馬の感情が読める厩務員が転生した件   作:泰然

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健全です。これ重要。


22話 ライスにマッサージ(健全) シービーの突発

今日は、タイキのファルコンステークスとニュージーランドトロフィー、スカーレットのチューリップ賞と桜花賞に備えて最終調整をし、二人の調子が下がらないように体調に気を付けながら練習表をトレーナー室で組んでいた。そこに……

 

ライス「お兄さま?いる?」

 

佐竹「ライス?こんな時間にどうしたの?」

 

今は、十九時過ぎで練習も終わり、食堂でご飯を食べたり寮に戻って自由に過ごす時間である。

 

ライス「あ、あの……この間のお礼にプリン作って来たんだ!」

 

佐竹「え!ありがとう!食べていい?」

 

ライス「いいよ!お兄さまの為に作ったから。それに自信作なんだー」

 

食べてみたが……

 

ライス「どう?お兄さま!」

 

佐竹「う、うん……美味しいよ……」

 

佐竹(酸っぱい!何で!?だが、ライスの笑顔だけでも……)

 

ライス「本当!?よかった~。じゃあ、ライスも食べて……

 

佐竹「ダメ!!」

 

ライス「え……でも、ライスも食べたいよ……」

 

上目遣いで、心が砕けそうになるが我慢した。プリンは、テーブルに三つあるが全部食べられる自信がない。どうしたらいいか考えていると……

 

ウララ「トレーナー!練習終わったよー!それでね、トレーナーの練習終わった後にカンフーの練習したんだー!瓶を頭と手に乗せてね、最後に割るの!たのしかったなー。あ!ライスちゃんだー!こんばんは!」

 

ライス「こんばんは、ウララちゃん。あ、よかったらプリン食べる?」

 

ウララ「え!?いいの!?いただきまーす!」

 

ウララは、プリンを直ぐに平らげた。そして、感想が……

 

 

ウララ「すっぱーい!」

 

ライス「え!?酸っぱいの?」

 

ウララ「うん!でも、運動した後だからすごくおいしいよ!」

 

ライス「あ、ありがとう。お兄さま……もしかして、我慢してたの?」

 

佐竹「うん……正直酸っぱかった」

 

ライス「ご、ごめんなさい、お兄さま……たぶん、お砂糖とクエン酸間違えて入れちゃったみたい……」

 

佐竹(何故クエン酸?)

 

ウララ「ライスちゃんすごいね!お砂糖じゃないのに、プリン作れちゃうんだもん!」

 

ライス「そんな事ないよ……それに、偶々作れただけだから……」

 

ウララ「それでもすごいよ!このプリン美味しかったから、また食べたいもん!」

 

佐竹(ウララナイス!)

 

ライス「じゃあ、今回作ったのと甘いプリン、今度ご馳走するね。もちろん、お兄さまにも。」

 

佐竹「ありがとう。その時、頂くよ」

 

ウララ「楽しみにしてるね!プリン美味しかったから、帰るねー!」

 

そのまま、トレーナー室から出て行った。

 

 

佐竹「何しに来たんだ……」

 

ライス「ふふっ、ウララちゃんは元気だね。それじゃあ、お兄さまライス戻るね」

 

佐竹「あっ、ライス。プリン貰ったお礼にライスのして欲しい事とかない?」

 

ライス「して欲しい事?う〜ん……」

 

ライス「マッサージかな……」

 

佐竹「マッサージ?」

 

ライス「べ、別に、いやらしい意味じゃないよ!?最近、太腿の疲れが取れないなあって思ったから……」

 

佐竹「何も、言ってないけど……いいよ、ライスのお願いなら」

 

ライス「いいの!?ありがとう、お兄さま」

 

二人、トレーナー室のベッドに移動しライスをうつ伏せに寝かせ、太腿にタオルを掛けて始めた。血流がどこかで滞ってる可能性が、あるので血の流れに沿って持ち上げるように実践した。普通のマッサージが進むと思ったのだが……

 

ライス「ん……ふう……はあ……///」

 

佐竹(健全にマッサージしてるだけなんだが……何故そんな声が出る?)

 

ライス「お、お兄さま……」

 

佐竹「はい!?」⤴

 

ライス「もう少し、強くても……大丈夫だから……」

 

少し強めに圧すことに……

 

ライス「んっ!……うう……はあ……///」

 

終始この状態で、続いたのでやめました。正直、身が持ちません。

 

ライス「ありがとう!お兄さま!先より疲れが取れて軽くなったよ。また、お願いしてもいい?」

 

ライスは、スッキリした顔で言うがトレーナーは憔悴しきっていた。

 

佐竹「うん……いいよ……」

 

ライス「本当にありがとう!お仕事がんばってね!お兄さま」

 

ライスもトレーナー室から、出て行き残りの作業に取り掛かろうとした時。シービーが、入ってきた。

 

 

シービー「トレーナー?いる?」

 

佐竹「シービー?どうぞ……」

 

シービー「どうしたの?トレーナー。元気ないじゃん」

 

ライスの、ダメージが残ったままなので露骨に出てしまっていた。

 

シービー「アタシが、元気にしてあげようか?」

 

佐竹「どうやって?」

 

シービー「こうやって……」

 

シービーは、キスする距離まで抱き着きながら近づきオデコをくっ付けてきた。

 

佐竹「シービー!?近くないですか!?」

 

近づかれると、より一層美人であるのが分かる。

 

シービー「ん~♪かわいいね、トレーナー。少し、元気出たでしょ?」

 

佐竹「出ましたけど!耐えられないので離れてくれません!?」

 

シービー「冷たいな~、最近構ってくれないからきたのに~」

 

佐竹「確かに、他の娘の面倒見てもらってるから……」

 

シービー「トレーナーが、寂しくなったら何時でもこうしてあげるから。遠慮しないでね♪」

 

佐竹「シービーが、一番こうしたいだけでは!?」

 

シービー「あっはは!それじゃあね、トレーナー。また、遊んでね♪」

 

勢いよく出て行った、シービー。本当に、何をするか分からないウマ娘だなあと思った。

 

佐竹「心臓に悪いな……突然すぎる……」

 

先の出来事を忘れる為に、タイキとスカーレットの資料を纏める事にした。その頃、シービーは……

 

 

 

 

 

シービー「何で、あんな事したんだろう……恥ずかしかった///」

 

シービー「でも、トレーナーの恥ずかしがってた顔。かわいかったなあ……また今度、やろうかな……」

 

トレーナーの、違う一面が見れて癖になるシービーでした。

 

 

 

 

 




シービーは、大人振るけど実は結構頑張って演じてそう。
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