(竜騎視点)
「よく来てくれたね、竜騎君」
「ご無沙汰しております、総帥」
「ははは、今は2人だけだし気さくに名前の方で大丈夫じゃよ!」
「あはは…」
現在、俺はK.M.C(門倉マシニング・カンパニー)と言う世界企業の本社、会長室に居る。
今話しているのはK.M.Cの総帥『門倉蓮司』さんと話して居た。何時も大きな仕事を、此方の総帥からメールを通して頂いていて、お陰で今の生活を送る事が出来ている。
「この間のプログラムも凄く良く出来てた!2年前に孫娘の水乃から聞いて、君に色んな仕事を頼んで来たけど、本当に良かったぞ!」
「ありがとうございます」
「そうだ、実は水乃が近い内に羽丘女子学園に転校するんじゃった!」
「みっちゃんが?」
門倉水乃…みっちゃんとは、俺が広島に引っ越した翌年に知り合った幼馴染の事。俺と零一とは別に居る、もう1人の親友と一緒に居た仲だ。因みにみっちゃんもギャングの一員だった。
「うむ、竜騎君も共学化のモデルと言う事で水乃の事を宜しくと思ってのl!」
「分かりました!」
「じゃあ、今回の報酬も明日に振り込んでるから、また宜しくの!」
「ありがとうございます!失礼します!」
俺は総帥に挨拶をして部屋を出た。だがこの時、俺の予想してなかった展開が…この間に起きて居た事は………俺は知らなかった。
(竜騎視点END)
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(リサ視点)
『羽丘女子学園:教室』
「はぁ…」
アタシは現在、教室で大きな溜息を吐いた。
「大きな溜息ね、リサ…」
「だってぇ…竜騎が居ないんだもん~」
「確かに…今日は用事があるからって、松崎先生にも言ってた様だし」
そう、今日は竜騎が学校を休んでる。何でもクライアントから呼ばれたとの事で…アタシは竜騎が居ない事に凄く退屈なんだよ~!
「まぁ、今日だけだし…後で竜騎の家に行って見れば?」
「…うん、そうだね…」
(これは竜騎が戻るまで、ずっとこんなテンションね…(汗))
はぁ~、竜騎ぃ…早く帰って来てよ~~(泣)
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「竜騎~…」
「まだ言ってるの…?」
アタシは竜騎に会いたくて、竜騎の名前ばかり言っている。
「あ、りさちーと友希那ちゃん!」
「あ、ヒナだ…」
「あれ~?りさちー元気無いね?」
「竜騎が居ないからよ…」
「リュッ君、お休み?」
「竜騎~…」
「本当だね」
ヒナが来ても、全然テンション上がらない…。ヒナより竜騎に会いたいよ~…
「ねぇねぇ、アソコに沢山鳥が居るよ!」
「鳥…?」
「確かに沢山ね…」
ヒナが指を指す場所に鳥が沢山居た………、何であんなにも居るんだろう…って、今は鳥よりも竜騎だよ~!
「………誰か居るわよ?」
「………誰かな?」
「行って見ようよ!」
「私達も…?」
「そうみたい………」
ヒナに言われて、アタシと友希那は半ば強制で一緒に向かう事になった。
「ねぇ!何してるの?」
「静かにして………鳥たちが逃げるから」
「それって…バードウォッチング?」
「うん…」
「何か、燐子っぽい雰囲気ね」
「確かに…」
青い長髪でカチューシャをした娘、口調や雰囲気が燐子に似てる気がする…。
「あれ?良く見たら、春頃にダンス教室で居た人だよね!」
「誰…?」
「パスパレの氷川日菜だよ~!」
「ふぅん…」
「んもう!ノリが悪いよ!るんっ♪って来ないよ?」
「貴女の都合でしてる訳じゃないから…」
「む~~~!!」
「日菜に振り回されてない………」
「やるわね…」
「あ、ちゃんと名前を言わないと!アタシは今井リサ!」
「………今井、リサ…?貴女が…?」
「え?そうだけど…」
「そっか…」
アタシの名前を聞いたら、一瞬表情が変わった気がするけど…どうしたんだろう?
「で、隣に居るのが友希那だよ☆」
「湊友希那よ」
「うん…」
あれ?友希那の名前を聞いても表情1つ変えないなぁ…Roseliaだからとかじゃ無さそう…。
「カー!」
「あ、鴉だ!」
「お帰り“カール”。空の散歩はもう良いの?」
「カー!」
「そこ鴉は…まさかペット?」
「うん、昔から飼ってるし許可は貰ってるから」
「そうなんだ…(汗)」
「じゃあ、帰るね」
「あ、そう言えば貴女の名前は?」
鴉と共に去ろうとしている少女の名前を尋ねてみた。すると彼女は振り返り…
「門倉水乃…」
「門倉………水乃…覚えたよ☆」
「私も…」
そう言って彼女、門倉水乃は去って行った。
「変わった子だったね…」
「燐子の方がずっと話しやすいわ」
「何か、るんっ♪って来ないね~」
友希那とヒナもそう言ってた。でも、アタシの名前を聞いた時の反応…何故か引っ掛かる。
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翌日、今日はRoseliaと竜騎を交えて次のライブの打ち合わせになってる。
「竜騎は準備があるからと言ってたから、少し遅れる見たいね」
「りんりんも、紗夜さんと生徒会の事で少し遅くなるそうですよ」
「竜騎達も忙しくて大変だね…アタシ達も先に行って出来る事しよっか☆」
「そうね…」
「あれ?」
「あこ、どうしたのかしら?」
「誰か来ますよ?」
「アレ…あの娘は………」
「昨日の…」
昨日バードウォッチングをしてた、門倉水乃がやって来た。
「やっほー水乃☆どうかしたの?」
「私達に何か用かしら?」
「リサ姉と友希那さんの知り合い?」
「昨日、始めた会ったのよ」
あこは昨日居なかったから、知らないのも仕方ないよね。
「貴女にどうしても会いたかったの…」
「アタシに?」
「えぇ…どうしてもね」
「もしかしてリサ姉のファン?」
「そうなの?」
「ファン…そうね、ずっと探してたから…この9年間も…」
「………9年間?」
「えぇ…だって、やっと………
“9年間の恨みを晴らす機会をも待ってた”んだもん………」
「………えぇ!?」
え?何て言ったの………恨み…?
「恨みって、リサ姉…何かしたの………?」
「してないよ!?昨日会ったばかりなんだから!ねぇ、どう言う事!?」
「さぁ………デュエルしなさい」
「訳が分からないよ~!?(泣)」
「………本当にね」
一体、水乃は何でアタシを恨んでるの!?
(リサ視点END)
第65話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回は、真紅眼の黒竜剣!」
「ヘルモスの爪で特殊召喚出来る、融合モンスターだね☆」
「特殊召喚に成功した時、他のモンスターの装備カードになるんだ!装備して攻撃力を1000アップ!」
「更に装備したモンスターの攻撃力・守備力は、お互いのフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×500アップ!竜騎やエクスには好都合だね!」
「次回、女神を恨む女鳥!」
「アタシ、何で恨まれるの!?」
ご観覧、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!