AC好きは、異世界でナニを為す   作:ヴェルクマイスター

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少々どころではないほど遅れました。
少し時間が開いてしまったのと、寝ぼけ思考で執筆したので文章が可笑しいと思います。


第十九話

「グォォォォォォオオオオオオオオオン!」

 

 

 木々が生い茂っている森の上空にて、綺羅びやかに輝く銀色の鱗を持つ邪竜の轟きが唸る。

 咆哮を上げた邪竜に添って、後ろにいた他三体の邪竜も大きな叫び声を上げて地上で逃げまわっているラミアの一族へと火線を降らせ始める。

 一口で人間を飲み込めそうな大きな口から放たれる炎の光線は、逃げ惑うラミアの一族達を着実に焼き殺していく。

 邪竜による攻撃は、様々な者を生み出してしまう。腕一本しか残っていない者、上半身や下半身が無くなっている者、全身重度のやけどを負う者、そんな死屍累々とした殺伐な場所と化していた。

 このような一方的な蹂躙を見ると、誰しも『かわいそう』と口を添えてしまうだろうが、ここは弱肉強食の世の中である。空を飛んで攻撃するのが卑怯ではなく、空を飛べないほうが悪い。攻撃されているのに、仕返しや報復をしないほうが悪いのだ。

 どんな理由であれ、力には力で対抗するしか他はない。

 

 

 幾らかの時間経ち、邪竜の独擅場が崩れ落ちようと世界が動き始めた。

 生い茂っていた木々は焼けただれ、ラミアの一族の総数が3分の2程にさしかかろうと言う時、現れる。

 下方に向かって火線を放っている邪竜の一体が、唐突に緑色の極太いレーザーが飛来して、その存在を消されたのだ。

 仲間だと思われる邪竜が、その事実に首をかしげる。生きるために逃げ惑うラミアの一族達は、邪竜に強襲されたことに恐怖や困惑、畏怖などの感情を持っていたのであるが、攻撃が止んで不思議に思いつつも上空を見上げると、数が減っている事に驚愕しながら『次は自分かもしれない』と言う恐怖心から生まれた事実無根の事柄にまたもや逃げ惑う。

 邪竜は自分の仲間を、どこかへ追いやった物を確かめようと緑色の極太レーザーが襲来した方面へと強面を向ける。

 遠くを見渡せる邪竜の目に映ったものは、現代人の感覚で言う『皿』や『便座』に似たナニカだった。

 徐々に近づいてくる『便座』の様な物に、邪竜達は警戒心を脇立たせて低い声で威嚇を始める。

 とうとう、距離的には数百メートルほどに近づいた時、邪竜達は困惑する。『このような生物は何だ?』と。元々、この世界に存在している龍に分類された生物は、膨大な寿命に様々な知識等があって、この世の生物を網羅していると言っても過言はない。そのため前方にいる『便座』―――いや、イクリプスといったほうがいいか―――に襲いかかることはぜず、只じっと観察することに思考を染めたしまったようである。

 威嚇の唸り声を上げて、どのような生命体なのか見極める目でイクリプス人型を観察する邪竜達。しかし、ほぼ目の前にイクリプス人型が来ると両者が何もしないと言う均衡が砕ける。

 

 

「グォォォォオオオオオオッ!」

 

 

 雄叫びを上げながら、イクリプスの下方にいた邪竜が、火線を直撃させようと大きな口から放出させる。

 邪竜の火線がイクリプス人型に当たると、呆気無く邪竜の火線は弾かれてしまった。イクリプス人型は火線が弾かれた直後に、お返しと言わんばかりに下腹部の棒のような物に挟まれている主砲で緑のレーザーを、火線を放った邪竜に放つ。

 全身にイクリプスの攻撃を受けてしまった邪竜は、これまた呆気無く存在を消滅させてしまった。

 また、仲間がいなくなった事に、いや殺されてしまった事に怒りを覚えたのか、これまで以上の大きな咆哮を上げて残りの邪竜達が一斉に攻撃を仕掛ける。

 たまたまイクリプスより上空にいた残りの邪竜達は、効きもしない火線を浴びせ続けた。

 イクリプス人型は大回りに旋回をしていて、ひたすらに邪竜達の攻撃をその身に受け止めている。これを機に思ったのか、残りの一体の邪竜がイクリプス人型の上へと乗ろうと近づいてしまう。

 

 この邪竜の選択は間違っていた。

 

 自身より上に位置する者を攻撃出来ないと判断していた邪竜は、愚かにもイクリプス人型の上へと着陸する寸前で、その身を爆散させる。

 何故この様な事が起こったのか。過程をここに記すと、邪竜がイクリプス人型へと乗るときに、イクリプス人型がQBを噴かし下腹部を上へと向ける。イクリプス人型の下腹部には、棒のような物と描かれた人間みたいな足が格納されていたのであった。そのため、QBを使い数トンの重量を持つ足を、時速1700kmの早さでぶつけたのである。このことから上へと呪うとした邪竜はその身を爆散させたのた。

 そして、今のイクリプス人型に言語能力があるとすると次のように言っているに違いない。

 

 

『そ、そんな、上はらめぇぇぇぇぇぇぇえ! ―――とでも言うと思ったかい? この程度、想定の範囲内だよぉっ!』

 

 

 自身より下には、主砲である緑のレーザー。上には、二本の足による物理攻撃。これで死角はないと思っているであろうイクリプス人型の戦いはまだ終わらない。




龍は目がいいため、遠くを見通せます。


単語:イクリプス人型 既存のAFであるイクリプスを覇風が改造した兵器。その正体はイクリプス下腹部についてある二本の人間の足が『人型』と呼ばれる由来である。二本の足にはプライマル・アーマー展開装置が数カ所に装着されていて、大概の攻撃などは減衰させることが可能。イクリプスの至る所にクイックブースターが配置されていて、円盤の上にきた敵にはQBを使用し、自身を縦に回転させて人間の足による物理攻撃を行う。
もちろん二本の足は、人間の肉と骨を使って作られているので機械では想像を絶する程の繊細な動きが可能。(今回造られたイクリプスは、覇風の創造を使った人肉で生産しています)
特徴としては、両翼に付いている飛行ユニットが縮小されていて、飛行時間が極めて短い。さらに下腹部に折りたたまれるようにある人間の足が見えるために、正面から見ると横線に縦棒を二本付いたした感じになる。しかも、本来のイクリプスについてある主砲が二本の足の真ん中にあるため『ドミナント』のようにも見える。



このイクリプスに死角はない(キリッ
忘れている設定もアリそうなので、後々このイクリプスに追加するやもしれません。
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