「はい、CFは30です」
「せ、正解だ…………」
全く授業が簡単すぎるぜ。
大学でも結構な成績を残したからなぁ。
キーンコンーカーコン
「そ、それじゃ今日の授業は終わりっ!」
あ、終わった。
さて、今日はオフだ。
どっか行くかな。
「よう、藤崎」
「ん?」
「良かったら放課後どう? ボウリング」
「自分ボウリングやった事無いんだ」
「大丈夫だって」
…………なんか様子がおかしいような。
人を見下すような。
「ちょっとだけですよ」
■
「おい、なんだテメェら!!」
「渋谷最大チーム、【サドンネス】を知らんなぁ!!」
「金出せよカス」
んーとね。
クラスメイト三人と歩いてたらねーイカついのがぶつかって絡んできたんだ。
それで建築現場の広い所に連れられた。
「クソガキ…………有り金全部だしな」
「ひつ、勘弁してくださぁい」
「やだぁ!」
「す、すみまぜぇん!」
ん、やっぱりおかしい。
三人共怖がってる声に聞こえない。
おい、まさかお前らマッチポンプじゃないだろうな!
「んーどうしよっかなぁ〜。よし、お前が残るんなら三人を助けてやるよ」
「…………」
これマッチポンプ確定だ。
「いいよォ〜三人共行って」
「スマン、藤崎」
「マジスマン!」
「くそっ」
うーん。
なんで僕を嵌めたのかなぁ。
「さて、お前をボコボコにした後サイフ貰うぜ」
「あと男優にしてやるよ。いいAV会社知ってるんだよ」
「ゲイビに出演だなぁ」
…………コイツら救いようが無いな。
「んで、貴方らのケツモチってどこですか?」
「は? 何お前?」
「聞こえなかったんですか? バックの組織は?」
「黙っグホッぉ!」
いきなりバットを振りがぶってきたので衝撃波で吹き飛ばす。
何とか言えよチンピラ共。
「やっちまえぇ!」
ドガ!! バス! ボキ!! ……
10人いたけど弱かったな。
異能を使った仕草も無いしただのチンピラだな。
「うぅっ…………」
「おい」
「ひっ!?」
「ケーツーモーチーは?」
「ひっ、【ブルーラグーン】ですぅ!」
「【ブルーラグーン】? 」
んー聞いた事無いなぁ。
「その人らって不思議な力とか使う?」
「あ、ああ使う。トップは透明になるとか。周りも同じ感じだ」
ああん? バンダ君か?
どうなってんのよ?
「それで? 僕はなんでこうなったんの?」
「ああ、あの三人から頼まれてな。ボコボコにしてほしいんだって依頼されたんだ」
「はぁ」
は? 僕なんかやりましたっけ?
学校生活じゃあまり恨みは買ってないよ?
「確かあの三人は学校から蹴落としたくてな。あの三人…………成績良いだろ?」
「そうなの?」
商売敵を潰す様な感じか。
んで僕が目障りだと。
「んでヤバい写真を撮って退学させるとか」
「…………」
あのクソ野郎共が。
地獄を見たいのか?
「さて、時間稼ぎもこれまでだ」
「?」
「【ブルーラグーン】の方達がおいでなすった」
あ、2,3人だけど来やがった。
んーでも強いのかコイツら。
「オイオイ、お前らこんなのにやられたの?」
「情けねぇな」
「まあ、ケツモチはするけどぉ」
えっと青髪の男は少し場数くぐってそうな感じ。
後の2人はそこまで強くなさそう。
「それで? 【ブルーラグーン】って聞いた事無いですけど?」
「は? 何お前?」
「【悪流会】とか【マシンガンズ】とかは知ってる?」
「あ? お前もDゲーマー?」
「ああーんじゃコイツらやられたし仇取っちゃう?」
「いいねー」
ENCOUNT battle is open!
■
「あ、お前らクランじゃないの?」
「そ、そうですぅ」
聞いてみるとクラン設立予定のチームだそうだ。
リーダーは自分と他人を透明化させる異能らしい。
この前Bランカーになったとか。
まあ地道に頑張れ。
「さて、仕返しするか」