先日、ニコニコ動画にてレゴで作られたアリーヤを見て感動してました。売りだしてもおかしくないレベルです。
あと、テレビの番組で緑色のラーメンがでていました。・・・・コジマ入のラーメンを食べてみたいですね。みなさんもそう思いませ―――あ、セレンさんじゃなですか。え、変態? ふっ、そんなに褒めないでくださいよ。アハハハ。
前話補足:『カーチャン』のカタパルトっぽいやつは、スピリット・オブ・マザーウィルの三対六翼の滑走路ではなくて、長方形の2つついてあるなんかかっこいいカタパルトです。
覇風の初期の拠点となる施設『カーチャン』らしきもの―――通称
「・・・・・・やはり、私一人で研究するのは苦労するものだな。『これ』の完成は、まだ未来か」
マザー内部のとある研究部屋で覇風はPCやいろいろ危険そうなものが散りばめられている部屋の椅子に背を持たれ掛けさせて、他に誰もいない研究所にて呟く。
覇風の視線には、よくアニメで見る『危ない』研究をしている様なポッドが一つだけ在り、ポッドの中には小さな緑色の球体が浮いてあるのがわかる。これを見ると、龍玉に出てくる細胞を思い出しそうであるが、間違いなくその細胞ではないと断言できる。
「すこし外に出て、気分でも変えるか」
椅子から腰を上げて、いろいろと危ない『研究部屋』からでる覇風。その足取りは、中々に軽快で苦労など微塵にも感じない軽やかなステップで移動する。
覇風が足を向けた場所は、ホワイト・グリントが格納されているネクストAC収納所であった。さらにホワイト・グリントの左右にはAALIYAHとLAHIRE、LATONAが鎮座している。
「あなた方は、いつ見ても美しいな・・・・・・」
ニヤけながら、ネクストACを視姦する。この行為は、覇風がネクストACを見る度に行う行動であり、ある意味一種の行事を化している。まぁ、覇風の中だけでだが。
数分間、4機達をじっと見続けていた覇風は、名残惜しい雰囲気を出しつつホワイト・グリントのコックピット外部へと「ぴょーん」と擬音が付きそうな身軽さでジャンプした。
自動でコックピットが開き、中へと潜る。内部構造は背凭れが非常に低く、頭部には頭にくっつける機械の椅子がある。
「コジマAMS接続」
『コジマAMS接続確認。メインシステム起動モードへ移行。・・・・・・全システム及びパーツ、オールグリーン。おかえり』
覇風がコックピット内で椅子に座り寝そべると、ネクストACとコジマAMSを接続した。その際、覇風の体から溢れでているコジマ粒子がさらに漏れだして出てくる。
すると、機械音が交じり合った『セレン・ヘイズ』らしき声が発せられ、覇風に対して男らしい声音で一言。
「あぁ、ただいまだ。セレン」
目を閉じて、コックピット内部から聞こえる声に言葉を返す覇風。その言葉の音色はかなり穏やかで、この世界や前にいた世界で誰にも聞かせたことのない声音だった。
「今日は、特にするべきこともない。まぁ、ただの散歩って考えてくれ」
『ほぉ。数日間、部屋に篭もりっきりと思ったら、次はただの散歩と来たか。・・・・・・詳しくは聞かないが、あまり煮詰めるなよ。体を壊して、私に乗れなくなったらどうする。いや、お前の体はコジマ粒子だったな。イラン心配をした、忘れろ」
覇風は女性の声にしては低く、刺々しい言い方に苦笑して『善処する』とだけ答えた。
『それで、どこまで散歩するんだ?』
ホワイト・グリントのAIであるセレンが、本物の人間と間違えるくらい高性能な質問を覇風へと投げかける。
「決めてない。要は、気分しだいって所だな」
『ふっ、其れも悪くないな。では、空中デートと洒落込もうじゃないか』
そんな会話を残すと、覇風はホワイト・グリントを動かして、外へと出るカタパルトに移動する。
『EN及びKP出力良好。オーバードブースト、いつでも行けるぞ』
ホワイト・グリントの態勢を前傾姿勢へと移し、背中にある翼のようなパーツを開かせる。
―――――フゥォォォォオンっ!
「じゃ、行こうか」
―――――ドヒャァァアアアアアアオンっ!!!!!
独特的なブースト音を出して、マザーのカタパルトから出て行く。その後姿は名前にふさわしく、まさに『白い閃光』のようであった。
◇◇◇◇
覇風とホワイト・グリントがマザーのカタパルトから出撃して、一時間と三十分の時が経っていた。その間は覇風とセレンによる世間話や前の世界の話、からかい合いなどといった、至って平和な時間を過ごしていた。さらに覇風はホワイト・グリントで超高速移動をしながら景色を眺めているとACFAに出てくる『Precious Park』を聞きながら見聞したいと小声で言ったため、セレンは覇風の要望通りに『Precious Park』を流した。
『現在地点から数km過ぎた所に、魔物ではない生命体の反応を一つ傍受。・・・・・・こんななにもない所に一人でいるとは、一体何を考えているんだ?』
『Precious Park』を聞き流しながら、超スピードで駆け抜けていく景色をカメラアイ越しに覇風が眺めていると、突然セレンが呆れた機械音の声を出す。
いつもの覇風ならば、見向きもせずにOBを噴かして通り過ぎるはずなのだが、覇風は妙に気になりOBを止めて生命体反応がする場所へと通常ブーストとQBで移動する。
『なんだ、お前ならこんなちっぽけな事は気にならないだろう?』
「いや。私もそう思うのだが、何故か心に引っかかりを感じる」
セレンがちょっと驚いた様な機械音の声を覇風へと向けると、意外にも覇風自身も驚いているようで、その声音は驚愕が混ざっていた。さらに、セレンは『お前に心というものがあるのか・・・・・・?』や『あられもないヒーローでも気取るつもりか?』等と覇風に罵倒していたが、覇風は聞かなかったことにしたようだ。
そして、通常ブーストとQBで生命体反応がある所へと来ると、そこには木に体を持たれ掛けさせて、体を血まみれにして倒れいている小柄で白髪の獣人がいた。
白髪の獣人を見つけて、上空で観察しているとセレンが疑問の声を上げる。
『・・・・・・こんな場所で血まみれに倒れているだと? おかしい。このあたりは魔物なんて存在しないはずだ』
セレンに顔はないが、表情があると困惑して動揺顔が目に浮かぶと容易に想像できるだろう。が、二度も言うがセレンに顔は無いので、ご褒美な困り顔Verセレンは見れない。
覇風は、木にもたれ掛かっている獣人を凝視するように、食い入ってカメラアイを向けている。
「まさか・・・・・・っ!」
余り聞いたことのない驚愕の一声を覇風が上げると、ホワイト・グリントの通常ブーストを切って、一気に降下する。
『おい、何をしている。まさか、そこの獣人を助ける。とか言わないだろうな』
微妙に怒りを交えた声をセレンが覇風に掛ける。だが、覇風はそんなこと一切も聞いておらず地面に着陸すると同時にコックピットを開けて、外へと跳躍する。その際、セレンの『お、おい! 何をするつもりだ!』と言う言葉が在ったのだが、これも覇風の耳には届いていなかったようだ。
コックピットから跳躍して、白髪の獣人へと近づいた覇風は、その白髪の獣人の容姿を間近で見る。
ホワイト・グリントのカメラアイからは、特徴的な白髪と犬耳しっぽしか大体を捉えることが出来なかったからである。
「こんなことが有るなんてな・・・・・・。これはまさしく、『首輪付きケモノ』ではないか」
白髪の獣人は、もふもふしたくなるようなふんわりした白色の髪の毛に尻尾。さらにはまつげまでもが見事に白い色であった。が、今は体中にべったりと血が纏わりついていて、白さがあまりないが血を取ると、純白といっていいほどの白さをもっていることが覇風にはわかった。
『何をしているんだ、お前は・・・・・・』
いつの間にか、覇風の後ろ側にきていたホワイト・グリント。その声音は呆れに呆れたと体現しているようなため息込の言葉だった。
「いや、なに。この獣人に赤色の首輪をつければ、例の『首輪付き』に酷似していると思ってな」
覇風は振り向かないで、白髪の獣人に目を向けながらセレンに声を返す。
『ほぅ。これが例の『首輪付き』とやらか。まぁ、たしかに回りの血を取ればもふもふしそうな感覚はしそうだな』
感嘆の息を上げながら、セレンがそう返すと『このような奴が人類種の天敵か』と勘違いをしながら機械音で、小声で呟く。
「思わぬ出来事だが、これはいい。保護するぞ」
覇風が白髪の獣人を労るように肩に抱いて、ホワイト・グリントへと向き直る。
『保護するのか? 見た感じだと、使い物にならない様な体格をしているが・・・・・・』
ホワイト・グリントは拒否している様な思わせぶりだが、言っていることとやっていることは別のようで、覇風がコックピット外部に乗りやすい態勢を作る。
覇風は呆れた口のホワイト・グリントに『ロマンだ』とヒトコトだけ告げてコックピット内部へと白髪の獣人を連れて入る。
「ENとKP出力最大。オーバードブースト全開だ。いけるな?」
『誰に物を言ってる。この私だぞ? 出来なければホワイト・グリントのAIなどしていないさ』
覇風がコックピットへと入り、機械的な椅子の横に白髪の獣人を置くとすぐさまコジマAMSをホワイト・グリントに接続して、通常ブースト噴かして上空へと飛翔する。
そして、一定の高度まで行くと背中のパーツをOB用へと変形させると、一気にOBを発動してマザーへと帰還するのであった。
今回はすこし多めです。リズミカルに執筆できました。キラッ
はじめてACFAを狩った時に、OBの音を真似してよく遊んでました。このときの擬音語を使いました。キモいですね。
現時点のホワイト・グリントのOB使用時の速度は、3700h/kmです。前回よりも進化しました。
そして、とうとうでてきた首輪付き(?)。実は首輪付きとの物語を書きたくて、この小説を執筆したんです。半分うそです。
~重要~
単語: コジマAMS 本来のAMSとは違って覇風自身がコジマ粒子のため、AMSが導入できません。なのでコックピット内でコジマ粒子を放出し、そのコジマ粒子でネクストACとリンクするシステムです。
この単語はこの作品の世界観のみで適応されます。4系で出てくるAMSとはまったく別物ですので、ご容赦を。
またホワイト・グリントコックピット内部の機械的な椅子は覇風が求めたロマンです。所謂形だけですね。
ホワイト・グリントのAIであるセレン・ヘイズは、覇風がACFAのセレン・ヘイズを限りなく似せた別人を造ったと思ってください。本人は本作ACFAの首輪付きにしかなついてないと思うので。