「よぅし〜皆殺しだっ❤」
『ヒャッハー!』
はい、今日はクラン戦である。
今回の戦いは僕らは原因ではない。
仕掛けてきたのは向こうのクラン【ヘカトンケイル】だ。
僕らはちょっかいを何度も受けたが、相手クランが手榴弾を拠点にぶち込んできたので喧嘩を買う事に。
こっちのクラン方針はちょっとした事で喧嘩はしない。
流石に器が分かるし………その方が人が集まる。
ついでに王さんのお気に入りの酒ボトルをぶっ壊されたのでもうノリノリ。
それで全員で10人程の人数………いや9人か。
手榴弾投げた奴を即拘束し、尋問からの人体切断ショーをした。
動画を送っといた……で、臆したのか引きこもってると。
武装と情報はそこそこ集められた。
で、ただいま作戦ターイム。
「よーし話に寄るとアッチは9人程。アサルトライフル持ってるって話か」
「こっちも武器屋から仕入れてきました。機関銃から手榴弾もたくさん……案外値引きが効きました」
「ナイス。んでこのビルに引きこもってるって訳か」
うわ〜嫌な奴らだな。
手榴弾ぶち込んで喧嘩売るくせにビルに篭ってるんだな。
「そう来ると思って」
「?」
「ロケラン買ってきました」
「コウ君ナイス」
まさかロケラン売ってるとは思わなかったぜ。
よくもまあ………捕まらないよな武器屋。
もしかして密輸してるとか?
「んーじゃあ配電盤をコウ君ぶっ壊せる? それか貯水タンクを」
「もしかして火攻めします?」
「うん。久しぶりにキャンプファイヤーしたくてさ」
キャンプファイヤーって………サイコだな。
まあ気持ちは分かるけど。
「あ、配電盤の場所わかる?」
「一応は。一昨日侵入してきたので……あと貯水タンクに訳分からん薬を沢山入れてきました」
『…………』
もうみんな沈黙してるよ。
僕らやってるのはテロだよもう。
ああ、あれだ………それを黙認しているゲームマスターも同罪だ。
全部ゲームマスターのせいだ。
■
「なるほど」
「どーしたのコウ君」
「なんか相手の調子が悪そうです」
「そりゃそうでしょ」
そー言えばなんの薬入れたんだ?
適当に買って……あ、確かヤバそうなドリンク入れたっけ?
「それにしても………コウ君の
「この異能によく助けられてますよ」
僕の異能………2つ合わせて最強じゃね?
やろうと思えばAランカーを何人かボロボロに出来るんじゃ?
「とりあえず………工作をしといたんでゲーム開始する時に燃えるようにしときます」
「どこでそんな技術学んだんですか?」
これはねー。
前世の時によくやった技術なんだー。
「さて、時間だ」
クラン戦でも受ける側が有利らしい。
だから戦いを仕向けるようにちょっかい出したり、城に篭って籠城するだとか。
「よぅし行くぞ野郎共!」
『ヒャッハー!』
ENCOUNT clan battle is OPEN!
カチッ
ドガアアアアアアアアアアアン!
『!』ビク
あ、ビルの窓ガラスが全部割れた?
一応スイッチ式のダイナマイトやガソリンとか組み合わせたけど。
ちょっと分量多すぎたかな?
「コウ君」
「なんでしょう」
「前職テロリスト?」
「んー自分学生ですね」
あーやっちゃったぁ。
「ひぃぃぃ!」
「ぎゃあああっ」
「あ、出てきた」
あ、3人程出てきた。
お前らなんで出てきてんだよ? 籠城してろよ。
「こんにちは〜覚悟は出来てるよね❤」
「くっ、やっちまえっ!」
「オラァ!」
こうして王さんスペシャル解体ショーが始まり、クラン【エイス】の名が上がるのだった。