燐子がスピードデュエルをします!
(竜騎視点)
「デュエルと音楽の支配…か」
「本当にそんな事が出来るの?」
「分からないけど、教官の言う通り…この大会に何かあるのかも知れない」
「竜騎先輩、私達にも何か出来る事はありますか!?」
「ありがとう、でも香澄ちゃん達まで巻き込む訳には…」
「音楽の事でしたら、私達だって関係有りますよ!」
「それに、竜騎先輩の力になりたいんです!」
「う、ウチらにも手伝わせて下さい」
「断っても一緒に行きますよ~」
香澄ちゃん達は真剣な目をしてる。
「勿論、アタシ達も忘れないでね☆」
「竜騎さん、私を…頼って下さい///」
「皆…ありがとう」
俺は皆にお礼を言い、これからデュエルと同時に調べる事を決めた………そんな時だった。
「行かせないよ!」
「アレは…」
「女性サラリーマン?」
何やら女性のサラリーマン…いや女性だから、マンと言うよりウーマンの方が良いだろうか…?って、今はどうでも良いか…。←
「その会社のエンブレムは、サミーサミット?」
「その通り、我々は女性6人で統一されている、サミーサミット女性部署!」
「サミー…サミット…?」
「寒いサミットって事かな?」
「ギャグセンスが寒すぎだろ…(汗)」
「我が社の名前にケチを付けるな!これだから未成年は嫌いだわ…」
「それで、何か用?」
「そうだ、此処で貴方達を足止めさせて貰おう!」
「参加者の様だ…、なら俺が…」
「私が、行きます…」
「りん?」
俺がデュエルをしようとしたら、りんがデュエルをすると名乗り出た。
「燐子、大丈夫なの?」
「はい、私も強くなったんです。竜騎さん…私に任せて下さい…」
「うん、分かった」
「ありがとうございます…」
「燐子先輩、頑張って下さい!」
「良いだろう、私が相手だ」
こうして、サミーサミットの女性社員の1人とりんのデュエルが始まる事になった。
ーーーーーーーーーーーーーー
「「スピードデュエル!」」
燐子:LP4000
女社員A:LP4000
『1ターン目』
「先行を貰う。私はモンスターをセットし、カードを1枚伏せてターンエンド」
「最初は様子見か…」
「燐子はどう出るのかな?」
相手の女社員Aは先ずは出方を伺うか…さて、りんは序盤どう出るかな?
『2ターン目』
「私のターン…ドロー。“マジシャンズ・ロッド”を召喚します…」
マジシャンズ・ロッド
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1600/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分が相手ターンに魔法・罠カードの効果を発動した場合、
自分フィールドの魔法使い族モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札に加える。
「召喚に成功したので、デッキから“黒の魔導陣”を手札に加えます…。そして発動します…」
黒の魔導陣
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキの上からカードを3枚確認する。
その中に、「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード
または「ブラック・マジシャン」があった場合、
その内の1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。
(2):自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が召喚・特殊召喚された場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
「発動時の効果処理で、デッキの上から3枚を確認…私はその1枚、“ティマイオスの眼”を手札に加えます…。残りは好きな順番で、上に戻します…」
ティマイオスの眼
通常魔法
このカード名はルール上「伝説の竜 ティマイオス」としても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「ブラック・マジシャン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを融合素材として墓地へ送り、
そのカード名が融合素材として記されている融合モンスター1体を
EXデッキから融合召喚する。
「フィールド魔法…“魔法族の里”を発動します…。私の場に魔法使い族が存在する限り、貴女は魔法カードを…使えません」
魔法族の里
フィールド魔法
(1):自分フィールドにのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、
相手は魔法カードを発動できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在しない場合、
自分は魔法カードを発動できない。
「流石りん、相手の魔法を封じた」
「燐子のデッキで、アレが出たら対処に困るんだよねぇ…」
「竜騎先輩、燐子先輩ってあんなに強いんですか…?(汗)」
「うん、Roselia内では一番強いよ」
「そんなに強いなんて…」
有咲が燐子のデュエルの事を聞いて来たので、俺はそのままの事を述べた。有咲達は驚いてるなぁ…見てて面白いけどw
「バトルです…マジシャンズ・ロッドで、セットモンスターを攻撃します…」
「セットモンスターは、“クリッター”だ」
クリッター
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの効果を発動できない。
「クリッターの効果で、切り込み隊長を手札に加える」
「次で展開する気かな?」
「………」
「竜騎、どうかした?」
「相手のデッキ内容…何かに似てる気がしてなぁ…」
「デッキレシピを見て、そのまま使ってるとかですか?」
「う~ん………」
俺は相手のデッキが見覚えのある様な気がした。サヤの言う通り、単に入れてるカードが偶然なだけかもしれないが………。
『3ターン目』
「私のターンだ、ドロー!
女社員Aのターンとなり、自分の伏せカードが気になる模様だ。恐らく速攻魔法だろうか…?
(伏せてたリミッター解除が使えないか…、ならば…)
女社員Aが考えを止めて、カードに手を持って行く。
「自分フィールドにモンスターが居ない時、手札の“フォトン・スラッシャー”を特殊召喚」
フォトン・スラッシャー
特殊召喚・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻2100/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、
このカードは攻撃できない。
「そして手札から切り込み隊長を通常召喚!切り込み隊長の効果で、手札の“イグザリオン・ユニバース”を特殊召喚!」
イグザリオン・ユニバース
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1800/守1900
(1):このカードが守備表示モンスターに攻撃するバトルステップに発動できる。
ターン終了時まで、このカードの攻撃力は400ダウンし、
このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「召喚したモンスターの組み合わせも、やっぱり似てるな…」
「竜騎先輩は、相手のデッキの特徴が分かるのですか?」
「うん、凄く似てる。後はこの後に出るカードによればたけど…」
「現れろ、我らの未来回路!召喚条件は“モンスター2体以上”!私はフォトン・スラッシャーと切り込み隊長、イグザリオン・ユニバースの3体をリンクマーカーにセット!リンク召喚、“電影の騎士ガイアセイバー”!!」
電影の騎士ガイアセイバー
リンクモンスター
リンク3/地属性/機械族/攻2600
【リンクマーカー:左/右/下】
モンスター2体以上
「ガイアセイバー…?」
(このデッキ、やっぱり…)
「バトル!ガイアセイバーで、マジシャンズ・ロッドを攻撃!」
「燐子先輩のモンスターがやられる!?」
「速攻魔法“ディメンション・マジック”を発動します…。ロッドをリリースして、手札から魔法使い族を特殊召喚します…。黒き魔法を操る最高の黒魔導士、此処に降臨………“ブラック・マジシャン”…!」
ディメンション・マジック
速攻魔法
(1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターをリリースし、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
その後、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。
ブラック・マジシャン
通常モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。
「燐子のエースが出た!」
「それだけじゃないさ。今のディメンション・マジックと永続魔法の黒の魔導陣の2枚で…」
「ディメンション・マジックの効果で、電影の騎士ガイアセイバーを破壊します………」
「なっ!?」
「更に…ブラック・マジシャンを特殊召喚したので、黒の魔導陣の効果で…セットカードを除外します…」
「くっ…!?ターンエンド………」
アレはリミッター解除か、魔法族の里で封じてたからコレは大きい。
「相手のターンなのに、燐子先輩が優勢ですね」
「うん、これは勝敗が見えた」
『4ターン目』
「私のターン、ドロー…。魔法カード、ティマイオスの眼を発動…。ブラック・マジシャンを墓地に送って…EXデッキから、ブラック・マジシャンが記された融合モンスターを…特殊召喚します…」
「ブラック・マジシャン1体で融合モンスターを…!?」
「大地を掛ける魔導の騎士、その槍で強固な装甲を砕け…“超魔導騎士-ブラック・キャバルリー”…!!」
超魔導騎士-ブラック・キャバルリー
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2300
「ブラック・マジシャン」+戦士族モンスター
(1):このカードの攻撃力は、お互いのフィールド・墓地の魔法・罠カードの数×100アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):フィールドのカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
「ブラック・キャバルリーのお出ました!」
「ブラック・キャバルリーの攻撃力は、お互いのフィールドと墓地の魔法と罠カード1枚に付き、攻撃力が100上昇します…。よって攻撃力は600アップします………」
「3400だと………!?」
「そして永続罠“永遠の魂”を発動します…。効果で墓地のブラック・マジシャンを特殊召喚します…」
永遠の魂
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚する。
●デッキから「黒・魔・導」または「千本ナイフ」1枚を手札に加える。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分のモンスターゾーンの「ブラック・マジシャン」は相手の効果を受けない。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
「わお…伏せてたのは永遠の魂だったかぁ…」
「これはもう…燐子の勝ちだねぇ☆」
「バトルです…ブラック・キャバルリーでダイレクトアタック…!」
「うわあああ!?」
女社員A:LP4000→600
「ブラック・マジシャンで…トドメです…!」
「うわああああああああああ!?」
女社員A:LP600→-1900
りんのオーバーキルで完全勝利だ。正直的に回すと怖いわ(汗)
ーーーーーーーーーーーーー
「燐子やるじゃん!」
「いえ、そんな…////」
「燐子先輩、凄かったです!」
「戸山さんまで…////」
「流石はりんだね」
「竜騎さん…////」
りんが勝った事に喜ぶ俺達。さてと、女社員Aから聞き出すかな…。
「所で、スターターデッキのままデュエルした社員Aさん?」
「何だ…?」
「え…スターターデッキ!?」
「うん、デッキの内容がまさかとは思ってたからさ…」
「そ、そうだ…我々平社員は、支給されたスターターデッキしか使えないルールだ。昇格しないとデッキの強化すら出来ないのだ…(汗)」
「「「「「………………(汗)」」」」」
そんな会社ルール、初めて聞いた。と、本題を忘れては行けない。
「音楽とデュエルの支配って、何の事?」
「ふっ…我々は音楽とデュエルのマザーデータを手に入れるのだ」
「マザー…データ?」
「今まで開発者以外、誰にも場所が分からなかったと言う。だが、最近得た情報だと…ある学園の坑道にあると言う情報があったのだ…」
「坑道って…」
「竜騎先輩、もしかして管賀吹奏学園の坑道じゃあ…」
「辻褄は合うね。他には?」
「我々平社員はそれ以上の情報を知らされていない………さらば!」
「あ、逃げた」
女社員達は情報を言い終えた途端に、猛スピードで逃げた。
「でも竜騎、零一達はそんな事言ってたの?」
「いや、零一達も知らないと思う。何故なら開発者以外は誰も知らないし、必ず有ると言う確証も無いから」
「私達も…行って見ませんか?」
「そうだな…何か分かるかも」
果たしてマザーデータと呼ばれる物は、本当に坑道の方にあるのだろうか…?
(竜騎視点END)
第79話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回はブラック・マジシャン!」
「燐子のエースモンスター、遂に登場だね!」
「青眼や真紅眼と同様、昔から有名な魔法使い族!効果は持たないけど高いステータスと、関連カードが多いんだ!」
「燐子が使った魔法や罠も専用だったもんね!」
「次回、マザーデータを追え!」
「また坑道へ向かう事になるなんてねぇ…」
ご観覧、ありがとうございました!
感想が遂に100件を超えました!書いて下さってる皆様、感謝しております!
次回もお楽しみに!