バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第36話です!
今回もリサ視点です。


竜騎の日常観察:後編

(リサ視点)

 

 

4日目:夜

 

 

 

『Circle:入り口』

 

 

 

 

「じゃあ、お疲れ様」

 

「えぇ、お疲れ様」

 

「お疲れ」

 

「あれ?竜騎、何処に行くの?」

 

 

竜騎がいつもと反対の方向へ向かって居たので、アタシはつい呼び止めた。

 

 

「今日は報酬金と臨時収入の2つが入ったから、1人で寿司を食べようとね…」

 

 

そっかぁ…。んふふ〜、アタシも竜騎の家に泊まるから、一緒に行こうかなぁ♡

 

 

「ねぇ竜騎、今日も泊まりに行きたいから、アタシも一緒に行っても良い?」

 

「行きたいの?」

 

「ダメ…なの?」

 

「まさか…じゃあ2人で行くか」

 

「うん、ありがとう竜騎♡」

 

 

そうだよね〜、竜騎はアタシと一緒に行くのが良いもんね♡

 

 

「ご馳走になるわ、竜騎」

 

「友希那〜、空気読んでよ~?」

 

「食事の時くらい問題無いでしょ?抜け駆けばかりで困るわね…」

 

「おにーちゃん、あこもお寿司食べたい!」

 

「あこ~?」

 

「ひっ…」

 

「竜騎さん…すみません本当に(汗)」

 

「まぁ大丈夫だよ…」

 

「では、行きましょう…」

 

「あ、うん…」

 

「って、燐子~?どさくさに紛れて竜騎に引っ付かないの!」

 

 

 

皆揃って竜騎と一緒に居ようと必死になってる。んもう…竜騎と2人で食事したかったのに…。

 

 

「竜騎さん、何か注文をしましょうか?」

 

「じゃあ、エビの炙りを1皿頼むよ」

 

「竜騎、アタシが頼んであげるよ♪」

 

「今井さん、私が居るので大丈夫です」

 

「アタシがするから大丈夫だよ~?」

 

 

今度は紗夜が竜騎の気を引こうと必死になってる。紗夜も最近、竜騎に段々と近づいて来てる気がする…。ドラゾーがこの場に居たら、紗夜の味方をするのは目に見えてるからなぁ…。

 

 

「竜騎さん…あーん////」

 

「りん…(汗)」

 

「あ、あこもする~!」

 

「あこちゃん…ダメだよ…?」

 

「りんりん…」

 

「燐子ってば、あこにまで恐怖心を植え付け始めたわね…」

 

 

あこも燐子に恐怖を覚え始めたねぇ…。一体誰の影響なのかな〜?←

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

5日目:夕方

 

 

「竜ちゃん、今日こそ来て貰いますよ!」

 

「また来たの〜?懲りないなぁ」

 

「勝手に竜騎を引き抜かないで頂戴」

 

「兄様の側に居るのは…私です…」

 

 

Morfonicaがまたしても竜騎を月ノ森に引き抜こうとしてる。既に竜騎がデュエルで勝ってるのに…。

 

 

「仕方無い…ラッシュデュエルで勝負だ」

 

「そうこなくては!」

 

「「ラッシュデュエル!!」」

 

 

竜騎も竜騎で、直ぐにデュエルで解決しようとする…。竜騎が負けるとは全く思わないけど、少しは断ったりしてよね〜。

 

 

「ドラゴニック・スレイヤーでダイレクトアタック!」

 

「キャアアア!?」

 

「やっぱり強いよ〜」

 

「流石は竜騎さん…」

 

 

 

当然、勝ったのは竜騎だった。新しく手に入れた“ドラゴニック・スレイヤー”でトドメを刺した。

んふふ~♡流石はアタシの竜騎だね~♡

 

 

「兄様、何処かでお茶しませんか?」

 

「そうですね、竜騎さんとの有意義な時間を過ごしたいです」

 

「そう?」

 

「って!?しろ、ルイは勝手に抜け駆けしない!」

 

「黙っててくれる、メス豚達?」

 

「そうよ…静かになさい」

 

「ヒッ!?」

 

「しろちゃんとるいるいが、また…」

 

「アタシを無視して勝手な事しないでくれる~?」

 

「「………」」

 

 

アタシを無視して、何を楽しそうにアタシの竜騎にお茶に誘ってるのかな~?

 

 

「3人共、どうしたんだ?」

 

「ううん、何でも無いよ兄様」

 

「えぇ、問題ありません」

 

「そうだよ~☆」

 

「そう?」

 

 

(((((竜騎(さん/おにーちゃん)騙されてる…)))))

 

 

竜騎の前で喧嘩とか良くないよねぇ。何故か友希那達が呆れてるようだけど…何でかな?

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

5日目:夕方

 

 

 

「竜騎、今日こそぶっ潰してやるわ!」

 

「おいチュチュ…」

 

「竜騎さんに迷惑になるよ?」

 

「そうだよ~?大人しく帰るなら見逃すよ~?竜騎の敵はアタシの敵だからね?」

 

「私達も同意見よ?」

 

「あの…竜騎さんは?」

 

「そう言えば…」

 

 

道端でRASに出会い、竜騎にまた勝負を挑もうとしているチュチュ。レイヤ達が止めるけど…アタシは竜騎を困らせようとするなら容赦はしないからね~?

そして燐子の言葉に、竜騎はどうしてるのかと言うと…。

 

 

「竜騎様、本日はアールグレイとチョコチップ入りのスコーンでございます」

 

「ありがとう、何時食べても美味しい」

 

「恐れ入ります」

 

「あの風矢が…紅茶とお菓子を出してる…」

 

「What!?私達にも出したこと無いのに!?」

 

「辰巳先輩の前だからでしょうか?」

 

 

そう、鈴井風矢が竜騎に紅茶とスコーンを出していた。

 

 

「ねぇ、私達の分は無いの?」

 

「申し訳ございませんが、竜騎様の分しか用意が出来ませんでした」

 

「湊さん達から聞いた通り…失礼な方ですね」

 

「誤解です。私はただ…竜騎様以外の人間がどうでも良いだけなのです!」

 

『威張って言うな無礼執事!!』

 

「でも、風矢の紅茶やスコーンは本当に美味しいから、皆にその美味しさを知って欲しいな」

 

「皆様の分をお持ちしました」

 

「用意が早い!?」

 

「竜騎さんの言う事には敏感なのですね…」

 

『コイツは、マイロード以外には常にこうですよ!』

 

 

うん、ドラゾーの言う通り竜騎に対しては態度が変わるんだよねぇ。でも…美味しいのは確かだ…アタシ程では無いけどね。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

6日目:昼

 

 

 

「皆でBBQしたら、笑顔になれるわよ!」

 

「コロッケもあるよ~!」

 

「ふふ、山でBBQとは…儚い」

 

「そうだね~、アタシ達まで呼んでくれてありがとう!」

 

「うん、エビも美味しい。ミサの分の取るよ?」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 

ハロハピと混合でBBQをやってます。竜騎も美味しく食べてる…竜騎の笑顔、凄く良いなぁ。アタシが独占したいけど…。

 

 

「竜騎君、このエビ食べる?」

 

「良いの?」

 

「うん、竜騎君には迷子の時にも助かってるから…」

 

「私が…しますので…」

 

「そうだよ~?アタシも居るから燐子も花音も邪魔しないでね~?」

 

「………嫌です」

 

「ふ、ふえぇぇぇ…」

 

「また始まった…(汗)」

 

 

花音が竜騎にエビを上げようとしてるから、思わずアタシも負けられなくなって割り込んだよ。燐子は変わらず対抗して来るなぁ。

 

 

「2人共、止めなさい」

 

「そうですよ」

 

「「ゴメンナサイ…」」

 

「…(汗)」

 

 

友希那と紗夜が止めに来た。まぁ折角のBBQだから、此処は素直に止めて置こう。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

7日目:夜

 

 

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

 

「今日こそ2人きりだねぇ…」

 

「うん、そうだね」

 

「最近は他のバンドの娘達も、必死に竜騎を狙ってるから…アタシ大変なんだよ?」

 

「うん、ゴメンね。でも俺はリサだけだと言うのはこれからも変わらないさ」

 

「分かってるよ♡その分、今日はアタシだけを見てね。アタシ以外の女の子の名前を出すのもダメだよ?」

 

「わ、分かってるよ…」

 

 

んふふ~♡今日は他の女の名前も出させないからねぇ♡アタシだけを見て貰う為だもん♡

 

 

「コレがりんやゆき達も居たら…」

 

「リュウキ?」

 

「あ…ゴメン(汗)」

 

「タップリ…調教シテアゲル…」

 

(オワタ…)

 

 

今日は寝かせないからねぇ♡と言う訳で、コレが1週間に渡る竜騎の日常観察。アタシの愛の記録がまた増えました☆

 

 

 

 

 

(リサ視点END)

 

 

 

 

第36話:完

 

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「今日のカード紹介コーナー!!」

 

「今回は、“亜空間物質転送装置”!」

 

「自分フィールドの表側表示モンスター1体を、エンドフェイズまで除外出来るよ!」

 

「モンスターを守ったり、次に展開する時に凄く助かるんだ!」

 

 

「次回、謎の黒竜使い、登場!」

 

「一体誰なんだろう?」

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

 

 

「ふぅ…リサの愛は重いけど、そんなリサも好きなんだよね。さて…ブラックヴルムのデータを整理しよう………アレ?無い…?」

 

 

竜騎は少しだけブラックヴルムのデータを整理していた。そんな時に事件が起きた。

 

 

「“3年前に記録してた“真紅眼のデッキレシピ”と“あの設定資料”が無い…、間違えて消したのか?」

 

 

どうやら彼の在った2つのデータが無くなってた。1つはデッキレシピ…もう1つは………

 

 

「竜騎~、そろそろ寝ようよ?」

 

「うん、もう行くよ」

 

 

リサが竜騎を呼びに来た。竜騎は電気を消して後にした…。

 

 

(きっと、間違えて消したのかも知れないな。3年前だし、クライアントのデータじゃ無いから良いか)

 

 

だが、この時の彼らは知らなかった。その2つのデータが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この先の鍵を握って居ると言う事には…

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回は第2章の鍵を握る人物登場です、お楽しみに!
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