少しファンタシーな鎮守府で   作:朝宮 糸瓜

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 EPISODE2で新規登場・設定が大きく変化した主要人物一覧と次EPISODE予告です。


 登場人物紹介(EPISODE2)

 登場人物紹介(EPISODE2終了時点・2028年7月現在。EPISODE2で登場した・情報が大きく追加された人物)

 

 第127鎮守府所属

 

 ・江風(本名:立花 蒼)

 

 本作主人公で『物語に介入する主人公』。次々と起こる自分の身内と判断した人々に降りかかる事件を円満解決するために奔走し、多くを解決するも自身の精神的な負荷を自覚し心が壊れ気味になった。

 厄介事を見て見ぬふりが出来ず、ともすれば危険を顧みず助けに入れる度胸と精神性をしているが、その根本は地元の大怪異による精神汚染だった。

 戦闘においては一般の駆逐艦娘よりレンジの狭い射撃戦の他、対単体や機動戦では双小剣(ツインダガー)を、対集団や大きな一撃は幻創造神の大剣を模した『創造の剣』で、他サポートに簡易な術具を使う等戦闘方法の選択肢の多さで戦う。

 常に自分より強いヒトに囲まれながらその助力になりたいと努力しており、慢心とは対極の精神性をしている。一方で背負いすぎだと心配されている。

 

 

 ・江風の魂

 

 江風が艦娘になる際に憑依した艦娘の魂。意識が独立しているのはそもそも別人が憑依した特殊例の不知火/福山梓を除いて異常適性(イレギュラー)艦娘ですら他にはいない。

 『江風』として一般の江風から社会性や理性を捨てて勇猛さ等を尖らせたような気質をしている。

 江風が恐れや恐怖に飲まれず勇猛果敢に戦うことを望んでおり、その為にヒトデナシな感性で発破をかけている。

 

 

 ・あそーと(幻創造神)

 

 地球を含めたこの宇宙を創り上げた創造神、その一面。遥か昔に創造したアーデム・セイクリッドに呼び出され顕界した。

 彼自身に人類やこの世界を滅ぼすという意思は薄かったが自らを触媒にして顕界させたアーデムの願いの為世界を滅ぼそうとし、江風や火継、守護輝士と戦った。

 その後、自身を打ち破った火継に「私の意思でこの世界の存続を望む」と宣言されたことで彼女のことを気に入り、彼女の今後の活躍を見守る為に憑依先として適性のあった江風に憑依した。義理堅く憑依したからには、と江風の様々なサポートを進んで請け負っている。

 創造神だと変に反応するヒトが出る可能性があるため、対決時の彼の「我が創造の失敗は、「あ」らたなる「そ」うぞうで「と」り戻す」という台詞から江風の魂が遊び半分に付けたあそーとという渾名で通している。

 

 

 ・狂咲(くるいざき)

 

 その昔家族も故郷も過去に滅ぼされ、その復讐のため人を害する怪異を討伐して回っていた在野の怪異狩りの女性の魂。

 退魔師をしつつ安住の地を求めて流離っていた東条一族と旅を共にし、母多との戦いで命を落とした。その際に自らを母多の復活を監視、阻止するための人柱として封印した。

 母多と戦うために助力を求めた江風に同調し復活。江風に憑依して共に戦った。以降は同様の脅威と戦い続ける江風のサポートのため憑依を続けている。

 

 

 ・夕立(本名:天王寺 美琴)

 

 生まれながらにして高い闘争心を持ち、それを持て余していた女性。

 学生時は学問やスポーツにそれを向け、将来は斜陽の実家経営の企業を立て直す経営闘争にと思っていたが両親が経営者として完璧な男性を婚約者に持ち出した。結果今後闘争が出来なくなると察知した彼女は友人の力を借りて逃走、衝動的に最寄りの鎮守府に駆け込み艦娘夕立として覚醒した。卯月にはそのいざこざ以来世話になっていて、その伝手で127に転属した。

 経営闘争や政治戦が得意な人員が127には欠けていたため、その穴を埋める役割と遊撃隊としての役割を買って出ている。

 戦闘スタイルは命知らずな駆逐艦らしい戦いの他、アークスの武器・ウォンドとエーテルの補助による法撃を用いた『殴りウォンド』というアークス・テクタークラスのような戦闘スタイルを取っている。

 

 

 ・神風(本名:流山 蒼空)

 

 ベテランの駆逐艦娘で特に対潜戦闘に秀でている。彼女の高い能力を十全に活かせるような激戦区はそうそうなく、力を持て余していたところに卯月の勧誘を受けて転属した。

 ベテランらしく先輩としての気遣いも優秀。親友に海狼所属の潜水艦娘のホークビルがいる。

 戦闘スタイルは主砲による攻撃よりも細やかな調整をした爆雷を地上水上水中問わず投射する方が得意。

 

 

 ・秋津洲(本名:松村 遼子)

 

 卯月に誘われて127に転属してきた後方支援タイプの艦娘。水上機母艦兼工作艦であることと本人の気質から戦闘が苦手だが、127で艦娘母艦運用の支援要員が欲しいとのオファーがあったため応じた。

 工作艦としても他の鎮守府にはない装備の制作や整備で人の手が足りていない状況の為、彼女の能力は127からは大歓迎だった。

 艦娘母艦の操舵を主に担当している憲兵隊の中村と仲よくしている様子が度々目撃されている。

 

 

 ・朝潮(本名:保科 朱里)

 

 127鎮守府が興行を始めた当初から足繫く通っていた中学生の少女が中学卒業と共に艦娘になった姿。127の面々と共にやっていきたいと強く願っていて、艦娘訓練校でもその主張を大っぴらにしていたためとてもよく目立っていた。

 念願叶って127に所属してからは仲良くしていたイと改めてコンビを組むように興行部でメインを務めている。誰に言われても曲げない自我の強さと星のように眩しい明るさが特徴。

 

 

 ・荒潮(本名:石井 唯)

 

 大卒時に就職に困っていた際、箔付けで艦娘になろうとした際に同じく艦娘になりに来た朝潮と出会い、惚れこんだ女性。自覚はしていないがロリコンの気がある。

 朝潮に惚れこみながらも常識人であり、ボケに対して放置できない性格のためボケ側の人物が多すぎる127で日夜ツッコミに励むことになっている。朝潮同様興行部に配属された。

 

 

 ・大潮(本名:桐嶋 怜)

 

 表向き建設業、裏の顔はヤクザの実家から高校卒業時に家出するように艦娘なった女性。

 艦娘訓練校で同室だった朝潮に引っ張られるようにして127に所属した。遠征部に配属され面倒見のいい龍田に可愛がられている。

 実家とのいざこざは夕立の婚約者問題共々コハルが粉砕したため、肩の荷が下りた状態である。

 

 

 ・大和(本名:楓坂 和葉)

 

 艦娘の華々しい面に憧れて武蔵と共に艦娘になった女性。艦娘とその題材になった旧海軍の軍艦にも敬意を持っており、それらを愛してやまないことを公言しているYMTコーポレーションの亜贄萩斗に親しみを覚えている。

 艦娘訓練校時代にその萩斗に誘いを受け、武蔵共々127に所属することに決めた。

 

 

 ・武蔵(本名:漆原 奏)

 

 大和の学生時代からの親友であり、大和と同じ経緯で艦娘に、127に所属した。

 艦娘としても大和型は珍しく、動向が注目されていたがまとめて127に所属することをあっさりと表明したため艦娘訓練校では大いに騒ぎになった。

 本人は経験は浅いもののその火力を十全に活かせる環境に大いに満足しているが、127としては大和共々扱いに困っている節がある。

 

 

 矢矧(本名:近藤 由香里)

 

 101鎮守府のエースである阿賀野姉妹の1人でアースガイド所属艦娘だった。2つ名『紫電一閃』の名の通り、具現武装の刀に雷を纏った鋭い剣閃が非常に強力。

 友人を怪異に殺され、そこを阿賀野に助けられ艦娘になった経緯から怪異全体に悪感情を持っていたが江風を中心に127と交戦し、動乱を経て考えるところがあり127に転属した。

 生真面目な性格で江風にライバル意識を持っているので、江風がどんどん気負っていく様子を歯がゆく思っている。現在もアースガイドに籍を置いている。

 

 

 ・ツ級(ソウルネーム:ツングースカ)

 

 激戦を求めて『終の海』から出向してきた深海棲艦カテゴリA。ツ級らしさを突き詰めた対空特化の能力を持ち、敵飛翔物をひとつ残らず叩き落すことに快感を覚える対空狂。人を害する本能は機能していない。

 何の影響を受けたのか、厄災であるツングースカという名前を名乗り、ハイテンションで騒いでいるが物静かな雰囲気の『終の海』では浮いていた。一方で127ではハイテンションについていける面子がちらほらいるため、退屈はしていない様子である。

 

 

 ・摩耶

 

 特定の鎮守府に帰属せずワ級と運び屋をしていた野良艦娘。生まれながらの艦娘。

 ひょんなことから鎮守府より先にワ級と交流をして仲良くなり、「自分達をまとめて受け入れてくれる所」がないと判断、基本的に短期契約で生きていくのに必要な物資を駄賃として運び屋をしていた。

 自己メンテでは整備の限界が来ていた所に「まとめて受け入れてくれる所」になった127にアプローチされ、合流した。合流後は遠征部に所属している。

 

 

 ・ワ級

 

 摩耶とコンビを組んで運び屋をしていた深海棲艦カテゴリA。戦いというより武装した相手に恐怖を覚えている。

 本能なのか嗜好なのか輸送することに意欲を見せていた為、摩耶が護衛、ワ級が輸送の運び屋で食い扶持を稼いでいた。

 127合流後は遠征部の輸送の主力として輸送を担当している。

 

 

 ・八重(八尺様)

 

 江風が『組合』で療養兼修行中に出会った元人間の怪異。その昔、あまりに高身長で醜女とされてきた彼女は村のお偉いさんの子供である少年に惚れ、彼と共にいようと拉致するが捕まり牢獄で獄死した。その霊が成仏できずに土地の霊力や噂話と混じり合い怪異になったのが今の彼女である。

 江風により正気を取り戻した後は少年好きの2m弱の女性程度に姿や様子が落ち着き、濁流の助言もあり127に帰属した。その気になれば体に霊力を張り巡らせ八尺様の身長やスペックに戻れるが本人はそれを非常に嫌がっている。現在は茅野コウタに熱を上げている。

 

 

 ・マザー(衛星・月の意思)

 

 かつてフォトナーに創造された模倣シオンの1号機。

 腐敗していたフォトナーに反抗的だったために亜空間の先であるこの世界に棄てられ、地球と衝突。ジャイアントインパクトを起こし長い休眠状態にあった。後にアラトロンに発見され意識を取り戻した際に地球上でエーテルが活性化し、人類はエーテルという情報素子を手に入れた。

 自分を棄てたフォトナーに見返してやりたいという願いからアークスにアクセスするためにPSO2を創り、無意識的に自分と同じように集団から見放されていた人材をマザー・クラスタに集めていた。

 本来動乱の中でアーデムに殺される運命にあったが江風の決死の割り込みにより一命を取り止め、127鎮守府に帰属する形になった。これによって127の情報戦能力が飛躍的に増強された。

 

 

 非127所属・地球

 

 ・亜贄 萩斗

 

 EPISODE1から引き続き127に協力するスポンサーでありマザー・クラスタ金の使徒でもある。

 127への義理と彼自身の嗅覚から本来127とは関係なしに進むはずだったアルを巡る騒動に早々に江風を始めとした127を巻き込み、介入させた。

 彼が敗退後自主的に127に保護されたことを切欠に127は脱落者を積極的に保護していく方針になり、結果死ぬ運命にあったマザー、ベトールが生還した。

 動乱の後も鎮守府の協力者として、またマザー・クラスタの事後処理として多方面に寄付や協力を惜しまない経営方針を取り資金を派手にばら撒いている。

 

 

 ・八坂 火継

 

 PSO2EP4の主人公で天星学院生徒会長。江風達とは一般マザー・クラスタ構成員の仲間で緩い友人関係だった。

 他のマザー・クラスタ構成員同様マザーに忠実で盲目的な少女だったが、アルとの出会いでその信奉にブレが生じ、迷いながら自分の答えを見つけ、守護輝士と共に戦い抜いた。

 その動乱の中で立場が異なりながらも自分のことを尊重しつつ真実を見届けようとした江風と仲が良くなり、その後は気の置けない友人関係に発展している。

 具現武装である天叢雲は瘴気や厄災を斬り払う神話の剣の再現であり、その意志と力で数々の難局を切り開いてきた。

 氷莉と親友以上の距離感になっているものの本人はあまり自覚はしていない。また、兄妹揃って面食いの気がある。

 

 

 ・鷲宮 氷莉

 

 火継の親友でマザー・クラスタ構成員。アルとの出会いで真実を確かめようとした火継と決裂、オフィエルの洗脳もあり一時期敵対することになった。正気を取り戻してからは火継の傍に戻った。

 具現武装は伝説の剣の再現である魔剣グラム。その名に恥じぬ凄まじい破壊力を持つ剣で、正気を取り戻すまでは武器に振り回されている様子があった。

 

 

 ・八坂 炎雅

 

 火継の兄でアースガイド所属。アーデムの懐刀だった。両親を失ってからアースガイドに拾われ、火継を育てるために所属し頭角を現した。その上で自分の意思で決断することに重きを置いていることと火継を裏社会から遠ざけようとしていたため、動乱の際は火継と幾度かぶつかった。

 火継を失いかけたこと、江風に発破をかけられたことで火継に素直に話すようになり和解し、アーデムの凶行を知り混乱しながらも戦い抜いた。

 動乱の後はアーデムにより中枢部が消えたアースガイドをまとめつつ学生生活に戻り、教師と生徒の関係になったオークゥとやいのやいのしている。

 

 

 ・アル(生まれたてのダークファルス)

 

 火継と守護輝士が惑星ナベリウス探索時に遭遇したダークファルスが守護輝士によって浄化され、依り代にしようとしていた地球の火継の元に火継が使っていたアバターの形で顕界したもの。アークス、マザー・クラスタ、アースガイドの戦いは実質彼の争奪戦だった。

 生まれたてのダークファルスとしてぼんやりとした暗い意識から引っ張り上げてくれた火継と守護輝士にとても懐いていて、火継や彼女のいる世界を救うために尽力した。

 現在は天星学院初等部の転入生として元気に生活している。

 

 

 ・ファレグ=アイヴズ

 

 原初の人間、イヴその人。マザー・クラスタ火の使徒。その持てる時間をひたすら鍛錬に費やし、素手で衝撃波を出し跳躍で空を飛び宇宙まで駆け付けられるスペックまで到達した『人間の極致』。

 人外な面々相手に食らいついていこうとする江風や火継を気に入り、人類の可能性を否定し放棄したアーデムやオフィエルを嫌悪する。

 動乱の後はオフィエルをしばき上げつつ再教育しながら127やオラクルに顔を出して育成と闘争を楽しんでいる。東条の動乱では友永芳佳を決着の場に護送していた。

 

 

 ・如月

 

 旧130所属の駆逐艦娘。故人。周囲をまとめるようで混沌に向かわせる性格をしていた。

 死後は名前が共通していたきさらぎ駅に魂が囚われきさらぎ駅を根城にしていた怪異の釣り餌にされていた。

 127に解放され濁流にきさらぎ駅周辺環境を整備されてからは彼の地で怪異領域に迷い込んだ人を返したり現実世界を見守るポジションに就いた。

 

 

 ・東条 麗華

 

 江風の中学時代のクラスメイトであり地元東条の地の大地主一族の孫。非常に優れた退魔師の素質があり、軽く実物を見ただけで見よう見まねでその力を行使できる程。

 勉強も出来て博愛精神に満ちている指導者の後継者として優秀な素質を持っていたが家令の斎藤の言われるがままになっていたこともあり、江風の孤立を防ぐことが出来なかった。

 東京に出た江風と再会し、友永芳佳と縁を結ぶことで自分自身を持ち直し、江風と友情を結び直したことで東条の地を支配していた母多の依り代になる未来を回避した。

 

 

 ・東条 裕也

 

 東条麗華の父親で東条グループ発展のために街の外の東条グループを取りまとめるために単身赴任していた。萩斗の秘密裏の接触によって故郷と娘の危機を察知、127と協力体制を取った。

 東条での動乱の後は亡き父の跡を継ぎ、萩斗率いるYMT等と連携しながら大損害を負った東条の街の復興のための音頭を取っている。

 

 

 ・友永 芳佳

 

 中学生時代の江風に助けられた出来事から江風と交流のある東条出身の女性。江風の2歳下の孫がいる。着物の一流派の家元でお高く滅ぶぐらいなら気軽に普及させるべきというスタンス。

 東条在住者としては異例にフットワークが軽く、街の外にも気軽に出て127と着物のタイアップなどを行っていたが、江風の帰郷時に東条賢三と親友だったことが発覚。

 東条の動乱ではファレグの手を借りて親友を狂わせた母多に引導を渡しに現れた。

 

 

 ・朱音(名無しの死神)

 

 江風が帰郷した際に出会った死神の少女。被虐待児もかくやといった痩せぎすの体躯をしている。本来死者の魂をあの世に送るだけの仕事だが、死者が心残りなく旅立てるように腐心している心優しい死神。

 江風の祖父をそうして送ったことから江風に保護され、江風の実家を拠点に活動できるようになった。職場環境が劣悪だったが、江風による報告を受けた濁流により上司の首ごと職場環境が一新された。

 

 

 ・相馬 灯莉

 

 太陽テレビ所属のマルチタレント。横須賀の那珂に憧れて地下アイドルになったもののイマイチ伸びず、グループが解散した所に木暮社長に拾われた。

 江風とは番組共演者としてだけでなくプライベートでも仲良くする相手であり、艦娘に敬意を払う「星を照らす太陽」のような少女。

 

 

 ・木暮 御影

 

 小規模テレビ局である太陽テレビ社長にして灯莉のマネージャー。横須賀の那珂の光にやられたクチであり、艦娘を視聴者稼ぎの為にバッシングしていたテレビ局から離反し、太陽テレビを立ち上げた。

 既存の報道機関とは逆を行く方針を取っており、ついてこれる反骨者で内部を固めている。127が信頼できる数少ないマスメディアである。

 

 

 ・南極女帝(アンタークティックエンプレス)

 

 南極沿岸部を中心に活動している上半身は人型で下半身は四脚の艤装を持った戦艦姫級深海棲艦。カテゴリA。艤装の一部は先輩のものを流用している。

 自分達深海棲艦を生み出した存在が概念的な海底層にいることを知り殺された先輩の報復のためカチコミをかける手段を求めている。

 

 

 ・濁流

 

 人間と人間に友好的な怪異の共生組織『組合』宗家の娘。跡継ぎには兄がいるためフリーな立ち位置。既婚者。

 元『物語に介入する主人公』であり、かつての自分と同じ立場で戦う江風にゾーン等戦術面の手解きなど積極的に協力の姿勢を見せている。

 

 

 ・海狼(シーウルブズ)

 

 世界を股にかけて活動する明確な帰属先を持たないエリート潜水艦娘部隊。

 世界各地に寄港先の鎮守府を設定しており、日本においては特殊第3鎮守府が該当する。

 全体的に刹那的で享楽的な傾向にあるのは彼女らなりの処世術である。また、各寄港先の潜水母艦艦娘をママと呼び甘えている。例外的に50の霞が本人としては不本意ながらもママの一人に加えられた。

 

 

 ・特殊第3鎮守府

 

 存在自体を鎮守府組織の多くすら知らない特殊部隊の鎮守府であり、潜水艦娘運用専門の鎮守府。鎮守府コアを潜水艇に改造しており、拠点ごと引っ越しが可能。

 司令官はPSO2のルーサーに姿も声も酷似している羅臼怜。ルーサーとの違いはとてつもないシスコンであること。

 数少ないオラクル側の事情を知っている地球勢力の一つである。

 

 

 ・第101鎮守府

 

 鎮守府司令官および主力の阿賀野型がアースガイドで構成されている有力鎮守府。

 アースガイドの正義を信じて正義の味方をしていたが127との衝突および動乱の中でのアーデムの乱心を経て司令官および阿賀野が再起不能に近い状態となり半ば活動停止している。

 

 

 ・『終の海(ついのうみ)』勢力

 

 人類勢力に帰属はしないが友軍ではあるという塩梅の深海棲艦勢力。所在海域は太平洋日本沖。

 深海棲艦出現初期に同じく出現した大怪異に支配されていた深海棲艦達が大怪異が討伐されたことで人を襲う本能からも解放されたことによって形成された勢力で、静かで穏やかな終わりを求める深海棲艦を受け入れ、居場所や死に場所を提供している。

 自分達を生み出した存在を知ろうとする127や南極女帝と提携関係にある。

 

 

 非127所属・オラクル

 

 ・守護輝士(ガーディアン)

 

 最強のアークスにして、PSO2、アークスの『主人公』。本来は福山梓の『もしも』が就くポジションだったが、この世界線ではそんな彼女がその前に死亡したため代理で収まっている。

 独りマトイを救おうとして失敗した梓や【仮面(ペルソナ)】に対して仲間の協力の元にマトイを救ってみせ、梓に希望と羨望を与えた。

 梓から一方的にライバル視されているように見えてこの人物も梓を内心ライバル視している。

 

 

 ・コハル

 

 シャオが127に派遣したアークスの一人。高飛車なお嬢様のような性格をしており、笑い声が独特。

 武器は双小剣だがアークスのPA(フォトンアーツ)とは異なる蛇が絡みつくような動きで敵に張り付く独特の戦闘スタイルをしている。

 良家の子女としての矜持がある。

 

 

 ・ライル

 

 シャオが127に派遣したアークスの一人。真面目で純粋な青年で苦労人気質。

 武器はジェットブーツで攻撃と支援を器用に切り替える中衛スタイル。

 年上の引っ張ってくれる女性が好みで、偶然助けたライルが好みど真ん中の吉永光葉に告白され、半ば流されるように受け入れた。

 

 

 敵対者

 

 ・アーデム=セイクリッド

 

 アースガイドの代表でありその正体は創造神に創られた原初の人間、アダム。過去の偉人、安倍晴明やパラケルススらの正体でもある。

 昔から名を変え姿を変え人類の発展に寄与してきたが、人類の進歩のなさに段々と絶望していった。エーテルが発見されてからの停滞さに痺れを切らし、自身の手で人類の革新を目論んだ。旧127や130を襲撃していた第二技研や母多の元に人類を異物として進化させようとしていた一部東条の住人らの元スポンサーでもあった。もっとも、物語開始時にはそれぞれ可能性の限界を感じて支援を中止、痕跡もほとんど消していた。

 マザーを殺害しその力を得ようとしたが江風に中途半端な形で中断させられ、自らを媒介にして召喚した幻創造神による世界創造も火継達の手によって止められたものの、彼らにしっかりと進んでいく意志を見せられ、炎雅達に未来を託すように逝った。

 

 

 ・オフィエル=ハーバート

 

 アースガイド北米支部長、マザー・クラスタ水の使徒を兼任していた二重スパイ。

 医師として人の命を救っていたがそれ以上に紛争による死が溢れていたため人類に絶望。革新を行える人物を探していて、最終的にアーデムの奸計に乗った形である。

 動乱の際に自身の能力をファレグに破壊され、刑罰を与えるより人間の素晴らしさを身に覚えさせた方がいい、と言うファレグにその身柄を任せられその後は厳しくしごかれている。

 

 

 ・鎖鎌

 

 江風の地元で犬猫等の小動物を殺傷しコレクションしていた狂人。正体を知った幼い江風もその手にかけようとして失敗、投獄されていた。

 母多への適性が高く、精神汚染された者たちの働きかけによって釈放され帰郷中の江風と再度遭遇し、討たれた。

 

 

 ・東条 賢三

 

 江風の地元東条の地を実質支配していた大地主。学生の頃から地方の過疎化の波が東条の地も襲うことを懸念しそれに負けない地盤を作り上げることを目標にしていた。もっとも、そんな彼の心情を正しく理解し応援していたのは親友の友永芳佳だけだった。

 地球上にエーテルが巡り深海棲艦が甚大な被害をもたらした頃、その勢いに乗った母多に依り代にされ、「母多神様の治める未来こそが東条発展のための最適解」だと思考汚染された。

 東条の動乱の終盤で自由を取り戻し母多を、筆頭眷属になっていた家令の斎藤を拒絶。息子や孫、親友に本来の望みを託し消滅した。

 

 

 ・家令の斎藤

 

 東条賢三の同級生であり東条家に仕える一族だった。傲慢で虎の威を借る狐を地で行っている性格をしていて、東条家の権力を自分自身の権力と履き違えている節があった。

 その精神性を母多に筆頭眷属として見いだされたが精神汚染によってその性格が形成されたのではなく、彼元来の物である。

 最期は現実でも夢の世界でも撃破され、東条賢三にも拒絶され理解不能の混乱と恐怖の中で死亡した。

 

 

 ・母多

 

 東条の地に遥か昔から存在していた敵性怪異。人の死や穢れ、負の感情を糧にする。江風の悲惨な境遇の元凶。

 本体は肉塊で怪異の猪に寄生していた形で力を蓄え、巨大化していたところを時の東条一族に封じられたが、その封印は完全ではなかった。

 エーテルが発見されると同時期に深海棲艦が現れ、日常と非日常の境が曖昧になったこと、世界が恐怖など負の感情に包まれたことで他の怪異同様活動を開始。自らを封印している一族の中で特異的に力の弱かった東条賢三を依り代にし、思考汚染した。最終的に東条賢三や斎藤の言うがままに依り代として抵抗しないように育てた力の潜在能力の高い東条麗華を依り代にして復活を果たす算段だった。最期は江風と友永芳佳によって滅ぼされた。

 

 

 ・怪異竜

 

 特殊能力こそ少ないがその圧倒的な速度と機動力、凶暴性から各所に被害を出していたワイバーンタイプの怪異。『組合』が指名手配するも討伐には至らなかった。

 怪異の餌である穢れや負の感情の豊富な東条の地を餌場にしていたため、掃討しに来た江風一行を襲った。

 母多側は餌場となっている東条を制圧する者から護ってくれるモノと認識していたが、この怪異は母多が復活を果たしたら母多をも喰らって強化する腹づもりだった。後を考えない単体性能に秀でた睦月の『馬鹿の完全武装(フール・フルアームズ)』に撃破された。

 

 次回予告。

 

 

 『ーー助けて!』

 「貴方が、『あの江風』?」

 「誇りにかけて!」

 「やっぱり『そういうの』って邪魔だよね」

 

 「わた、しはーー」

 

 「貴方が良い。貴方じゃないと嫌」

 

 

 EPISODE3 それぞれの世界で

 

 

 「君が一番に望むもの。それを落とすような選択は後悔するよ」

 

 ※台詞は一部変更されることがあります。

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