AC好きは、異世界でナニを為す   作:ヴェルクマイスター

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どうもヴェルクマイスターです。
先日、AC4を買ってみました。初期でアリーヤを選んでしまい、すごく難しいです。
あと、AC4の「Fall」とACFAの「Remember」を聞くとかなり執筆意欲が上がります。何故なんでしょうか・・・・・・。

前話の補足です。服従ポーズは犬が腹を上にしてなでてほしい時にするあれです。


第四話

 

 

 覇風がホワイト・グリントを『創造』の力を使い格納してから、獣人三人娘を引き連れ、獣人達が住む村へと足を進めいていた。

 ここで獣人達の村を紹介しよう。『村』というからには、規模的に人口数百程度だと思うかもしれない。が、実際には数千人に及ぶ。そのため『村』とは一概に呼称できない。獣人達の村の通称村長がそう読んだから『村』となったのだが、何を持って『村』と読んだのかは不明である。

 覇風と獣人三人娘の四人が歩いて数分後、木で作られた柵の門があって、門の隣には軽装を施した獣人の番兵が直立不動で二人程確認できる。

 獣人の番兵が覇風達に気が付くと、全力ダッシュで四人に近づいてスライディング服従ポーズを取る。

 

 

「無事な帰還を嬉しく思います、精霊神様! さ、どうぞお入り下さい」

 

 

 なんとも可笑しいスライディング服従ポーズを二人の獣人番兵がしながら、覇風達の帰りを喜ぶと、木製の門が独りでに動いてその扉を開ける。

 そんな番兵とファンタジーな動きをする門に目を向けず、『あぁ。』と一言だげ賜って覇風達は門の扉を潜った。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 覇風らが獣人達の村へと入ってこれまた数分後、獣人達の村長をしている住処へとやってきていた。

 

 

犬侍(ケンジ)族の長よ、邪魔するぞ」

 

 

 簡素で質素なドアがあるにも関わらず、ノックをせずに堂々と足を運び入れる。その成り様は、『私に常識はない』とでもいっているかのようである。さすが覇風だ。

 玄関を通り過ぎ、居間へと到達すると奥から獣人の村の村長らしき老人が現れる。

 

 

「おぉ、精霊神様。よくご無事でお戻りになられました」

 

 

 老人にもかかわらず、「サッ」と素早く腹を見せるポーズを決める村長。しかも、その表情は満面の笑みである。誰も、そんなものは見たくはないだろうが、覇風は1ミリも気にすること無く話を続ける。

 

 

「聞きたいことが有る。この村の少々外れた場所に、ある施設を作りたい。良いな?」

 

 

 質問をすると言って、最後には『お前の意見など聞いていない』かの様な口振りを見せて、脅しと思われる質問を村長へと投げかける。

 村長は服従ポーズを止めて、話を聞く姿勢へと移した。

 

 

「もちろんですとも。ですが、そのシセツとは一体何なのでしょうか?」

 

 

 首を傾げながら素朴な疑問を覇風へと口頭で伝える。

 

 

「そうだな・・・・・・。私の家、と考えていいだろう」

 

 

 両の手で腕を組み、片手を顎の下に添える。考えている風格を醸し出しながら、覇風はそれに答えた。若干含み掛かった言い方だが、村長は理解出来なかったようだ。

 

 

「家ですか? ならば、儂に言っていただければ、精霊神様のお家をお作りいたしますぞ?」

 

 

 拳を握って、自身の体を覇風に詰め寄りやる気十分な表情をする村長。しかし、如何せんこの村の家の水準は、中世並なので覇風が望む物が出来るとは思えない。それに時間もかかる。風情があるかもしれないが、覇風自身はそんなことこれっぽっちも良いとは思っていない。

 

 

「いらん。私一人で創りだすことができるからな」

 

 

 覇風は後ろに向いて、コジマ粒子をまき散らしながら言葉を吐き出す。

 それに対して、村長は残念な気持ちと覇風が行動した動作がいつも以上に神聖且つ輝いている様に見えた事に、表情こそ微妙であるが、歓喜する。

 

 

「ではな。犬侍族の長よ」

 

 

 振り向くこと無く、そのまま居間を出て村長の住処のドアを開く。

 

 

「・・・・・・で。お前たちは、いつまでついてくる気なんだ?」

 

 

 獣人の村へと入ってから、一言も喋っていない獣人娘三人衆をくびだけで振り返り質問する覇風。

 獣人娘三人衆は、『私達は精霊神様の巫女ですからっ!』と三人揃って意味不明な発言をする。覇風は巫女とは、と考えたが、別段気に掛かることではないので思考を放棄した。

 そして、獣人の村に入ってきた場所を真ん中として、東側の門から村の外へと赴く。

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 東の門から出てきた覇風達は、木で覆われていない広範囲な草原を発見しようとする。

 獣人の村の外側は、木々で覆われており中々草原が発見されなかった。ちなみに、覇風がトリップした地点は一応草原ではあるが、家を建てるには小さすぎたため候補から外れている。

 

 

「ふむ。中々に見つからんな」

 

 

 すまし顔で嘆息し、ひとりごちる覇風。

 すると数メートル離れた前方の木の影から、体が大きく白い物体―――ビルダーラビットが覇風達を様子見ていた。

 

 

「また貴様か・・・・・・。・・・ふむ、前回の事を考えるとすぐさま殺すのだが、私は今気分がいい。貴様には名誉ある絶望をくれてやろう」

 

 

 覇風の後ろでは、獣人娘三人衆達―――通称巫女らが何やら騒いでいるが、それを無視して不遜な体制を作る。すると、不遜な態勢を取った覇風の左右から計4つの眩い光りが発せられた。

 一瞬で輝く光りが収まると、そこには握りこぶしほどの黒い球体が鎮座しているではないか。さらに、その黒い球体は発生してから時折、小さく『ドヒャア』とQBなる音を発して上下左右、様々な方向へと移動していた。

 これまでに掛かった秒数は約5秒。そして、黒い球体は動きを止めて、覇風の回りを漂うコジマ粒子を収束し始める。

 ほぼ一瞬でコジマ粒子を収束し終えた4つの黒い球体は、ビルダーラビットに向けて緑色のレーザー状の光線を発射させた。その光線は、握りこぶしほどの黒い球体からありえないほどの厚さをしていて、ビルダーラビットの体長と同じデカさをしている。

 

 

『ピギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥっ!?』

 

 

 爆音、いや轟音と例えたほうがいいだろうか。とにかくものすごい音が当たり一面に鳴り響く。この音は獣人の村へと届いて、今頃村長含め村人たち全員が驚いている様子が目に浮かぶ。が、覇風はそんなこと一欠片も気にしていないのか、不遜な態勢を崩さず、口を三日月型に歪めて眺めていた。

 4つの黒い球体による緑色の光線を受けてしまったビルダーラビットは、この世界に存在を否定されたかのように塵も残さず、その一生の生涯を閉じた。

 

 

「ふっ。下等生物よ、『ソルディオス・オービット』の攻撃はどうだ? 名誉ある絶望を体感出来たか? そいつは重畳だ。貴様如き下等生物がこの様な好意を受け取る機会はないだろう。よかったな」

 

 

 『クックック』と悪役が演じる感じな悪い笑いを浮かべながら、ビルダーラビットが消え去りクレーターが残っている部分を眺める覇風。そして覇風の回りに『ドヒャア』と小さく音を立てながら浮遊している4つの黒い球体は『ソルディオス・オービット』である。この『ソルディオス・オービット』は、紛うことなき実物の『ソルディオス・オービット』であるが、覇風が『創造』の能力で創り出してしまったのが「超高出力・チャージ速度上昇・PA展開可能・単騎永久駆動可能・AA範囲拡大・サイズ凝縮最適化」と言った危険すぎる機能が盛りだくさんの変態オンパレード兵器と化していた。名付けて『Ultra・Soldios・Obit』(ウルトラ・ソルディオス・オービット)

 不遜な態勢且つ、キメ顔+決めポーズをキリッっと決めていた覇風は、ふと後ろを向いてみる。そこには、三人の巫女達が頭部に付いている犬耳をペタリを閉じさせて、表情はなんとも保護よくを掛せる面持ちをしていた。しかも女の子座りで。のだが、覇風にはそれを理解出来ずに『この魅力がわからんのか』と小さく呟く。

 

 

「さて。余興はここまでにして、私の家を創りだす場所を探さないといけんな」

 

 

 そう言って平然とクレーターのできていた無い場所を通って前へと先へ急ぐ。

 

 




獣人三人娘さん達ほとんど空気でしたね・・・・・・。貴様らには空気が似合いだ(笑


今回も超短めでした。執筆意欲はあるのですが、どうしても時間が取られてしまうので長く掛けません・・・・・・。
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