エイスの副リーダー   作:煽りイカ

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現在獲得9つ。
子丑寅卯 巳 羊猿 犬亥。


船上カジノ 5

 さーて、自室に戻ってきたぜ。

 

「さて、組み合わせてみましょっか」

「子丑寅卯で何があるか…………」

 

 組み合わせてみたらQRコード発見。

 あ、QRコードを読み取るのってどうするんだろ。

 

「私そう言うアプリ入れてるから」

「果林さんサンキュ」

 

 んでアプリ起動する。

 なんて書いてある? 

 

「〈34/75〉って書いてあるわ」

「どんな意味でしょう?」

「確か前のイベントじゃ場所に特権がある感じでしたね」

「隠し場所の在り処って事ね」

 

 さぁて。

 どんな所に隠れてるんだろうね特権。

 

 さ、残りは3つ。

 辰 鳥 馬だ。

 

「んじゃ待ちは止めて攻めに回りましょ」

「んでターゲットは…………よかった。最後の1個とかじゃなくて」

「やっぱり……脱落したチームとかいるの?」

「いる…………みたいですね」

「…………」

 

 実は落ちたチームも何組かいるのだ。

 全部無くなるとゲームオーバーだ。

 

 

 

 ■

 

 

 

「はい、全プレートゲット」

「いえーい」

 

 それにしてもリブラさんってどんな異能なんだろ。

 

「それで。どんなのが出たの?」

「えっと子からの4つが今さっきの〈34/75〉。辰からのが〈26/50〉猿からのが〈312/360〉って」

「思いつかないですね。ピンと来ないと言うか」

 

 何の事を示してるんだ? 

 わかんねぇ。

 

「考えてみても埒が開かないわ」

「…………んーお腹空いてきたんでお昼どうです?」

「確かにもう1時過ぎたし」

 

 あ、本当だ。

 豪華客船って時間が流れるの早いねぇ。

 

「何頼みます?」

「中華が気になるわ」

「あ、私も」

「自分もです」

 

 よし、それじゃ注文っと。

 ってか何が出ててくるんだ? 

 

 まあいいか雑談しよ。

 

「果林さんって普段何やってるんですか?」

「普通の高校生よ…………昨日一昨日まではね」

 

 まあ僕と一緒だな。

 

「背が高いですけど何年ですか?」

「高一よ」

「あ、同じだ」

「…………」

 

 あれれタメだった? 

 …………高3になったらラブライブ原作開始だし、二年後にもこのダーウィンズゲームも原作だ。

 なんなんだこの一致は。

 

「リブラさんの方は? なんかやってるんです?」

「都内の大学生よ。家が金持ちだけど」

 

 なんか大企業の令嬢とか? 

 確かに三つ編み眼鏡だけど動作に品があるような。

 

「でもこのDゲームを始めたら大金動くからなー」

「そうよね。お金にはめちゃくちゃ慣れたわ」

「Dゲームで賭博とかあったら儲かるかもしれませんね」

「…………」

 

 ん、なんか考え込んだぞ。

 まさか本気で考えてら? 

 

「まあ、クリア出来て特権取れたらの話ですけどね」

「そうね…………」

 

 まさか…………テミスみたいな事考えてるんじゃ無いだろうな。

 まあみんな同じ様な事考えるだろうけど。

 

 シュン

 

 あ、来た。

 

「ってラーメンね」

「餃子とチャーハンも付いてる」

「あ、お水もありますね…………」

 

 まさかのラーメンセット! 

 

「とりあえず頂きます」

 

 ズズズ

 

「あ、美味しい」

「これ高級なラーメンじゃない?」

「あ、チャーハンも美味しい…………」

 

 高級なラーメンって聞いた事無いんですけど。

 普通だったら1000円前後だし。

 

「メタルグレイモンさん。餃子食べていいわよ」

「やっぱり匂いとか気になります?」

「まあ…………」

 

 女性ってそんなもんなんだね。

 

「りんごジュースで匂い消ししてますし」

「あれ、自販機あったの?」

「すみっコにありましたよ」

「そうなの? ちょっとミネラルウォーター欲しかったのよ」

「あ、私も小銭持ってきたし行くわ」

 

 ラーメンは美味しかった。

 

 

 

 ■

 

 

 

 って事で…………飲み物を買いに行くついでにデッキを回る事に。

 

 レストランもですけど結構な設備あるね。

 

「なんかプールとかシアターとかたくさんありますね」

「出来ればDゲーム関係で来たく無かったわ」

 

 僕も思いますよ。

 

「あ、ミネラルウォーターあったわ」

「んじゃ僕もお茶とりんごジュース買いますか」

 

 2つともお口を綺麗にしてくれるのだ。

 

「………………」

「ん、どうしたんです?」

「いや、なんでもありませんわ」

「?」

 

 リブラさんは何を見てんのよ? 

 

「部屋に戻りましょ」

 

 

 

 ★

 

 

 

 で、夜。

 

「とりあえず特権の場所が分かったわ」

「マジですか!」

 

 え、リブラさんもうわかったの!? 

 僕ちん全然わかんにーい。

 

「それで特権の場所って?」

「今から行くわよ」

 

 やっぱり色んなチームが動かなそうな夜を狙うか。

 その方が邪魔とか入らなそうだし。

 

 ズブブブ

 

 ん!? 

 はぁ!? 壁から人が出てきただと!! 

 

「きゃ!?」

「おっと動くな。この女がどうなってもいいのか?」

 

 な、果林さんを人質に!! 

 しまった…………12枚持ってたから監視されてたのかよ!! うっかりしすぎた! 

 

「おい、なんだお前は!」

「ああ、喋らなくていい。特権とやらの場所に案内しな」

 

 

 

 

 

 

 

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