チャゴス?いえチャールズですよこいつは!!   作:ディア

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チャゴス、新しい仲間を得る!

チャゴスを指名したのは幼さの残る16~18歳くらいの少女だった。チャゴスは尖った耳と青い肌を見るからにⅢのゾーマやダイ大のハドラーのような魔族だと判断する…

「貴方が噂のチャゴス?」

「いかにもそうだが…なぜ俺を知っている?」

実際にはチャゴスは王族であるのでサザンビークの国民なら誰もが知っており、肖像画も原作チャゴスとは違いそっくりそのままなので聞くことにほとんど本来の意味がなくなっている。…つまり少女は王族の一員としての用件があるのかそれともチャゴス個人として用件があるのかという意味になる。

 

「私の名前はラーゼル…私は父さんと母さんに言われ武者修行の旅に出た。そして偶々この闘技場で噂になっているのが貴方、チャゴスの実力を試そうと指名した訳なのよ…」

「なるほどな…」

「そうそう…一つ言っておくけど私強いから油断しないでね?」

「(この女の言うことは正しいな。雰囲気だけでもわかる。少なくとも老師よりも強い…)」

チャゴスはラーゼルの圧倒的な強者の雰囲気を感じ取っていた。それこそドルマゲスやラプソーンですら楽に倒せそうなまでな強さを持っていた…

「それじゃ、行くよ!」

そして、ラーゼルがチャゴスの目の前に瞬間移動して現れた。

 

「(速えぇ!!?)」

チャゴスは咄嗟に盾を構え、受け流しの構えを取った。

「おらぁっ!」

ラーゼルは少女とは思えない掛け声をかけ、チャゴスに攻撃をした。

「(今だ!)」

チャゴスは完璧なタイミングで受け流したつもりだった…しかし…

「はぁぁぁっ!」

ドガッ!

チャゴスの視界が黒くなり吹っ飛んだ…

ラーゼルが力押しでチャゴスの受け流しを無効化させてしまったのだ。

 

「がはっ…!」

チャゴスは無茶苦茶だと思う…ナッジにしても少しタイミングがずれても受け流しは成功して逆転勝利したし、それからも鍛錬はして来た…そのはずだった。

だがそれ以上の相手…ラーゼルにチャゴスの技が通じないことがわかり軽く絶望した。

 

「メラ系、ギラ系、イオ系を極めた父さんとヒャド系、バギ系、デイン系を極めた母さんの血を継いている…だから今言った魔法の系統全て使いこなせるの。今回は屋内だからデイン系は使えないけど…それでも貴方を倒すには十分!」

ラーゼルはメラゾーマ、ベギラゴン、イオナズン、マヒャド、バギクロスをそれぞれ左右10本の指で溜め…放った

「フィンガー・ファイナル・ボール!!」

 

瞬間、チャゴスの頭の中で走馬灯がかけた…つまり身体がこの技を受けたら死ぬと言っているものだ。

「(ははっ…一度目はファンタジーな恐竜、二度目はイかれた魔法で走馬灯を見ることになるなんてな。)」

チャゴスはその走馬灯を見続けた。

「(…一度目の人生よりも二度目の人生のほうが短いってどういうことだ?対策を下手に打ったからか?)」

チャゴスは考える…何故自分がチャゴスとしての人生がいかに短いのを…

「(待てよ…この人生のために一度目の人生があるとしたら…!)」

チャゴスは前世の記憶を思い出しフルに頭を回す…するとこれを防ぐ技が閃いた。

 

「マホステ!」

この呪文は1ターンの間攻撃魔法を遮断するという超便利な呪文である。しかもマホカンタとは違い(Ⅸからは違うが)回復魔法は対象にならないため防御及び回復するにはうってつけの手である。

「私の切り札が遮断された!?」

ラーゼルはそれに驚いた。というのもマホステはどんなに調べてもその素性が不明なのである。というのもマホステは人によってはマホカンタやマホターンの下位互換にもなり得るので使われなくなってしまったのだ。(それにメタい話になるがⅣしかマホステは出ておらずそれ以降も出ていないという影の薄い呪文である…)

 

「魔法が駄目なら…体術で勝負よ!」

ラーゼルの切り札は魔法であるのでが故に、切り札を破ってもまだチャゴスの逆転を許した訳ではない…ラーゼルの身体能力はチャゴスよりも上だ。

「やべっ!」

チャゴスは逃げては避けて、避けては逃げる…ラーゼルの一撃は今までにないほど強力な攻撃であり万全な状態でないとはいえHP999のチャゴスでもあと三回入ったら死ぬとわかっていた。それ故の行動だった。

 

結果、チャゴスに精神的な限界がきて体制を崩し…正拳突きしかも会心の一撃を喰らいチャゴスの敗北となった。

「(なんなんだよ…この女…)」

チャゴスはげっそりとしてラーゼルを見ると手を差し伸べてきた。

「大丈夫?」

「(こう言われたら怒る気にもなれねえ…)ああ…」

「でも一応私がやったことだし回復魔法かけてあげる…ベホマ!」

チャゴスは全回復し、身体が軽くなった。

 

「…一応礼は言っておく…ありがとう。」

これぞツンデレの代名詞である。チャゴスの発言にラーゼルは…

「ッ!!」

ボンッ!まさにその擬音語が似合う状況となり惚れてしまった…

 

それからチャゴスは闘技場でモンスター達と戦い全て受け流してトドメを刺してノルマを終えた。

 

~翌日~

「ねえ…チャゴス…私も一緒について行っていいかな?」

事情を聞いたラーゼルはチャゴスの旅についていくことにしたのだ。

「ん?まあ…別に構わないが。」

チャゴスはどうせ断ってもラーゼルがローラ姫のように「そんなひどい…」と言われて無限ループしても困るだけなのでそういった。

 

「やった!ありがとうチャゴス!」

ラーゼルはチャゴスに抱きつき、愛情表現を示すがチャゴスには無駄だった。チャゴスは転生してから性欲というものがまるで消えてしまい、また王室育ち故に愛情表現も伝わらなかった。

「あ~その前にその耳隠しておけ…街の中じゃ見つかったらえらいことになるからな。」

チャゴスはラーゼルの容姿のことを考慮して帽子を被らせるように促した。

「うんっ!」

そしてラーゼルが仲間に加わり、二人の旅が始まった。




H「むう…何故か後書きに俺が呼ばれたのだが…その理由を知らないか?ジ…いやJ」
J「今回出てきたオリキャラのラーゼルがハ…いえH様と私が大きく関わっているからじゃないですか?」
H「それ以上言うのはやめよう…一応そこら辺のネタがわかるのはこの作品以外で作者の作品に触れている読者次第だしな。」
J「まあそうですけど…そういえば作者って放浪癖激しいんですよね…」
H「作者の作品が12件…いや公表していないのを含めたらもっとあるからな。それだけ知識はあるんだろう…」
J「とにかくラーゼルの正体についてどうします?感想に?メッセージボックスに?それとも…追求しないようにします?」
H「…どうせこれだけヒントを出してもわからん読者にはわからんから放っておけ。」
J「みたいですよ?読者の皆様…ラーゼルの正体は感想に書いてもいいし、メッセージボックスで作者に直接聞くもよし…追求しなくてもよし…ご好きなようにどうぞ!」
H「いかん…時間だ。作者からのメッセージを伝えるぞ…次回も期待して待っていろ!!」
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