勇と水乃回です!
(水乃視点)
「ハーピィレディ達、トドメよ」
「グアアアア!?」
私は偶然にも、パスパレ2人と組む事になって仕方なくデュエルしている。本当はリュー君と組みたかったのに…お爺様と来たら。
「水乃ちゃん、凄いね」
「当然だから…」
「クールね…(汗)」
クールでも何でも良い。私はこの大会で優勝して、リュー君の女神になるんだもん…。そうすれば今井リサをその場から退かせされるから…。
「水乃」
「イッ君…」
「やぁ、仔猫ちゃん達」
「出たわね…」
「どうも…」
私がそう考えてると、イッ君とそのお供2人がやって来た。イッ君のチームは、リュー君と1位争いをしている。
「イッ君も強くなったね…やっぱり、リュー君と決勝で戦いたいの?」
「あぁ!強くなった俺自身、強くなったアイツと大きな舞台で戦いたいんだ!アイツは一時的に戦意喪失していたが、前よりも強くなってる」
「うん、リュー君はデュエルやバンドだけじゃ無くて…お爺様の会社からの仕事も熟してるもん…。リュー君は必死に野望を進んでる…」
「おや、竜騎君はそんなにも活躍してるのかい?」
「あぁ、自分で個人業もしてるからな」
「私じゃあ、無理かも…」
「うん、無理」
「少しはフォロー入れてよ~!!」
丸山彩が自分で無理だと言うから賛同してるのに、支離滅裂な事を言ってる…どうでも良いけどね。
「水乃達も行くんだろ?決勝トーナメントに」
「うん、優勝してリュー君の隣に行くんだもん…」
「変わらずだな…(汗)」
イッ君が何故か呆れながら私を見ている。そんな時だった………
「どわああああ!?」
「!?」
「今の声は?」
「あの声って…勝って人の声じゃあ…?」
「行って見るか………」
勝の事なんてどうでも良いのに…、イッ君も物好きなんだから………。
(水乃視点END)
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(勇視点)
「ふっふっふ、口の割には大した事は無い…」
「わ、私がこんな………」
『やはりこうなりましたか…』
「そうね…(汗)だけど、何者なのかしら………あの“スーツの6人は”?」
「おい、勝!」
「い、勇君…」
早速倒れている勝と、竜騎の知人の葉山アミ、ドラゾーの父親のドラの助を発見した。
「ふっ…私とした事が………手を抜き過ぎたよ…」
「よく言えるな、そんな台詞(汗)」
「ねぇ、アッチのスーツの人達って誰なの?」
「ふっふっふ、我らはデュエルサラリーマン…略して“デュエリーマン”!!」
「そのまんまだ…」
『センスの欠片もございません』
「で、そのデュエリーマンとやらが何をしてるんだ?」
「私は未成年は嫌いだ。答えてやる程、心も時間も余裕が無いのだよ」
「だったら…私とデュエルして勝てば良い…」
「水乃ちゃん…?」
態度の悪い接し方のデュエリーマン相手に、水乃がデュエルで聞き出そうとしている。
「勝ったら、吐いて貰うから…」
「ふん、生意気な未成年も嫌いだ」
「どっちにしても嫌いなんだ…(汗)」
ーーーーーーーーーー
「はい、終わり…」
「んなあああああ!?」
「おや、子猫ちゃんが圧勝だね。儚い………」
「貴女は儚いを言いたいだけでしょう?」
「ぬっふっふ。どうだ、私の実力は!」
『貴方は何もしてないでしょう』
水乃がデュエリーマンに勝利した。勝乃奴が何でか威張ってるがな…。
「それで、貴方たちは“株式会社サミーサミット”の社員の様だけど…?」
「な、何故分かったのだ………!?」
「そのスーツのエンブレム、一度お爺様の来客で見た事あるから………」
「くぅ…だが知られた所で、我々の悲願………デュエルと音楽の支配は、他の上司の方々が…」
「デュエルと音楽の支配?」
「何の事なの?」
「教えはしない…、何故なら未成年が大嫌いだからだ…」
「大人が約束を破るなんて………息の根を止められたいの?」
「ふっふっふ、さらば!!」
「んなっ!?」
デュエリーマン達はサッサと逃げ去った。無駄に逃げ足が速いな…(汗)
「それにしても、デュエルのと音楽の支配って…」
『奴等が逃げて行った先は確か…管賀吹奏学園の坑道です』
「あぁ、零一達の学園か…」
「向かった方が良いのかも…?」
「あぁ、あの坑道の所にも参加チームも居るだろうからポイントも稼げるだろ」
「水乃ちゃん、私達も行くの?」
「うん、当然…」
「えぇ~…」
「ふっ、坑道の先に逃げたサラリーマンを追い掛け、そして真実を探すか…儚い」
「私は町の方で少し調べて見るわ」
「そうか…」
「ふっふっふ、私が居るから勝利も情報も間違い等無いのだよ!存分に任せたまえ!」
『貴方が一番の不安要素でしか有りませんな…』
「な、何だとおおおおおおお!!」
勝の相変わらずのオーバーリアクションに、少し吹いてしまいそうだった。まぁ葉山アミ達に町の事は任せて、俺と水乃のチームは向かう事にしよう。
「そうだ…カール」
『カー!』
「この手紙をリュー君に渡して」
『カー!』
「さっきの情報を竜騎君に?」
「うん、リュー君にも情報を知らせる方が良いと思って」
「じゃ、俺達も向かうか」
この大会、デュエルだけで無く音楽も支配って…一体どうなってるんだろうな…?この時の俺達は何も知らなかった。
(勇視点)
第78話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回はトポロジック・トゥリスバエナ!」
「竜騎が使うリンク3のサイバース族!自身のリンク先にモンスターが特殊召喚されたら、そのモンスターとお互いの魔法・罠を除外するんだよね?」
「あぁ、そして除外した相手のカード1枚に付き、相手に500の効果ダメージだ!罠や魔法で応戦する相手には持って来いさ!」
「次回、燐子の黒魔法、炸裂!」
「燐子の…黒魔法ねぇ…」
ご観覧、ありがとうございます!
次回もお楽しみに!