「「「カンパーイ!」」」
はい、打ち上げである。
連絡を取り合い居酒屋へ。
僕らは未成年だからドリンクバーだけど。
「それで? あのあとどうなったんです?」
「ええ、まさかの機転でしたね」
とりあえず敵が一人残ってましたし。
どう切り抜けたんだろうか?
★
それで別れたあとの事。
二人は走ってた。
「それで何処に向かうのかしら?」
「船長室よ。そこに特権が隠されてるわ」
船長室だったのか。
入ったとしてもそれでクリアになるとは限らない。
んで船長室に着いたと。
「お待ち遠様〜」
「!?」
は? 先回りしてたの!?
「ここらに来るってのは予想ついた。さっきの劇場は少し違いすぎる」
それで嘘を見抜いて計算して待ち構えていたとは。
「さて、特権は何処か教えて貰おうか」
「…………」
「ちょっと……ここに来ればクリアじゃないの?」
「あ? どう言う意味だ?」
「何処にあるか知らないわよ?」
「はあ?」
待って? そこに行けばクリアじゃない…………だったらまだ続きがあるってことか?
あと一歩。
どうなってる?
「どうなってやがる」
僕も同じ意見だ。
まだ謎解きがあるのか?
「うっ!? なんだ!?」
「?」
「果林さん! 今よ!!」
「え、はい!」
敵がなんかひるんで…………果林さんが殴る。
リブラさんって精神干渉タイプの異能だろうか?
んで敵、動かなくなる。
「急いで探して! 4桁の」
「4桁?」
4桁? なんの話?
まさか知ってたの?
「ねぇ、これかしら?」
「これね」
んでリブラさんが多少大きい金庫のナンバーを回す。
ブワン ブワン
★
「…………んで? 4桁って」
「実は虎巳鳥のプレートの側面にもう1つQRコードがあったのよ」
「気づかなかった…………」
「念の為に言わずにおいたのよ」
え、マジですか?
全然分からなかった。
「トイレに言った際に組み合わせてQRコードを見たの。そしたら〈1859〉って数が出てね」
「それで4桁ですね」
「ええ、それで携帯携帯が出てきてテレポートよ」
うげ、元々狙ってたの?
野心あるぅ。
「それで何を特権として頼んだんですか?」
「賭博の権利よ」
「賭場の開帳ですか。ゲームの?」
「ええ、知り合いに政治家とか官僚、大企業の人間が多いので」
「人気出そうですね」
んん?
テミスみたいな事になってきたぞ?
「んでクランを作る事にしたわ」
「…………クラン名はどうします?」
「【トリニティ】ってクラン名にしようかなって…………素敵でしょ。名前が女神だし丁度いいかなって」
「…………」
トリニティ…………あれ?
んんんん?
まさか…………んんん?
んんんんんん?
「女神が名前って素敵ね」
「どんな女神の名前です? ちなみに僕は鋼って名前です」
「テミスよ?」
コイツ、テミスだったァァァァ!
皆さん、良いお年を。