砲剣使いがダンジョンに行くのは間違っているだろうか? 作:にんころ
「それが君の答えか・・・」
「はい、俺の答えは変わりません」
豪勢な部屋に二人の男性の声が響く、その部屋は壁に絵画が飾ってあり照明はシャンデリア、柔らかくとても常人では落ち着くことの出来ないソファーそんな部屋が今は少し暗く感じてしまう程空気が澱んでいた。
「君は我が国の英雄だそんな君が軍人を辞めればどれだけの人に迷惑が掛かるか分かっているのかい?」
そう声を発した漢は190cmはあるだろう巨大にフルプレートアーマーを着込み眼前の青年の目を見据えていた。
「わかっています、ですが此処にいる方が他人に迷惑をかけてしまいます。元老院は私を消すつもりですよね?」
「ッ、、、、、そうか」
大男は一瞬目を見開きため息のような声を吐き出した。
大きな力は理解されず認められず受け入れられないそれが世の常である事は剣を背負った時に理解した。守るべき民からの羨望に混じった恐怖、それは戦果を増やす度に少しずつ肥大化してもう国に自分の居場所など無くなってしまった。
「行く宛は有るのか?無いならば力ある者が集う場所に行くと良い」
そう言った漢の目は少し暗くだが母親のような慈愛に満ちた目をしていた。
「其処の名は迷宮都市オラリオ・・・・君と同じように刻まれた者達の集う場所だ」
「名前は聞いたことがあります、ダンジョンでしたか?其処を攻略する為に神々が集っているとか」
帝国から遥か遠方に位置する迷宮都市オラリオ、そこにはこの世の全てが集まっていると言われている。名声、富、女、力、物、情報、人や神々の欲望渦巻く都と言われていた。
そんな場所には冒険者と呼ばれる特殊な職業が有る、その者達は神々から擬似神格を与えられ背に詳細が現れるそれを帝国では[刻まれた者達]人でありながら愚かにも神々の領域に踏み入れた愚者と言われている。
「向こうに知り合いが居てね私の名を使えば色々教えてくれる筈だ」
「ありがとうございます。この恩はいつか何かしらの形で返したい」
「気にしないでくれ身内一人庇えないんだこのくらいはさせて欲しい」
「いいえ必ず返させてもらいます、この砲剣に誓って」
「そうかなら期待して待っているとしよう、さぁもう行くと良い出来るだけ速くこの国を出るんだ上層部がやらかす前にね」
「わかりました、失礼しましたそしてありがとう」
立ち上がり敬礼し青年は出て行った。残された大男は一人先程よりも広く感じる部屋で若者の未来を案じながら静かに目を閉じた。
リハビリ中なのでかなり拙いかもしれない
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