「はい、藤崎…………これを答えてみろ」
「んーと? それは8Xですかね? ってか大学生の問題じゃないですか?」
「…………あ、ホントだ!」
今僕は高校で授業を受けている。
自分はまだ高一…………流石に学業に手を抜くのはおすすめ出来ない。
なお、半グレなのは秘密だ。
バレたら何が起こるか分からないし。
退学も有り得る……父親が単身赴任でいないし、母親もそれに着いてってるしバレたらどうなるやら。
それでクランシェルターでエンカウントしないので学校に。
他のメンバーも仕事やバイトでアジトを離れる。
だが終わったらみんな集まる。
あ、授業が終わった…………それにしても平和だな。
この日常が正常と狂気を保ってくれる。
(それにしても藤崎すげーな)
(最近可愛くなったよな)
待て待て僕は男。
(なんだろう……まさか女か?)
(この女子力高めの藤崎君に女?)
(男の間違いじゃないか?)
僕はホモじゃないぞ。
失礼だなこのやろう共。
(そー言えば家庭科の授業の時も教師を卒倒させたらしいぜ)
(嘘だろ?)
(料理は一流だって話だ。裁縫とかもプロだとか教師陣が話してた)
前世の経験で高校大学で食堂で働いてコツとか分かったのだ。
裁縫? 普通にやってるだけですが?
(コイツが女だったら告白してたぜ。そんな奴多いぜ)
(もう告ろうかな? 男女とかどうでもいい)
お断りします。
大丈夫か頭?
■
「……であるからして」
あー眠い。
だけど日常がこんなに素晴らしい物だとは知らなかったな。
殺伐としたダーウィンズゲームから離れるのもいいかもな。
あ、そうだ一応他のシノギを考えておかなければ。
流石にクラン戦や拉致強盗は危険もあることだし、安全なシノギがあればいいんだけど。
ちょっと異能で探してみよっ!
発動! 金目のモノ。
ジャッ
ん? ここは近くにある民家?
なんでここが金目のモノ?
もっとズームして見よっ!
ジワッ
ん? 仏壇?
なんでこれがズームされんの? 金目のモノだよな?
「…………であるからして」
んーだけど空き巣とか嫌だな。
よし、他のはあるかな? 発動!
次は…………? ここは学校裏の雑木林?
まあ…………ここなら稀に敷地に入ってる人間もたまにいるし。
ここなら行けるか。
■
「本日の授業はここまで」
『ありがとうございました』
よし、終わった。
雑木林にレッツゴーだ。
「ねぇ、藤崎君」
「ん? なぁに?」
「終わったしカラオケどう?」
「ごめん用事があって」
「そっか……ねぇ今度合コンどう? 虹ヶ咲学園と組んだんだけど」
「虹ヶ咲学園!!?」
「?」
んんん? あれれ?
前世で聞いたことある学校名だなぁ。
もしかしてクロスオーバーしてる?
なんでラブライブ?
もしかしたら…………スクールアイドルと戦ったりフレンドしたりするかも。
「んー今はちょっと忙しいんだ。また落ち着いたら誘ってよ」
「そっか…………また誘うよ」
■
「あら? コウ君、なんなのその袋?」
「ええ、異能で金目のモノ探してたらこんなの見つけちゃって」
「缶?」
ああ、雑木林で掘ってたらこんなもん見つけた。
「これ本物だと思います? あんまり見た事無いんで」
出したのはアクセサリーとか。
なんか綺麗なのばっかりだけど。
「あれ? 本物じゃね?」
「マジっすか?」
「多分本物。所得隠しとか昔ありそうだし」
十分ありうる。
脱税した金を宝石に変えて所得隠しするとか。
「さて、ちょっと鑑定する所に持っててみようか」
案の定ニ千万程したので換金した。
【エイス】でちょっとしたパーティーをした。
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イベント開催のお知らせ。
大森林バトルロワイヤル