エイスの副リーダー   作:煽りイカ

6 / 21
森林ロワイヤル 中

「さて、結構別れたな」

 

考えてみれば20人しか生き残れない。

だったら即席チームを組んで戦うのが上手い考え方だろう。

 

んで五時間後、三チームに別れた。

三つチームとも10人前後。

 

勝ったらまたロワイヤルするのかな?

 

「で、今残りが35人か」

 

残りの僕含めた5人程は何を考えてる?

震えてるか………それともイベントの謎を解いてるとか? それとも乱戦に漁夫の利を狙ってるとか。

 

一応はぐれていて………指輪持ってるのにって奴に突撃してみるか? 危険だけど。

2つの反応だ。

 

さて、一人は東の方にいるみたいだな。

レッツゴー。

 

 

 

 

 

 

「…………」

「…………」

 

コイツとは初対面だ。

でもコイツの顔を知っている。

 

「何か用か?」

 

前髪垂らした男。

ギョクトサクジ。

 

そー言えばイベント経験してたとか言ってたな。

 

「ええ、実は取引したいんですが?」

「何をだ?」

「指輪、交換しませんか?」

「?」

 

ハテナって事は多分このイベントのギミックに気づいてないだろ。

 

ちなみにスクリーンショットで全部の指輪の記録はしている。

 

「実は殺した人間の声が聞こえるような気がして………怖いんです」

「断る」

「え! 交換ですよ? 別に損してませんよね?」

「お前、【エイス】のメタルグレイモンだろ? バレてないと思ったか?」

「………」

 

クソ、バレていたか。

つーかもう【エイス】は有名になっているな。

 

「殺人経験者だろうしもう慣れているだろ。マシな嘘つけ」

「やっぱりバレますか」

 

やっぱりランキング二位は半端ないな。

まあ僕は勝てるんですけどね。

 

「それで、指輪を交換する理由を知りたい」

「教えると思うんですか?」

「そっちも消耗したくないだろ………死にそうになったら指輪壊すぞ」

「OK分かりました。教えますんで交換する……でいいですか?」

「ディールだ」

 

んで教える。

今頃分かったような顔してる。

 

「……って事です」

「なるほど盲点だったな」

 

多分奪う事に集中してて小さいQRコードには気づかないだろう。

 

シブヤ宝探しでもレインも後から気づいてたし、他のプレイヤーも気づいて無さそうだったし案外見ないか。

 

「なあ、イベント中組まないか?」

「僕が信用出来ます? 嘘吐いたりしてますが?」

「こっちには利がありそうなんでな」

「まあ確かに? 強いのが隣に居たらいいですけど」

「【エイス】に借りを作らせるのもいいかもなってな」

「一応、王さんに助けられたと言っておきます」

 

まあ、確かに先を読むのも大事だよな。

【エイス】は駆け上がりそうだし。

 

「それで………もう一人に会いに行くか?」

「ええ、あっと………デスストーカーって女?」

「聞いた事あるぞ。姿を表さない女だって話だ。B4クラスだそうだ」

「僕もB4」

 

ってかその話どーやって聞くんだ?

情報屋でもいんのか?

 

 

 

 

 

 

 

「って事でここら辺に来ましたけど」

「いないな」

 

あれ? いない………いやいる。

 

「おい! 三秒待つ」

「?」

「20M………その石ら辺! 止まれ!」

「分かった分かった! ストップ!」

 

ゴスロリの女が出てきた。

中学生位かな?

 

「よく分かったね………びっくり」

「まあね。多分精神に干渉するタイプでしょう? 自分の姿と指輪の光を見えないようにしてるってとこですか?」

「で? 要件は? 殺しに来た訳じゃないよね?」

「………まあいいです。殺さないんで指輪……見せてくれます?」

「………じゃそっちも見せて?」

 

あれ? もしかして謎とか分かってる?

 

「もうQRコード見てみたんだけど。よく分からなくて」

「星のマークのマンホールは?」

「そんなのあったの?」

「探したらありましたよ?」

 

あ、見てないんだな?

 

「それで? 見せてくれますよね?」ゴキ

「ねぇ、仲間に入れてくれない?」

「どうする?」

「こっちに得は?」

「素直に見せる。ナイフ持ってるし指輪を傷つければQRコード見えないよね」

「「………」」

「大丈夫、足引っ張っらないように頑張るから。もしどっちか嘘発見器や臆病兎を持ってたら確認どうぞ?」

 

ナイフ隠し持ってた。

 

でも………僕の異能で確認出来る。

ナイフは幻覚………だが信用は出来る。

 

(どうする?)

(悪意はない………です)

(異能か?)

(ええ、まあ)

 

まあ、秘密だけどな。

 

「よし、分かった。足引っ張っんなよ」

「うん」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。