登場人物紹介・127組(EPISODE1終了時点・2027年12月初旬現在)
第127鎮守府所属 同期組
江風と同期で艦娘になり、127鎮守府に所属している。
・江風(本名:立花 蒼)
本作主人公。勘と近接戦闘センスに非常に優れている戦士向きの異常適正(イレギュラー)艦娘。16歳。
身内に親身に、外部に辛辣に当たる海に面した地方都市「東条」の出身で、例外的に地元民から外部の人間扱いされて不遇であったこと及びアウトローとの出会い、マザーによるマザー・クラスタへの勧誘を機に艦娘に志願し127鎮守府に着任した。
異常適正の内容は近接における反応速度や順応性に長ける代わりに射程が本来の駆逐艦より明らかに劣っている。
具現武装は双小剣(ツインダガー)。具現武装時には目の色を含めた江風改二衣装に脛当てなどを加えたような衣装になる。本来の改二には適正の関係上なれない。
基本戦術は単騎で敵陣に突っ込み撹乱しつつ接近戦を行う、対大物に張り付く等の前衛。追加偏向バーニアを活用した急加速による蹴り及び離脱時に魚雷を投下し直撃させる『シンフォニックブレイク』が主軸技。その他有効な場合はアークスのツインダガーPA(フォトンアーツ)を次々に繰り出す。
『駆逐艦艦娘江風』を意識して舎弟的な言動・行動を心掛けているが、本来の彼女はお節介焼きではあるがだいぶやさぐれた人柄で言動もぶっきらぼうである。
東条の地に馴染めず、されど自他問わずに厄介事にはいち早く気付いて処理してしまう日常を送っていたため、手持ち無沙汰になると周囲の探索・人間観察が癖になっている。
そのことから睦月に「迷い猫(ストレイ・キャット)」と呼ばれるようになった他、他の面々からも猫のような挙動や反応をすると認識されている。
・電(本名:石川 絵梨花)
江風と同期でありマザー・クラスタ仲間でもある。16歳。
両親に理不尽に冷たく扱われていたことで感情や悪意と言ったモノを常人よりも鋭く感知できる覚妖怪一歩手前の知覚に目覚めた。
異常適正艦娘。敵味方のコンディションや意識を向ける先を電探以上に把握できるが機動力がやや低い。
具現武装は大砲(ランチャー)。爆発半径が広く、被弾対象を大きく吹き飛ばせる砲撃を行える。射程は駆逐艦射程程度。具現武装による衣装はなし。
戦術は知覚による戦闘指揮及び補佐と砲撃による牽制、陣形破壊の中衛。
艦娘になる以前から人目を気にして立ち回っていた為、『駆逐艦艦娘電』の言動にもすぐに馴染んだ。
甘える相手に飢えていた経歴もあり、母性を発揮する雷や自分のことを必要だと手を伸ばした梓に異様に懐いている。
・加賀(本名:本沢 みなも)
江風と同期でありマザー・クラスタ仲間でもある。16歳。
幼い頃から優秀な姉と比較され続け自尊心を折られる中、弓道大会で他でもない自分の射を認めてくれた横須賀赤城に憧れ、マザー・クラスタの勧誘を君は艦娘をやれるという意味と勘違いし、艦娘になった。
異常適正艦娘。狙撃能力に非常に秀でているものの、本来大量の艦載機を積める艤装スロットが使えないという欠陥を持つ。
具現武装は弓にエーテルを付与しエーテルの矢弾を発射できるというもの。動く標的相手でも正確に強力な一撃を撃ち込める狙撃の適性を見せる。具現武装による衣装はなし。
戦術は艦載機を飛ばす前後で敵空母を中心に甲板部や頭部を撃ち抜き無力化する航空戦艦に近いもの。中衛。
第1鎮守府の赤城に憧れて艦娘を志したことと、優秀な姉と比較され卑下されていた家庭からの出奔という経緯があり、加賀らしい口調を心掛けつつゴーイングマイウェイな振る舞いをしている。
目標はかの赤城に並び立つことであり、その当人に期待されたり第3鎮守府の英雄・長門に妹のように可愛がられるなど大物に好印象を持たれている。
・海風(本名:藤堂 小桃李)
江風と同期でありマザー・クラスタ仲間でもある。16歳。初期配属は128鎮守府。
艦娘になる前から不屈の精神と揺るがない根性を持っていた。学生当時からの彼氏がいる。
異常適正艦娘。エーテルをアークスのテクニックとして扱える代わりに機動力がやや低い。
具現武装は駆逐主砲にアークス武器のタリスとしての特性をもたせる等の付与・創造型。テクニック主軸アークス同様の戦術を取ることが出来る他、エーテルで創り出した空海お構いなしに意識した通りに飛び回る魚雷のようなものを同時に8つまで生成して放つことが出来る。
128所属時に第二技研による洗脳を受けていた後遺症で127の江風に対して異常に感情が親愛方向に昂ぶる。他の個体の江風には特に感情が高ぶることはない。
127の江風が絡まない限りは根性の凄まじい頑張り屋、といった人物。時折悪意なく毒を吐くことがあるが自覚をしていない。
・瑞鳳(本名:森 麻衣子)
江風と同期の一般艦娘。19歳。訓練校では成績が奮わない落ちこぼれだった。
適切な指導者に出会えないと成績を伸ばしにくいタイプだったが、そんな相手に出会うことが出来ればしっかりと伸びる素質がある。
困難に対してあれやこれやと騒ぐもののやり抜く度胸と順応性がある為、異常事態や困難続きの127鎮守府で戦い抜けている。
一家揃って料理下手だったが『料理好きな艦娘瑞鳳』になったことを機に料理に挑戦、現在は上達し他者に振る舞うことが趣味になった。特に卵料理には並ならぬ熱意がある。
・羽黒(本名:石井 汐里)
江風と同期の一般艦娘。19歳。瑞鳳同様訓練校での成績が奮わない落ちこぼれだった。
少し臆病な性格の影響で戦闘訓練に慣れるのが遅かったが、自分だけ脱落したくないという感情と127の容赦のない訓練に明け暮れた結果、この問題はすっかり克服している。
一般艦娘としては127の唯一の重巡であり砲撃火力の要であるため、通常戦闘部隊として重宝されている。
同期組の中でも理性的であり、暴走しがちな面々のフォローに回ることが多い。
・赤城(本名:本沢 美穂)
江風と訓練校違いの同期の一般艦娘。19歳。加賀の実姉。絵に書いたような優等生。
才色兼備で驕らず気を配れるというどこに出しても恥ずかしくないようにと育てられ、両親の期待に応えるように育った人格者。
しかし『理想のお人形』でいることを求められる中で将来を見据えられず悩んでいる中で妹が艦娘になると出奔したのを受け、自分もお人形から脱却したいと艦娘の世界へ足を踏み入れた。
第81鎮守府に着任し実力を伸ばす中で妹である加賀の動向を聞き出向訓練の元に127に来訪、加賀に拒絶され衝突した。
その後和解すると共に沖田元帥の手により127に異動、以降主力空母艦娘として活躍している。
第127鎮守府 旧127鎮守府組
壊滅させられた旧127の生き残りで現127に所属している。
・天龍(本名:青山 果林)
一般艦娘。24歳。
気さくな姉貴分で一般職員のスカウト担当。『前回』の生存者仲間が激情を前に出すので抑えてはいたが彼女自身かなりの激情家である。
軽巡艦娘として、先輩艦娘として堅実な戦闘を行う他に具現武装技術の解析等から完成した艤装装備への能力付与を活かし、艤装の剣での戦闘も可能になった。
艦娘の姿は胸が大きくて邪魔だと思っている。
・龍田(本名:渡辺 香織)
一般艦娘。28歳。
127の中でトップクラスに理性的な人物。主に艦娘業務としての外部連携である遠征任務における漁船等の護衛で旧127時代から外部の人間の信頼を得てきた。
護衛としての軽巡艦娘として求められることは一通りこなせる反面、現127で求められる異常な鉄火場には合っていないため、平時及び平時に見せかけるための動きが彼女の主戦場である。
・暁(本名:河本 美香)
一般艦娘。23歳。
旧127の主人公ポジションで『北の海』勢力との交流を担っていた。北の姫である北方棲姫とはお互いに「ほっぽ」「アカ」と呼び合う親密な関係で、北の姫を慕う深海棲艦からの信頼も厚かった。
敵側人類及び指揮者(コマンダー)らの謀略によって自らの手で北の姫を殺めたこと、同時に旧127が陥落したこともあり意気消沈していたが響の熱心な呼びかけにより再起。
現在は生き残った北の姫の配下達を中心に北の姫と目指していた、「ヒトも深海棲艦も関係なく明るく仲良く出来る場を創る」ことを目標に邁進している。
戦闘においては現場指揮を担当する部隊長であり、敵味方のコンディションを的確に把握し指揮することで勝利へ導く。
・響(本名:武藤 裕子)
一般艦娘。23歳。改二装備に改装済なのでヴェールヌイなのだがあえて響と名乗っている。
情報管制と策謀担当。旧127陥落前の不穏な状況から何者かに情報面で負けているという認識があり、陥落を機に情報管制専門に思い切って役割を変えた。
必要とあらば味方ごと敵を騙して有利に持ち込む、非正規の陰謀で敵を陥れることも厭わない覚悟を決めている。
一方で前線を退いたことで前線で戦う仲間の背中を直接守れないことに不甲斐なさを感じており、より一層十全な情報管制による援護を行おうと日々思っている。
旧127時代から暁に対して親愛ではなく恋愛感情を強く抱いているが、向こうにその気がないことを理解している為に周囲からはバレバレなヘタレと思われるようなアプローチしか出来ない。最も、暁からは姉妹艦特有の感情かと思われているので関係が成り立ってしまっている。
・雷(本名:山川 心愛)
一般艦娘。26歳。異常適正ではないが具現武装という名の異能に目覚めた。
ベテランとして、駆逐艦としてのフォローアップ担当。
具現武装は対象を自身の虜にさせ、恐怖や悲しみといったネガティブな感情を彼女の母性に埋没させメンタルを傷つけさせない洗脳能力。
応用で戦闘不能になった対象をスムーズに引率する、敵対する対象の戦意を削ぐ等も可能。
旧127の同僚達や江風ら新人が自らの役割、異能に突き進む中で置いていかれる焦燥感にエーテルの塊をぶつけられた衝撃で強制的に覚醒、暴走する騒動に発展した。その気になれば暴走時と同様のことは可能。
元々甘やかすのが好きな性分であり、具現武装を使わない状態でも虜にして甘やかしたいという欲求を隠さなくなっている。それに電は乗っかり甘え倒している。
・秋雲(本名:佐原 歩美)
一般艦娘。27歳。戦闘面では引退しており、興行関連をメインとした事務を担当。
旧127の秘書艦であると共に旧127の提督と恋人同士であり、近々籍を入れる予定だった。
しかし旧127陥落時に提督は敵の注意を引き付けるため執務室に残り、砲撃され戦死。
逃がされた秋雲も轟沈状態までダメージを受け、艦娘の変身が解除された上で更にダメージを受けたことで素体は下半身不随、秋雲に変身後でも日常生活は送れるが戦闘機動は不可能という実質再起不能に陥った。
絶望の中にいた彼女は天龍達に事務専門として共に居てほしいと懇願され、了承。事務スタッフの増えてきた現在は前例のない一般開放による興行関連の中核として奔走する日々を送る。
第127鎮守府 旧130鎮守府組
旧127と同時に壊滅させられた旧130の生き残りで現127に所属している。
・卯月(本名:水野 遊菜)
異常適正艦娘。26歳。強気でお節介で突っ込み担当。
実際に海上を飛び跳ねる挙動による単騎突撃での撹乱、足止め、敵陣崩しが主な役割。
異常適正の内容はただでさえ高い睦月型の小回りの効いた機動力と反応速度のより大きな上昇がメリットで、デメリットは魚雷を一切使えない(艤装が魚雷にリンクしてくれず起動もしない)という非常に尖ったもの。
惚れていた従姉妹の夏菜が提督を志し、着任したことに対して自らも追いかけるように艦娘になった。しかし睦月の妨害もあり、130に着任するまでの1年半は各地を転々としていた。
現127のような異常適正運用が確立されていない中での異常適正を扱い切れる鎮守府がなく、結果異動を繰り返しながらなんとか自力で現在の戦法を確立。エーテルに目覚めてからは空中で更に跳ねる等の挙動の無法さが強化された。
響らの後援を受けて130に転属した際に演習相手になった山城から「首狩兎(ヴォーパルバニー)」という二つ名を付けられた。
経歴と性格から各地の艦娘と縁がある。
『前回』の2度目の壊滅を受けた中で必死に梓ら生存者組で奮闘する中で梓と絆が生まれ、130奪回時には恋心として結実した。
・長月(本名:寺田 知沙)
一般艦娘。24歳。理性的な立ち回りと対外面の良さで遠征で関わる漁業関係者等の受けが良い。
旧130時代も現在も遠征をメインに所属鎮守府の評判を上げる看板娘のような立ち回りをしている。
戦闘時は菊月との高い連携で的確に敵陣の穴を付いて行く。雷撃より砲撃が得意。
菊月と恋仲であり、隙があれば2人で部屋に籠もって密事に耽っているのは長い付き合いのものは誰もが知るところである。
酒が好きで景気良く飲むがすぐに酔い潰れ、菊月にお持ち帰りされるまでが酒の席でのおきまりのパターンである。
・菊月(本名:下田 七緒)
一般艦娘。28歳。クールぶりながらボケ散らかすムードメーカーで仲裁もさらりとこなす。
この立ち回りは旧130から同様で、夏菜に執着する睦月と喧嘩を売られた卯月との争いを筆頭に血の気が多い艦娘同士のいざこざを上手くなだめていた。
戦闘時は長月との高い連携で隙を見せた相手から軽快に仕留めていく。砲撃より雷撃の方が得意。
長月と恋仲であり、いつでも長月といちゃつく機会を伺っている。菊月のその姿勢をからかおうものなら10倍にして返されて恥ずかしい思いをすることになる。
菊月曰く、自分を含めた旧130の面々がボケ散らかすのは卯月が真面目な分バランスを取っているからとのことである。
・弥生(本名:稲垣 寧々)
一般艦娘。26歳。旧130で秘書艦補佐をしていたこともあり、高い事務能力を持ち事務仕事の尽きない127を筆頭秘書艦として支えている。
旧130陥落時に第二技研に捕まり様々な実験のモルモットにされた影響で艤装がほぼ機能しなくなったこともあり、救出された後は秘書艦として事務専門になった。
マイペースでノリが軽く、『駆逐艦弥生』特有の表情が硬いことも持ちネタとして扱う。普段ボケる機会が少ないがその機会は逃すまいと虎視眈々と狙っている。
仕事をしっかりこなすからこそ、ここぞという時のボケが楽しいと弥生は語る。
・水野 夏菜
旧130鎮守府提督。享年27歳。
現在は旧130鎮守府が作り変えられた鎮守府兼エーテル施設の人格を持った管制システムにされている。本体である130工廠にあるサーバーが破壊されない限り彼女に概念上の「死」は訪れない。
かなり自由奔放な性格で、旧130の面々が自由な気風なのは彼女の影響が大きい。管制システムにされた当初は自殺も命令により出来なかった為にふさぎ込んでいたが、130奪還後はその自由さを取り戻し人々を振り回している。
対深海棲艦黎明期を過ぎた当時、その他の人間による艦娘への扱いの悪さに憤り、真っ当な庇護者として艦娘を守る立場になろうと決意、鎮守府提督になった。
卯月の従姉妹であり彼女の初恋だが、彼女にはその気はなかった。旧130に着任時、共に着任した睦月と恋仲になった。睦月の他者への強硬な態度も受け入れているどころか満更でもない割れ鍋に綴じ蓋関係でもある。
・睦月(本名:指原 琴子)
旧130鎮守府トップエースにして秘書艦。享年27歳。
現在は旧130鎮守府の防衛システムにされている。撃破されて消滅してもサーバーが無事な限り旧130工廠をリスポーン地点として復活できる。
飄々とした性格だが恋人である夏奈への執着心は異常というべき域に達しており、彼女と付き合いのある面々はうまく距離を取っていたが、夏奈の従姉妹である卯月には睦月から苛烈なアプローチをかけていた。
防衛システムとして復活を果たした彼女は元々優れていたスペックの増強の他、海上だけではなく空中水中と所問わず飛び回る能力、主砲が機銃並みの連射力、魚雷がミサイルのような挙動をする等変化しており、睦月の形をしたナニカと呼ぶべき存在となっている。
卯月に相変わらず敵愾心を見せ、卯月を慕う江風らにも強めの態度を見せるが、それでも恐れない江風を気に入って二つ名の「迷い猫」を与えた。
第127鎮守府 深海棲艦組
本能的にヒトと敵対する深海棲艦の中でもその本能が働かない上で非敵対的な存在。その中で127に合流した者達。
・タ(戦艦タ級)
元深海棲艦勢力『北の海』所属の深海棲艦。『北の海』を取りまとめる北の姫に仕えていた。
温厚で紳士的、それでいて仲間思いで勇敢と物語の騎士のような人物である。仲間にはちゃんや君をつける。元の格好が露出が激しいこと、他所の艦娘から誤射されないように青を基調とした礼装のような衣装に身を包んでいる。
装備は第二技研とのいざこざに対応する形で専用装備に交換。戦艦級のスペックで操る身の丈程の大盾と小盾を装備。
大盾は力を装填すると盾を中心とした広大なバリアを展開し、その堅牢さは戦艦の主砲や魚雷の直撃をも防ぎきる。上部に付属した射突式杭は戦艦のスペックをフルに活かした近接火力武器。小盾はそれには劣るもののパーツが分離し各々バリアを張ることで使用者の意思に合わせて自由自在な防御を展開できる。
『北の海』勢力時代から北の姫達に振舞いたいという理由で料理に興味があった。現在は料理長の指導の下で順調に腕を伸ばしていっている。
・ル(戦艦ル級)
元深海棲艦勢力『北の海』所属の深海棲艦。北の姫に仕えていた。熱血漢な性格。
旧127陥落時に『北の海』勢力も同時に壊滅しており、その際に第二技研勢力に囚われて弥生共々実験対象にされていた。その影響で元々の艤装は使えなくなっている為、専用装備を供与された。タに併せて赤を基調とした礼装のような衣装に身を包んでいる。
装備は戦艦のスペックをフルに使ってようやく扱える一門の巨大砲。非常に大きく取り回しも悪く連射性も弾持ちも悪いという劣悪さの代わりにその全てのデメリットを超越する大火力を誇り、射線上の標的を全て消し飛ばす。艦娘母艦のような補給の当てがある前提でやっと取り回せるような浪漫武器である。
天龍や坂田とウマが合い、よくつるんで騒いでいる。
・イ(駆逐イ級?)
元深海棲艦勢力『北の海』所属の深海棲艦。北の姫に仕えていた。愛嬌と友好さに振り切ったような性格。
駆逐イ級をデフォルメしたような姿で姿形からイレギュラーな存在であり、戦闘能力も皆無である。
カテゴリーBに相当し、人の言葉を喋ることはできないが通じる相手には通じるしそうでなくとも大体のニュアンスは通じている。
『北の海』時代から勢力の癒やしであり皆を元気付けるポジションで、北の姫に可愛がられていた。現在は北の姫と仲が良かった暁や物怖じしない朱里と特に親しい。
・ハ(駆逐ハ級)
元深海棲艦勢力『北の海』所属の深海棲艦。北の姫に仕えていた。快活な性格で、江風が演じているフレンドリーな舎弟キャラを地で行く。
戦闘能力は駆逐ハ級と思えないレベルに高く、艦娘の改二改装まで至った実力者と同等以上の技量を見せる。
指揮艦の直掩というポジションに手慣れており、護衛と連携をそこらの実力者より高い完成度でこなす。
現在は暁の僚艦として公私共に過ごしているのが見られる。
・ヲ(ヲ級)
元深海棲艦勢力『北の海』所属の深海棲艦。北の姫に仕えていた。おっとりした性格で、懐いた相手に甘えるのが定位置。
戦闘能力は戦闘機中心の航空隊であり、そこらの姫級空母を相手にしても押し勝つ程。彼女を含め『北の海』勢力所属だった深海棲艦は技量と練度が非常に高い。
北の姫と暁の交流を一番間近で見ていた人物であり、暁が北の姫の遺志を受け継ぐ者として信頼に値することを誰よりも理解している。
自由時間は暁を抱きすくめるようにくっついているのがデフォルトだが、特に恋愛感情はない。その上で暁に対してヘタレな響を奇妙に思っている。
アウトロー(戦艦レ級)
特定の勢力に帰属せずあちこちの戦場に現れては艦娘の艦隊に挑んでは壊滅させていく歩く災害のような行動から「放浪者(アウトロー)」と呼称されるようになったネームド。
相手の撃沈には興味がなく、戦闘不能になれば満足して帰っていくので彼女自身による艦娘側の死者はいない。
気まぐれに突出した深海棲艦を追っていた際に艦娘になる前の江風に遭遇。面白そうだからという理由で助け、江風の進路に大きな影響を及ぼした。
その後面白い経験をさせてやるという謳い文句に応じて指揮者の指揮下に入るが反りが合わず、対照的に成長を続ける江風に執着していた。
雷の具現武装の暴走の後、ふらりと放浪中に仲間を逃し単艦で残って命を散らしかけていたハナが気になり救出。彼女の安全と治療のために127に合流した。
ジャンルを問わず興味深いこと、面白いことに飢えており、あちこちに顔を出しては楽しんでいる様子が散見される。
同種以上の素質と天性のセンスを持つが単純で、敵対時は指揮者らにいいように扱われたり著しく成長する江風について行けなかった。
127合流後は陸上文化のあれこれをハナに教わりつつハナ発案の自身のスペックをしっかり発揮するプランで強化を進めたため、決戦でも圧倒的な力を見せつけた。
・ココ(離島棲姫)
異常適正深海棲艦。バミューダ海域に住んでいた。艤装がコミュニケーション可能な巨大な鉄の島となっていて、本人は武装がないがそのスペックで格闘が可能。
3年程前からアメリカ西部から叩き出された巨大な怪異が艤装島の上に鎮座し、侵食。そのせいで艤装とコミュニケーションも取れず外にも出られないという状態に陥った。外に出られないのは怪異が主導権を奪われないようにする処置だった。
その後指揮者一党が艤装島内部を占拠。抵抗できずに居座らせることを許すことしか出来なかった。
決戦にて怪異及び指揮者勢力の討伐に来た127の説得に応じ味方に。離島棲姫の幸せを願う艤装島の声を聞き届けながらバミューダ海域を後にした。
127に来てからは「常に艤装島に私は此処にいて元気にやっていると示す」という目標の為、名前を此処ことココに改めた。
ツンデレめいた口調だがこれはコミュニケーション慣れしていないだけである。
第127鎮守府 その他艦娘等
127に集まってきたその他の人々。
・福山 梓(本名:ルーファ)
現第127鎮守府提督。正体は元宇宙人・オラクル船団の住民でダークファルス【仮面(ペルソナ)】。艦娘不知火に変身出来る。
家族、孤児院、信頼する先輩といった多くをダーカーによって失い続け、彼女だけはと思った想い人・マトイすら自らの手で殺めることになった結果、悔恨と絶望、ダーカー因子によって人外へと堕ちた。
過去に繰り返し時間跳躍し運命を変えるために動いていたが誤って並行世界に飛んでしまい、自分以外の人間が自分のポジションにいるのを目撃した。
その者が運命を変えてみせるのを目撃し、その旅路を見届けるために助力。その過程でオラクル船団にアクセスしているらしい地球に先遣隊として降り立ち、旧127陥落に遭遇した。
卓越した技量とダークファルスの高いスペック、本体がダーカー因子のためフォトンなどでなければ滅ぼせないという特性から「戦死しない提督」として着任した。
度重なる絶望で泣くも笑うもできない殺気立った表情しか出来なかったが、卯月達との交流・共闘の末に表情を取り戻すことに成功した。
卯月と恋仲であるがその辺りに疎かった梓は今ひとつそれを自覚していないため、127の面々は外堀も内堀も埋めて自覚させようと奮起している。
・不知火
梓に憑依している艦娘の魂。元は「艦娘が人造人間である世界」で戦死した不知火だった。127再建時に建造ドックを破壊するために梓を対象に無理矢理起動させた際、死んだ直後の不知火が梓に憑依した。
元の世界では有力な鎮守府の秘書艦をしていた。戦況が悪く保険的な装備もなかったため、仲間を死なせる判断をしなければならない立場にあった。
同じ立場である鎮守府提督と共に滅び、新時代を築き上げつつある鎮守府にバトンを渡すつもりで提督とお互いにいいタイミングで殺すつもりであり、先に不知火が死亡した流れである。
第2人格のように憑依して語りかけることは艦娘として前例がなかったが、地球の知識すら皆無の梓を支えるのに大きく貢献している。
基本的に意識を共有しつつ主導権は梓が握り、不知火はサポートパイロットのような役割をする。改二フォームになる時は主導権が不知火に移り、優秀な駆逐艦としての動きを見せる。通常不知火フォームでも変身時は任意で主導権を交代できる。
・陽炎
「艦娘が人造人間である世界」出身の艦娘。不知火と同じ鎮守府だった。
不知火を失った後、茫然自失となりながら敵勢力の偵察を続ける中でこちらの世界に紛れ込んでしまい、回収された。
厳しい判断をしなければならない不知火や提督を案じながらトップエースとして鎮守府の士気を高める役割をしていた。
個の駆逐艦として完成された性能と技量に仲間を不安がらせない鼓舞を両立する艦隊の長女と言える存在。
一方で日常では度々致命的でないやらかしを何かしら起こす問題児であり、仲間内での笑いと話の種になっている。「不知火も梓も私の妹なんだから127の皆は私の妹弟よ!」という主張は本気で思っている。
・黒潮
「艦娘が人造人間である世界」出身の艦娘。不知火と同じ鎮守府だった。
不知火に続いて陽炎までも消息を絶ち混乱する鎮守府でどうにかやっていたところに梓一行が到着、依頼通り偽装工作をしてかの世界の決戦に貢献した。
真面目に思い詰めつつ思い込みの激しい不知火や参謀、気遣いが行き過ぎてボケに走る陽炎のツッコミ役であり、そんな連中だけを並行世界に置いておけないと着いてきた。
基本に忠実で陽炎に実力こそ劣るが参考にしやすいお手本な動きを出来るのは黒潮の方である。
・参謀(本名不詳)
「艦娘が人造人間である世界」出身。不知火の居た鎮守府の提督だった。自他共に厳しい性格だが褒める所はしっかり褒められるタイプ。
他所の鎮守府に比べて頭1つ抜けた戦績を出してはいるが犠牲を出してしまう現状に思うところがあり、新進気鋭の犠牲なしでもやり抜く姿勢の若手鎮守府に期待を寄せていた。
そんな若手鎮守府を上層部が快く思っていないことを知っていた彼は梓等の接触もあり自分ごと上層部を敵襲の体で亡き者にして無理矢理世代交代することを画策。結果としてその世界では死亡扱いでこちらの世界に連れられてきた。
厳しく冷酷な分析・判断が出来る為、彼の案をブラッシュアップして味方に被害を出さないプランにするのが現127のプランの建て方である。
元の世界でも提督ないし司令官としか呼ばれていなかったこと、こちらの世界では提督の看板を背負うつもりはないことから本名を捨てた上で参謀と呼ばれている。
・坂田(本名:坂田 直人)
127鎮守府憲兵隊の代表であり最も前線に出る坂田班の部隊長。26歳。
気さくな兄貴分であると共に姉が2人の末っ子だったこともあり、女性の扱いが手慣れている。学生時代は男女双方から同性のように見られていた。
姉が2人共艦娘になったこと及びとある事件を受け、艦娘を支える戦力として憲兵になることを決意。各地を転々として最終的に落ち着いた先が旧127であり、しばらくの後に陥落を目の当たりにすることになった。
『前回』を梓らと共に戦い抜いた一人であり、絶望の未来を超えるために奮起する梓等の一番の理解者であり背中を支える大黒柱。
人間でも扱える新装備の実地運用や迷いなく戦地に飛び込む姿勢もそういったところからである。
・中村(本名:中村 優也)
127鎮守府憲兵隊であり艦娘母艦白峰のメイン操舵手。大型車も扱える輸送担当。26歳。
穏やかで乗り物を大切にする性格。命優先で物を使い潰す勢いで扱う梓には物申したい半分そうせざるを得ない状況だと理解しているのが半分といった様子。
抵抗手段に乏しい輸送機の類で前線に横付けする度胸の持ち主であると共に、自分のような輸送機専門の士官が足りないと自覚もしている。
ハナ(本名不詳)
元他所の鎮守府所属の駆逐艦娘だったが轟沈判定の後、解体処理をした元艦娘。27歳。
元々気弱で殺意や大きな音、衝撃が苦手であり艦娘になってもそれは改善されなかったことに引け目を感じていた。
南西海域調査時に絶え間ない敵の増援に遭い所属部隊が戦闘不能に。自分を殿にして仲間は生還させ、自分の命はここまでと思ったところでアウトローに救助された。
自分に自信がない一方で分析能力が非常に高く、それを活かした立ち回りで艦娘時代は鎮守府のトップエースだったが自覚が薄い。127に保護されてからは江風達の強化に分析能力を十全に発揮した。
吊り橋効果から始まった関係ではあるが子供っぽく目が離せないアウトローと接するのが今の生きる理由となっている。
料理長
第127鎮守府の現料理長で旧127の副料理長。旧127の料理長は彼女の夫であり、夫婦で鎮守府の食堂を担っていた。
旧127陥落時に夫が逃げ遅れて死亡。それによって鎮守府スタッフとしてのリタイアも考えていたが天龍の懇願により前線に復帰した。
子供が成人していることもあり、同年代またはそれ以下の127の主軸である艦娘達を我が子のように可愛がっている。合流した深海棲艦にも忌避感情が薄く、タらに料理技術を教えるのも抵抗はなかった。
非戦闘要員スタッフに対して戦闘要員同様に食事の量を盛りがちなため、一部のスタッフの体重が増加傾向にある。
浅田(本名:浅田 絆里)
第127鎮守府の雑用係の青年。高校3年生で17歳。高校卒業後正式所属予定。
両親と死別。唯一の肉親の妹は治験段階の難病というハードな生い立ちで、治療費を借りた相手が闇金で追い回されていたところを天龍と龍田に保護された。
治験をしている横須賀に関連のある病院を紹介・治療費や彼自身の学費等を全額負担する代わりに127への所属を打診され、承諾した。
最初は様々な雑用を請け負っていたが、次第に鎮守府や艤装等の妖精の世話にシフト。「支えてくれる存在」であった妖精達を逆に支える役回りになった。
各妖精の個性や好みを把握出来る気が効かせられるマメさとクラスメイトの女子に嫉妬されるレベルの女子力、お菓子作りの造詣等から妖精達の士気を高める手作り菓子を振る舞うようになった。実際妖精の作業効率や精度が上昇している。