行って良い?』

 

『良いよ、何時でも遊びにおいで』

 

『うん、ありがとう!じゃあね!』

 

 

そう言ってメッセージを終える。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

翌日、放課後は今日はフリーだったのでブラックヴルムのメンテナンスをする。そんな時…

 

 

「竜騎ちゃん、ちょっと良いかい?」

 

「あ、管理人さん。どうかしましたか?」

 

「竜騎ちゃんにお客さんが来てるのよ」

 

「お客さん?」

 

「此方の方なの」

 

 

このアジトの管理をしてくれている管理人“瀬戸尚子”が俺に客が来たと言い、その客を呼んだ。

 

 

「貴方が辰巳竜騎君かしら?」

 

「はい、そうですが…」

 

「私、神崎節と言うの。修理を依頼したくて来たのだけれど…」

 

「ご依頼ですね、どうぞ上がって下さい。お茶を淹れますよ」

 

「あぁ、そんなに気を遣わないで。別の用事も有る事だから…」

 

「何が壊れたんですか?」

 

 

俺は管理人さんと近い年齢と思われる女性、神崎さんに尋ねてみた。

 

 

「えっと…壊れたのは壊れてるのだけれど…暴走し過ぎて手に負えない状態なの。それで、キツくネジを閉めて欲しいの」

 

 

「その修理対処の名称は?」

 

「キャりーと言うの」

 

「キャリー…ですか?」

 

「えぇ、場所は“月ノ森女子学園”なの」

 

「月ノ森女子学園って…あのお嬢様学校の…?」

 

「えぇ、此方は前払いでの料金よ。それじゃあ宜しくね」

 

「あ…」

 

 

神崎さんはそう言って去って行った。ムムム…キャリーとは一体…?

 

 

「ヤッホー竜騎!今日も泊まりに来たよ~☆ん?どうかしたの?」

 

「あ、リサ。実は…」

 

 

リサに先程の神崎さんとの依頼の説明をした。

 

 

「う~ん、何か怪しいね…。しかも前払いでこんな大金…」

 

「それにしても月ノ森かぁ。従妹と会ったりして」

 

「え?竜騎の従妹が居るの?」

 

「あぁ、俺の親父の妹が俺の叔母さんでね。従妹は今年高校1年になったんだ」

 

「その娘…竜騎に恋愛とかある…?」

 

「無いから…俺はリサ一筋だし(汗)」

 

「そうだよね~♪竜騎にはアタシが居るからねぇ☆そうそう、月ノ森って言ったら、“Morfonica”って言うガールズバンドがあるんだ。全員1年生で結成されてるんだ」

 

「ほう、そうなんだ。…そろそろ行かないと。リサ、ムーナの事頼める?今回はドラゾーも連れて行くんだ…」

 

「勿論、アタシに任せて!美味しい夕飯も作って待ってるから♡」

 

「ありがとう!ムーナ、リサといい子して留守番な?」

 

「にー」

 

「ドラゾー、行こう」

 

『了解しました、マイロード!」

 

「行ってらっしゃい!」

 

 

俺はリサにムーナと共に留守を頼み、ドラゾーと共に“月ノ森女子学園”へ…。

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「今日のカード紹介コーナー!!」

 

「今回は“アネスヴァレット・ドラゴン”!」

 

「他のヴァレットと同様に破壊されても、ターンの終わりに別のヴァレットを呼び出せるよね!」

 

「リンク効果の対象になったら自身を破壊して、表側表示のモンスターの効果を無効にして攻撃を封じるんんだ」

 

「わぉ、効果を無効にして攻撃も出来なくする…侮ると痛いね…」

 

 

「次回、月ノ森の従妹!」

 

「え?竜騎の従妹って…」

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
次回は月ノ森へ向かいます。お楽しみに!
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