不意に、部屋の外からバタバタと足音が聞こえる。
「刻雨ッ!」
刻晴お姉ちゃんが私の部屋のドアをドカン!と開けて入って来た。どうした。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
「凄い大きな音がしたから、心配になって来たの。何をやってたの?大丈夫?」
そんな大きな音出してたっけ?…炎の音か。無駄に大きな音だったもんね。
「(まだ)大丈夫だよ、刻晴お姉ちゃん!」
「そう。良かっ…これは何?もしかして爆炎樹のコア⁉︎」
あ、お姉ちゃんに見つかった。なんで片付けておかなかった、過去の私⁉︎
「包丁もあるし。爆炎樹のところに一人で行ったの?それで一人で倒したの?」
「う、うん。一人で行って、倒したよ」
怒ってるよね、BOSS短期討伐行ったから。それと刻晴さんの後ろから、なんかス◯ンドみたいな雷龍が見えるんですが⁉︎神の目発現しましたか⁉︎神の目発現は時期的にまだだと思うんだけど…。
…怒られるかと思ったら、なんか抱きしめられた。
「刻雨。危険なことしないで?お姉ちゃん、心配なの」
ぎゅって抱きしめる刻晴。
「刻雨、危険な事とか、何かあったらお姉ちゃんに言ってね?お姉ちゃんがなんとかするから」
安心を通り越して怖いです、お姉ちゃん。
後は、これ絶対モンドに行こうとすると猛反対するやつよね。どうやって出ていこう、リーユエ。
いや、出て行かなくてもいいのか?ここで刻晴と一緒に暮らす?
「…お姉ちゃん、5日後のお祭に一緒に行こう!」
秘技、話題転換!
うん。その日までに考えておこう。刻晴と一緒にいるのもいいかなって思った。リーユエ広いし色々なところあるし。
「お祭り…?あぁ、降臨祭のことね。年に一度岩王帝君が降りてくる日のことよ」
「そうなんだ〜!お姉ちゃん、一緒に行ける?」
「えぇ、もちろんいくわ」
一緒に行くことになった〜!その日までに準備しておかないと。そのために、
「そうだ。刻雨、今度一緒に軽策荘に行かない?」
「軽策荘って北の方にある?」
「そうよ、明日行こうと思うの。散歩がてら一緒に行ってみない?」
この後とある武器のために絶雲の唐辛子を取りに行こうと思ってたから、ちょうどいい!刻晴とも行けるし、乗らない手は絶対無い。
「行く!明日行くんだよね、準備しとくね!ところで、どうして軽策荘に行くの?」
「い、今から準備はちょっと早いと思うわ。…なぜ行くのかっていうと、軽策荘にある本を借りに行くの。前々から言っていた本でね、最近準備できたって言われたんだ」
「ふーん?」
取りに行くのは巻物、かな。そういえば刻晴はどのくらいで岩神の統治が〜って言い始めるんだっけ。まだその時期じゃないと思うけど…分からないや。
「それじゃあ刻雨、明日の軽策荘へ行くの忘れないでね?」
「忘れないよー!」
刻晴はそう言い、部屋を出て行った。
「…次にやるべきことを確認しよう」
今日はもう日が暮れているから外には出れない。明日は軽策荘へ刻晴と散歩。明後日にエンシェントヴィシャップを倒しに行くかな…?そこで未熟の玉石を手に入れて、シールドが張れるようになったら色々なBOSSを倒しに行ける。ただ、今私が使える元素は炎だけだから、元素が炎だったら時間を置いて、もしくは日を跨がなきゃいけないね。
明日は刻晴と散歩!楽しみだな…
色々なところに伏線が仕込まれているから原神は面白い。ストーリーに凄く凝っているから好き。
次回は間話です。刻晴と刻雨の過去みたいなのを書こうと思います。
2021/11/17編集:未熟の石ではなくて、未熟の玉石でした。
主人公にはチートさせる?
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いいぞ!やっちまえ!
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やめろ!チートさせるな!