ラストオリジン・コロニアルマリーンズ:Re 作:Bradford
UASエンデバー、コールドスリーブ室。
プシューッ…
一つのコールドスリーブカプセルが解放される。
「まだエンデバーの中にいるのか?」
UASエンデバーの中で1つのコールドスリーブカプセルが開く。
エンデバー号内部は全て普通であった。エマージェンシーライトがついていること以外は…
「エマージェンシーライト?どうなってる?」
周りはオレンジ色のエマージェンシーライトが点滅し、警報が響いている。
「クソッ…とにかくE・ジェネレーターを起動しないと…」
コールドスリーブカプセルから出た後、長ズボンと長袖の制服に着替える。
「ライト、ライト…」
カチッ。
ライトをつける。
「ジェネレーターは…あった!」
ガチャ、ガチャ、ガチャ、カチッ!
レバーを3回動かし、ボタンを押す。
「よし、ライトがついたな」
「"マザー"に色々と聞くべきか…」
そう言って、ドアを開けてどこかに歩いて行く。
UASエンデバー、スーパーコンピューター室。
「…」対話用のコンピューターとキーボードが付いた椅子に座る。
>MU/TH/UR。ロックダウンがなぜ起きているか説明してくれ。
≫鉄虫による襲撃によりエンジンが損傷。不時着したため、鉄虫による新たな襲撃を警戒し、ロックダウンを行った。
>ロックダウンを解除出来るか?
≫肯定。鉄虫が侵入する可能性が大。
>ロックダウンを解除してくれ。
≫肯定。ロックダウンを解除。
>海兵隊司令部と連絡を取れるか?
≫否定。海兵隊司令部所属の人員が死亡。
>エンデバー号内部の人員はどうなった?
≫鉄虫の攻撃に対する防衛戦により死亡。
「…まさかな」
>私以外の生きている人間は存在していないのか?
≫肯定。
「クソッ…」
>会話を終了する。
≫肯定。よい一日を。
椅子から降り、ロッカー室を目指す。
UASエンデバー、ロッカー室。
「…」カチャカチャ
武器とアーマーを身に付け、弾薬と食料と水。替えの軍服に医療品、整備キットをバックパックに入る分だけ詰める。
バックパックに入らなかった弾薬はコンバットベストのポーチに詰め、パトロールキャップの上からヘッドマウントサイトを付ける。
モーショントラッカーを首から下げ、ライフルを肩に下げ、サブマシンガンとライフルの入ったケースを背中に背負う。
(自分以外の人間が存在しない…か)
「嫌な感じだな…」
近くの武器庫を目指して歩いて行く。
UASエンデバー、武器庫
ドアが自動で開く。
そこには拳銃からロケットランチャーまで、様々なものが置かれていた。
「とにかく使えそうなものを探すか」
そう言って使えそうな物を探す。
「ショットガン、火炎放射器、スマートガン、イオントーチ、メンテナンスジャックに…コムテックのハッキングツールか…」
「カバンに入るかな…」
そう言って、武器を分解してカバンに入れていく。
Side???
「ここが…その人間がいる場所なの?」
「そうみたいですね…」
「嫌だな…」
「仕方ありません。入るしか方法がないので」
「わかったよ…」
2人の少女がエンデバー号内部に歩いて行く。