トータルイクリプスサンダーボルト   作:マブラマ

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第1部 インペリアルガード編
第1話 音楽厨2人の転生


その白く広大な光のような神であり回復術士であるケヤルガと名乗る人物の前に俺達2人音楽の好みが全く違う人間はいた。

「どの世界に行きたい?」

「何だっていい!せめてレースクイーンに似合う女と結婚して平穏に過ごすぜ」

「お前、高望みし過ぎだ」

「うっせぇ!」

俺の名は豊臣悠一

好きな音楽はフリージャズ、ジャズはいいぜ!

で、隣にいるのは義足野郎の徳川良平

お粗末な音楽を聴いてるお花畑の人間だ

何でこんなことになったのかって?

音楽趣味が合わない俺達は喧嘩別れした後、俺はトラックに轢かれそうになる義足野郎を助けようとしたが間に合わず一緒に事故死したんだ

喧嘩しつつ昇天する前に、魂だけの状態でケヤルガに引き留められた。

ケヤルガっていう胡散臭い神であり回復術士の話によると、とある人類が滅亡しかかっている地球へ行って、侵略しているBETAという化け物と戦ってほしいとのことだ。

これは俺達だけでなく、他の魂にも声をかけているようだが、引き受ける奴は中々いないそうだ。

そりゃそうだろ、化け物と戦うんだぜ?

これは後に知ったが、このBETAという化け物と戦うのは絶望的にハードで、肉体精神は勿論魂すら崩壊しかねないシロモノだ

義足野郎はこれは流石に受けねぇよな

「そのBETAって化け物は、お前が恐れるほど、そんなに強大なのか?」

受ける気なのか?おい、義足野郎!

「そうだ、無限にも近いエネルギーを持ち、無限ともいえる軍勢を生み出し宇宙中の星々を破壊し消滅させている……お前達2人ならやれる」

こう答えられても、まだ俺は楽観していた。世間知らずは怖いよな

「成る程な。それでその世界に行くにあたって、武器なり能力なり何か貰えるのか?」

「一つだけ奇跡を授かることが出来る。奴等と戦う武器なり能力なり好きに望めばいい」

「一つだけか……」

「一つで絶対の願いを決めなければ、幾つあっても同じだ」

エンターテイメントでは幾つでも願いを叶える神様もいるが、ケヤルガは違うみたいだ。仕方ない。最高の一つを考えるか

「んじゃ、俺はフルアーマーガンダムだ。サンダーボルトverの方な。義足野郎は?」

御一人様1つだぜ

義足野郎は即答した

「俺はリユース・P・デバイス実験用高機動型ザクIIで」

おい、義足野郎…なんで一つしかない願いがそれなんだよ!

「あのなぁ、もっと威力のある奴とかあるだろ?」

「ZガンダムやZZガンダムに搭載してるバイオセンサーはニュータイプしか扱えないし、キュベレイやνガンダムもだ。ドーベンウルフやシルヴァバレト等のインコムとかはニュータイプでなくても扱える機体だが、重力がある地球ではただのガラクタだ。ドラグーンやCファンネルも……BETAで対抗する機体といえばサイコザクで行くよ」

成る程。

流石、義足野郎だな

夢見ながら間違った選択したら大抵でっかい落とし穴に嵌るものだぞ。俺が言うことじゃないが。

それにしても『サイコ・ザク』か……。

まぁ、いい機体だが。

義足野郎にはとてもお似合いな機体だぜ。

「能力は要らないな……俺はジャズ聴きながら戦場駆けたいんだ」

「ラブポップス……」

お粗末な音楽だ

ガンプラ大会で互角に渡る程戦ったからな。

あの少年には勝てなかったがな。

話逸れたが、俺はフルアーマーガンダム

義足野郎はサイコ・ザクに決まった。

「モビルスーツだな、分かった。確かに聞き届けた。フルアーマーガンダム サンダーボルトVerとリユース・P・デバイス実験用高機動型ザクII…サイコ・ザク。それらをもって宇宙の邪悪”BETA”に挑むがいい!」

ケヤルガは俺達2人に近づかず掌を見せる

閃光に包まれたその瞬間、俺と義足野郎の意識は暗くなり、別世界へと飛ばされた




ゲストキャラとして『回復術士のやり直し』の主人公であるケヤルガを出しました。
因みに悠一だけはマブラヴの原作知識はありません。
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