第3章開始です。
星のカリスマの妹
(竜騎視点)
『羽丘女子学園:中庭』
「此処で8切りだ!」
「って、コレで2度目じゃん!」
「はい、大富豪」
「竜騎先輩、強すぎですよぉ!?」
「竜騎さん、トランプも強すぎる…」
現在、昼食を食べ終わった後にリサやアフグロメンバーと大富豪をしている。
「少しは手加減して下さいよ~!」
「無理」
「また即答された~!(泣)」
マリは手加減してとか言ってるが、勝負事(特にカードゲーム)で手を抜くのはデュエリストのする事じゃ無いんだよねホント←
「おにーちゃん!」
「お、あこ!ロッちゃんに火乃果ちゃんも!それと…」
「あ、友達の明日香だよ~!おにーちゃんと会うのは初めてだったよね!」
「!?////」
あこ達と一緒に来た、明日香と呼ばれる1年生は何故かロッちゃんの後ろに隠れる。
「どしたん明日香ちゃん?」
「だ、だって…」
「だ、大丈夫?」
「ひゃい!?…失礼します///」
そう言って彼女は何処かに行ってしまった。一体どうしたと言うのだろう?
「俺…何かした?」
「気にしないで下さい。明日香はただ、憧れの竜騎さんに初めて会ったから、緊張してるんです」
「そっか…」
「竜騎のファンは増えるねぇ〜?」
「リサ…(汗)」
「ふふふ、分かってるよ☆それだけ竜騎が魅力的だって事は☆」
「あ、ありがとう…(汗)」
リサは変わらず俺にゾッコンだなぁ…嫉妬してる分、俺を愛してくれてるんだなと…俺は思う。
(竜騎視点END)
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(明日香視点)
「ふんふふ~ん♪まだかな?まだかな?」
「お姉ちゃん…テンション高すぎ…」
今日はお姉ちゃんの愛しい人とやらが、内にご飯を食べに来るらしい。どうもギターの事とかも有っての事だって。
あのお姉ちゃんに好きな人って…一体どんな人なんだろう?お姉ちゃんって、男の人と知り合いって少ない筈…?
「それにしても、凄い量のエビフライだね…」
「だって、大好物は用意しないとね~」
その人の大好物とされているエビフライを大量に作るとか、お姉ちゃんが料理をするまでになるって…凄いなぁその人。
ピンポ~ン♪
「あ、来た来た!は~い!」
どうやらお姉ちゃんの言ってる人が来た様だ。どんな人なんだろう…?
「わざわざ食事まで頂く形になって、ゴメンね」
「全然大丈夫ですよ!来てくれて、ありがとうございます!」
アレ?何処かで聞いた事のある声なんだけど…
「お邪魔しま~す」
「どうぞ!」
「え…え…えええええええ!?たたたたたた、辰巳先輩!?」
嘘…どうして辰巳先輩が家に!?
「アレ?オタクは確かあこ達と一緒に居た…」
「あ、妹のあっちゃんです!」
「香澄ちゃんの妹さんだったのね…」
「あ、はい…戸山明日香と言います!」
私は挨拶をした事が無かったので、慌てて挨拶をした。
「もしかして…お姉ちゃんが一目惚れした相手って…」
「竜騎先輩だよ~!」
「えええええええ!?」
「因みに…香澄ちゃんは初めて会って早々に告白したんだよね…」
「ええええええええええええええええ!?」
お姉ちゃん…いきなり告白してるの!?辰巳先輩はカリスマデュエリストで、漆黒の魔竜として音楽でも活動している人。私のクラスでもファンの人が多く、サインを貰いに行ったりする人も多い。
そんな辰巳先輩が家に来たのだから、驚くよ…(汗)
「先輩、私の作ったエビフライはどうですか?」
「うん、美味しいね!」
「良かった~!」
お姉ちゃんが作ったエビフライを食べてる辰巳先輩、普段はクールな一面しか見た事が無いけど…新鮮な気分。
「それじゃ竜騎先輩、ギターの方で部屋までお願いします!」
「うん、分かった」
「あっちゃんも一緒にどう?」
「わ、私は良いよ…バンドやって無いからさ…では辰巳先輩、ごゆっくり!」
私はそう言って自分の部屋に戻った。
「あっちゃん、どうしたんだろう?」
「???」
『明日香の部屋』
「………」
私は部屋のベッドに転がっている。辰巳先輩はお姉ちゃんにも好かれてる…。話ではお姉ちゃんだけで無く、市ヶ谷さん達や他のガールズバンドの人達からも好かれてるって言う話もある。
「私なんか…とても釣り合わないよ…」
私は悔しかった。憧れの人は偉大で大きい存在だ。音楽をやってない私なんかが…対等にして良い筈が無いと、私は思った。
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「明日香ちゃん、元気が無いけど大丈夫?」
「何でも無いよ…」
「本当に?」
「大丈夫だから…」
今日は六花と一緒に帰っている。正直、辰巳先輩の事で悩んでるなんて言えない…。
「お、可愛い娘じゃん!」
「ひゃ!?」
「何ですか?」
私達の前には知らない男が2人居た。如何にも危ない連中だって言うのは分かる。
「俺達と遊ばない?」
「お断りします」
「生意気だな…おい」
ガシッ!!
「ちょ!?離して!」
「あ、ああ…明日香ちゃんを離して下さい!」
「うるせえ!」
「キャッ!?」
六花がもう1人に突き飛ばされる。
「六花!?グッ!?」
私は其処で意識を失った………私、どうなるんだろう?
(明日香視点END)
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(竜騎視点)
『Circle:ロビー』
「さて、打ち合わせは以上よ」
「OK!じゃあまた明日練習だね!」
「そうだな、帰って俺ももう少し練習を…」
「辰巳先輩!!」
「あ、六花!」
「ロッちゃん?どうかしたの、そんなに慌てて?」
ロッちゃんが息を上げながらも俺の所に来た。
「あ、明日香ちゃんを…助けて下さい!」
「明日香ちゃんって…香澄ちゃんの妹さんの事?何かあったの?」
「実は…」
ロッちゃんの話だと、突如2人組の男に明日香ちゃんが攫われたと言う内容だった。
「場所は…分かる?」
「それが…全くです…。明日香ちゃんの鞄だけならあるんですけど…」
「分かった、後は俺が行く」
「竜騎!?危険だよ!?」
「放って置いたら、香澄ちゃんの妹さんの方が危ない」
「竜騎さん!?」
俺は迷わず走った。そう言う犯罪者とか本当に気に食わない…潰してやる!
(竜騎視点END)
第43話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回は、“今回はホーリージャベリン”!」
「あ、エクスが使ってたカード!確か攻撃して来たモンスターの攻撃力分、ライフを回復するんだったよね!」
「ただし、攻撃を無効に出来ないから要注意!」
「次回、幻撃で打ち砕け!」
「幻撃って…何?」
ご観覧、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!