新しいオリキャラとラッシュデュエルも有ります。
(竜騎視点)
『竜騎のアジト:リビング』
「竜騎先輩とましろちゃんって従妹だったんですか?」
「アタシ、初耳なんだけど?」
「俺も、ましろと会ってたと言うのは初めて聞いたけど、ましろは俺の事は言ってなかったの?」
リサ達Roseliaと香澄ちゃん達ポピパメンバーが俺のアジトに来ている。今はリビングで花咲川の音楽祭の事でゲスト出演をして欲しいと頼まれている所。そんな中、リサから月ノ森の事を聞かれ話した結果、今に至ると言う事だ。
「竜騎さん、まさかとは思いますが………誰かに好意を持たれたりは、してませんよね?」
「え!?そう言うのは無いけど…」
「竜騎さんの場合…また竜騎さんに、好意を持った人が、現れても…おかしく無いですから…」
「そうかな?」
「竜騎先輩、好かれやすいですから」
「これ以上増えたら困るのよ…」
ムムム、皆さん揃って疑ってる…。と思ってると…
『マイロード』
「ドラゾー、どうかした?」
『はい、ましろ様がいらしてますが…』
「あぁ、ましろが遊びに来るって言ってたな…」
『他にも八潮様達や…知らない月ノ森の生徒も1人居て合計で6人ですが…』
「知らない生徒…?取り合えず、中に入って貰って」
『承知しました』
俺はドラゾーにそう言うと、ドラゾーが玄関に迎えに行った。
「竜騎~?どう言う事かな~?」
「私達は倉田さんが来ると言う事を聞いてないのだけれど…」
「ましろが、遊びに来るって言うやり取りはしてたけど…ルーちゃん達までは初耳だわ」
「じゃあ、ドラゾーが最後に言っていた知らない生徒と言うのは?」
「俺も分からない」
「竜騎~?もしも竜騎に惚れた子が増えたら…分かるよね~?」
「………(汗)」
「その時は…タップリと調教するから…ね?」
「はい…」
リサが嫉妬で軽く暴走している。
「またリサ姉が…」
「ううぅ…」
あこ達等、数人は勿論恐怖している。そんな事を思ってると…
「兄様、会いたかった…」
「ましろ、ルーちゃんいらっしゃい」
「お邪魔します」
「あたし達も居ますよ!」
「えっと…そう言えば名前知らなかった」
「あたしは“Morfonica”のギター担当、桐ヶ谷透子です!」
「私は“Morfonica”のドラム担当、二葉つくしです」
「“Morfonica”のベース、広町七海で~す」
残りのMorfonicaメンバーが挨拶をした。
「マジで凄い!一緒に写真撮って貰って良いですか?」
「あ、写真撮影はパスで」
「えぇ!?1回だけお願いしますって!」
「透子ちゃん?」
「え?な、何だよシロ…?」
「兄様に迷惑を掛けるなら…分かるよね?」
「………(震)」
「しろちゃんが…まただ…(汗)そう言えば…私達にも呼び名ってありますか?」
「呼び名?」
「はい、るいるいに付けてた様に、私達のもあったりしますか?」
「う~ん、オタクはじゃあ…ナナミーとか?」
「おぉ、良いですねぇ」
「えっと、私も付けて下さい!」
「あ、あたしも!」
「オタクらはじゃあ…“つっくー”と“キリー”!」
「つ、つっくー!?」
「キリーって何か男っぽいし!?」
何だか思ったより良くないらしい…。
「ダメだった…?」
「え、えっと…」
「貴女達?」
「ルイ?」
「折角竜騎さんが付けてくれたのに、何が不満なのかしら?」
「るいさん…怖いよ?」
「そうだよ2人共、兄様に文句があるなら…Morfonicaから永久追放するよ?」
「アタシの竜騎を落ち込ませるのは、アタシも許せないかな~?」
「ちょ!?シロもルイもキャラ壊れ過ぎだって!?分かったから!!」
「リサ先輩まで…。取り敢えず、2人共怖いって~!?」
「しろちゃんもるいるいも…本当にどうしたんだろう?」
ルーちゃんとましろ、リサを一先ず落ち着かせる俺達。そして肝心の最後の1人はと言うと…。
「そしてもう1人、3年生でマネージャーの…」
ましろがそう言って紹介したのは…
「お久しぶりですね、竜ちゃん」
「竜ちゃん…?」
「モモちゃん?」
「え?兄様、姫川先輩の事を知ってるの?」
「あぁ、4、5年前に一緒に活動していたんだ」
「それってもしかして…竜騎の恩人の亮斗さんの時の?」
「そう、モモちゃんもその1人」
「はい、そうなんです。初めまして、月ノ森女子学園3年で“Morfonica”のマネージャーをしている“姫川桃実”と申します」
彼女、モモちゃん事“姫川桃実”はそう言って挨拶をした。
「竜騎~、何だかんだ言ってたけど…やっぱり知り合いだったんだぁ…」
「モモちゃんだとは思わなかった…」
「それにしても、竜ちゃん…その…ごめんなさい!」
「え?」
「せ、先輩?」
モモちゃんが突然謝罪した。
「どうしたのさ…?」
「その…アミさんから聞いたんです。亮斗さんの仇を討つ為に復讐をしたって…、私達が止めていれば、こんな事にはならなかったのに…」
「モモちゃんの所為じゃないさ。俺が憎しみや恨みを抑えられずに、勝手にやっただけさ」
「それでも、本当にごめんなさい!」
「まぁ、アタシの竜騎もそう言ってるんだから、大丈夫だって!」
「アタシの…?あの…貴方は確か…Roseliaの…」
「アタシは今井リサ。竜騎の彼女だよ~」
「もしかして…貴女が…竜ちゃんの言ってた、結婚の約束をした人ですか…?」
「え?そうだけど…」
「そう…ですか…」
「…どうしたんですか?」
リサの名前を聞いたモモちゃんは何やら落ち込んでいる。
「だから、5年前の告白を即答で断ったのですね。そんな美人な方と約束したのなら…尚更…」
「竜騎さんに、告白したのですか?」
「はい…でも、竜ちゃんから「結婚を約束した人が居るから」って即答されました」
「え?そうなの兄様?」
「うん…リサとの約束があったから断った」
「流石は竜騎先輩…迷いの欠片も無いですね…(汗)」
「褒める事では無いけどね」
「いや…褒めてませんって…」
有咲が苦笑いを浮かべながら言う。即答は俺の専売特許なのになぁ←
「ですので、竜ちゃん。私とデュエルして勝ったら…月ノ森に来て貰いますね」
「………え?」
「「「「「はあああああ!?」」」」」
モモちゃん、突然の爆弾発言だなぁ。
「ダメに決まってるでしょ!?アタシの竜騎を勝手に奪わないでよ!」
「全くよ、貴女の私情で決められては困るわ」
「そうですよ!竜騎先輩は私と同じ花咲に引き抜くんですから!」
「「香澄(戸山さん)…?」」
「………(震)」
「その手が…ありましたね…」
「確かに、良い提案ですよ戸山さん」
「燐子先輩と紗夜先輩が乗っかってる!?」
「ダメだからね~?」
「「…チッ」
燐と紗夜は聞こえない様に舌打ちした。
「それに私、この間の大会の優勝賞品でラッシュデュエルのデッキを貰ったんです」
「モモちゃんもラッシュデュエルの?」
「あ、竜ちゃんが勝ったら良い物をあげますよ!」
「分かった!」
「竜騎ーーーーーー!?」
こうして、ラッシュデュエルをする事になった。初ラッシュデュエル…いい機会だ。
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竜騎:LP4000
桃実:LP4000
『1ターン目』
お互いにモンスターゾーン、魔法・罠ゾーンが3か所、フィールドゾーンは1か所ずつ。
「最初の手札は4枚から始まる。俺のターン、ドロー!俺は“輝岩竜”と“竜の祈り子”、“ドラゴン・バット”を召喚!」
輝岩竜
通常モンスター
星4/地属性/ドラゴン族/攻1500/守 0
地下鉱脈を起源とする竜。
未知の鉱石が発するエネルギーを動力源とし闘い続ける。
超硬度の打撃は威力抜群だ!
竜の祈り子
通常モンスター
星3/水属性/ドラゴン族/攻1100/守 100
古のドラゴンの血脈を継ぐうら若き巫女。
一族の安寧のため日々祈り続ける。
その清き瞳には、映る者の未来を変える力があると言われている。
ドラゴン・バット
通常モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守 400
鳥か獣か、学者も意見の分かれる謎の生物。
大群で飛ぶ姿が竜に見えなくもないので、もしかしたらドラゴンかもしれない。
「あれ?おにーちゃん、3体も同時に召喚しちゃってるよ!?」
『コレがラッシュデュエルの特徴の1つ、手札から何体でも可能な限り召喚が可能なのです!」』
「わお、それ凄い爽快じゃん!」
「そしてカードを1枚セットしてターンエンド!」
『2ターン目』
「私のターンです、ドロー!“エレンジェル”と“エレキッス”、更に“ハウリングバード”を召喚します!」
エレンジェル
通常モンスター
星2/光属性/サイキック族/攻 500/守 800
下界に舞い降りたギター。
奏でる音色は天使の様に。
エレキッス
通常モンスター
星2/光属性/サイキック族/攻 300/守1000
ちょっぴりしびれる投げキッス。
気持ちが伝わる。
ハウリングバード
通常モンスター
星1/光属性/サイキック族/攻 0/守1400
風の吹くまま音のするまま飛ぶ鳥。
その羽音は聴く人の心を映すとされ、
あるものには美しい歌声、あるものには不吉な音に聴こえると言う。
「姫川先輩も3体召喚した!」
「モモちゃんは昔と同じ、サイキック族だね」
「勿論です!更に、エレキッスとハウリングバードをリリースして、アドバンス召喚!彩る音色、そのギターで掻き鳴らせ!“彩光のプリマギターナ”!」
彩光のプリマギターナ
効果モンスター
星7/光属性/サイキック族/攻2200/守 0
【条件】1000LPを払って発動できる。
【効果】自分フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
[相手フィールドのモンスターの数]×300アップする。
「いきなりレベル7ですか…」
「更にもう1体のエレンジェルを召喚して、プリマギターナの効果を発動します!LP1000払って、私の表側表示のモンスターの攻撃力を、相手のモンスター1体につき、300アップします!竜ちゃんのモンスターは3体なので、全員900アップします!」
桃実:LP4000→3000
「全体の攻撃力が900もアップ…」
「彼女の方が有利ね…」
「竜騎…」
「バトルです!先ずはエレンジェルでドラゴン・バットを攻撃!」
「つっ…」
竜騎:LP4000→3600
「竜の逆鱗に触れたね?」
「え?」
「罠発動!“反攻の竜撃”!自分の場のドラゴン族が相手モンスターに戦闘で破壊された時、手札を1枚捨てて相手モンスター1体を破壊する!俺はプリマギターナを破壊!」
「しまった!?」
俺はモモちゃんのプリマギターナを破壊した。
「竜騎さん…凄いです…」
「相手のエースを破壊した!」
「まだ、もう1体のエレンジェルで竜の祈り子を攻撃!」
「う…」
竜騎:LP3600→3300
「私はコレでターンエンドです」
『3ターン目』
「俺のターン、5枚ドローだ!」
「え!?竜騎先輩!?」
「カードは1枚ですよ!?」
『ラッシュデュエルでのドローフェイズは、手札が5枚になるまでドローするのです!』
「その通り!何時だって逆転のチャンスがある!そして、自身の可能性だって常に逆転の隣り合わせ!俺はもっと先に進んで、必ず真の竜王になる!」
「竜騎…」
さて、エースと決めてたカードも来た…行くぞ!
「“ツインエッジ・ドラゴン”、“手乗りドラコ”を召喚!」
ツインエッジ・ドラゴン
効果モンスター
星3/光属性/ドラゴン族/攻1000/守 0
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードは2回攻撃できる。
手乗りドラコ
通常モンスター
星1/風属性/ドラゴン族/攻 0/守1400
平和を愛する小型のドラゴン。
人懐っこく木の実を投げると寄ってくる。
首に掛けたリングには何かすごい秘密が隠されているらしい。
「そして、ツインエッジと手乗りドラコをリリースしてアドバンス召喚!さぁ、エースのお出ましだ!」
「ラッシュデュエルでの竜騎のエース…」
「どんなのだろう?」
「1、相手を切り裂く!2、急所を狙って確実に仕留めろ!それこそ連続攻撃最大の強み!さぁ来い、“連撃竜ドラギアス”!!」
遂にエースの連撃竜ドラギアスを召喚し、フィールドに降臨した。
連撃竜ドラギアス
効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ中、
このカードはもう1度だけ攻撃できる。
「カッコイイ!!」
「キラキラしてる!」
「この2人は変わらずだな…」
「デッキの1番上のカードを墓地に送って、ドラギアスの効果を発動!このターン、ドラギアスは戦闘でモンスターを破壊した時、もう1度攻撃出来る!」
「えぇ!?」
「バトルだ!ドラギアスで1体目のエレンジェルを攻撃!爆裂の波動逆弾!」
「キャ!?」
桃実:LP3000→1000
「効果でもう1体のエレンジェルを倒してトドメだ!滅殺の逆鱗竜撃!」
「キャアアアア!?」
「姫川先輩!?」
桃実:LP1000→-1000
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「俺の勝ち」
「やっぱり、竜ちゃんは強いですね…久しぶりに楽しかったです」
「俺もだよ」
そう言って俺はモモちゃんと握手を交わす。
「さっすが竜騎☆ラッシュデュエルも凄かったよ」
「ありがとう」
「あ、そうだ。約束の良い物…上げますね」
「あぁ…ん!?」
「ふふ…」
「ひ、姫川先輩…!?」
「に、兄様に…きききき…キス…!?」
「………」
モモちゃんは堂々と俺にキスをして来た。
「ちょっと!?アタシの竜騎に何してるのよ!?」
「え?良い物ですけど?」
「先輩…兄様の頬にキスを…」
「し、しろちゃんがまた…」
「あわわわ…何か大変な事に…」
リサやましろが怒ったり、りーみんが慌てたりと言うカオスな状況になった。さっきより酷いぞコレ…。
「竜騎さん…」
「…ルーちゃん、どうかしたの?」
「この間まで、…貴方を見てると、胸が苦しくて…自分でも理解が出来なかったんです。でも、やっと理解が出来ました」
「???」
「ルイ…あんた何を…?」
「八潮、さん…?」
次の彼女から放たれた発言は…誰もが予想外だった。
「竜騎さん、私は貴方の事が好きです。貴方に一目惚れしました」
「………………は?」
「「「「「え、ええええええええええええ!?」」」」」
そう、ルーちゃんは告白と言う名の爆弾発言をしたのだった。
「えっと…ルーちゃん?気持ちは嬉しいけど…俺にはリサが居るんだ…」
「えぇ、存じてます。ですが、結婚するまでは私にも可能性があると私は思います」
「可能性?」
「貴方は先程、“自身の可能性だって常に逆転の隣り合わせ”だと言ってました。そう考えると、私も誰であっても私は必ず貴方の女神になります」
チュッ…
「ええええええ!?」
「るいさん…?」
そう、ルーちゃんも俺にキスをした。しかも、モモちゃんの頬とは違って唇だった。
「る、ルーちゃん?」
「私のファーストキスは、せめて貴方に…」
周りは赤面だったり、硬直したりと…色々と追い付かない。うん、追い付かない。
「私だって竜騎先輩にキスするーーー!!」
「あ、ウチも…」
「あこも~!」
「お前ら、これ以上大事にすんなよ!?…って、ヤバイ…」
香澄ちゃん達もキスしようと宣言し、有咲が止めようとすると…
「ねぇ、アタシの竜騎に何してるのかなぁ…?」
「!?!?!?」
「………離れて、下さい…」
「全くもってその通りよ…」
リサとりん、ゆきが凄く黒いです…。完全にヤンデレ化だわコレ…
「こ、こわ…」
「や、やっぱりこうなってしまうのですね…」
「えっと、3人共…落ち着いて…」
「さて、竜騎?アッチで調教してあげるからね~?」
「え!?断…」
「ダメよ…」
「認めません…」
そう言う事で、俺は3人に別の場所を連れて行かれる。
「るいさん…本気なの?」
「竜ちゃんを狙う人って…こんなに居たんですね…」
「香澄さん達まで兄様に…るいさんもだし…メス豚は排除しないと…」
「しろちゃんがまた怖くなってる…」
「あたし、もう訳分かんない…」
「私も混ざるべきかと思いますが…まぁ、今回は今井さん達に任せましょう…」
本当は混ざりたかった紗夜だったが、3人が何時も以上に怖かったのか…今回は見送った。
(竜騎視点END)
第29話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「今日のカード紹介コーナー!!」
「今回は、ラッシュデュエルから“連撃竜ドラギアス”!」
「おぉ、竜騎のラッシュデュエルでのエースモンスターだね!」
「名前の通り、効果を発動させて相手モンスターを倒すと、もう1度攻撃可能なんだ!」
「正に連撃だね!」
「次回、弟分と子分!」
「兄貴に親分って…竜騎の事?」
ご観覧、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!