バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第7話です!
今回はほのぼのしてますw


珈琲店の後のコンビニ

(竜騎視点)

 

 

『羽沢珈琲店』

 

 

プログラムの作成依頼が終わり、振り込まれた大金を確認して少し出した後に商店街にある『羽沢珈琲店』に行った。

優雅に珈琲を満喫するのも良いなと思ってねぇ。

 

 

「いらっしゃいませ!ご注文はお決まりですか?」

 

「じゃあ、ケーキセットを1つ」

 

「畏まりました、少々お待ち下さい!」

 

 

店員の子はそう言って去った。

 

 

「さて、待ってる間…」

 

 

待ってる間に、夜にする事を整理しようとした、その時…

 

 

「おい、この珈琲苦いじゃねぇか!!」

 

「…は?」

 

 

俺は思わず間抜けな声を出してしまったぞ…。珈琲は物によって苦いだろうに…。そう思ってると…

 

 

「おい、こんな不味いの飲めるか!!」

 

「お、お客様…落ち着いて下さい…」

 

 

さっきの茶髪の少女が悪質クレーマーに困ってる。其処に…

 

 

「アンタさ、言い掛かりとか止めなって」

 

「つぐから離れて!セクハラで訴えるよ!」

 

「はぁ?コッチは“お客様”だぞ!?神様なんだから対応するのは当然だろうが!?」

 

 

神を名乗るなら、少しはマシな事をして人を幸せにしろよ…。全く迷惑だ本当…。

つぐと呼ばれてる店員の子を庇ってるのは、確か……と思った矢先に出たのは…

 

 

「貴方、常識が無さすぎるわよ?いい加減にして貰えるかしら?」

 

「そうだよ!迷惑だよ!」

 

「はぁ?関係ねぇ奴はすっこんでろ!!」

 

「!?」

 

「友希那さん!?」

 

 

マズイ、奴が殴り掛かろうとしてる。流石に止めないとな。

 

ガシッ!

 

俺はクレーマーの腕を掴んだ。

 

 

「あ?何だテメェ?」

 

「公共の場だぞ?さっきから存在が目障りだ」

 

 

ギギギ…

 

 

「イテテテ、止めろ!!止めるから離してくれ!!」

 

「消えろ、犯罪者…」

 

 

そう言って離すと、捨て台詞を吐いて逃げていった。

 

 

「ありがとう竜騎、助かったわ」

 

「気にしないでくれ」

 

「流石はおにーちゃん、カッコイイ!」

 

「アハハ、ありがとう!」

 

 

友希那からお礼を言われ、あこからもカッコイイと言われる。どうにか間に合ったから良かった。

 

 

「え、えっと…」

 

「あ、あの…」

 

「ん?」

 

 

先程の店員の子が声を掛けて来た。

 

 

「助けて下さって、ありがとうございました!」

 

「あぁ、気にしないで」

 

「あの、私からもお礼を言わせて下さい!ありがとうございました、本当に助かりました!ほら、蘭もお礼を言って!」

 

「急かさないでよ、ひまり…えっと、ありがとうございました…」

 

 

店員の子がお礼を言ってくると、次にピンクのツインテールの娘が赤いメッシュの娘を引っ張って、共にお礼を言って来た。

 

 

「どういたしまして。怪我とか無い?」

 

「はい、お陰様で♪」

 

 

元気良く返事をすると、“ある物”が揺れる。

 

 

(デカイな…)

 

 

何がとは言わない。リサよりは大きいかも知れない。だが、これ以上は止めて置こう。リサが感づいてまた“調教”して来そうだから。

友希那は感づいてのか白い目で見ているが…俺も男だからソコは見逃して欲しい。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

(リサ視点)

 

 

『コンビニ』

 

 

「今日はお客さんが少ないですね~」

 

「うん、そうだね。今日は少ないねぇ」

 

 

今はバイト中のアタシ。モカと一緒のシフトだけど、今日はお客さんが少ないなぁ。そんな事を思ってたら、アタシの愛しい竜騎が来てくれたのだ。

 

 

「いらっしゃいませ~!あ、竜騎!来てくれたんだ!」

 

「こんにちはリサ。バイト中に来てゴメンね」

 

「ううん、全然。今暇だったから大丈夫!それに竜騎だったら、何時でも大歓迎だよ♡」

 

「ありがとう、リサ」

 

 

そんな話をしていると…

 

 

「リサさ~ん、この人が噂の彼氏さんですか~?」

 

 

隣に居たモカがそう聞いて来た。

 

 

「ちょっ、モカ!?いきなり聞いて来る?」

 

「え~、だって湊さんと同等かそれ以上に話題に出してる男の人でしたので~、彼が彼氏さんじゃ無いかって、モカちゃんは~、そう思いました~!」

 

「た、確かに竜騎に10年前に“お嫁さんにして”って約束はしてるけど…まだデートした事が無いから…その…////」

 

「何と~、デートがまだだったのですか~。モカちゃんは驚きました~!彼氏さん~、リサさんをお持ち帰りしますか~?」

 

「うん、持ち帰りたい」

 

「じゃあ、後もう少しだけお待ち下さ~い」

 

「もう、竜騎まで~!」

 

「あはは、ゴメンw」

 

 

もう、竜騎ってばモカと一緒になって…。ん?竜騎…何か考えてる…

 

 

(そう言えば…デート、まだだったよな。勿論、俺は昔からリサの事は好きだ。ただ…この間は知り合ったばかりの香澄ちゃんに告白されたり、きっと友希那も今は分からないけど…もしかしたら、昔の様に取り合いになるのかな…)

 

「竜騎?」

 

 

アタシは心配になって竜騎の側まで行った。

 

 

「え!?リサ、どうしたの?」

 

「何か考え事してたけど、大丈夫?」

 

 

アタシはそう言った。でも、アタシの感はそう甘くない。

 

 

「…他の女の子の事を考えてたでしょ?」

 

 

アタシは竜騎の耳元でボソッとそう言った。

 

 

「!?…だ、大丈夫だよ…(汗)」

 

「そっかぁ、じゃあ良し!竜騎は1人で考え込む事があるけど、溜め込むのはダメだぞ?」

 

「あ、ありがとうリサ…」

 

「ひゅーひゅー、リサさんラブラブですねー。でも今は、バイト中ですよー?」

 

「アハハ、そうだね。ねぇ竜騎?」

 

「ん?」

 

アタシは再び竜騎に距離を詰めて

 

「今日も、泊まりに行っても良い?」

 

「何時も来てるじゃん…」

 

「アハハ、でも家主の許可は必要だからねぇ」

 

「何か今更な気がする…」

 

 

んふふ~♪今日も竜騎と一緒に過ごせるなぁ♡晩御飯は何を作ってあげようかな~?

 

 

「じゃあ、何処かで待ってるけど?」

 

「あ、アタシとモカはもう少ししたら上がるよ?」

 

「そうだ、肉まんとお茶でも買おうかな」

 

「は~い、毎度ありがとうございます~!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

バイトが終わって、コンビニの駐車場で竜騎が待っていた。

 

 

「竜騎~、お待たせ~!」

 

「お疲れ様リサ!」

 

「ふふ、バイト仲間やモカ以外から労いの言葉を言われるのは滅多に無いからねぇ」

 

「そうなんだ、友希那は来ないのか?」

 

「友希那は音楽ショップか猫の居る所が出現場所だからねぇ」

 

「確かにwそれじゃあ、家に帰ろ?」

 

「うん!」

 

 

竜騎からアタシ専用のヘルメットを渡され、竜騎の背中に乗せて貰う。ふふ、今日も竜騎の背中に“おっぱい”を押し当てよう♪ふふ、でも最近は馴れて来たのか、そんなに驚かないなぁ。でも、竜騎の背中は暖かい。

そう思って居ると、竜騎の家に着いた。でも、其処にある人物が立って居た

 

 

「あれ、友希那?」

 

「バイトお疲れ様リサ。…竜騎もこんばんは」

 

「あぁ、こんばんは。でも、女の子が1人で暗い所に居ると危ないぞ?」

 

「あら、心配してくれるのかした?」

 

「そりゃね」

 

「むぅ…」

 

 

アタシを無視して良い雰囲気になるのは、どうかと思うなぁ…

 

 

「ごめんなさいリサ。除け者にしてる訳じゃないわよ?」

 

 

むくれていると、リサが謝罪してくれた。友希那も成長してるなぁ…アタシも嫉妬ばかりしてたらダメかなぁって思って来た。

 

 

「別にいいよー、竜騎は優しいからさ」

 

「えぇ、間違いないわね」

 

((その所為で色々と増えてるんだけどね…))

 

 

友希那もきっと、同じ事を考えてる気がする。香澄が告白した時は驚いたなぁ…止めとこ、また嫉妬が抑えられなくなる。

 

 

「そう言えば、友希那はどうして家に?」

 

「えぇ、竜騎の家に泊めて貰おうと思ってね」

 

「「え?」」

 

 

友希那の発言に、丁度誰かの携帯が鳴った。どうやら友希那の携帯の様だった。

 

 

「もしもし、お父さん?えぇ、竜騎の家に着いたわ。えぇ、竜騎に代わるわ」

 

 

そう言って友希那は竜騎に近付いた。

 

 

「竜騎、お父さんが竜騎と話したいって」

 

「え、あ…うん、分かった。もしもし、お電話変わりました竜騎です。はい、ご無沙汰しております…。」

 

「ゆ~きな~?どう言うつもり~?」

 

「お互い抜け駆けしようとしたから、こうなったのでしょうね。……たまには幼馴染三人だけっていうのも、いいんじゃないかしら?」

 

「仕方無いなぁ…今回だけだよ?それにしても、友希那のお父さんは良く許してくれたね?」

 

 

アタシのお母さんなんて、「竜騎君なら安心だし、このまま同棲も大歓迎」って言ってたからなぁ。

 

 

「私のお父さんも「竜騎君なら任せられる」って言ってたわ」

 

「わぉ…アタシの両親と同じ事を言ってる。竜騎って信用されてるよねぇ。10年も離れてたのに」

 

「そうね、私達も“13年前に初めて会った時から”助けて貰ってたし…」

 

 

そうだね、懐かしいなぁ。あの時の事…あ、竜騎が戻って来た。これってきっと…

 

 

「リサ、友希那も家に泊めてって叔父さんから頼まれた」

 

「まぁ、此処まで来て帰れって言うのも酷い話だからね。今日は3人でパジャマパーティと行こっか☆」

 

「良かった…てっきり追い出されるかと思ってヒヤヒヤしたけど…」

 

「友希那はアタシの事を何だと思ってるのかな~?ねぇ?」

 

「痛いわよリサ…。少なくとも言えるのは、貴女は竜騎の事になると別人よ?」

 

「グギュ!?」

 

 

友希那は痛い所を突いて来た。だってぇ…余裕が無い事には自覚してるのだけれど、竜騎が他の娘と仲良くしてるのを見ると、どうしてもねぇ…

 

 

「今日は色々とその辺りの事も話しましょう?戸山さんの件も気になるし」

 

「友希那~、こんなに成長して~☆」

 

「リサ、そんなにくっ付かれたら恥ずかしいわ…///」

 

「仲が良いなぁ2人共、でもそろそろ冷えるから入ろ?」

 

「えぇ、そうね」

 

「お邪魔しま~す♪」

 

 

そう言ってアタシ達2人は竜騎の家でお泊り会になった。本当の事を言えば、2人でイチャイチャしたかったけど、まぁ偶には3人も良いかな?

 

 

(リサ視点END)

 

 

第7話:完

 

 

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

「「今日のカード紹介コーナー!!」

 

 

「と言う訳で、今日のカードは“ゲートウェイ・ドラゴン”!」

 

「竜騎が昔から使ってるカードだよね☆1ターンに1度、手札のレベル4以下の闇属性・ドラゴン族を特殊召喚出来るよね」

 

「しかも、相手の場にリンクモンスターが居れば、自身を手札から特殊召喚出来るから、リンクだけじゃ無く、シンクロやエクシーズ等にも繋げられるよ!」

 

 

 

「次回、黒竜、羽丘に行く!」

 

「え?羽丘って女子学園じゃん!?」




ご観覧、ありがとうございました!
次回はオリ主が羽丘に転校しますw
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