水乃と竜騎の関係とは…?
(友希那視点)
「リュー君にみっちゃん…?一体どう言う事でしょうか?」
「カー!」
「あの鴉は…」
「お帰り、カール」
「カー」
リサと彼女のデュエルの途中、竜騎がやって来た。そして彼女のペットである鴉もやって来た。
『水乃様、本当に今井様とデュエルしてますね…(汗)』
「にー」
「ドラゾー…そしてムーナちゃん!」
「にー」
同時にドラゾーと“ムーナちゃん”も一緒に来た。
「ドラゾー、少し宜しいですか?」
『紗夜様、どうかしましたか?』
「竜騎さんと…門倉さんは…どの様な関係なのですか?」
「あこも知りたい!」
「私もよ…」
そう、水乃と竜騎は一体どんな関係なのか…
『マイロードと水乃様は、幼馴染です』
「「「「「「幼馴染!?!?!?」」」」」」
「竜騎の…幼馴染…?」
『しかも、マイロードの仕事の一番のクライアントは、水乃様のお爺様である、K.M.Cの門倉総帥です』
「竜騎さんは、そんな大手の方と…?」
『はい、時に水乃様がメールで仕事を頂く場合がございます』
「先生、そんな大きなお仕事も…?」
竜騎って顔が広いのね…知らなかったわ…(汗)
「うん、リュー君のプログラムのお陰で、お爺様も会社も助かってるの…」
「まぁ、俺も安定して生活が出来るのも、みっちゃんや総帥のお陰だからね…。所でみっちゃん…」
「何?」
竜騎が水乃に向かって何かを言おうとしている。
「9年前の告白の事…リサの名前を出したから、リサを恨んでるの?」
「うん…私の方がリュー君を理解してるから…」
「な、アタシだって!」
「みっちゃん…初恋を台無しにしたのは俺なんだ…。俺になら幾らでも恨んで欲しい。だから…リサを恨むのは止めて欲しいんだ…」
「おにーちゃん…」
「竜騎…」
竜騎は彼女に、リサを恨むのを止めて欲しいと言った。竜騎はリサを大事にしてる…そして原因を作った自分に恨みを向けろと言っている…。
でも、彼女はそんな簡単に聞き入れるとは思えないわよ………
「うん、分かった。リュー君が言うなら、恨むのを止めるね…」
「アッサリ了承した!?!?」
「みっちゃん…」
「ただ…」
「ただ?」
止めると言うのには驚いたわ。竜騎の言う事だからかしら…?ただ…って何かは気になるけど…。
「デュエルは、最後までさせて欲しいの…」
「そっち!?」
「分かった、俺が2人のデュエルの立ち合い人を引き受ける」
「ありがとう、リュー君…♪」
「見ててね竜騎!アタシ勝つから!」
まぁ、何事も中途半端は良くないわよね…。そこは同意するわ。そんなこんなでデュエルは続行された。
ーーーーーーーーーー
リサ:LP4000
水乃:LP3800
『3ターン目』
「私のターン、ドロー。“ハーピィ・パフューマー”を召喚」
ハーピィ・パフューマー
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1400/守1300
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ハーピィ・レディ三姉妹」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
自分フィールドにレベル5以上の「ハーピィ」モンスターが存在する状態で
発動した場合にはその枚数は2枚までになる(同名カードは1枚まで)。
「召喚に成功した時、デッキから“万華鏡-華麗なる分身”を手札に加えてシャッフル。そして発動」
万華鏡-華麗なる分身
通常魔法
(1):フィールドに「ハーピィ・レディ」が存在する場合に発動できる。
手札・デッキから「ハーピィ・レディ」または
「ハーピィ・レディ三姉妹」1体を特殊召喚する。
「デッキから、“ハーピィ・レディ三姉妹”を特殊召喚」
ハーピィ・レディ三姉妹
特殊召喚・効果モンスター
星6/風属性/鳥獣族/攻1950/守2100
このカードは通常召喚できない。
「万華鏡-華麗なる分身-」の効果で特殊召喚できる。
「一気に展開して来た…」
「そして自分フィールドにレベル6以下の風属性モンスターが場に居るから、手札から“ハーピィズペット竜-セイント・ファイアー・ギガ”を守備表示で特殊召喚…」
ハーピィズペット竜-セイント・ファイアー・ギガ
効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル6以下の風属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにレベル6以下の「ハーピィ」モンスターを攻撃対象に選択できない。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから鳥獣族・風属性モンスター1体を墓地へ送る。
「レベル7をノーコストで…」
「しかも、このモンスターが存在する限り…貴女は私のレベル6以下のハーピィを攻撃対象に出来ない…」
「えぇ!?」
『水乃様のペースになって来ましたね…』
「カー」
「私は1枚セットして、コレでターンエンド…貴女はこの陣形を崩せるかな…?」
水乃はそう言ってターンを終わらせ、リサのターンとなる。
『4ターン目』
「アタシのターン、ドロー!」
「今の今井さんの攻撃力では、あのドラゴンの守備力を超えるのは難しいでしょうね…」
(確かに、今のアタシのモンスターの攻撃力では守備力2500を超えるのは厳しい…。でも、竜騎に教えて貰った方法なら…)
「リサ姉…?」
何やらリサには考えがある様ね…どうするのかしら?
「アタシはトリックスター・マンジュシカを召喚!そして1枚セットしてターンエンド!」
「もう終わり?」
「怖いの?」
「別に…」
リサはモンスターの召喚とカードをセットしたたけで終わった。最初に伏せてたカードも気になるけど、最後のあのカードも気になる…。
『5ターン目』
「私のターン、ドロー…」
「この瞬間、罠カード“ トリックスター・リンカーネイション”を発動!相手は手札を全て除外して、除外した枚数分ドローして貰うよ!」
「………」
トリックスター・リンカーネイション
通常罠(制限カード)
(1):相手の手札を全て除外し、その枚数分だけ相手はデッキからドローする。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「トリックスター」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
水乃は3枚を除外し、新たに3枚ドローした。
「この時、マンジュシカの効果で相手が手札にカードを加えた時に1枚に付き200のダメージ!」
「くっ…」
水乃:LP3800→3200
リサのモンスターの効果で、相手にまた効果ダメージだ。今回は3枚と言う事で合計で600のダメージとなる。
「この瞬間に永続罠、デモンズ・チェーンを発動。この効果で、ホーリーエンジェルの攻撃と効果を無効にするね…」
「えぇ!?」
「ハンター・アウルを召喚。このモンスターの攻撃力は自分フィールド表の風属性モンスター1体に付き、500アップする」
ハンター・アウル
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1000/守 900
自分フィールド上に表側表示で存在する風属性モンスター1体につき、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
また、自分フィールド上に他の風属性モンスターが表側表示で存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
「攻撃力2500…」
「…」
「ペット竜を攻撃表示にしてバトル。ハンター・アウルでホーリーエンジェルを攻撃」
「あぁ!リサ姉のモンスターがやられちゃう!」
「数を増やしてくれるのを待ってたんだよ」
「…え?」
「罠発動、“分断の壁”!相手の攻撃表示モンスター全ての攻撃力を、相手の相手モンスター1体に付き800ダウン!貴女は3体だから2400ダウン!」
「しまった…!?」
分断の壁
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの全ての攻撃表示モンスターの攻撃力は、
相手フィールドのモンスターの数×800ダウンする。
「ホーリーエンジェル!返り打ちにして!」
「あぁ…!?」
水乃:LP3200→1300
「リサ姉のカウンター攻撃だ!」
「やるわねリサ」
「私は1枚セットして、ターンエンド…」
『6ターン目』
「アタシのターン、ドローライトステージの効果で、貴女がさっきセットしたカードをエンドフェイズまで発動を封じる!そして貴女はエンドフェイズにそのカードを発動するか、墓地へ送らなければならない。そして手札から速攻魔法、サイクロンでデモンズ・チェーンを破壊!」
「そんな…」
「今井さん…」
「行けええ!リサ姉!!」
「バトル!ホーリーエンジェルで、セイント・ファイアー・ギガを攻撃!」
「まさか…負けるなんて…」
水乃:LP1300→-700
このデュエル、リサが勝った。
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「負けた…」
「これで竜騎の隣はアタシのだからね?」
「え?そんな事になってたの?」
「元を言えば、貴方の所為よ竜騎?」
「はい…(汗)」
流石に今回は竜騎の所為じゃ無いとは言わないわ。
「貴女の事、少しは認めてあげる。少しだけど…」
「少しなの~?」
「必ず、私がリュー君の女神の座を手に入れるから…。カール、帰るよ。じゃあリュー君、またね♡」
「うん、総帥にも宜しく伝えてね」
「カー!」
そう言うと、彼女は鴉を連れて帰って行った。この様子だとまた現れそうね…(汗)」
「りゅ~う~き~?」
「り、リサ…?」
「竜騎がアタシとの約束をしっかりと想っててくれたのは嬉しいよ☆でもさ~、向こうの幼馴染の事は何1つ聞いて無いんだけど~?」
「言って無かった…」
「だったら、また洗いざらい吐いて貰おうかしら?」
「ゆき!?」
「そうですね…まだ居たのですから」
「竜騎さん…逃がしませんから…」
「むー!!」
「先生、私にも教えて貰いますからね?」
「あ………あはははは……はぁ…(溜息)」
この後、竜騎を6人掛かりで尋問した…。
ーーーーーーーーーーーー
『羽丘女子学園:教室』
「また転校生だってさ。今年で3人目だって…」
「そう…また男子かしら?」
「今度は女子だってさ」
「………」
「竜騎、どうしたの?」
「いや、どんな生徒かなって」
「アタシが居るんだから…分かってるよね?」
「そうよ、これ以上増やされたら困るわ」
「おいおい…」
門倉水乃とリサのデュエルから数日、このクラスに女子の転校生が来ると言う話で持ち切りの状態。万が一、竜騎に好意を持たない様に、竜騎に念を押して置こう。
「はい、皆さん席に着いて。このクラスに転校生がやって来ました。門倉さん、入って来て」
「「………え!?門倉って…」
「やっぱり、みっちゃんだ!」
「「やっぱり………?」」
松崎先生に呼ばれて入った転校生は…門倉水乃だった…。竜騎はやっぱりと言ってたけど、まさか知ってたの…?
「このクラスに転校して来た、門倉水乃です。宜しくお願いします…」
「じゃあ、門倉さんは辰巳君の隣ね!」
「はい…♪」
挨拶が終わった水乃は、松崎先生に竜騎の隣に空いている席へ向かう。そして…
「また宜しくね…リュー君♪」
「うん、宜しく………!?」
「「………」」
私とリサは取り合えず、嫉妬のオーラを竜騎に送る事にした…。
(友希那視点END)
第67話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回もアタシのモンスター、トリックスター・マンジュシカ!」
「手札のこのカードを見せて、自分フィールドのトリックスターを手札に戻す事で手札から特殊召喚!」
「そして場に存在する限り、相手がカードを手札に加えた枚数1枚に付き、200ダメージ!」
「ホーリーエンジェルのリンク先に居ると怖いなぁ。手札抹殺等と組み合わせると更に怖い!」
「次回、女神と女鳥の取り合い、青薔薇を添えて!」
「何だろう…また寒気が………(汗)」
ご観覧、ありがとうございました!
次回、またカオス回が…?お楽しみに!