誤字や脱字などもあるかもしれません。
つたない文章かもしれませんが、あたたかい目でみてください。
これは夢なのだろうか―――――――――――――
今僕が立っている場所の目の前には火の海が広がっていた。
家が燃え、木が燃え、公園が燃え、街が燃えていた。
そんな光景を僕は呆然としながらも見ていた。
そうしているとふと声が聞こえてきた。むこうを見ると赤い髪をした一人の少女が倒れている少年にむかって、何度も泣きながら「おにーちゃん」と叫んでいた。
その子供には見覚えがあった。
五河士道に五河琴里。僕が小さい頃から仲がよくいつも一緒に遊んでいた幼なじみの兄妹二人に
そっくりだったからだ。
...よく見ると士道らしき子供はものすごいけがをしていた。体中が焼け爛れ、腹部には抉られたかのような大きな傷があった。それをみて僕は思わず口を手でふさいで体の奥から出てくる何かをおさえた。
そんな士道に琴里らしき少女は今なお「おにーちゃん」と呼びかけていた
するとどこからともなく『何か』が現れ、そこに立っていた。
そこに『何か』がいるのに、いるのは人なのかどうかよくわからない。その『何か』は琴里となにかの話をし始めた。
そんな様子を見ていると、
.....ーい、おーい 士道ー、琴里ー、どこだ――――――――――
聞こえてきた声に僕は思わずそっちををみた。
そこにいたのは必死になって僕の幼なじみの名前を叫んでいる12歳くらいにの少年がいた。
―――――そう、幼いころの自分がいた
幼い僕は、燃えさかる焔のなかで二人を探していたのか、体中には火傷のあとや小さな傷がいくつもあった。
だが幼い僕はもう限界だったのか、突然糸の切れた人形のようにばったりと倒れてしまった。
それを見て僕は慌てて幼い自分に近寄ろうとした。
そんな時向こうのほうから、さっきまでの酷い傷が嘘のようになくなっている士道と目に涙をためた琴里が慌てて幼い僕に駆け寄ってきた。
(おにーちゃん、たいへんだよ 鳴おにーちゃんが―――――)
(お、おい 鳴 鳴 しっかりしろ しっかり――――――)
二人は倒れていた幼い僕を見つけて駆け寄ってきたが、どうしていいのかわからずに狼狽えていた。
そうしていると、またさっきの『何か』が現れ二人に【その子はもうだめそうだね】といった
琴里は体を震わせながらキッと『何か』をにらみつけた。
何か言おうとした琴里に、『何か』は【でも一つだけ方法があるよ】と言った。
その手の平には、ぼんやりとした輝きを放つきれいな宝石があった。
【これをその..子....に...ふれさ...あげ..ば...――――――――
.....?
少しずつその声は聞こえなくなってきた。
すると僕の意識も突然はうすらいできた。まるで夢がさめてしまうかのように―――――――――――
――――――――――――――――――――――
ピピピピピピピピピピッ!ガシャン
目覚ましの音で僕は目が覚めた。
ついでにうるさかったので、だれかがセットした目覚まし時計もぶん投げた。まぁここにいるのは僕しかいないから僕がセットしたんだろうけど
うるさい電子音の目覚ましで目の覚めた僕まだ眠いので少しボーっとしていた。
―――――? なにか夢を見ていたような気がするような...
けど何の夢だったっけ?まるで頭の中に霧でもかかっているように何も思い出せない。
「.....まあ、いいか...」
そういって僕は目をこすりながらフラフラと立ち上がってカーテンをシャッとあけた。
窓から入り込んできた綺麗な朝の日差しにまだ少しボーっとしていた僕の頭は徐々に覚醒してきた。
「...う~~ん、いい朝日だ!」
完全に目の覚めた僕はそういって、後ろに散乱している服や本やカバンを見た。
大した荷物の量ではないので僕は、すぐさま荷物を少し大きめのカバンにまとめ始めた。
―――僕は今日、住んでいるアパートをでて、4年前まで住んでいた天宮市に行く。
特に理由があるわけでもないが、なんとなく久々に行ってみたくなったからである。
今いるこっちにそこまで親しい友人がいるわけでもないし
それにあっちには、士道や琴里という幼なじみがいる。理由ならそれだけで充分だ。
そして僕が目を覚ましてから数時間がたった。
荷物まとめ終え、服も黒いパーカーやジーンズ着替え、パンなどで朝食も食べ終え、忘れ物がないかを確認し僕-零ヶ崎 鳴《れいがさき めい》は部屋を出た
僕は外に出て軽く息を吸った。そして幼なじみたちがいる天宮市に行くため僕はゆっくり歩き始めた。
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