10:00 ???
「う、ううん……知らない天井だ……」
どこかの施設に運ばれていたようで、ベッドに寝かされていたらしいことに気付く。
「どれだけ寝ていたんだ?」
『一夜明けたぞ立花蒼』
「うへぇ。……うぅ、頭がガンガンする」
『薬の効果が切れているのだろう。貴殿が『物語』に囚われた直後、濁流に投げ渡されたものを持っているはずだ』
「え?……本当だ。これ、薬の補充だ……」
「あ、目が覚めましたか〜」
「っ!」
グレーの髪のナース服のような女性が気付いて話しかけてきた。
ちなみに濁流というのは本名ではないのだが本人の強い要望であそーとのオッサンも濁流呼びにしている。
「怪我はないようですが、痛みはありますか?お腹空いていませんか?」
「え、えーっと……」
彼女に空腹なことと頓服薬の効果が切れて頭痛がすることを伝えると、すぐに食事を持ってきてくれた。
食べている最中、彼女はヴェスタルといい、私を見つけた金髪の女性はホーネットだと教えてくれた。ただ、艦娘の彼女らとは随分と服装も印象も違うというのが正直なところだった。
そうして食事を終え、薬を飲んで少し。ヴェスタルがホーネットを連れて戻ってきた。
「やっほー、調子はどう?」
「おかげさまで。……話し合いもできそうかな」
「それじゃ改めて。君は誰?」
『その前に我々にとってここは異世界であるという前提を共有しておきたい』
「わ、またこの声!?」
「どこからしているのかしら?」
『我はあそーと。この立花蒼、いや江風に憑いている存在だ』
「えっとね……」
あそーとのオッサンについて軽く説明をする。それに合わせて私達がどういう世界から来たのか、私がどうしてあそこで倒れていたのかをあそーとのオッサンが解説してくれた。私自身記憶が曖昧だったのでありがたい。
「あそーとのオッサン、なんか手慣れてる?」
『貴殿が寝ている間に話すべき事柄を整理していただけに過ぎぬ』
「異世界かぁ……昨日話がおかしいと思ったのもそういうことね」
「深海棲艦、エーテル。この世界にはないものですね」
「その上で名乗ると、私は日本の第127鎮守府に所属している白露型駆逐艦の江風だ。立花蒼っていうのは本名ね」
「ニホン?っていうのもこっちの世界にはないんだよね」
「えっ」
「でも白露型駆逐艦の江風はこの世界にもいるんですよ」
「えっ?」
「『重桜の白露型駆逐艦のKAN-SEN、江風』。それがこの世界における江風です」
「……」
『立花蒼よ。エスカ端末で世界地図を出せ。その方が話が早い』
「……分かった」
そうしてすり合わせた結果、この世界における日本はーー位置は同じでも形などが違ったがーー重桜という名前であり、ホーネットやヴェスタルの所属するアメリカはユニオンという名前であることが分かった。
そして、私が人間が艦の魂で変身する艦娘なのに対して、彼女らKAN-SENはメンタルキューブという記憶媒体をコアに建造される人造人間タイプであることも共有できた。つまり生まれながらにして艦娘である陽炎の姐さん達のタイプだ。
「そういえばこの拠点ってこの地図でえ言えばどこになるの?」
「この辺かな?」
「ハワイか……?」
またの名を真珠湾。パール・ハーバー。
「私の世界でもここにはアメリカ……ユニオンの大型基地があるよ」
「結構共通していることがあるんだね」
「……この上で、なんで私はこの世界に呼び寄せられたんだろう?「助けて!」って声は聞いたんだけど」
『一切が不明ではあるが予測はできる。……そう時間をかけずにここまたは付近で大規模な事件が起こり、そこで助けが求められるのだろう』
あそーとのオッサンが私について、『物語に介入する主人公』であることも伝えてある。
「事件……?いや、セイレーンと戦い続けているから平穏とは言えないけど、そんなこと起こるかなぁ?」
「『アズールレーン』としても今のここは重要拠点でもないですし」
「『アズールレーン』?」
アズールレーン。敵性存在であるセイレーンに対抗する為の国際連合組織であり、純粋な科学力を持ってセイレーンに対抗すべきという主張の組織だそうだ。設立にはアメリカことユニオン、日本こと重桜、イギリスことロイヤル、ドイツこと鉄血の4か国が主軸となっていたそうだ。
しかし戦況が膠着してきた中で科学力だけに頼らず解析して判明したセイレーン技術も取り入れるべき、とスタンスを翻した鉄血が脱退した。脱退した鉄血勢力はアズールレーンの代わりにレッドアクシズを名乗ったそうだ。その上で重桜も不穏な動きを見せているらしい。
「米英と日独……真珠湾……」
そのワードで思い起こされるのはWW2だ。セイレーンという共通の敵がいるのだからそうはならないだろう、と思いつつも私たちの世界における艦娘事情も「艦娘組織は国に所属する以前に国連組織の大本営の所属である」とすることで艦娘戦力同士による抗争を防いでいたことも思い出した。
「なあ、レッドアクシズが結成されたのにあたってユニオンは重桜に対して燃料とか必要物資の輸出制限による締め上げとかそういうことしてない?」
「え?そんなことするわけないじゃない」
「KAN-SEN関連の物資も人が生きていくための物資もそういうことをしたという話はないですね」
「ユニオンの国家元首が重桜人絶滅思想とかも……ないか」
「何その物騒な発想」
私達の世界の歴史で日米戦争の切欠について説明する。そういったイベントはこちらの世界ではーー少なくともKAN-SENが世の中に出てきてからはーー起きていないらしい。
「そういった経緯でこっちで言う重桜がユニオンの出鼻と士気を挫く為に行った奇襲作戦がここ、真珠湾への攻撃だったンだ。最も、甚大な被害を与えたけど主目標だったヨークタウン級空母3隻は港にいなくて戦略的には失敗だったンだけど」
「え、私達狙い?まあ、ヨークタウン姉やエンプラ姉が強いのは認めるけど」
「同型艦なンだからそこは自信持ってよ」
WW2ではこの襲撃失敗が後を引き、幾度負傷しても蘇り活躍する最大級の武勲艦エンタープライズという伝説が生まれた。その活躍にはヴェスタルが応急修理を必死に行い支えていたというのも艦娘の間では有名だ。
その結果なのか、それまでの代のエンタープライズの功績も含めてなのか、現代では縁起の良い社名として日米問わずエンタープライズを組み込む企業が多いことも記憶にある。社名に大和を持ち出したハギトさんが特殊例なのだ。
「……ところでさ、私について上官……提督?基地司令?とかに報告しなくていいの?」
「いやー、話すとややこしくなっちゃうからなぁ」
「江風ちゃんが酷い目に遭わされてしまいます」
「……ッ!」
酷い目に、という言葉で心がざわつく。
「相当酷いんだ?」
「最悪だよ。私達がヒトじゃないとは言っても限度があるよ。……だからここだけの話、新しい指揮官を秘密裏に本国に通して着任して貰う算段を付けているんだよね。後数日で到着するはず」
「あまり話が広がると騒ぎになってよくないから私やヨークタウン級ぐらいしか知らないんですけどね〜」
「秘書艦として雑務を押し付けられているカッシンやダウンズには悪いけどもうちょっと耐えてもらえればなぁ……」
「カッシン、ダウンズ……アメ……じゃないユニオンのマハン級駆逐艦だっけ」
「そうだよ」
劣悪な環境にいると聞くとどうにかしたいという思いが芽生えるが、現状新指揮官を待つ他ないだろう。
そう話をしていると銀髪の二人の女性が入室してきた。どちらも肩に結構大きい鳥をとまらせていて、一人は儚げ、もう一人は威風堂々としていた。
「ホーネット。次の命令が下ったが……客人は起きたのか」
「体調は大丈夫?」
「あ、ヨークタウン姉にエンプラ姉」
「どうも、お陰様で。……じゃあこの面子が新指揮官について知っている面子の全員か」
ホーネットとヴェスタルが先程共有した情報を二人に伝える。
「成程。セイレーンの仕業かと思ったが異世界の敵によるものだったと」
「大変だったわね」
「それで何か起きそうな事件について心当たりはない?」
「指揮官様が重桜を過度に警戒されてはいますけど……」
「レッドアクシズに興味を持っていそうだからここに攻めてくるというのは短絡的すぎる。すまないがこちらの持っている情報もその程度だ」
「こっちの歴史を踏まえれば間違ってはいないンだけど……こっちの歴史でしかないからなァ」
どうも同じ名前の艦が就役してはいるが歴史が異なっているようなのだ。国名も地形も差異があるのだからさもありなん。
「こちらの用事に戻らせてもらいたい。ホーネット、ヴェスタル、私達4隻で出撃しあの鏡を破壊してこいと指揮官から命令が下った」
「!」
「ちょっとエンプラ姉、それやったら江風が帰れなくならない!?指揮官にも漂流者がいる、って伝えてたよね?」
「あぁ。だが、「そんなものはどうでもいい、捨て置け」と言われてしまった。だが安心して欲しい。そんなことをする気はない」
「事情聴取もせずに放置か……色々言われるだけあるな」
「とりあえず私達は行くだけ行って壊せなかったと言い繕うつもりだ。江風側の証言で異世界の敵によるものだと判明したが、セイレーンがこちらから関わっていないという証拠にはならない訳だからな。
江風、君の処遇は新しい指揮官が着任してから改めて検討させてほしい。それまではここに滞在してくれないだろうか?」
「了解したよ。……けど、鏡の調査には同行したい。こちら側の知識で何か分かるかもしれないから」
「分かった。よろしく頼む」
そうして私達は出発した。
12:00 近海
「へぇ、心の有無に差があるンだ」
「そちらのヒトと混ざって生まれる形式についても興味深いな」
件の鏡に向かいながら私はKAN-SENについて更に詳しく聞いていた。大本のデータからメンタルキューブを媒介にして生まれる彼女らは性格などは同じでもその心の豊かさ、感情の起伏などには差があるらしい。
基本的に生まれたてのKAN-SENは自我が薄く、カンレキの長いKAN-SENは自我が強くなっていく。私が同行している4隻はしっかりと自我を獲得しているようだ。
それはそれとして、基本的に人間には従順あるいは好意的になるような基本設計がされているようで、その上でなお疎ましく思われている現指揮官を害しようというKAN-SENはいないようだ。
「ついたよ」
「アレが例の鏡か?普通の鏡に見えるが」
「普通の鏡がこんな小島にポツンと置かれていることはないはずよ」
「……あそーとのオッサン、どう?」
『今は何の反応もないな。改めてこの姿見は地球のものでもエーテル関連でも深海棲艦のものでもないことだけは分かるが……ふむ』
「それだけ分かれば十分……うん?」
『我が艦娘や深海棲艦は地球に帰属しないモノによる力が関係していると判断したことについては話したな』
「うん。だからこそ私はあそーとのオッサンと殴り合えたわけだからね」
『その根源となる存在が概念的な海底の下の空間にいることは理解しているな?』
「……その辺り、一度南極女帝(アンタークティックエンプレス)とも擦り合せ直したほうがいいと思うよ」
『帰ったらそうするとしよう。
その空間だが、地球のある世界に帰属しないモノが創り上げた待避所のようなモノで地球ならざる異空間である。故に我も内部にはアクセス出来ず把握も出来ぬ。地球に属さぬ故マザーも識ることは出来ぬ』
「ヒトの世が出来るより昔に地球のある世界にやって来た異世界人が作った小さい異世界空間、ってコト?」
『概ねその認識でいい』
「随分と壮大な話してるね?」
ヒトによっては今までの常識が崩れ去って発狂しかねない内容だった気もするが、地球が生まれたジャイアント・インパクトの真相を知っている私にとっては些事だった。
『おそらく艦娘や深海棲艦の根源に関わるモノはそこの住人であり、この姿見もそういった別の住人の仕業であると推測している。この世界のセイレーンとやらが創り、我等の地球に送り込んだのでなければな』
「セイレーン技術かは私達では分からないわ。セイレーン技術を活用しているレッドアクシズでも分かるかどうか……」
「セイレーン技術は未知数ですからね〜」
「このまま野ざらしにしてそれこそセイレーンに利用されてもいけない。起動していないなら持ち帰るとしよう」
「そうだねエンプラ姉。……待って、警報!?母港に空襲!?」
「ッ!」
「セイレーンか!?」
『ここで来たか』
予想はしていた事件はここで起きるらしい。
「鏡の回収は後回しね。機関全速!戻るわよ!」
「「了解!」」
「江風、手伝ってもらえる?」
「一宿一飯の恩義、って奴だ。行こう!」
13:00 ハワイ基地周辺
奇襲が上手く刺さっていたようで、通信から基地にいた戦艦級等の主力KAN-SENが大ダメージを受けた等の情報が伝わってきた。基地指揮官もパニックになっているようで収拾をつけられていないようだ。
「敵はセイレーンで確定?」
「いえ、不明だとーー」
『ーー敵航空機識別完了……零戦!?』
「重桜だと!?」
「オペレーション・パール・ハーバーだって言うのかよ……!?」
『敵航空機隊、最終防衛ラインを突破!狙いはーー』
『おい、なんとかしろ、待て、待ーー』
基地指揮官の慌てた声の直後に爆発音。これは空爆の音だ。
「……指揮官?指揮官、応答してくれ!」
「そんな……!」
嫌われていたらしい基地指揮官の戦死に動揺が広がる。エンタープライズでさえ顔面蒼白になっている。
「KAN-SENは人に従順に出来ている、言い換えれば指揮官の喪失で一気に精彩を欠く、か……!」
ーー助けて。
「!」
ーー誰か、助けて!
「具現武装。……追加で偏向バーニア起動。グリーンタブレット、増設バーニアを展開して」
「江風?」
誰の声かはわからないけれど。どこで助けを求めているのかは勘で分かった。ならば、後は征くだけ。
「皆は基地の救助は後回し、このまま西進して敵部隊の鼻っ面を叩いてこれ以上の状況悪化を防いで。……必要なら、私が指揮を出す」
「……!」
「江風はどうするの?」
「指揮官室に行く。呼んでいるから。……任せたよ、4人共!」
そう言って無理矢理空を駆ける。間に合え!
13:30 ハワイ指揮官室 カッシン視点。
痛い。私とダウンズは生き残ったけど、お互い損傷も大きくダウンズは意識を失っている。指揮官は……爆撃の直撃にあって原型をとどめていない。
「ダウンズ……指揮官……」
爆撃によって空いた大穴から外が見える。先程この部屋を吹き飛ばした爆撃機が再度こちらに向かってくるのが見える。
だけれど、怪我で足が動かない。呼吸が浅くなる。通信機から悲鳴と爆発音が鳴り響く。心がぐちゃぐちゃになる。
「やだ……ダウンズ、起きて……!逃げなきゃ……」
妹を揺する手に力が入らない。酸素の代わりに恐怖が胸を締め付ける。
「やだ……助けて……誰か、助けて!」
私が声を上げたのと爆撃機が爆弾を投下したのは同時で、目をつぶって衝撃に身構えた。
ーー開闢の蔦よ!
「え……」
身を焼く痛みの代わりに降ってきたのは知らない声。頼もしい声。目を開けると、そこには赤い髪の女性が背を向けてマントを翻しながら爆撃を防いでいた。振り返り、琥珀色の目をこちらに向ける。
「生きてるか?その隣の白いやつも」
「え……うん、私も、ダウンズも、生きてる……」
「ってことはお前がカッシンか。遅くなってごめん。もう、お前達には手を出させない」
世界が動き出す、音がした。
同時刻 江風視点
「間に合った……!」
創造の剣を使ってバリアを貼りながら安堵する。聞こえていた声はカッシンという目の前の黒髪でオッド・アイのKAN-SENの声で間違いなかったようだ。
マハン級駆逐艦、カッシン。私達の世界の歴史だと真珠湾攻撃にて姉妹艦のダウンズ共々大破着底、数年後のWW2末期に引き上げ修理された後に日本本土攻撃部隊に参加することになる駆逐艦だ。
余談だがマハン級駆逐艦ではないカッシングという似た名前の駆逐艦がソロモン海で夕立の非常識ムーブの第一犠牲者になっていて、日本の史料にカッシンと誤記されてややこしいことになっていたりする。他にカッシン・ヤングという駆逐艦もいる。電と雷、山風と嵐のような名前のややこしさの米国版である。
「『滅び果てよ』!ついで機銃掃射!」
体制を整え直そうと爆撃機がまとまった所に衝撃波を浴びせてまとめて撃墜する。攻撃範囲から外れた機体も機銃で全て始末した。
「目視の敵機なし」
『きひひっ、レーダーにも反応なしだ』
「よし、応急修理妖精!この2人をやれる?」
「お任せー!江風が寝てる間にヴェスタル相手にイロハは覚えたよ!」
「頼もしいな」
艤装に搭載していた応急修理妖精に処置してもらう。
「カッシン、よく頑張ったね」
「あ……」
私はカッシンをぎゅっと抱きしめた。恐怖で体が震えるのが治まるまで、抱きしめていた。
「お前の指揮官をやらせちゃって何を言うかナンだけど。もう、傷つけさせない。私が、守るよ」
私はその為に来たのだ。
『無線拾ったけど敵さんまだヤル気みたいだよ?逆にこっちは指揮官の喪失でガタガタだ。エンプラ達が持ち直させるまで保つかねぇ?』
「……通信機使うよ。……ふぅ」
覚悟を決める。
「こちら司令部。指揮官は先の攻撃で死亡した。よって私、迷い猫(ストレイ・キャット)が指揮を引き継ぐ!動ける奴は負傷者を避難させろ!手が空いている、戦える奴は基地から南へ!今ヨークタウン級とヴェスタルが反撃に移っている、その支援に回れ!」
『蒼、全域通信で敵さんにも繋がりそうだぜ』
「よし。……こちら代理指揮官迷い猫!敵部隊に問う!宣戦布告もなしになんのつもりだ!」
『……うふふ。こちら重桜、第一航空戦隊、赤城』
「敵司令塔は赤城か!」
『よく聞け虫けらども。これなるは我がヤオヨロズノカミガミの思し召し。未来とは強者に委ねられるもの。天命はこの力で大洋を制する私たちにある!』
重桜は神道に似た多神教であると聞いている。その上でこれはーー
『我ら「重桜」はこれより「レッドアクシズ」に参加し、全ての偽善者に天罰の鉄槌を下す!』
紛れもなく宣戦布告だ。
「何が、なぁにが強者だ!宣戦布告ナシで奇襲してふんぞり返ってるンじゃねェ!これから反撃して奇襲に頼らないと勝てない弱者だと証明してーー」
『それはこちらでやります。江風、いえ迷い猫は基地周辺の敵掃討を』
「赤城!?いつの間に!?」
通信に割り込んできたこちらの赤城に驚くことになった。