夜勤続きなので、遅い投稿になります。許して下さい。
今回、タイキとスカーレットの出走レースが行われた。タイキの、ニュージーランドトロフィー、NHKマイルカップが終了し二つ完勝した。スカーレットのオークスも、ハナ差で勝利した。二人をお祝いして、打ち上げをする事にした。今回は、食事を腹八分目くらいにしてその場は終わり、夜の外を散歩していた時……
モブ娘「ねえ、もう少し愛想良くできないの?そんなんじゃ、嫌われるよ?」
タイシン「何?好かれようと思ってる訳じゃないし……説教なら他所でやって」
モブ娘「タイシン!私は……もう!知らない!」
もう一人の方は、走り去ってしまった。そこで話しかける事にした。
佐竹「君、ナリタタイシン?」
タイシン「そうだけど……何?トレーナー?説教なら受け付けてないから構わないで……」
有無を言わさず、さっさと立ち去ってしまった。そこに……
チケット「タイシン!!ねえ!タイシーン!!」
ハヤヒデ「はあ……おや?君は、タイシンのトレーナーでは……ないな。私は、ビワハヤヒデよろしく。あの娘は、ウイニングチケットだ」
BNWは、ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットで三人で絡むレースが多い事で有名になった。何が、あったかハヤヒデに聞いてみた。何でも、タイシンの何気ない言動が問題を引き起こしているとの事。それが原因で、よからぬ噂が立っているらしい。
ハヤヒデ「彼女は、何かと誤解されやすくてね。これでも注意しているのだが……効果は今一つでね。私も、手を焼いている所だよ。チケットにも、協力してもらっているが彼女の情熱には付いて行けないらしい……」
佐竹「優しいんだね」
ハヤヒデ「放っておけないだけだよ。何かと、三人でいることの方が多かったからか、落ち着かないのかも知れない……」
その話を聞いて、自分も手伝いたいと思った。
佐竹「ハヤヒデ。俺も、タイシンの手助けをしてもいいかな?」
ハヤヒデ「トレーナー君が?……それは、助かるが仕事は大丈夫なのか?」
佐竹「今は、担当の娘が一段落ついたから、気にしなくていいよ」
ハヤヒデ「それでは、お願いするよ。トレーナー君」
ハヤヒデと約束を交わし、どうするか話し合っていた時にチケットが戻って来た。
チケット「ねえ〜ハヤヒデ〜。何で付いて来ないのさ〜……あれ?こんばんは!!トレーナーさん!!」
今来た、チケットにハヤヒデが説明してくれた。タイシンの手助けを申し出たと言う旨をしたら……
チケット「うぅ……うわ〜〜!ありがどう〜〜!!!」
佐竹「うわ!そんなに泣く?」
ハヤヒデ「ふふ、すまない。チケットは、少し感情屋の部分が強くてな。許してほしい……」
佐竹「少し?まあ、いいや。でも、タイシンは『いい友達を持ったね』」
チケット「……」
ハヤヒデ「……」
チケット「うわ〜〜!褒められだ〜〜!!」
ハヤヒデ「あっはは、泣き過ぎだぞ。チケット」ナデナデ
チケットが、終始泣きっぱなしだったの話が進まなかったので、その場で解散した。自分なりに、タイシンの解決策を考えていた。そして、次の日の朝にトレーニングコースで事件が起きた。
タイシン「だから!絡まないでって言ってんの!ウザいんだよ!」
モブ娘「そんな言い方じゃ、傷付いちゃうよ!」
タイシン「怪我しそうだったから、止めたんでしょ?何が悪いの?」
モブ娘「言い方が問題なんだって!もう、いい……行こう」
モブ娘2「う、うん……」
モブ娘がトレーニングコースから、離れて行った所で話しかけようとした。
タイシン「ったく!どいつもこいつも!」
佐竹「タイシン……」
タイシン「何?また、アンタ?悪いけど機嫌悪いから……」
佐竹「何で、そんなに他の娘を遠ざけようとするんだ?」
タイシン「関係ないでしょ!担当でもない癖に!絡んでくんな、ウザいんだよ!!」
タイシン(アタシの『言葉で傷付いてほしくない』……)
佐竹(そういう事か……)
佐竹「自分の言葉で、傷付けたことがトラウマになってるのか?だから、他の娘を遠ざけるのか?」
タイシン「な、何で……何も言ってないじゃん……」
予想通りで、敢えてタイシンは突き離す様な言い方をしてきたんだと思う。でも、それが反感を買って周りは敵だらけになっていった。
タイシン「アタシだって……アタシだって!仲良くなりたいさ、でもこんな言い方しか出来ないんだよ!アタシの一言で、勘違いされて傷付いて、お互い傷を負って……だったら最初から!仲良くする必要ないじゃん!」
佐竹「それは、違うぞ。タイシン……」
タイシン「違わないだろ!?言ったところで同じだし……変わらないし……」
佐竹「言葉でダメなら行動で表したらいいんじゃないか?」
タイシン「行動……」
佐竹「タイシンは、口下手だから仲良くなりたかったら、握手でもいいわけだし。チケットなんかいい例じゃないか?あれを真似したらいいさ」
タイシン「あれは参考にならないよ」
佐竹「えぇ!?そうかな?」
タイシン「でも……うふふっ、わかり易かったよ。言葉でダメなら行動で……いい言葉じゃん」
佐竹「言葉だけで伝わらない事もあるし、そんなに悩まなくてもいいんじゃない?」
何とか解決して、他の娘の誤解も解いて周って無事解決した。
タイシン「じゃあ、トレーナーが言った事使っていい?」
佐竹「え?どういう事?」
タイシン「こうやんの……」
タイシンに、手を握られた。確かに有言実行ではあるが手を繋ぐのは分からん。
佐竹「タイシン?これ、どういう意図?」
タイシン「仲良くなる為だよ……バカ///……」
暫く手を繋いだまま歩いていると……
チケット「タイシーン!!ってあれ!?トレーナーさん!?どうして、タイシンと手繋いでるの?」
タイシン「チケット……うるさい」
佐竹「まあ、有言実行かな……」
チケット「ゆうげんじっこう?どういう事?」
佐竹「行動で示せって、言ったんだけどまさかこんなに早く……」
チケット「よく分かんないけど……よかったね!タイシン!」
ハヤヒデ「トレーナー君、少し補足してくれないだろうか?タイシンがどうしてこうなったか」
タイシンは、口下手だから行動で示せという旨でハヤヒデに説明した。
ハヤヒデ「ほう……なるほどタイシンは、仲良くなる為に今トレーナー君と手を繋いでいる訳か。手であるならば、握手でも構わないのではないか?」
タイシン「そ、そうだけど……この方が仲が深まると思って///……」
ハヤヒデ「その感じから察するに、友達というより恋び……」
タイシン「ああ、うっさい!いいでしょ!そんな事は……仲が良ければそれでいいじゃん///」
チケット「そうだよ、ハヤヒデ。これで問題は、解決!仲良しならそれでいいよ!!」
佐竹「じゃあ、そろそろ手を……」
タイシン「もう少しだけ///……」
ハヤヒデ「タイシン……トレーナー君にも、担当の娘がいる。忙しい時に、邪魔をしたら悪いだろ?別の機会にでもしてもらえばいいさ」
タイシン「うん……そうする。トレーナー、またね」
佐竹「タイミングが合えば、また逢おうね」
各々、トレーニングに戻って行った。まだ朝ご飯を食べていなかったので食堂へ行こうとしたのだが、ルドルフが歩いてきた。
佐竹「ルナさんも、食べに来たんですか?」
ルドルフ「やあ、トレーナー君。朝食がまだだったのでね、今向かう所さ。トレーナー君も一緒に食べないかい?」
佐竹「いいですよ」
二人で、食べる事になり自分はハンバーグ定食で、ルドルフは和食にしてテーブルで食べる事にした。
ルドルフ「隣、いいかな?」
佐竹「いいですけど……向かいの方が、食べやすいのでは?」
ルドルフ「親睦を深める為だよ」
佐竹「まあ、いいですけど。随分遅い朝食ですね?」
ルドルフ「もう少しで、夏合宿が始まる。その大まかな、日程を作っていたんだよ。他のウマ娘達が、無事終えられるように」
佐竹「優しいですね。流石会長!」
ルドルフ「そんなに、褒められた事は……トレーナー君最近、誰かにキスされた事はないかい?」
佐竹「意図が読めないのですが……」
ルドルフ「多分、トレーナー君の知らない間に誰かにキスされているだろう。心当たりがあるんじゃないかな?」
佐竹「何でそんなのわかるんですか!?う〜ん……無防備な所は晒してないと……あるかも……」
自分の今までの事を、振り返るとあったと思うがどれか分からない。
ルドルフ「はあ……トレーナー君。少しは、深刻に考えたほうがいいと思うのだが……」
佐竹「そんなに、酷い事された訳じゃないので……」
ルドルフ「私は、我慢できない!私だって……」
佐竹「まあ、ご飯食べましょう。冷めちゃいますから」
ルドルフ「そうだな……」
その時、ルドルフは指を絡ませてきた。見えないテーブルの下で、俺の左手に恋人繋ぎをするように。
佐竹「ルナさん、食べづらいんですけど///……」
ルドルフ「私だって///……我慢できなくなる時は、ある。食堂で、こんな事……軽薄な女なのは分かっている。だが、トレーナー君が他のウマ娘に先を越されるのが辛いんだ。例え、ウマ娘の幸せを願っていたとしても、君だけは譲れない……だから、トレーナー君。朝食を食べさせてくれないか?右手が塞がっているのでな」
佐竹「えぇ……」
ルドルフ「食べさせて!」
そして、みんなに見られながらご飯を食べさせた。そのルドルフの姿を見て、ウマ娘達は話し易くなったそうです。食堂を後にして、トレーニングコースに向かう先でミホノブルボンと会った。ブルボンは、度々資料を運ぶのを手伝ってくれる仲なので、声を掛けた。
佐竹「よっ!ブルボン。調子はどう?」
声を掛けたのだが、無表情でブルボンは迫ってきた。そして……
ブルボン「お父さん、お父さん!」
お父さんと呼びながら、自分に抱き着いてきた。よく分からないまま、アタフタしているとライスが来た。
ライス「ブルボンさん!その人は、お父さんじゃなくてお兄さまだから!離れてっ!ブルボンさん!」
佐竹「ライス……これ何?」
ライス「ブルボンさん……転んじゃって、頭打っちゃったの。そしたら、歩き出して行って付いて行ったらお兄さまの所に来ちゃったの……」
どうすればいいか考えていたが、どうにも出来ずに手を焼いているとライスの手が、ブルボンの頭にクリーンヒットし治った。
ブルボン「お騒がせして申し訳ございません、トレーナーさん。少々、エラーが生じまして……」
何故ああなったか、説明してもらう事にした。
ブルボン「私にも、分かりません。頭部に多大なダメージを負ったとしか……」
佐竹「あんなに、お父さん連呼してたらお前とお父さんの関係性を疑うんだが……」
ブルボン「ご安心ください。私とお父さんの間には、何もやましいことはございませんので。」
ライス「ブルボンさん、何もなくてよかったね!お兄さま」
佐竹「まあ、解決してはいないが本人が良ければいいか……」
何か、スッキリせずその場を後にしトレーニングコースへ向かった。
タイシンってダウナー系なのかな?分からんけど。