さて、カジノ2日目朝。
僕らはお茶を飲み身支度をしていた。
果林さんはシャワー室。
あまり腹持ちはあるので食べない事に。
「それにしても長丁場になるなら服とか持って来れば良かったわ」
「ここランドリーありますしね。僕持って来たけど」
「あ、後で発電バッテリー貸してくれない?」
「いいですよー」
24時間缶詰もあるかもしれないし。
バッテリーとか持ってきてよかった。
それにしても今回72時間になるか。
早く終わらせなければな。
「んで。あなた女よね?」
「男ですが?」
「!?」
皆驚くんだよね。
「ドレス着たら化けるわよ」
「みんなにも言われた」
よく言われる。
そこまで女顔か?
「シャワー室空いたわよ」
「それじゃ私が」
リブラさんが入る。
「それで僕って女に見えます?」
「女じゃないの?」
「男です」
「!!?」
そこまで驚くの?
何処まで僕ちん女?
★
「さて、それじゃ分かった事があるんですが」
「実は私も…………」
ん? リブラさんも?
「それじゃお先にどうぞ」
「じゃ私から。プレートによって少ない個数があるわ」
「?」
「簡単に言えば数少ないプレートがあるのよ」
プレートによって少ない?
「例えば蛇のプレート…………3枚しかないわ」
「へ、本当に?」
「おかしいと思って全チーム確認したのよ。案の定だったわ」
もしかしたらキーカードって事?
「他にも虎と鳥が該当するわ」
よく調べられてたなこの人。
「それで見た感じ気づいているのいるかな?」
「んーたんぽぽ組は鳥しか無かったし……それに私達の下のゆり組やハイビスカス組も集めてない」
「多分特権の事とか頭に無いでしょ。この前のイベントも目の前のクリア条件でみんな頭いっぱいでしたし」
案外頭回って強いプレイヤーが勝ち残るんだよなぁ。
「それで? メタルグレイモンさんは?」
「ああ、そうでしたね。実は確認した所、ばら組ってのがくちなわ会のチームでして」
「くちなわ会?」
「くちなわ会の事知りませんよね。教祖セイゲンが作ったクランなんです。んで特徴としてメンバーは念動力の様な異能だそうです」
よく考えてみれたら良さそうな異能だ。
「んでルーレット縛りの攻め待ち戦法です。それで連勝中です。今6個かな?」
「3つのプレートは持って無いみたいですね」
「多分遅かれ早かれ戦うと思うわ」
現在、鼠牛兎蛇羊猿犬猪の8つ。
「それでもうひとつおかしなチームがあります」
「?」
「このヒガンバナ組」
「ヒガンバナ…………」
まあ名前は…………問題あるかもしれないが。
「スロットで連勝して今6枚です」
「スロットで三連勝って流石におかしくない?」
「ですよね」
スロットマシンってのは胴元がイカサマ出来るし。
まさか確率変動はしてないって事?
で、このメンバーを見てみたけど…………知ってる名前だった。
いや、原作キャラクターじゃないよ?
同姓同名だといいね。
「他は?」
「そのくらいですかね」
「ねぇ、そろそろ攻めてみない?」
「ですねウチらの得意分野で攻めましょうか」
見た感じ鼠・牛、犬・猪が繋がるみたい。
急いで欠けたのを狙うとしよう。
「それじゃ虎か鳥か」
「マッチングしてて足りないのを持ってるのは…………あ、すみれ組が虎を持ってます。ポーカーです」
■
「それじゃお願いしますね」
すみれ組との対戦。
プレート3つ。
ルールとしては5本勝負。
勝てば1点、相手が降りれば0.5点。
合計が高い方が勝利。
カードは3枚まで変えられる。
んで、リブラさんがポーカーを。
僕でもOKなのだが。
だけどまあダブルでイカサマしている。
で、一試合目。
見たところリブラさんは9のワンペア。
んで、相手はブタだ。
背中を2回叩いて勝ってる事を教える。
「2枚変えるわ」
「俺も」
ふむふむ、相手は2のワンペア。
「俺はこれでいいぜ?」
「私も」
カードオープン!
「なっ」
「やったわ」
はい、リブラさんの勝利。
2戦目。
「…………」
あ、ブタだよ。
んで相手は3のワンペア。
「1枚変えるわ」
「2枚変える」
相手は変わらずワンペアだな。
こっちはブタ。
ゾワ
ん、なんだこの寒気は?
「どうする? やる?」
「…………いや、降りる」
あ、サレンダーした。
0.5点ゲット。
3点摂取で勝ちだよ?
はい、第3試合。
リブラさんQのスリーカード。
相手、10のスリーカード。
「2枚変えるわ」
「俺も」
ん、相手は2枚変えたら……うわ、J2枚でフルハウス!
あ、リブラさんは…………お。
「さ、勝負する?」
「よし、行くぞ!」
カードオープン
リブラさんはジョーカーを手に入れてた。
フォーカード。
合計2.5点だ。
あ、勝った?