バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

35 / 209
第33話です!
今回のドラゾー、口が悪いです←


ドラゾーと無礼執事

(竜騎視点)

 

 

「さて、完成した事だし…ドラゾーを呼ぶかな。ドラゾー!」

 

『お呼びでしょうか?』

 

「今日はプレゼントがあるんだ」

 

『え?』

 

「ふふふ、誕生日おめでとう!」

 

 

そう言って、布を取ってプレゼントを見せた。

 

 

『ま、マイロード…コレは?』

 

「充電可能な電動自転車、名付けて“ドラゾー・ターボ”!しかも秘密の機能もあってな…」

 

『秘密の機能ですか?』

 

「そう!実は…」

 

 

俺はドラゾーに機能等の説明をした。

 

 

『何と!?マイロード…ありがとうございます!今日は最高の誕生日です!』

 

「今日は家の事は気にせずに楽しんで来てくれ」

 

『はい!』

 

 

ドラゾーはそう言って、電動自転車と体を繋げる。おぉ、中々カッコイイじゃないか。

 

 

『では、行って参ります!』

 

「おぉ、楽しんでな~!」

 

「にー」

 

 

俺はムーナと一緒に出掛けたドラゾーを見送る。さて、今日はリサ達が来るから準備しよう。

 

 

 

(竜騎視点END)

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

(ドラゾー視点)

 

 

 

『パラリラ~』

 

 

私は今日、誕生日なのです。そのお祝いにマイロードから電動自転車を貰いました!今日は夜にパーティを開くと言う事で、今日の私は上機嫌です。あ、でも安全運転だけは心掛けないといけませんね。

 

 

『夜には紗夜様からお祝いのお言葉を貰えれば、ウフフ…今日はハイテンションです!』

 

 

ご機嫌な私は進みます!そう、今日の私は風になります!

 

 

「何あれ…?」

 

「どうしたレイ?」

 

「今…誰も乗って無い自転車が走ってた様な…」

 

「What!?自転車が勝手に動く訳じゃないでしょ!?」

 

「ち、チュチュ様!?アレ!?」

 

「パレオまで何を言って…はぁ!?」

 

「ほ、本当に自転車が勝手に…動いてます!?」

 

「チュチュ様!捕まえましょう!」

 

 

この時、私の存在を知らずに誰かが追い掛けていたとは…気付いてませんでした。そして何より…最悪の誕生日にもなるとは知らずに…」

 

 

『少し充電を兼ねて休憩をしましょう…』

 

「えぇい!!」

 

『うわあ!?な、何ですか!?』

 

「みなさ~ん、捕まえましたよ~!」

 

「Nice、パレオ!」

 

「無人自転車を捕まえたんだな!」

 

『え?え?』

 

 

急に私は虫取りアミで捕まってしまいました。私は無人でも無ければ虫でもありません…(汗)

 

 

「この自転車…どうすんだよ?」

 

「確かに…売るとか?」

 

『勝手に売らないで下さい!!』

 

「「「「「えぇ!?」」」」」

 

 

私は身の危険を感じて叫びました!此方の皆さんは、驚いてますね…

 

 

「ドラゴン…の、ロボット?」

 

「すげえな…自分で動いて喋ってる…」

 

『私は単に誕生日プレゼントに貰った電動自転車でサイクリングしてただけですよ~!』

 

「何なのコレ…」

 

「チュチュ様、凄いですね!」

 

「おいテメエら。勝手に何処かに行ってんじゃねぇ!」

 

「あ、お師匠様!」

 

「遅いわよ風矢!」

 

「…風矢?」

 

 

私はこの名前を聞いた時に嫌な予感がした。私の予想が外れて欲しいと…。

 

 

「ったく…。で、何してんだよ?」

 

「うん、自転車が勝手に動いてたと思ったら…、このロボットが動かしてただけだったの…」

 

「ロボット?………!?」

 

「どうしたんだ?」

 

「………テメェは“ドラゾー”じゃねぇか!!」

 

『げっ!?そう言う貴様は“鈴井風矢”!!何故こんな所に居る!?』

 

 

そう、奴は私が嫌いな無礼な男、鈴井風矢だった。最悪だ…よりによって誕生日に出くわすとは…。

 

 

「何でテメェがこんな所に居やがる…」

 

『それはコッチの台詞だ!私はマイロードから貰った電動自転車、“ドラゾー・ターボ”でサイクリングしてただけだ!』

 

「何!?…う、羨ましい…。良し…あの方に会わせろ、今すぐだ!」

 

『黙れ!貴様の様な無礼執事にマイロードを会わせる気は無い!!」

 

「何だとこのバカゾーが。こうなったら、テメェとは決着を付けてやる!」

 

『上等だ!貴様とは何時か因縁に決着を付ける所だったんだ!デュエルしろ、この野郎!!』

 

「な、何か…大変な事になったね…」

 

「あのロボットさん…何処かで見たような…?」

 

「六花様、ご存じなのですか?」

 

「ただ、思い出せなくて…」

 

 

何やら女性の方々が言ってますが、私はこの無礼執事とデュエルをしなければ。そしてマイロードから貰ったドラゾー・ターボの機能を使う!

 

 

『行くぞ!』

 

 

ポチッ!

 

 

「は?」

 

 

BGMと共に自転車は変形して行く。そう、爪や足、車輪は翼の様に展開して私は合体する!

 

 

『ドラゾー、デュエルモード!!』

 

「な、何…!?」

 

「おぉ~!凄いですねチュチュ様!」

 

「え、えぇ…」

 

『「デュエル!!」』

 

 

こうして、私と無礼執事のデュエルが始まった。

 

 

 

 

(ドラゾー視点END)

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

(竜騎視点)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

「竜騎さん、此方の飾り付けは…終わりました」

 

「ありがとう!皆のお陰で助かったよ」

 

「何時もドラゾーには助かってますので、この位は大丈夫ですよ」

 

「ドラゾーが聞いたら、凄く嬉し泣きしそうだねぇ☆」

 

「ロボットだから、目からオイルが出るのかな?」

 

「オイルは流石に無いよ…」

 

「竜騎、ドラゾーはそろそろ帰って来るのかしら?」

 

「うん、そろそろと思うけど…ん?」

 

「どうしたの?」

 

「ドラゾーがデュエルモードになってる…」

 

「ドラゾー君もデュエルするの?」

 

「あぁ、俺と何時もやってる。今回は歩いて迎えに行くかな」

 

「あ、アタシも行くよ!」

 

「それなら私も…」

 

「じゃあ、紗夜達は留守を頼めるかな?」

 

「分かりました、気を付けて下さいね竜騎さん」

 

「え?アタシ達は?」

 

「今井さん達もお気をつけて」

 

「紗夜…?」

 

 

そう言って俺は、リサとゆきを連れてドラゾーを迎えに行く。

 

 

「私も…行きたかった、です…」

 

「私もです…」

 

「あこも行きたかった~!」

 

「にー?」

 

 

留守番の紗夜達が羨ましがってたのは、俺は知らなかった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「この辺りの筈だな…」

 

「分かるの?」

 

「ドラゾーには発信機も付けてるから、ちゃんと確認出来るさ」

 

「流石は竜騎だね…」

 

 

俺達がドラゾーが居る地点辺りに辿り着いた。

 

 

「あ、ドラゾーが居た!」

 

「アソコに居るのは…RASじゃないかしら?」

 

「RAS…あ!」

 

 

居たのはマーちゃんとロッちゃんだった。取り合えず挨拶しよう。

 

 

「マーちゃんとロッちゃん、どうしたの?」

 

「あ、竜騎さん!」

 

「辰巳先輩…!」

 

「マーちゃんにロッちゃん?」

 

「竜騎、何時知り合ったの~?」

 

「あぁ、この間ラーメン銀河でね」

 

「先輩はどうして此方に?」

 

「あぁ、ウチのドラゾーを迎えに来たんだけど。どうやらデュエル中見たいだけど…ん?」

 

 

ドラゾーの対戦相手を見ると、その相手は懐かしい相手だった。

 

 

「風矢?」

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

「竜騎さん、風矢の奴を知ってるんすか?」

 

「うん、中学の時の後輩だよ。デュエルギャングも一緒だったし…」

 

「ギャングですか!?」

 

「と言っても…犯罪者を狩るだけのギャングだったけどね。それにしても相変わらず仲が悪いなぁ」

 

「え?昔からなんすか?」

 

「うん、会う度に喧嘩」

 

「やっと見つけたわよ。辰巳竜騎…」

 

「ん?」

 

 

俺がマーちゃんに説明すると、ヘッドホンを付けた少女が話しかけて来た。

 

 

「初めまして…いえ、久しぶりかしら」

 

「あぁ、確かゆき達に喧嘩を振ったって言う…RASのDJ…チュチュだったっけ?」

 

「Yes!RASのプロデューサー、チュチュと申します」

 

「でも、初めて会うのに久しぶりじゃないよね?逆ナン?」

 

「What!?違うわよ!貴方とは2年前に会ってるじゃない!」

 

「へぇ…アタシの竜騎をナンパするんだ…」

 

「ちょ!?怖!?」

 

「ひええ…」

 

 

逆ナンと知ったリサが嫉妬で黒くなってる…。

 

 

「それはそうと!貴方とは決着を…」

 

 

ドン!!

 

 

「キャアア!?」

 

「「チュチュ(様)!?」」

 

 

彼女は何かに吹っ飛ばされた。そう思ってたら…俺の手を握っていた人物が居た。

 

 

「ご無沙汰しております、竜騎様」

 

「あ、風矢!久しぶり、元気そうだね!」

 

「はい、私はこの通りです」

 

『コイツ…負けた癖にマイロードの事になると元気になるなぁ…』

 

「お、今回もドラゾーが勝ったのか」

 

『勿論です!』

 

 

久しぶりに風矢と再会の挨拶を交わす。ドラゾーには負けた様だけど、元気そうで何より。

 

 

「ちょっと!?私を放置して何を和んでるのよ竜騎!?」

 

「おい、チュチュ!竜騎様を気安く呼び捨てしてんじゃねぇ!」

 

「何よ風矢!アンタを雇ってるのは私でしょ!?」

 

「俺は別にテメェに忠誠を誓った覚えはねぇ!」

 

「それよりも、私を忘れた何て言わせないわ!2年前のデュエルの事を…」

 

「2年前にデュエル?…えっと…」

 

 

俺はそう言って思い出そうとしている。2年前…ん?確か…似た色の髪の相手が居たな。カリスマデュエリスト主催の大きな大会…、名前は…珠手ちゆ…だった。

 

 

「まさか、珠手ちゆ?」

 

「そうよ!やっと思い出した様ね!」

 

「あれ、テメェだったのか…」

 

『そう言うば、そうでしたね…』

 

「知り合いかしら?」

 

『マイロードが2年前にデュエル大会で戦った人です。ワンターンキルで直ぐに終わりましたが…』

 

「それを言わないで頂戴!!あの時の屈辱は此処で晴らさせて…」

 

「私はボーカルとベースをしている“和奏レイ”です。RASではレイヤと呼ばれてます。貴方の事は花ちゃんから聞いてます」

 

「私はキーボードで、チュチュ様のメイドを務めてます、パレオと申します!あの竜騎様にお会い出来て光栄です!」

 

「うん、じゃあレイちゃんにパレちゃんだね!っと、いきなりの呼び方でゴメンね…」

 

「いえ、私は大丈夫ですよ」

 

「私も、竜騎様にそう呼んで頂けて光栄です!」

 

「聞きなさいよ!!」

 

「あ、まだ続いてたんだ」

 

 

他のレイちゃんやパレちゃんと仲良く話して居たら、珠手が大声で叫んだ。

 

 

「まぁ良いわ。辰巳竜騎、私とデュエルよ!私が勝ったら、王の資格を頂くわ!」

 

「ちょっと!?アタシが許すと思うの!?」

 

「貴女の逆恨みじゃない…」

 

「第一、テメェなんかが竜騎様に勝てる訳ねぇだろうが」

 

「それとも、王になると言うのに…逃げるのかしら?」

 

「いいよ、デュエルしても…」

 

「竜騎!?」

 

「負ける気は根も葉も無い」

 

 

俺はそう言って、ブラックヴルムを変形させて構える!」

 

 

「へ、変形した…」

 

「す、凄いです!」

 

「準備は良いか、珠手?」

 

「苗字で呼ばないで!!」

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

第33話:完

 

 

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「今日のカード紹介コーナー!!」

 

「今回は、“正義の味方”カイバーマン!」

 

「自身をリリースして、青眼の白龍を手札から特殊召喚!」

 

「1ターン目から出せるとなったら、最初から威圧感が半端ない!」

 

 

「次回、竜を狩る者!」

 

「え!?竜騎にとってヤバイじゃん!?」

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
次回はデュエル入ります、お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。