「さて、情報の取り引きを始めましょう」
「はい、指輪。後で返してね」
あ、ちゃんと5個集めてんね。
やっぱりコイツ強いな。
「一応他のプレイヤーには私達が分からなくしてるから安心して」
「籠城に便利そうだな」
認識不可にする異能か?
逃げたり闇討ち出来そう。
んでギョクトの指輪も確認。
「ねぇ、これ星座じゃないの?」
「そう言えば星マークのマンホールがあったって言ってたな?」
「んじゃちょっと紙に書いてみようか」
あー紙持っててよかったにゃ。
よし、星の位置を地図に置いてみよう。
全部で15個。
「「「ん?」」」
ヤバい事に3人とも気づいたようだ。
「オリオン座」
「おい、これ」
「近づきましたね………」
地図に星の位置を当てはめたら………気づいた。
「それでオリオン座が出たが………どう見る」
「僕の記憶じゃサソリ………ですよね?」
「………まさかサソリの指輪が」
「俺は持ってない」
「私も」
サソリの指輪に特権の手がかりがあるんじゃ………考えて見れば星座の柄の指輪しかなかったし。
「よし、ちょっと近づいて調べましょう」
■
「ビンゴ。あの女が持ってます」
やっぱり持ってた奴いたか。
んでもうあの即席クランはもう数を減らしている。
もう3チーム共もう僅か………残り22人。
そろそろ戦いは終わる……のか?
だがまあ………ポイントやヒャッハーしたいのもいるかもしれないな。
「さて、奪うか」
「それだったら僕に任せてくれません?」
「?」
「デスストーカーさん? ちょっと協力を」
「ええ、まあ」
デスストーカーさんに体を隠してもらうように頼む。
「じゃあスってきます」
あ、近づいたらギョクト達のいる方角をチラチラみて気にしてるみたい?
でもデスストーカーさんの異能で目視で見えないよね?
んで女に近づく。
(異能発動!)
よかった………感知する異能を持ってるのはいないらしい。
んじゃ帰ろ。
■
「さて、この位置は………頭ですね」
「行きますか!」
無かったらそれまでだ。
一応急ぎましょう。
僕らは早足。
「とりあえず敵兵無し」
追ってくる奴はいないな。
頭の方へレッツゴー!
………んで着いたっと。
「それで………どうなるんだ?」
「待ってて」
んーと?
………あれ?
このマンホールの中に携帯があるみたいだ。
「さて、どうする?」
「マンホール爆破しましょっか」
「ダイナマイトッ!」
ドカァァァァン
あー手榴弾持ってきてよかった。
「ちょっと待ってて。乱暴過ぎない?」
「え、いつもの事ですけど。この前敵対クランをビル毎爆破した僕に言います?」
「倫理って知ってる?」
「それはゲームマスターに言ってください」
全部ゲームマスターが悪いんだ!
「ダイナマイト3連!」
ドカァァァァン
ドカァァァァン
ドカァァァァン
さて、どうだ!
「駄目かよ………」
「いや、ダメじゃないよ?」
「はい?」
「………どー言う意味だ?」
ブゥン ブゥン
え?
なんでテレポートの準備されてんの?
「実は一回目のダイナマイトで壊れてたんだ」
「「………」」
「んで幻術で騙した訳」
「「やられた」」
やられた………。
「でも心配しないで。ちょっと考えがあるの」
「?」
いや考えってなんだよ?
シュン シュン
「お、帰ってきた」
「ただいま戻りました〜」
あ〜やられたよ。
でも色々協力してもらったし………恨めん。
「王さん、1000PT上納します」
「お、コウ君えらーい!」
まあ、おすそ分けはしないとな。
ブブブ
ん、ダーウィンズゲームからのお知らせ?
なんだろうか?
「………」
あの女………いいモノ送ってくれたな。
イベントでだまくらかした事は忘れてやろ。
なお、サソリの指輪はひとつしかありません。