バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第58話です!
坑道を進みます。


坑道の先に…

(竜騎視点)

 

 

 

『坑道』

 

 

 

「旧校舎にこんな坑道があるなんてな、吹奏楽の学園なのに…」

 

「確かに市ヶ谷さんの言う事も一理あるね…」

 

「此処では、管楽器の作成に必要な鉱石が採れていた坑道なのよ…今では、殆ど取れないけどね…」

 

「あぁ、学園も経営困難だった…そんな時だったな、生徒会が理事長の権力を持って、腐り始めたのは…」

 

 

鉱石が採れなくなってからか…。しかし生徒会や教育委員会だけでは、どうこう出来る問題では無さそうだ。恐らく………

 

 

 

「ん?」

 

「どうした?」

 

「何か聞こえる…」

 

「地震か?」

 

「それとも、坑道が崩れるとか…何て事は無いですよね?」

 

「奥沢さん、フラグを立てるなよ…」

 

「あらあら~、それは困りますよね~姉さん」

 

「アンタは呑気に言わないの…」

 

「気を付けろ、生徒会の差し金って事が一番有り得る…」

 

「あぁ…」

 

 

俺達は生徒会からの差し金と踏んで、身構える。

 

 

ドゴンッ!!

 

 

『ふう~…ようやく出てこれました…』

 

「にー」

 

 

壁が壊れて出て来たのは…俺が良く知ってる2体だった。

 

 

「ドラゾー!ムーナも!?」

 

『あ、マイロード!紗夜様!それと皆様も!』

 

「にー!」

 

「おっと!」

 

 

出て来たドラゾーが戻って来た。しかも一緒にムーナも着いて来ており、竜騎を見るなり竜騎に飛びついた。

 

 

「どうやら無事に成功した様だな。」

 

「ドラの助さんが居ませんが…それにムーナも一緒ですし…」

 

『親父は門のセキュリティとの闘いでダメージを負ってしまい、今はアミ様が修理している最中です…』

 

「そうか、ムーナも心配掛けたな」

 

「にー」

 

 

ムーナも寂しかったのか、凄く擦り寄っている。そりゃ2日も帰って無いのだから寂しかったよなぁ…。

 

 

「「「竜騎(さん/先輩)!」」」

 

「リサ!?りんと香澄ちゃんも!?」

 

「どうして3人が此処に?」

 

「何か…また増えたな…」

 

 

リサとりん、香澄ちゃんも一緒に出て来て、リサとりんに至っては直ぐに抱き着いて来た。

 

 

「良かった…無事で良かったよぉ…」

 

「心配、したんですよ…」

 

「す、すまない…」

 

「竜騎せんぱ~い(泣)」

 

「香澄ちゃん…(汗)」

 

 

香澄ちゃんも後からくっ付いて、リサ達と一緒に心配したと言ってる。

 

 

「香澄も一緒に着いて来たのかよ…」

 

「あ、有咲も無事だったんだ!」

 

「私はオマケかよ!?」

 

「氷川さんも…無事でしたね」

 

「そうだね~、紗夜達も無事の様だね」

 

「私達がオマケの様に思えるのは気のせいでしょうか?」

 

「………うん、気のせいだよ☆」

 

「気のせい…です」

 

「そうですよ!気のせいです!」

 

「今の間は何だよ…」

 

 

確かに間が空き過ぎてる…。まぁリサ達に限って無いかとは信じたい。

 

 

「おい竜騎…コイツ等は知り合いか?」

 

「確か、Roseliaの他のメンバーとポピパのボーカルの…?」

 

「そうだな、リサ達にも説明があるからな…」

 

 

俺は零一側とリサ側にそれぞれの情報を提供した。

 

 

「そうなんだ…竜騎の友達と、亮斗さんとの活動の双子の姉妹かぁ…」

 

「アンタが辰巳と約束したって女ね…」

 

「私達も告白はしたのですが~」

 

「即答で断られたわ…」

 

「アタシ、またしても………」

 

 

リサは何故か矛先を向けられてるなぁ。俺を恨むのなら分かるけど…

 

 

「竜騎先輩!あっちゃんは大丈夫なんですか!?」

 

「大丈夫だ、助け出すさ…」

 

 

ピピピッ!ピピピッ!

 

 

『マイロード、アミ様から通信が入りました!』

 

「アミから?」

 

「アミさんが~?」

 

 

俺はどう言ってドラゾーに付いてるモニターを見る。

 

 

「竜騎、無事かしら?」

 

「アミ」

 

「本当にアミだ…」

 

「紫と楓も一緒?」

 

「はい~」

 

「元気そうで何よりだわ。竜騎、私なりに調べて分かった事があるの…」

 

「お、本当?」

 

「えぇ…内容は…」

 

 

俺達はアミが調べた事を聞かされる。その内容は俺達の想像を超えていた…。

 

 

「資金提供だって?」

 

「えぇ、その為に高梨千秋に理事長の権限を渡した人物が居たらしいわ。その相手が何者かは分からないけど…、どうやらその後ろ盾が生徒会を使って得をしていると言う事ね。資金を提供する代わりに後ろ盾が生徒会を良いように使う為にね」

 

「それでか…」

 

「兎に角、また卑劣な手を使う可能性もあるから十分に注意して…」

 

「ありがとうアミ」

 

「琢磨達も準備が出来次第、ソッチに向かうから安心して。私も何かあれば知らせるわ」

 

「あぁ」

 

 

アミはそう言って、通信を切った。

 

 

「後ろ盾か…従う代わりに資金の提供と理事長の権限をねぇ…」

 

「教育委員会の誰かと言う事でしょうか?」

 

「いや…それは無いと思うぜ?」

 

「そう言うば…伝統を守る為とか言ってましたね…」

 

「だったら、行って真実を確かめようよ」

 

「そうだな…」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「此処は、随分と広いな…」

 

「あちこち、掘った後が…ありますね」

 

「恐らくは此処が最も鉱石が採れた場所かと思います」

 

「その通りだ!」

 

「あ、あの女!」

 

「高梨千秋…」

 

 

其処に高梨千秋と、オッサンを含めた生徒会の右腕2人も居た。

 

 

「佐久間零一に志野紫、志野楓…お前達はまた逆らうと言うのか…?」

 

「あぁ、もうテメェ等の好きにされるのはウンザリしててな」

 

「えぇ、アンタの下とか冗談じゃないわ!」

 

「えぇ~、その通りです~」

 

「私を倒そうと言うのか?アレを見て同じ事が言えるか?」

 

「アレ………!?」

 

「あっちゃん!?」

 

「お姉ちゃん!辰巳先輩!」

 

 

明日香ちゃんはオッサンの所で捕まって居た。

 

 

「おい!また人質にする気か!!」

 

「ですが、このままだとまた…」

 

「まともに戦う事も出来ない…」

 

「テメェ等、それが生徒会のする事か!?」

 

「何度でも言おう!伝統を守る為に手段は問わないと!」

 

「くっ…」

 

 

またしても抵抗出来ない状態に至る。流石にピンチと思って居たそんな時…

 

 

『トゥルル~♪トゥルットゥルゥ~♪』

 

「!?」

 

「な、何よこの歌?」

 

「あぁ…いかにも場違い過ぎる歌だ…」

 

 

零一の言う通り、余りにも場違いな歌が聞こえる。忘れもしない…この歌は…

 

 

「この歌って…」

 

『私…何故か嫌な予感がします………アガッ!?』

 

「ドラゾーさん…!?」

 

 

ドラゾーの嫌な予感は見事に当たった。

 

 

『こ、この感じは…またしても…ガハッ!?』

 

「うわっ!?」

 

「な、何だ?」

 

 

ドラゾーの口から拘束で何かが通り…

 

 

「ドフッ!?」

 

「え?」

 

 

オッサンの頭から着地して、踏んづけた状態で明日香ちゃんの隣に現れた。

 

 

「な、何者だ!?」

 

『我がこの世に存在する限り、犯罪や卑劣な輩を1人たりとも見逃す気は無い』

 

「君は…!?」

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

第58話:完

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「カード紹介コーナー!!」

 

「今日のカードは、インフェルニティ・デストロイヤー!」

 

「レベル6のインフェルニティモンスターだ!どんな効果を持ってるの?」

 

「手札が0の時に相手モンスターを戦闘で破壊した時、相手に1600の効果ダメージを与えるんだ!」

 

「わお、ダメージ大きいね!でも手札が0だからの条件だから強いね!」

 

 

「次回、刃を備えて帰還!」

 

「彼が、帰って来たんだ………」

 

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
次回は“アイツ”が帰って来ます、お楽しみに!
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