馬の感情が読める厩務員が転生した件   作:泰然

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ゴルシで、真面目な話すると違和感が...


17話 知らされる真実 ルナちゃんの猛追

数日たち、ゴルシの心の声が気になり、仕事が手に着かない日々が続いて少し気分転換で学園内を、散歩する事にした。

 

佐竹「はあ~、どうしたもんかね~」

 

どんな言葉をかければいいか、考えながら歩いていると三人で言い争いをしているウマ娘がいた。

 

佐竹「ッ!もしかして!」

 

案の定、ゴルシと例の二人が喧嘩していた。

 

 

 

 

 

 

 

悪モブ1「ゴールドシップ、練習の邪魔だから退けてくれない?アンタいるお陰で、他の娘迷惑してるんだけど~?」

 

悪モブ2「アンタもどうせ、『アイツ』と同じなんだから。練習する必要無いでしょ?」

 

ゴルシ「何も知らないくせに……」

 

悪モブ1「あ?もっと、デカい声で言い返してみろよ~」

 

ゴルシ「『アイツ』の苦労も知らずに、勝手なことばっかり言いやがって!!一生口聞けないようにしてやる!!」

 

悪モブ1、2「ひっ!?」

 

佐竹「やめろ!ゴルシ!」

 

ゴルシ「あっ……トレーナー……」

 

悪モブ1「おい、トレーナーだ!逃げるぞ!」

 

悪モブ2「ま、待ってよ!?」

 

ウマ娘達はトレーナーを見るなり、直ぐ逃げて行った。ゴルシは、未だに放心状態のままである。そんな、ゴルシに声をかけた。

 

佐竹「今、何をしようとした?」

 

ゴルシ「い、いや〜ちょっとキツめのお仕置きを……」

 

佐竹「君達が喧嘩して怪我をして競争生活がどうなるか、分かるでしょ?」

 

ゴルシ「……」

 

佐竹「ゴルシ……話してくれないか?そんな状態で練習しても、いい結果は得られない。怪我でもされたら、みんな悲しむ……もちろん、俺も」

 

ゴルシ「……アタシのダチにステイゴールドって言うんだけど……中々勝てない期間が長くて苦労してたんだ」

 

ステイゴールド、元の世界の競走成績は華々しい成績とは言えなかった。二着や三着が多かった事からシルバーコレクター、ブロンズコレクターと呼ばれた。そんな直向きに頑張る姿が、ファンの心を動かし人気に火が点いた。そして、最後のレースで海外G1を走り見事勝利を掴み取った。日本生産バでは、初の海外G1制覇で話題になった。

 

佐竹「でも、何でゴルシがイジメられるんだ?」

 

ゴルシ「人気になれば、変な奴が湧いてくんのと一緒。それで、弱いくせに何で人気なんだってな」

 

佐竹「……」

 

ゴルシ「それで、ステイとよく子供の頃遊んでたんだ。だから、アタシに矛先が向いた。お前も、アイツと同じだ、走ったってどうせ最後しか結果は出せないって」

 

佐竹「そうなのか……」

 

ゴルシ「イジメられるアタシを見てきたステイは、ゴメンなって言うんだ。でも、ステイを恨んだ事はない。寧ろ、誇りに思ってるんだ。」

 

佐竹「ゴルシ……」

 

ゴルシ「だから、見返してやろうと思ったんだ。誰も、文句が言えないくらい勝ってやろうって決めてたんだけど……アタシ……他のウマ娘を、傷付ける所だった……ごめん、トレーナー」

 

佐竹「誰でも大切な人を傷付けられたら頭に血が上るのも分かるさ、ゴルシがそこまで悪い訳じゃない」

 

ゴルシ「その大切な人の中に、トレーナーも入ってるんだぞ?だから……トレーナーにも矛先が向いた時、蹴り飛ばしてやろうと思ったんだ……」

 

佐竹「気持ちは、嬉しいけど蹴るのは駄目だぞ。だけど、ゴルシに何もなくて安心したよ!それだけ、美人だから怪我なんかしたら大変だからさ。それに俺、モテたことないから自分を大事にしろよ……」

 

ゴルシ「び、美人って///ま、まあ、ゴルシちゃんは超絶美人で完璧だからな///トレーナーが惚れるのも当然だよねッ!」

 

少し、元気が出たゴルシを見て安心して別れようとした時、ゴルシに呼び止められた。

 

ゴルシ「なあ!トレーナー!」

 

佐竹「ん?何?」

 

ゴルシ「これから、アタシはドンドン強くなる。トレーナーが、釘付けになるくらい強くなって宝の山を、目の当たりにしたぐらい魅了してやるから待ってろよ、トレーナー!」

 

佐竹「ああ、お前なら必ず名前に負けないくらい、ゴールド以上に輝ける!頑張れよ、ゴルシ!」

 

佐竹(でも、俺。ゴルシの担当じゃないから、強くなられても困るなあ……)

 

そこで、ゴルシと別れ今後の成長に期待しながら、トレーナー室に戻ろうとした時。

 

 

 

 

 

 

 

ルドルフ「やあ!トレーナー君!相変わらず、君は女性を誑し込むのが上手いな」

 

佐竹「ルナさん、どうしたんですか?」

 

ルドルフ「いや何……ゴールドシップを鼓舞激励しているのを、見掛けてね。微笑ましく見ていたよ」ハイライトオフ

 

佐竹「怒ってます?」

 

ルドルフ「手を繋いで、膝枕して耳掻きしてくれたら機嫌が治ると思うのだがな〜」

 

佐竹「随分と注文が多いですね……」

 

ルドルフ「生徒会権限を使って、君を抹消しても構わないんだが...その後、トレーナー君を監禁して……」

 

佐竹「やらせて頂きます!」

 

ルドルフ「素直なトレーナー君は好きだよ……それでは、お願いするよ」

 

 

 

 

生徒会室に行き注文通り、手を繋ぎ膝枕で耳掻きをする事になった。

 

ルドルフ「はぁ///手を繋ぐだけでこんなに落ち着くなんて癖になりそうだよ、トレーナー君」

 

佐竹「じゃあ、この状態でいいですか?耳掻きしなくても……」

 

ルドルフ「あぁ、このままでもいいよ、トレーナー君、聞こえるかい?私の鼓動が///」

 

佐竹「ちょ、ルナさん!?」

 

自分の手が、ルドルフの胸元に寄せられていき、離そうとするのだがルドルフの、力が強いので解く事ができない。

 

ルドルフ「ほら、君もドキドキしてる……もう少し、このまま楽しもうじゃないか♡」

 

ルドルフが、俺の胸元に手を合わせて来たのでもう、イケない雰囲気なっていき、理性がヤバいと思った時知らないウマ娘が入ってきた。

 

?「もう!勝手に二人の世界に入らないでよ!何時まで待たせるのさ〜!カイチョー酷いよ〜!」

 

ルドルフ「あぁ、そうだった。紹介したい娘がいたのを忘れていたよ。トレーナー君、紹介しよう彼女は、トウカイテイオーだ」

 

佐竹「君が、トウカイテイオー?」

 

テイオー「そう!このボクが、トウカイテイオーだよ!

 

何故、ルドルフからトウカイテイオーを紹介されたのか分からない、トレーナー。そして、テイオーによって巻き込まれて行く事をまだ、知らないトレーナーなのであった。

 

 

 




親子は、大体性格が一緒。
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