またまたオリキャラが登場します。
(有咲視点)
『花咲川女子学園:生徒会室』
「しっかし、お前が花咲川に来るなんてなぁ」
「俺も、女子学園に転校だなんて思わなかったって…」
放課後、私と今話している男は親戚の“光 琢磨”だ。今回、ウチの学校が羽丘に対抗するべく、来年の共学化と言う事でテストモデルとなった。因みにアパートで1人暮らしだそうだ。
「では、光君。男性1人では色々と大変とは思いますが、行動等には気を付けて下さいね」
「は、はい!」
「困った事があれば、相談して、下さいね…」
「ありがとうございます!」
紗夜先輩と燐子先輩の言葉に琢磨の奴もちゃんと返事をする。
「そう言えば、この後に竜騎先輩の所に音楽祭の話に行くんでしたよね」
「えぇ、私と白金さんもその事で伺うわ」
「えぇ、費用とかの話もありますから…」
そう、竜騎先輩に出演と機械関連を頼んでいる。その為の話をしに行くんだった。
(竜騎?…まさか……)
この時、琢磨が竜騎先輩の名前が気になって居た事に気付いてなかった。
(有咲視点END)
ーーーーーーーーーー
(リサ視点)
「2人目の男子生徒?」
「うん、モカがそう言ってたよ。何ともモカ達が昔一緒だった幼馴染みだってさ」
「何か俺等みたいだね」
「そうだね~♪アタシと竜騎のラブラブカップルだったりして♡」
「あら?私を差し置いて何を言ってるのかしら?」
「友希那~?アタシが自分の彼氏とイチャイチャする事が、何か問題かな~?」
「私だってイチャイチャしたいわよ。…所で竜騎………ムーナちゃんはまだなの?」
「え?もうじきだけど…。ドラゾーが抱えて連れて来るから」
「あぁ…ムーナちゃん…」
「「………(汗)」」
昼休憩中、アタシと竜騎と…オマケで友希那と3人で昼休憩を過ごしている。そしてこの羽丘に、竜騎の次に新しい男子生徒が来てるって話だ。友希那はムーナがまだかと言ってるから変わらずだけど。
「あ、おにーちゃん達!」
「あ、あこ!…とその子は?」
「アレ?火乃果ちゃん?」
「あ、竜騎さん!ご無沙汰してます!」
「あれ?おにーちゃんと火乃果って知り合い?」
「あぁ、中学の時にね。火乃果ちゃんも羽丘に?」
「はい、一家で引っ越して来たんです。兄も此処に転校して来たんです!」
「もしかして…炎が2人目?」
「はい、共学化のモデルに兄が選ばれたんです!」
「そっか…炎が…」
「ねぇ竜騎?その炎って言う人ももしかして…亮斗さんの?」
「いや、炎は中学の時の後輩で、一緒にデュエルギャングの一員だったんだ」
「そう言えば貴方…復讐者となってから、ギャングになったって…。それよりもムーナちゃんはまだかしら?」
「友希那はムーナの事ばっかりだなぁ…」
どうやら2人目は竜騎の中学の後輩らしい。あこと一緒に居る子は、その妹さんかぁ。この娘ももしかして…竜騎を狙ってるのかな…?
『マイロード、お待たせしました』
「にー」
「お、ドラゾー、ムーナ!」
「ムーナちゃん!」
おぉ、友希那は早速ムーナを抱いたか。そんな時…
「お、火乃果。あこも一緒か」
「あ、お兄ちゃん!」
「炎兄だ!」
「やっと見つけた~」
どうやら彼が火乃果ちゃんの兄らしい。同時にモカ達アフグロメンバーも一緒だ。
「湊さん達も一緒だったんですね」
「竜騎せ~んぱい!」
「竜騎?……あ!?」
「どうしたの炎?」
「お、久しぶり!」
「お、おおおおおおお…」
「おい、炎?」
彼は竜騎を見て何やら動揺し始めた。
「お久しぶりです!“親分”!!!」
「え…?」
「お、親分!?!?!?」
急に竜騎に向かって土下座で挨拶をしたのだ。ひまり達も驚いてる…。
「土下座しなくても…普通にしてくれれば良いんだけど…。中学卒業以来だな…」
「親分は妹の火乃果の恩人ですぜ!敬意はちゃんと示さないと子分失格です!」
「竜騎先輩と炎君って知り合いなんですか?それに恩人って…」
「竜騎、説明お願いね?」
「う、うん…」
竜騎の話によれば、出会いは4年前で、竜騎が犯罪者狩りをしてた時に、スーパーで起こった火事から助けた事がキッカケらしい。それで彼は竜騎を親分と呼んで尊敬しているらしい。
「しっかし、親分があの“漆黒の魔竜”だったとは驚きやしたぜ。水臭いですぜ?」
「いやぁ、正体を隠してたからさ…」
「でも、親分とまた過ごせて退屈にならずに済みますぜ。今後とも宜しくお願いしやすぜ!」
「あぁ、知人の男で良かったわ」
「竜騎さん、私も竜騎さんの野望を応援しますね!」
「ありがとう」
「竜騎は男にも好かれるんだねぇ」
「リサ…男に嫉妬してるのか?」
「勿論、嫉妬してるよ?アタシは彼女何だから!」
「彼女…?もしかして、親分が結婚を約束した相手って…あの今井リサさんの事ですか?」
「あぁ、そうなんだよ」
「あれ?君は竜騎から聞いてたの?」
「はい、親分…中学でも即答で断ってたんで」
「リューさんは、中学でもモテモテでしたか~」
「まぁ…指で数える程度だけどね…」
指で数える程度って…、竜騎はやっぱりモテるんだなぁ。
(リサ視点END)
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『竜騎のアジト:リビング』
「そう言えば、紗夜と燐子が来るんだったっけ?」
「そうそう、音楽祭の事で俺に出演と機材の話があるって。花咲川を通して正式に依頼するってさ」
「そうなんだ…(2人きりになれると思ったのにぃ…)」
竜騎と2人だけで過ごしているけど、紗夜と燐子が花咲川での音楽祭の事で竜騎に正式に仕事を依頼したそうだ。
『マイロード!紗夜様達がいらっしゃいました』
「上がって貰って」
『どうぞ~』
「お邪魔します竜騎さん」
「お邪魔、します」
「お邪魔しま~す!」
「香澄ちゃん達もいらっしゃい!」
「竜騎先輩に花咲川の共学モデルの男子生徒を連れて来たんです」
「花咲川も?」
「はい、私の親戚の琢磨って言うんです。琢磨~、コッチだ」
「おう……!?」
「あれ?琢磨…お前なのか…?」
「あ、兄貴…」
「「「「「兄貴!?」」」」」
有咲の親戚の、花咲川の男子生徒が竜騎の事を兄貴って…?
「久しぶりだな!元気にしてたか?」
「あ、兄貴…その、………すいません!!」
「たっくん!?」
「琢磨君…どうしたの?」
「あの…光君と竜騎さんは…お知り合いなのですか?」
「あぁ、俺やモモちゃんと同様に亮斗さんから誘われた1人なんだ」
「光君も…そうだったん、ですね…」
「でも、何で謝るんだ?」
「その…俺の所為で…兄貴が亮斗さんの敵討ちをする原因を使ったから…」
「え?」
敵討ちをする原因になったって、この間の桃実と同じ事を言ってる…。
「モモちゃんも言ってたけど、お前が悪い訳じゃ無いさ。俺が自分の憎悪を抑えれずにやっただけだ」
「そうっすけど兄貴…」
「お前が元気そうで何よりだよ」
「兄貴…、ありがとうっす…」
う~ん、良い雰囲気になってるなぁ。男同士の友情って言うのは分かるけど…何か複雑。
「あの…本題に入っても宜しいでしょうか?」
「あぁ、ゴメン…」
「す、すいません(汗)」
紗夜がコホンと咳払いをして、竜騎と琢磨って子が我に返る。
「それで竜騎さん、機材等や出演の事は学校も了承を貰ってます」
「成程、う~ん…後1人手を貸して貰いたいと言うのが本音だな…」
「確かに、この量でしたら…時間も掛かりますね…」
「あ、兄貴!」
「どうした?」
「俺に手伝わせて欲しいっす!」
「た、琢磨!?お前…何言ってんだよ…」
「俺も、兄貴の力になりたいんです!」
彼…必死に懇願してる。
「琢磨君も機械とかには強いの?」
「あぁ、兄貴や姉御達と一緒にやってたからな…」
「姉御?」
「アミの事だよ」
「葉山アミねぇ…?」
「リサ、どうした?」
「ううん、何でも無い」
「そっか。琢磨が手伝ってくれるならありがたい」
「また兄貴と一緒に活動出来て嬉しいっすよ!」
「では…光君。竜騎さんと…共に宜しく、お願いしますね…」
「はい、頑張ります!」
「琢磨、竜騎先輩の足は引っ張んなよ?」
「そうだよタッ君!竜騎先輩の足は引っ張らないようにね!」
「足引っ張る前提で言うなよ!?」
「大丈夫だよ、琢磨の腕は俺が保証するから」
「竜騎が言うんだから、大丈夫だよ☆竜騎のライブ、アタシも楽しみ☆」
竜騎と共に彼も一緒に手伝う事となった。アタシも何か差し入れでも持って行こうかな?
(リサ視点END)
第30話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「今日のカード紹介コーナー!!」
「今回もラッシュデュエルから紹介、“反攻の竜撃”!」
「ドラゴン族専用の罠だね!」
「相手によって戦闘で自分のドラゴン族を破壊された時に、手札を1枚捨てて発動!相手モンスターを1体破壊出来るんだ!」
「攻撃してもタダでは済まないって事だよねぇ!竜騎らしいカードで良いじゃん!」
「次回:花咲川の音楽祭!さて、盛り上げますか!!」
ご観覧、ありがとうございます!
次回もお楽しみに!