バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第52話です!
参加メンバーが殆どです。


管賀吹奏学園へ

(竜騎視点)

 

 

 

「それじゃあ、行って来るよ」

 

『今井様、湊様、ムーナを宜しくお願い致します』

 

『私達も竜騎様と同行させて頂く物なので…』

 

「大丈夫、アタシ達に任せて!」

 

「竜騎達も気を付けて。ムーナちゃんとは一杯遊ぶから」

 

「にー」

 

 

俺はドラゾーとドラの助を連れて、管賀吹奏学園へと向かった。リサ達にムーナを任せる形ではあるが、ムーナも元気に見送ってくれた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『駅』

 

 

 

「松崎先生、おはようございます」

 

「おはよう辰巳君…と、辰巳君の家のロボット…増えて無いかしら?(汗)」

 

『私、ドラゾーの父親のドラの助と申します!今は竜騎様の家でお手伝いをしております』

 

「そ…そう(汗)」

 

『私の計算能力は、バカ息子よりも優れておりますとも』

 

『一言多いぞ、バカ親父!』

 

「竜騎さん!」

 

「辰巳先輩」

 

「あ、トモ!明日香ちゃん!」

 

 

ドラゾーとドラの助が口論し、松崎先生が呆れてるとトモと明日香ちゃんも到着した。

 

 

「おはようございます」

 

「竜騎さんは早いですね」

 

「まぁね」

 

「「おはようございます」」

 

「ルーちゃん、レイちゃん、おはよう!」

 

 

同時にルーちゃんとレイちゃんとも合流。紗夜達花咲川の生徒は現地集合と言う形だ。

 

 

「では、皆さん出発しましょう」

 

「はい」

 

 

こうして、俺達6人と2体は管賀吹奏学園へと向かった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

『管賀吹奏学園:正門』

 

 

 

「此処が…管賀吹奏学園か…」

 

「でも、紗夜さん達…居ませんね」

 

「それどころか…静か過ぎませんか?」

 

「確かに…」

 

 

到着はしたが、辺りを見回しても紗夜達の姿は無かった。それどころか招待してる割には静か過ぎる…。

 

 

「竜騎さん、何か連絡は入ってますか?」

 

「いや、今の所全く無い…。紗夜だったら何かしろ事前に連絡とかくれる筈なんだけど…」

 

 

そう、花咲川の紗夜達4人は常識のあるまとも系だ。遅刻は先ず無いと思いたい。

 

 

「もしかして、既に入ってるってオチとか…?」

 

「先生、入って見ましょう」

 

「そ、そうね…」

 

 

そう言って、先生を先頭に学園へと足を踏み入れる。しかし…この後、あんな事になるとは俺も…誰もが思っても無かった…。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『管賀吹奏学園:体育館』

 

 

 

 

「誰も居ない…?」

 

「生徒1人ですら…見当たらないですよ?」

 

『どうなってるんでしょうか?紗夜様達も見当たりません…』

 

『招待状にはこの場所と記されております』

 

「だけど…生徒も教員も居ないって…前代未聞過ぎる…」

 

 

誰も居ない事に疑問を持つ俺達。だが…

 

 

「よく来たな」

 

「誰?」

 

『あ、上です!』

 

 

ドラゾーがそう言って上を向けば、管賀吹奏学園の制服を来た女子生徒が現れる。

 

 

「私はこの学園の吹奏楽部の部長にして生徒会長、高梨千秋だ」

 

「同じく書記であり参謀の、稲村小太郎!」

 

「ワシは副会長の、羽田三郎!」

 

 

この学園の生徒会を名乗る連中が現れる。

 

 

「この学園、一体どうなってるの?生徒も殆ど見ないし…教員達も居ないけど」

 

「私が理事長としての権限も持っている、何も問題無い。他の生徒は…知らん」

 

「理事長の権限…法律上無理があるでしょう?」

 

「コレを見ろ!会長はその権力の証明書がある!」

 

「マジか…で、俺達を招待した理由は何だ?」

 

「辰巳竜騎や他の連中、貴様達に裁きを下す!そう、音楽を汚した大罪をな!」

 

「大罪…だと?」

 

「意味が分からないわね」

 

 

俺達が一体、何をしたって言うんだ?

 

 

「音楽とは本来、吹奏楽を管楽器等で美しい音色を奏でる神聖な物だ!」

 

「何が言いたい訳?」

 

「貴様達のやっている事は、音楽の歴史の冒涜に他ならない!」

 

「ふざけんな!そんなのアンタ等に決められる筋合いは無いだろ!」

 

「そうですよ、取り消して下さい」

 

 

生徒会長の言葉に、トモとレイちゃんが怒っている。当然だ、俺も同じく怒ってる。

 

 

「それに、そんな意思を持ったガラクタ等を作って…人間と同等とは片腹痛い」

 

『何!?』

 

「勝手に存在を否定するとは…』

 

「随分と言いたい放題だな…で、どうするって言うんだ?」

 

「私とデュエルして貰おう…、ソッチが勝ったら好きにすれば良い。此方が勝てば…まぁ、此方が勝った時に言おう…」

 

「辰巳君…どうするの?」

 

「先生、トモ達をお願いします。ドラゾー達も先生のフォローだ」

 

『『承知しました』』

 

 

俺は先生達にトモ達を任せ、あの生徒会長とデュエルをする事になった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

竜騎:LP4000

千秋:LP4000

 

 

 

『1ターン目』

 

 

 

「私のターン!私はこのままターンエンドだ」

 

「何!?」

 

 

相手は何もせずにターンエンドした?何を考えてるんだ…手札からの効果か…それとも手札事故か?

 

 

「竜騎さんを相手に何もしないって…」

 

「何か怖いですね…」

 

『手札から効果を狙ってるのでしょうか?』

 

 

 

『2ターン目』

 

 

 

「俺のターン、ドロー!ゲートウェイ・ドラゴンを召喚!そして効果を発動し、チューナーモンスター、ヴァレット・トレーサーを特殊召喚!」

 

「お、竜騎先輩がいきなり展開だ!」

 

(この状況で…アイツのカードを使おうと思ったのは何でだろうな…)

 

 

俺は昔の事を思い出していた…

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

(回想)

 

 

「俺は、デュエルを辞める事にするぜ」

 

「ど、どうしてだよ!?」

 

「俺の両親さ…交通事故で亡くなったんだ。親戚に引き取られる事になって…恐らく前の様にはデュエル出来ないかもしれない」

 

「かもだろ!?確定した訳じゃないだろ!」

 

 

コレは6年前の友人との過去。その友人は両親を交通事故で亡くしてしまい、親戚に引き取られる事になった。

 

 

「すまねぇな。せめてコイツを貰ってくれ…」

 

「コレ…お前のエースじゃ無いか…」

 

「お前なら大丈夫だろ…じゃあな」

 

「俺は待ってる!必ずお前がデュエルに戻って来る事を!その時に必ず返すからな!だからサヨナラは言わない!」

 

 

俺は遠ざかって行く友人の背中を見ながらそう言った。何時か…アイツとまたデュエルしたいから…

 

 

 

(回想終了)

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

「俺はレベル4のゲートウェイに、レベル4のトレーサーをチューニング!」

 

「レベル8のS召喚?」

 

「生死を司る0、今こそ理を破り黒き炎で焼き尽くせ!S召喚!レベル8、“インフェルニティ・デス・ドラゴン”!!」

 

 

 

インフェルニティ・デス・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2400

闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、

相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。

選択した相手モンスターを破壊し、

破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。

この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

 

 

「インフェルニティ…竜騎さんの新しいカードか?」

 

『いえ、マイロードが昔、ご友人から渡されたカードです』

 

「そうなんだ…」

 

「バトル!インフェルニティ・デス・ドラゴンでダイレクトアタック!」

 

「くぅっ………」

 

 

千秋:LP4000→3000

 

 

「竜騎さんが有意になりましたね」

 

「俺は1枚セットしてターンエンド!」

 

 

次で決めれば勝ちだ。さて、どうでる?

 

 

『3ターン目』

 

 

「私のターン、カードを1枚セットしてターンエンド」

 

『ま、またですか?』

 

「コレは完全に手札事故の様ですね」

 

「竜騎さん、決めちゃって下さい!」

 

 

『4ターン目』

 

 

「俺のターン、ドロー!このままバトルだ!インフェルニティ・デス・ドラゴンで…」

 

「待て!」

 

「何だ、デュエル中だぞ?」

 

 

先程の羽田とか言うオッサンっぽいのが急に止めた。何だと言うのだ?

 

 

「貴様はこのまま負けるのだ」

 

「訳わからん…」

 

「アレを見ろ!」

 

『…あぁ!?マイロード、アソコに!』

 

「え………!?」

 

 

奴が指を指した方向にドラゾーが叫ぶ。俺も見ると…

 

 

「紗夜…?有咲、チサ…ミサまで…?」

 

「す、すみません竜騎さん…」

 

「先に着いた途端…コイツ等に………」

 

『おい、紗夜様達を離せ!!』

 

「動くな!」

 

『!?』

 

「アイツ等は…私の時の…」

 

 

そう、紗夜達4人が連中に捕まっており、しかもその近くの男2人は明日香ちゃんを誘拐した2人だった。

 

 

「何の真似だ!?」

 

「君が動けば、彼女達は…どうなるのだろうね?」

 

「人質!?」

 

「おい、卑怯だぞ!?」

 

「伝統を守る為に、手段を選ぶつもりは無い」

 

「何が伝統を守るだ!ふざけんな!」

 

「動くんじゃねぇ!!」

 

「「「「!?」」」」

 

 

あの2人は、紗夜達にスタンガンを向ける。

 

 

「止めろ!!」

 

「なら…このままターンエンドをする事だ…」

 

「………ターンエンドだ………」

 

「た、辰巳君…」

 

「先輩…」

 

 

『4ターン目』

 

 

「私のターン、ドロー!先ずはサイクロンを発動して、セットしたカードを破壊!」

 

「っち…」

 

「更に魔法カード、“ハンマーシュート”で、そのドラゴンを破壊」

 

 

 

ハンマーシュート

通常魔法

(1):フィールドの攻撃表示モンスターの内、攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。

 

 

 

「竜騎さんのモンスターを…」

 

「更に手札のレベル5以上のモンスターを墓地に送って、“暗黒騎士ガイアオリジン”を特殊召喚!」

 

 

 

暗黒騎士ガイアオリジン

効果モンスター

星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200

このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):手札からレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。

このカードを手札から特殊召喚する。

(2):戦士族モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースにできる。

(3):自分・相手のバトルフェイズに、墓地のこのカードを除外し、

元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力は元々の数値になる。

 

 

「更に手札から融合を発動。手札の“暗黒騎士ガイア”と“カース・オブ・ドラゴン”を融合させる。融合召喚!“竜騎士ガイア”!!」

 

 

 

暗黒騎士ガイア

通常モンスター

星7/地属性/戦士族/攻2300/守2100

風よりも速く走る馬に乗った騎士。突進攻撃に注意。

 

 

 

カース・オブ・ドラゴン

通常モンスター

星5/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守1500

邪悪なドラゴン。闇の力を使った攻撃は強力だ。

 

 

 

竜騎士ガイア

融合モンスター

星7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100

「暗黒騎士ガイア」+「カース・オブ・ドラゴン」

 

 

 

『竜騎様の場が…がら空きになっただけで無く…』

 

「攻撃力の合計が…」

 

「コレで…終わりだ…散れ!!」

 

「くっ…うわああああああああああ!?」

 

 

竜騎:LP4000→-200

 

 

俺は何の抵抗も出来ず…負けてしまった………。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ぐう!?」

 

「「「「竜騎さん(先輩)」」」」

 

『マイロード!!』

 

 

紗夜達も解放され、飛ばされた俺の方へ走って来た。

 

 

「竜騎さん、大丈夫ですか!?」

 

「紗夜…皆…ごめん…」

 

「先生の所為ではありません」

 

「そうですよ!アイツ等があんな卑怯な事をするから…」

 

「貴方達…それが生徒会のする事なの?教師としても見過ごせないわ」

 

「どうとでも言うが良いさ。さて、勝ったのは此方だ。先ずは…」

 

「は、離して!」

 

「戸山さん!」

 

「明日香ちゃんを…どうする気だ…?」

 

「貴様達には関係無い。そして貴様達には、この学園の為に働いて貰おう…私達の監視元でな…」

 

「何…!?」

 

「クソ…」

 

 

俺達はこの生徒会の連中に捕まってしまい、労働を言い渡される。明日香ちゃんも俺達とは別の所に連れて行かれた………。

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

第52話:完

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「カード紹介コーナー!!」

 

「今回は、ハンマーシュート!」

 

「攻撃表示モンスターの内、一番攻撃力の高いモンスターを破壊するんだね!」

 

「そう、だから自分のモンスターになるって事もあるから、使うタイミングには気を付けよう!」

 

 

「次回、風紀の乱れは紗夜の怒り!?紗夜が…怒ってる(汗)」

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
次回もお楽しみ!
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