後編行きます!
(竜騎視点)
さて、料理対決が始まった。俺としては…皆で食事をした方が良い気もしたのだが…流石に生命の危機を感じたので、言う気力が無くなった。
「んふふ~♡先ずは大事な食材をゲット~☆」
「私もです…」
「コレは必須…」
「竜騎先輩と言ったらコレでしょ!」
「良かった、手に入って」
全員取りたかった食材をゲットした様だ。
「アレは…エビ?」
「皆、竜騎先輩の好物を手にしたな…」
「エビコロネかな?それともエビチョココロネ?」
「いや、エビチョココロネはねぇだろ!?」
「沙綾ちゃんのチョココロネは美味しいんだもん!」
「ソッチじゃねぇ!!」
「あはは…」
「サーヤ、頑張れー!」
「竜騎先輩の胃袋を掴んじゃおう」
「香澄ちゃん達は、何で参加しなかったの?」
「ポピパの中では、サーヤが一番料理が得意なので!」
「料理と言うより、パンを作ってるからって言う理由だろ…?」
「流石有咲!私の事分かってる~!」
「だあぁ!くっ付くな!!」
香澄ちゃん達、それでサヤをね…。でも、香澄ちゃんは前に料理してたんだけどなぁ…、まぁ俺の踏み込む領域では無いけどねw
「先ずは背中を切って綿を取って…、次はパン粉と卵を用意と…」
『今井選手はエビの下処理から、次の材料の準備をしております』
『コレは、フライだと思われるな…』
「………えっと、コレで下味を…」
『白金選手は、エビ以外にも大葉やしいたけも使ってます』
『ほほう…』
「エビの前に…野菜を切ってから、フライパンに油を…」
『水乃選手は、エビの処理の前に先ずは野菜を切ってます』
『ふむ…野菜が鍵を握ってるな…』
「えっと、ホワイトソースも作らないと…」
『羽沢選手はホワイトソースの作成の様です』
『美味しそうだ…』
「良し、第1発酵が終わったから第2発酵して…」
『山吹選手は見事なパン捏ねです!経験の差とは正にこの事ですね!』
『普段から鍛錬されてるな』
5人はそれぞれの下ごしらえをしている。琢磨達審査員も喉を鳴らしている…俺も全て食べて審査したかった…←
「さて、野菜も切ったから…後は盛り付けかな☆」
「後は…刻み海苔を用意して…」
「白ワインとバルサミコ酢で…」
「後はオーブンで…」
「焼くだけだ、後少し…」
皆、順調に仕上げに入ろうとしてた………そんな時に、“問題が発生”したのだ。
「ちょっと、アタシがフライパンを使うんだから!」
「私が先…」
『おぉっと、今井選手と水乃選手がフライパンを取り合っております!』
「その天板は私が!」
「ダメだよ、私だって…!」
『此方も天板の取り合いをしているぞ…』
「アレ…ハサミは何処に…?」
何か調理器具の取り合いが始まったぞ?(りん除く)おかしいな、弦巻家が提供してくれてる筈なのに?取り合えず、黒服さんに連絡しよう…。
「あ、もしもし黒服さん。フライパンと天板、ハサミが足りないので…はい、すみませんが宜しくお願い致します…」
その後、黒服さん達の手配によってどうにか足りない器具が支給された。
「良し、後少しで…」
「アタシが竜騎に食べさせる!」
「私です…」
「此処まで来て…」
「負けられない…」
女神達の調理も、仕上げに入る。そして…
ゴォ~ン!!!
『終了で~す!』
銅鑼が鳴り、調理時間が終わった。
「良し、完成!」
「良かった…です」
「ふふ…」
「良い焼き加減!」
「これで良し」
『では、モルモット達に実食して貰いましょう!』
「「「モルモット言うな!!!」」」
ドラゾーのボケ(素)に3人のモルモ…いや、審査員の琢磨達のツッコミを入れてる。
「兄貴!今モルモットって思わなかったっすか!?」
「果てしなく気のせい…」
「果てしなく!?」
まぁ、そんな事は置いて…。
ーーーーーーーーーーーー
『さぁ、先ずは今井選手の料理からです!』
「アタシのエビフライプレート!彩りの野菜やマッシュポテトも一緒だよ☆」
「あん…お、美味しいですぜ先輩!」
「確かにイケるっす…!」
「ほう、中々美味しいですね…(私程ではありませんが…)」
「んふふ~☆」
リサのエビフライプレートは好評の様だ。
『2番目は白金選手です』
「海老天丼です…、お吸い物と一緒にどうぞ…」
「わぁ…生徒会長の料理も美味いっす…!」
「サクサクだぜ…」
りんの海老天丼も美味しそう…、増々空腹が…。
『3番目は水乃選手です』
『これは…』
「海老と野菜のグリル…」
「お、水乃さんって料理美味いんですね」
「野菜の色合いも良い…」
「美味いっす!」
みっちゃん、作ってくれると言うだけあって美味そう。もう待てなくなるなぁ…。
『4番目は山吹選手!』
「私が作ったエビコロネです!」
『焼きたての香りがするぞ…』
「あ、んめぇ!!」
「美味いじゃねぇか!」
「そうだな…」
サヤのパンはやっぱり美味しいのは間違いないね。あぁ、山吹ベーカリーで食パン買いたい←
『さぁラストは羽沢選手です!』
「完成です、エビグラタン!!」
『熱々でチーズの香りが良いなぁ』
「熱!?…でも、美味い!」
「あぁ、中のエビも引き立ってる…」
「そうだな…」
あぁ、つぐみんのグラタンも美味しそう…もう待てない。待てない!大事な事だから2回言った…うん。そして優勝は誰なのか…?
『さぁ、審査員と言う名のモルモット達は誰に投票するのか…』
『ワクワクの展開だな』
「きっとサーヤだよ!」
「リサさんや燐子先輩も美味しそうだったからなぁ…」
「エビコロネ美味しそう…」
「迷うなぁ」
一緒に観ていた香澄ちゃん達も悩んでるなぁ…、そんな事を思ってたら………
「待って下さい!」
「私達も居ますよ~!」
「え?」
「この声は………モモちゃんと楓………!?」
「私達も作りました!」
「食べて下さい~!」
「………え!?」
「「「「「………!?!?!?!?」」」」」
「「「な、何だコレ!?!?!?」」」
俺達が見た物は、2人の作った料理………には見えない物体だった。マグマの様にゴポゴポ鳴ってる上に黒いし………臭いがヤバイ(汗)
そう、モモちゃんと楓は料理が最悪なんだ………言わばポイズンクッキンガーだ(汗)
「さ、先ずは3人に食べて貰いますね」
「召し上がれ~~♪」
「「「………」」」
琢磨達、アレを食べるのか?う~ん、此処は退却しよう、うん。
「ど、どうすんだ?」
「く、食うしか無いだろ…」
「まぁ、見た目だけって言う場合も…」
「「「あん………ウグウウウウウウウウ!?」」」
バタリッ
「あら~、どうしたんでしょう~?」
「美味しさの余りに気絶したんですね」
(((((いや違うって………)))))
この場に居た全員がそう心のツッコミを入れる。
『さて…おや、マイロードが居ませんが?』
「「「「「え?」」」」」
「竜騎先輩…何時の間に…(汗)」
ーーーーーーーーーーーーー
「はぁ…どうにか回避出来た。すまん3人共…」
俺はどうにか退却に成功した。
「それにしてもお腹空いたなぁ、そうだ!寿司が食べたくなったから回る寿司に行こう!」
「へぇ…アタシの料理を食べずに、回転寿司に行くんだぁ………竜騎?」
「え………………り、リサ!?それに皆も!?」
「「「「………………」」」」
後ろを振り返れば、瞳の光が消えてるリサと…みっちゃん達4人が居た。と言うか………怖い!?
ガシッ!!
「え、サヤ?つぐみん?」
「竜騎先輩、勝手に居なくなってるんですから…」
「食べずに居なくなるのは良くないですよ?」
「ちょっ!?マトモな2人までどうしたの!?」
サヤとつぐみんの瞳も何か怖い!!しかも両腕とも拘束されてる状態だし!?
「リュー君の照屋さん…♡私の料理が食べたいから気を引いてるんだよね…?」
「みっちゃん…落ち着いて…(汗)」
「竜騎さん、私の海老天丼よりも回転寿司って………酷いです…」
「りんまで………」
みっちゃんも何か暴走してるし、りんは目を潤ませてるけど、めっさ怒ってる!?
「アタシは竜騎に美味しい料理を食べて貰いたいだけだよ?だから………沢山食べてね~?」
「「「「うふふ♡」」」」
「あああああああああああああああああああああ!!」
その後、5人の手料理を纏めて口に入れられて食事が終わった。その後は………言わないで置こう。
(竜騎視点END)
第86話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回はクリッター!昔からあるカードの1枚だね!」
「フィールドから墓地に送られたら、デッキから攻撃力1500以下のモンスターを手札に加えられるね!」
「入れるが多いから、色んなデッキに使われるんだよね」
「次回、開幕、決勝トーナメント!」
「遂に決勝、やっちゃうよ~☆」
ご観覧、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!