タイキの練習を終え、タイキが自主練習をしたいと言ったのでシービー指導の下、練習する事になり俺はトレーナー室に戻ったのだが……。
タイキ「トレーナーさん……」
佐竹「タイキどうしたの、もう終わった?」
タイキ「ワタシは、頑張らない方がいいですカ……」
佐竹「シービー、どう言う事?」
シービー「練習を始めようとした時に、他のトレーナーにレースに出るなって言われたんだ。加えて、お前がいるからうちの娘が勝てないって、酷いでしょ」
要約すると、そのトレーナーの僻みらしい。勝負の世界をまるで分からない発言だった。タイキは、その言葉を真に受け、他のウマ娘を気付かうとても良い娘で、あるが故に練習に消極的になってしまったらしい。
佐竹「今日は、寮に戻りな。そのトレーナーの言った事は忘れてさ」
タイキ「ハーイ……」
シービー「アタシが、タイキを送るよ。そんなに心配しないで、トレーナー」
その後も、俺はタイキが心配でトレーナー室でソワソワしている時に理事長がドアを叩いた。
理事長「頼もうッ佐竹トレーナーはいるかッ!」
佐竹「理事長、珍しいですね」
理事長「厳重ッ!少し注意してもらいたい事がある。自分の担当の娘、担当以外の娘に対して妨害、暴言行為が目立つと言う報告があった。恐らく、佐竹トレーナーも被害を受けているか分からないが、こう言った事例が多々ある。佐竹トレーナーにも、協力して欲しい」
佐竹「チームのタイキも、被害に遭いました。そのトレーナーは、常習犯ですか?」
理事長「恐らく。そのトレーナーなんだが……如何せんどの娘が被害に遭っているかが、分からないんだ。目撃情報はあるのだが……」
佐竹「う~ん……アンケートはどうですか?それで、被害に遭った娘を集めて詳細を聞いてみましょう」
理事長「名案ッ!!それで、解決できるかもしれない!早速取り掛かろう」
佐竹「たづなさんに、一回相談してからの方が……」
何も聞かずに理事長は、走り出して行ってしまった。
その後、アンケートが作成され被害に会った娘に詳細を聞き、予想通り犯人は例のトレーナーと言う事になった。理事長による、厳重注意を受けるのだが余り、改善しなかった。そんなある日、練習場で大声を出して騒いでいるトレーナーがいた。
クズトレ「おい、お前!まだ練習してんのか、やめろって言ったよな!」
タイキ「いや……お互いそんな事しても良くないと思いマース……」
クズトレ「何がだよ!お前が辞めてくれたらウチの担当が楽に勝てるんだよ!お前のせいで他が不幸になってんだよ!」
タイキ「……ッ」
モブ娘「トレーナー……もう、止めた方が」
クズトレ「何だよ、お前の為だろ!」
タイキ(もう……助けてっ)
騒いでいるのを聞き付けタイキの、前に立った。
タイキ「トレーナーさんッ!」
佐竹「お前が、この前タイキにちょっかい出した奴か……」
クズトレ「おっ、やっとトレーナーが来たか。なあ、お前も言ってくんないか此奴にレースに出ないでってさあ」
佐竹「何でそんな事する必要があるんだ?お前が担当と協力して練習すればいいだろ」
このクズトレーナーは、自分の練習方法が悪いのでは無く担当の力不足、他のウマ娘が強いと言う理由だけで妨害していた。
佐竹「お前、何でトレーナーやってんだ……」
クズトレ「そんなの自分の、地位の為だろ。自分の知名度が上がれば、それだけ担当が増えて金にも繋がるだろ?」
佐竹「お前、何を思ってウマ娘がレースに出走してるか分からないのか?」
クズトレ「一番になりたいだけだろ?」
佐竹「てめぇは、ウマ娘の事を何も知らないんだな……一人は、親元を離れて家族を元気づける為。二人は何度負けても笑顔で走り抜けて、それでファンの人に一着を届ける為。三人は一番への執念、どんな相手だろうと絶対諦めない心。どれぐらいの気持ちでレースに臨んでるか、普通に接してれば分かるだろう!!」
クズトレ「う、うるせえな!ウマ娘何て、唯の道具だろう!」
佐竹「他のウマ娘がどんな気持ちで走って、どんな思いでレース挑んでるか、分からねえからそんな事言えんだろ!!そんな奴が、トレセン学園を跨ぐな!!」
その後、クズトレーナーにデカい声で檄を飛ばしている時に、理事長が事の顛末聞いておりクズトレーナーはトレーナー資格の永久停止とトレセン学園にも出入り禁止となり、強制退去となった。
タイキ「センキュー、トレーナーさん。練習しても、他の娘は不幸にならないですカ……」
佐竹「タイキのお陰で、助けられた娘もいたと思うし、困っている娘がいたら一緒に練習して、一緒にBBQでも誘えば喜ぶと思うよ」
タイキ「ッ!///ワタシ、トレーナーさんが担当でよかったデース!それじゃあ、練習してきマース!」
そして、タイキは練習に戻り俺もトレーナー室に戻ろうとした時、知らないウマ娘に呼び止められた。
?「おい、アンタ中々良い演説だったな」
佐竹「あ、ありがとう...どちら様ですか?」
ブライアン「あぁ、ナリタブライアンだ」
このウマ娘、とんでもなく強いことは知っているのだが、心の声がとんでもなく変態だった……。
新キャラは、大体ネタキャラにします。すいません。