バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第32話です!


狂犬とラーメン

(竜騎視点)

 

 

「う~ん、どうするかな?」

 

 

何処か知らない場所で、俺は大きな扉が開かなくて困っていた。

 

 

「この先に、真の竜王になる為の何かがあるって分かってるけど…」

 

 

そう、この先に進みたい。真の竜王になる為にも通らなければならないこの扉に。

 

 

「一体…この扉の鍵は何処にあるんだ…?」

 

 

鍵も無く、開けられない事に途方に暮れていた。

 

 

『マイロードーーー!!』

 

「ん?」

 

 

後ろの方から何かが聞こえた。声の正体は俺の知っている奴だった。

 

 

「ドラゾー、来てくれたのか!」

 

『モードチェンジ!!』

 

 

そうドラゾーが電動自転車で此方に向かって来た。そしてドラゾーは電動自転車と合体して、大きなドラゴンへと変形した。

 

 

「よし!お前の力で扉をこじ開けるんだ!!」

 

『了解です!!』

 

 

ドラゾーが爪を食い込ませて、扉を抉じ開ける。

 

 

「後少しだ!頑張れドラゾー!」

 

『ウオオオオオオオ!!』

 

 

そして扉が遂に開いた。

 

 

「コレが…この先への、真の竜王の道…」

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

「んあ?」

 

 

朝日が眩しい。そうか…さっきのは夢だったか。

 

 

「ドラゾーが電動自転車と合体かぁ…、何かのお告げかな?…そう言えばドラゾーも、もうすぐ誕生日だったな」

 

 

そう、ドラゾーが誕生してから、後少し3年目を迎える。3年経つのは早いな…。

 

 

「そうか!誕生日プレゼントは、さっきの夢に出て来た電動自転車だ!そうとなれば、設計から考えないと!」

 

 

そう考えた俺は、朝食や準備を済ませてノートパソコンを鞄に入れる。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

『羽丘女子学園:中庭』

 

 

 

「ご馳走様リサ。今日も美味しかったよ」

 

「んふふ~♪お粗末様でした♡」

 

「さてと、作業に戻ろう」

 

「ん?何か作業?」

 

「あぁ…設計図だよ」

 

「新しい発明かしら?」

 

「ドラゾーの誕生日プレゼント」

 

「ドラゾーの誕生日?」

 

「うん、もうすぐなんだよね。夢でもお告げが出たし」

 

「お告げ?どんなお告げなの?」

 

「う~ん…秘密♪」

 

「…え?何で?アタシにまた隠し事をするの?」

 

「それは許さないわよ?」

 

「ちょ!?冗談だから…(汗)」

 

 

う~ん、本人に悟られない様にと秘密と言ったら、リサとゆきが凄く怖い。そんなに隠し事がダメなのか?まぁ、夢の内容だし良いか。

 

 

「ふ~ん、夢の中でそんな事が…」

 

「ドラゾーも、そのプレゼント気に入ってくれると思うわ」

 

「あぁ、必ず完成させるさ。今日はバンド練習もオフだし、何か食べて帰ってから作業するよ」

 

「アタシは今日はバイトだからなぁ…今度はアタシも一緒に良い?」

 

「勿論」

 

「わ、私も同行しようかしら?」

 

「友希那~?ラーメン食べるの?」

 

「た、食べるわよ」

 

 

そんなこんなで昼休憩を過ごす。さて、大まかな設計は出来た。後は放課後だ。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

『ラーメン銀河』

 

 

「いらっしゃい!」

 

 

俺はラーメン銀河と呼ばれるラーメン屋に来ていた。此処のラーメンが美味しいと雑誌やSNSでも聞くから、1度は食べて見たかった。

 

 

「あ、竜騎さん!」

 

「あ、トモ達も来てたんだ」

 

「リューさん、一緒にどう?」

 

「あぁ、食事なら大丈夫さ…リサにバレなければだけど」

 

「だ、大丈夫ですよ…(汗)」

 

 

店に居た、アフグロ面々と共に相席をする事に。雑談を交えながらラーメンを堪能した。

 

 

「そう言えば、竜騎さんの野望…この間言ってた事、あたし達は詳しく知らないんですけど…」

 

「あ、私も知りたいです!」

 

「秘密」

 

「即答しないで下さいよ~!?」

 

 

とそんな雑談をしていたら…

 

 

「おい、虫入りのラーメンってバカにしてんのか!?」

 

「あ、あわわわわ…」

 

「言い掛かり止めろって!?」

 

「ん?」

 

 

何やら青色の眼鏡っ娘と金髪のヤンキーっぽい少女と、悪そうな客が揉めている。店長も困惑しているし…

 

 

「あれって、マスキングと…」

 

「もう1人はあこや火乃果ちゃんと一緒に居る子か…」

 

「何か揉めてるね…」

 

「…」

 

「あ、竜騎さん!?」

 

 

トモの止めてる様だが、俺は構わず向かう。

 

 

「あ?何だテメェ?」

 

「あ、辰巳先輩!?////」

 

「辰巳…先輩?」

 

「こんな犯罪者の詐欺に掛かる必要は無いよ?」

 

「詐欺…?」

 

「おい、俺を詐欺師呼ばわりすんじゃねぇ!」

 

「…」

 

「あ、おい!?」

 

 

俺は奴の持ってた虫を取った。

 

 

「コレ、ゴム製のオモチャじゃん」

 

「はぁ!?」

 

「ガシャでも良く見かけるタイプだわ」

 

「な…テメェ…」

 

「コッチの台詞だろ!?」

 

「しかも、有名な大学じゃんソレ…。学校が知ったらどうなるかなぁ?」

 

「!?!?!?」

 

 

俺がそう脅すと、クレーマーは顔が青ざめて行く。

 

 

「や、止めてくれ…。払うからさ…」

 

「さぁて…俺には権限無いし…。俺としては犯罪者の苦痛に歪んで地獄に落ちる所を見たいけど、店長さん…どうします?」

 

「取り合えずは…通報するわ」

 

「ヒッ…すすす…」

 

「「「「???」」」」

 

「すみませんでしたあああああ!!」

 

 

クレーマーは金だけを置いて逃げて行った。

 

 

「あ、ありがとうお客さん」

 

「いえ、気に食わなかっただけなので…」

 

「も、もしかしてアンタ…辰巳竜騎さんっすか!?」

 

「ん?そうだけど…オタクは俺を知ってるの?」

 

「そりゃあ今凄い有名な人っすよ!真の竜王の資格を持つ人だって!佐藤ますき、バンドではマスキングって呼ばれてます。会えて嬉しいっす!」

 

「ありがとう、其処のオタクはもしかしてギターの?」

 

「あ、はははははい!朝日六花と言います!バンドではロックと呼ばれてます!」

 

「そっかぁ、宜しくね」

 

「あ、はい!!////」

 

「流石はリューさん、女の子を簡単に落とすなんて…モカちゃんは驚きですなぁ」

 

「からかうなよモカっち」

 

「あの、竜騎さん!」

 

「どうかした?」

 

「竜騎さんのギターと、セッションして貰って良いっすか?」

 

「いきなり!?」

 

「良いよ」

 

「またしても即答!?」

 

「ありがとうございます!!」

 

 

彼女、佐藤さんとのセッション…あこの話だとアドリブを交えたドラムテクニックも持ってると聞く。ラーメン代を払ってから、彼女とのセッションをする事に。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「いやぁ、竜騎さんとのセッションが凄い楽しかったっす!」

 

「俺も佐藤さんとのセッション、凄く刺激になったよ!」

 

「ますきで良いっすよ?」

 

「じゃあ…マーちゃんはどうかな?」

 

「マーちゃん…?」

 

「り、竜騎さん…流石にマスキングでも…」

 

「ダメだった…?」

 

「全然、竜騎さんだけの呼び方って凄く嬉しいっす!」

 

「アッサリと~」

 

「本当?良かった~。あ、そろそろ帰らないと。今日はありがとう!マリ達やロッちゃんも、また明日ね!」

 

「ろっ、ロッちゃん!?////」

 

「はい、お疲れ様です!」

 

「マーちゃん、またセッションしようね!」

 

「何時でも来てくださいっす!」

 

 

そう言って俺はラーメン銀河を後にした。

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

第32話:完

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「今日のカード紹介コーナー!!」

 

「今回はアミのカード、“融合”!」

 

「融合召喚の基本となる魔法カードだよね!」

 

「指定された融合素材モンスターを手札やフィールドから墓地に送って融合召喚!」

 

「融合に関するカードは沢山あるよね~。アタシのも出来るかな?」

 

 

「次回、ドラゾーと無礼執事!」

 

「ドラゾーが凄く口が悪くなってる…(汗)」

 

 

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
次回は他のRASメンバー出ます!
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