少しファンタシーな鎮守府で   作:朝宮 糸瓜

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 加賀編前編です。


15話 超えたい背中、追いたい背中

 2027年7月初旬 10:00 第127鎮守府

 

 

 「なんで、なんであなたがここにいるの……」

 

 絶望した加賀の声。

 

 「……加賀、さん」

 「なんであなたが『赤城』なの、姉さん!!」

 

 加賀の叫びが響き渡った。

 

 

 遡り9:00 執務室

 

 「えぇ、本日付で1週間、他所の、第81鎮守府から2名の艦娘が出向してきます。目的は新人の他鎮守府における環境下での経験を積むこと。それとそのサポート、だそうです」

 

 頭を押さえながら告げる提督。

 

 「艦種は……ベテランの方は空母大鳳。新人の方は空母赤城、だそうです」

 「……横須賀の赤城さんじゃないなら、特に思うことはないわよ?」

 

 一斉に視線を向けられるがどこ吹く風の加賀。『横須賀の赤城』ガチ勢は相変わらずだ。

 

 「大鳳さんはベテランの空母、赤城さんは新人ながら優秀な成績を収めている空母です。加賀さんと瑞鳳さん、特に瑞鳳さんの方ですね。参考にできるかと思います」

 「楽しみです!卵焼き用意しておこうっと」

 「瑞鳳ちゃん、お通しじゃないんだから」

 「部屋は空き室を宛がっておきます。そして、おそらくですが。第二技術研究所側の差し金かと思われます。よりにもよって当鎮守府に派遣するメリットは薄いはずですから。情報の流出には気を付けるように」

 「来る艦娘がスパイだってことですか?」

 「いえ、彼女らが白だとしてもそこから情報を吸い上げて、という狙いも考えられます。注意するに越したことはないでしょう。各自、注意を」

 「「了解」」

 

 そうして、迎え入れたのだったが……

 

 

 9:50 鎮守府

 

 「今日から1週間お世話になります、81鎮守府の大鳳です!」

 「同じく、81鎮守府の赤城です。よろしくお願いします」

 「127鎮守府の瑞鳳です!よろしくお願いします!」

 「……」

 「加賀ちゃん?おーい、どうしたの?」

 「……嘘、なんで」

 「やっぱり、ここで艦娘になっていたんですね、」

 「名前を言わないで!そういう規則のはずよ!」

 「!」

 「加賀ちゃん!?どうしたの!?本当に!?」

 「……瑞鳳、あなたには話したかしら。素体の私には、3つ離れた姉がいることを」

 「そういえば言ってたね。やたら出来のいいって待ってまさか」

 「そう、見れば、分かってしまう。なんで……」

 

 騒ぎに駆け付けた私達に気づかない様子で加賀が続ける。 

 

 「なんで、なんであなたがここにいるの……」

 

 絶望した加賀の声。

 

 「……加賀、さん」

 「なんであなたが『赤城』なの、姉さん!!」

 

 加賀の叫びが響き渡った。

 

 「……どういうことですか、大鳳さん」

 「詳しくは聞いていないんですが、うちの提督がうちの赤城とそちらの加賀さんが血縁だと聞いたらしく、それで加賀さんを心配していた赤城を連れて様子見を兼ねて研修に行くように、と。聞いていませんでしたか?」

 「聞いていませんね。はあ、成程。血縁者とはいえ他所の鎮守府の所属艦娘の情報を、成程。連絡、こちら福山。響さん、金剛さん、執務室へ」

 『響だよ。了解だよ』

 『了解デス』

 「……予定通り、貴方達は滞在と演習を。瑞鳳さん、案内を。加賀さんは一度部屋に戻ってください。今は時間が必要でしょう」

 「……了解、です」

 「私が案内しますね!ちゃっちゃと行きましょ!」

 「は、はい」

 「……加賀さん……」

 

 てーとくの本気で怒りを隠しきれない様子、それに困惑する大鳳さん。そんな空気で、顔合わせは終了した。

 

 10:30 江風・電・加賀の部屋

 

 「加賀ちゃん、大丈夫なのです?」

 「……」

 「加賀の艦娘になった理由、横須賀の赤城さんに憧れるのともう1つ、家族がアレだったから、だったな」

 「……ええ。その中で姉は嫌いではないのだけど。でも、そうね。苦手ね。よくできた、完璧な姉。競争意識を持つのも馬鹿らしいぐらい。だからこそ、私は我が道を行くんだって決めていたの」

 「それが艦娘になって目の前に現れちゃ平静じゃいられねェよなァ」

 「……少し、自主練してくるわ。その方が、落ち着くかもしれない」

 「分かりました。フォロー必要でしたらいくらでもしますので!」

 「てーとく達もなんか動いてるっぽいしな」

 「……えぇ」

 

 酷くショックを受けている加賀。直接元気を出させるようなことは出来なかったが、何か加賀をふっきれさせることは出来ないだろうか。

 

 

 11:00 訓練場

 

 

 「……やっぱり、集中できないわね」

 

 訓練場で1人的に向かって攻撃訓練を続けていたけれど、命中率が芳しくない。精神が落ち着いていないのだ、当然と言えば当然だろう。

 

 「かといって、2人に話して気が楽になるかと言えば、そうでもないものね」

 

 私の家庭事情。姉に対する鬱屈。さらけ出したところで気が楽になるとは思えなかった。

 

 「でも、やっと艦娘になれたんだから。絶対に、潰れたくない。私は、私は……!」

 「フ、何か悩んでいるようだな、そこの新人よ!」

 「ッ、誰!?」

 

 突然現れた――私が周囲に気づかなかっただけかもしれないが――人物に困惑する。127の人員じゃない。

 

 「私は長門、戦艦長門!佐世保こと第3鎮守府の長門だ!ハハハハハ!」

 「え、あの、長門さん……!?」

 

 横須賀の赤城さんや金剛さんと並んで有名な艦娘はいくつかいて。そのうちの一人が、佐世保の長門、陸奥の戦艦コンビだった。後は呉こと第2鎮守府の龍驤、鳳翔など。龍驤さんについては訓練校で見たことがあった。

 

 「あの、なんでこの鎮守府に……?」

 「いやぁ、普段やることがなくてなぁ!ちょっと東京に用事ついでに顔を出してみたのだ!」

 『響だよ。全館に通達。佐世保の長門が来訪。後付け承諾だけど、とりあえず放っておいていいとのことだよ』

 『金剛デス。このゴリラ……長門、貴方は後でお話がありマス』

 「ハハハ!金剛は相変わらず硬いな!」

 「いや、あの、大丈夫ですか……?」

 

 お忍びで来ていたらしい。金剛さんがかなりキレている様子だが大丈夫なのだろうか。

 

 「この程度のじゃれ合いは毎度のことだからな!それよりも、だ!」

 「はあ……」

 「随分と悩んでいるようじゃないか。良かったら聞かせてくれないか?」

 「!」

 「悩み迷う新人を導くのも先達の務め!さあ、気兼ねなく話すがいい!」

 

 あまり見ないタイプの強引な人だ。金剛さんにゴリラとか言われていたけれど。

 

 「ただの家庭内の事情の、コンプレックスなんです。長門さんが気にしないでも大丈夫です」

 「重要ではないか!艦娘になって尚抱える程の事情、解決せねば実戦に響くぞ!命に関わる!」

 「!」

 「私はただの通りすがりだ。独り言を吐くような気分でいいぞ」

 「……」

 

 その勢いに流されて。家庭内事情に関しては姉さん経由で流れているだろうし、まあいいやって思って。

 

 私は、3つ上の姉が1人の4人家族だった。姉はとにかく親の要求をこなし、何をさせても完璧だった。だから、親も姉を持て囃していた。

 私はそこまで出来は良くなく、いくら総合的に、比較的にいい評価を得ても「姉の方がすごい」と褒めてもらえないような環境だった。

 他者からの評価も、『あの姉の妹』というもので、ずっと比較され続けていた。自尊心などとうの昔に砕けていた。

 そんな中でも、弓は好きだった。この感情を、モヤモヤを、今日あった良いことを、嫌なことを、全て載せて。矢に載せて的に叩きつけるのが好きだった。

 姉は弓でも才能を見せていて、大会の優勝常連だった。私もいいところまではいったが、その程度では、と親には見向きもされなかった。

 姉は才能をひけらかすようなことはなく、むしろ私を気遣ってくれることが多かった。ただ、余計に惨めになってしまうから、苦手だった。

 

 そんなある日。6年前。忘れもしない、あの日。

 

 

 2021年 弓道大会会場

 

 

 「……ふぅ。……射貫く……!!」

 

 イメージは的を狙うのではなく、打ち砕く。そんな気持ちを載せて弓を引いていた。形としてはどうであれ、私らしく弓を引きたい、その一心だった。

 結果は3位。力み過ぎだとの指摘は受けたが、イメージ通りに射れたと思う。姉は当然のように優勝していた。そんな中で。

 

 「貴方の弓、見せていただきました。とても想いが籠っていて、素晴らしかったですよ」

 

 初めてそんな声をかけられた。美人な大人の女性。底知れない雰囲気を持った人。

 

 「え、あ、私ですか?もっとすごい人が……」

 「いえ、貴方です。綺麗に正確に射る。それだけではなく、打ち抜いて……いえ、打ち砕いてやるという意思の籠った一射。その中であの正確さは、将来が期待できますね」

 

 にこやかに、誰にも理解されたことのない私の打ち方を見ただけで理解してくれた。それがどれだけ嬉しかったことか。

 

 「あら、この子の射を見ていたんですか?それなら、もっとすごい射を見せられる姉がいますので……」

 

 介入してくる母親。まず、私を下げる。そういう話し方ばかりする親。それでどれだけの人が私から関心を失ったことか。怖くなってしまう。

 

 「この子のお母さまですか。私は、この子の射の話をしているんです。そのお姉さんの射も見ていましたが、優秀でしたね。ですが、私が気に入ったのはこの子の射なんですよ」

 

 それでも、私の射の方が気に入ったと言ってくれた。信じられないような、すごくうれしいような。

 

 「それに、一々この子を否定するやり方、好きにはなれませんね。3位にまでなったこの子のことも、褒めてはいかがですか?」

 「ですが、この子の姉の方が」

 「成程」

 

 その人の目が冷たくなったような気がした。母親が思わず後ずさる。そして、優しい目を私に向ける。

 

 「貴方は自信を持っていいですよ。そのまま、貴方らしく。期待していますよ」

 

 初めてだった。そこまで私に、『姉の妹』ではない私に目を向けて期待してくれたのは。そして、その直後。

 

 『緊急警報。近海に深海棲艦の反応有。繰り返します。緊急警報。近海に深海棲艦の反応有。皆さん、避難をしてください』

 

 海沿いの会場だったので、避難警報が発令された。この施設は地下があるので、そこが避難場所になる。

 

 「あら、無粋ですね。致し方がありません」

 

 そう言って避難方向とは逆を向くお姉さん。

 

 「『変身』。横須賀の赤城。抜錨します」

 

 初めて見た艦娘。そして、そのまま赤城さんが深海棲艦を片っ端からやっつけてしまったという話を避難所で聞いた。その後、その戦い様をネットで目に穴が開く勢いで見た。

 

 「赤城さん……赤城さん、赤城さん」

 

 繰り返し、私の中に刻み込む。初めて私を見出してくれた人。その戦闘スタイルは、力強く、私のやりたいことと一致していた人。強く、憧れた。

 

 「私、艦娘になりたい。あの人のような、艦娘になりたい!」

 

 初めて、私自身の明確な目標が出来た瞬間だった。

 

 

 「……それが艦娘になった志望動機で、その後も家族からの冷遇は続いていました。姉は気にかけてはくれましたが、常に私にとっては高すぎる壁で居続けて。それを振り切るように、艦娘になったんです。ですが、その姉も艦娘に、しかも赤城になっていたんです。先程、それが目の前に現れて……動揺が隠せなくて、今に至ります」

 「大変だったな。辛かったな。分かるぞ、その気持ちは」

 「長門さんも?」

 「今では佐世保の長門、などとトップクラスのように扱われているが、実際はな。私以上の戦果を、私がやりたかったことを。ここにいる金剛やそれこそその横須賀の赤城に先を越されてしまっていてな。悔しかったよ。あいつらが色々あって特殊な方向に舵を切ってからは、正道をいく艦娘、として頭角を現した扱いになってはいるが」

 

 長門さんでもコンプレックスを感じていたのか。

 

 「正直、君の話を聞いて「またか!」と思ったよ。いつも赤城はそういう奴なのだ。ただ、そうだな。聞いたことがある。珍しく上機嫌に、赤城の奴が将来が楽しみな子を見つけた、と6年前に言っていた。アレは、君だったのだろう。余所の鎮守府所属である私にまでそんなことを話していたのは、その時ぐらいだったよ」

 「赤城さんが、私のことを……!」

 「ここに来る前、君の話は異常適正の話を込みで聞いていた。正直、先程の話に赤城が混じっていなければ、敵を打ち砕く砲撃艦種に転向してみないかと誘いたいほどだったのだが……その様子では、『加賀で正解』なのだろう。悔しいな」

 

 そう言って快活に笑う長門さん。

 

 「それはそうとして、『打ち砕く』体験はあまり出来ていないのではないか?赤城のアレは特別製だからな、真似のしようがない」

 「そうなんですけども、赤城さんの特別性というのは?何度か聞いたことはあるんですが」

 「矢が特別なんだ。通常より太い矢で構成されている。正確には、通常の発艦用の矢を装甲で囲っている状況だな。それでまず敵を打ち抜き、装甲をパージ。それで艦載機を展開するという物だ。相当な力がいるし、射程も短いものとなる。乱戦に飛び込んだ時専用のものだよ、アイツの『敵を打ち抜く矢』というのは」

 「そんな重たい矢を使って……!」

 「普通の艦載機用の矢を使っては、艦載機がそのまま壊れてしまう。かといって通常の矢では艤装扱いではないから威力に大きく劣ってしまう。専用の矢を用意できる横須賀でないと、物理的に真似ができないのだ」

 「そういう理由も、あったんですね」

 「……そうだ!少し待っていろ。すぐに戻る!」

 

 そう言って駆け出していく長門さん。そしてすぐに戻ってきた。たんこぶを一つこさえて。

 

 「ハハハ、金剛の奴は容赦がないな全く!艤装の力で戦艦級の拳骨をもらったぞ!まあ、いい。これを使ってみて欲しい」

 「これは……20.3cm砲?重巡の奴ですよね?」

 「そうとも!本来、『空母加賀』というのは戦艦として設計されていた。その名残というか、防御用にこれを装備していたという史実がある。まあ、そんなことは気にせず、撃ってみるといい」

 「撃ち方は、なんとなく理解していますが……う、重い。艦娘加賀としては適性がないですから、うまく扱えません」

 「ふむ、ではこちらかな。15.5cm三連装副砲。副砲になるが装備適性的には悪くないはずだ」

 「あ、こちらなら問題なく。撃ち方は、羽黒を参考に……いけっ!」

 

 的から外れて着水する砲弾。ただ、気分が高揚する。

 

 「いきなりは難しいですね、ただ、楽しいです」

 「全く、空母にしておくには惜しいが……気の済むまで撃ってみるといい!」

 

 それからしばらく撃ち続けた。普段使わない筋肉を使って体がガクガクになってしまったが、最終的に的を打ち抜くことに成功して。すごい高揚感を得て。

 

 「やった……!」

 「うむ、よくやったぞ!筋がいいな!」

 

 褒められる嬉しさと。体の中の熱が膨れ上がる感覚があった。

 

 「私がやりたかったことは、こういうこと。こんな風に、目標を、射貫くこと……!」

 「む、どうした?」

 

 体を走る熱が止まらない。アウトローや襲撃時の怪物の爆発を受けたときの熱が呼び起こされるような感覚。

 

 「エーテルが、応えてくれるのなら……」

 

 本能的に言葉が出てくる。これが江風の言っていた――

 

 「『具現武装』」

 「加賀!?」

 

 ぱっと見、変化がないが、やれることは分かる。残った的に目を向ける。矢をつがえていない弓に手をかける。存在しない矢が出現する。

 

 「イメージは……『ラストネメシス』!」

 

 私と的以外の感覚が消えて。足元の波の揺れも気にならなくなって。ただ、『撃ち抜く』という一念で、放つ。

 ズドン、という重い音と共に的が砕け散る。

 

 「……出来た……?」

 「加賀、今のは……江風がやっていたという、具現武装という奴か?」

 「みたいです。私にも、出来た……」

 「撃っている間、君の足が空中に浮いていた。本当に、異能なのだな」

 「そうだったんですか?確かに、足元の感覚が消えていたんですけど」

 「無意識だと!?ハハハ、これはとんでもないな!」

 

 衝撃的な光景を見た、というのに快活に笑う長門さん。そして、いいことを思いついたというように提案をしてきた。

 

 「なあ、加賀。お前の姉は1週間滞在しているんだろう?なら、どうだろう。ここは1つ、決闘でも挑んでみないか?」

 「え、決闘……ですか?」

 「私はお前の後を追うだけの妹ではない。そして、お前と違う道を進んでいるのだ。それを、姉に、そして君自身のしがらみにぶつけてやるんだ。そして、撃ち砕いてやる。前に進めるとは思わないか?」

 「……それは……」

 「無理にとは言わない。だが、姉の存在に心を埋め尽くされるよりは良いと思うし、挑むのは、中々愉しいものだぞ」

 「……」

 

 考えたこともなかった。あの姉に対抗するなど。けど、この力があるなら。長門さんが後押ししてくれるなら。

 

 「訓練、手伝ってもらえますか?」

 「勿論だとも!あちらにも大鳳がいるのだろう?なら丁度いいだろう!慣れもあるだろうし、最終日ではギリギリすぎてよろしくないな。5日後、最終日1日手前がいいか?」

 「そうですね、習熟期間は欲しいです」

 「では、行くか!宣戦布告だ!」

 「……はい!」

 

 その後、長門さんと姉の元へ訪れ――どこにいるかわからなかったので時間はかかってしまったし、それについて2人で笑っていた――晴れ晴れしい気持ちで、宣戦布告をするのだった。酷く驚かれたが、それも誇らしい。

 

 「マジか、加賀」

 「めっちゃやる気なのです……!」

 「やるからにゃ勝てよ、何すればいいかわからんけど協力するからな!」

 「当然電もなのです!!」

 

 江風と電にも応援してもらえた。私には、仲間がいる。頼れる人もいる。今までの、比較されるだけの『あの姉の妹』じゃないのだ。……やってやる。やるからには、勝ってやるのだ。




 第81鎮守府 実力も十分、戦果も十分だがいかんせん基地司令の人が良すぎる、人間内のいざこざから離れすぎているために油断してる節がある。

 第81鎮守府の赤城 加賀達が横須賀の訓練校で訓練を受けていたころ、呉にある別の訓練校で艦娘になる訓練を受けていたため、加賀と鉢合わせることがなかった。

 第81鎮守府の大鳳 苦労人というか間接的な被害者枠

 加賀の素体は自己肯定感が低いですが、傍から見れば『あの完璧な姉程ではないが、優秀だなぁ。これが血統か……』となる程度には総合的に優秀です。ただ、それ以上を姉がいっているだけで。
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