「アーイチンカー。もーふーふーふふー、もーふふーふー」
どうも、モカナです。このお歌は母さまから教えてもらった物。
アーイ? チンカー? もふ? ちょっと違うかなー。でも、不思議なお歌です。どうしてかわからないけど、すっごい温かい気持ちになったり嬉しい気持ちになったり和らぐ気持ちになるのです。
・・・あの悪夢はひどかった。このお歌を歌わないと、母さまに会えないと思った。今も会えてないけど。・・・・・・速く会いたいよ。
母さまに教えたいことが有るんだ。お友達が出来なかったモカナに、大切な大切なお友達ができました。
「アーイチンカー。もーふーふーふー」
モカナはお歌を歌いながら、となりの部屋まで歩きます。やっぱり、このお歌はすごいなー。
「ピンポーンっ。もふ!」
セレン様が付けてくれた、いんたーほん? って言う物を押して、泣き声を真似しながらエヴァンジェを待つんだ。意外に面白いよ、母さま。
『はいはい。あら、クビワツキですの?』
いんたーほんからエヴァンジェの声がします。・・・どうなってるだろう。母さまでも知っるのかな? 知らなかったら、モカナが教えてあげるんだー。えーと、ろくおん・・・だったけな。たしか、こんな言葉だったはず、これでモカナも母さまに近づいた。やったね!
「エヴァンジェ! 一緒に遊びましょうですっ! もっふん!」
エヴァンジェと遊ぶのは楽しい! アミダもいるともっと嬉しい! エヴァンジェはアミダにくっついて離れないけど、お話ができるから楽しいです!
『あなた、本当に元気ですわねぇ。とりあえず、いらっしゃいな』
ぷしゅーって音がなると、変な扉が開きます。ちゅーちゅー鳴くアミダが、モカナを迎えに来てくれるんだ。かわいいなぁーアミダ。デカイけど。
「いらっしゃい、クビワツキ。今日は何をするのかしら」
エヴァンジェは微笑みをアミダにむけてモカナに聞いてきます。モカナはあれがやりたい。エヴァンジェとモカナとアミダでできるあれ!
「さーちあんどですとろいです!」
「さーちあんどですとろい? ・・・あぁ。また、ですの? いい加減飽きましたわ」
エヴァンジェは残念がっている。えー、面白いのに。
「・・・エヴァンジェは、なにか思いついたんですか?もふぅ・・・」
モカナとエヴァンジェとアミダでさーちあんどですとろいやりたかったなー。でも、わがままだけではお友達ではないのです。モカナは大人。そうだよね。母さま。
「ん~、そうですわねぇ。・・・・・・たまには、お話でもよろしんではありませんの?」
お話? やった! ひさしぶりのお話、エヴァンジェの事知りたいな。
「お話しましょうです! まずはエヴァンジェから! もっふ!」
「わたくしから? んー。そういえば、ラミアの一族とダークエルフが我が天様のご保護に入りましたわね。低能のやつらが天様に下っても、所詮カスですわ。わたくしの御子である、アミダの良さがわからない低能はね。・・・殺したくなってきましたわ」
んー? アミダを撫でながら言ってるエヴァンジェだけど、ちょっと意味がわからない。
意味がわからないので、モカナもアミダを撫でてクンクンする。・・・エヴァンジェの匂いがすごい。
「クビワツキはねっ。シャミアって言う者が怖かったのです! 目がぎょろーってしてて、お肌が痒くなるの! もふぅっ!」
やっぱり、さーちあんどですとろいやりたいなー。
こんな一日が、毎日です。何もない日は。