ワンフォーオール…?知らない子ですね   作:悲しいなぁ@silvie

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アンケート…今のところみんなヒロインが気になるんやなぁって。
ミステリアス黒幕系ヒロインのAFOちゃん
幼馴染のツンギレ系ヒロインのバクゴーちゃん
どちらも捨てがたいですね。


エンデヴァー…?知らない子ですね

「だから…だから俺は!お父さんの一番に成るんだ…焦凍も!オールマイトだって超えてやるんだ!!」

 

「ヒック、グス…悪ぅない!どう考えてもとうやタンは悪ぅない!!全部その父親のせいや!父親…いや、そんなんはもう父親やない!!マジでダメなオヤジ…略してマダオや!!」

 

あの後、暴れるとうやタンを当て身で落とした俺は焚き火を起こしてから彼を起こした。

彼のビシャビシャになった服を焚き火で乾かしながらついでに川で採ってきたアマゴと山菜と家から持ってきたお米で炊き込みご飯と洒落こんでいる。

キャンプも良いよなぁ…かっちんの個性使えばダイナマイト漁が出来るし…

彼は最初、こちらを警戒するような素振りを見せていたが…抱えきれなかったのだろう。焚き火を見る内にポツリポツリと話出した。…決して炊き込みご飯で釣った訳じゃない。なんか腹の音が聴こえたり、ヨダレ垂らしてたりしてたけど多分幻聴と幻覚だろう。

とうやタンが言うにはマダオは個性婚によりとうやタンを造ったのだと言う。

…別に個性婚に反対する訳じゃない。じゃないが、その子供に愛情を注がないのは間違ってる!!

親が子にする一番大事な事は教育でも期待でもなく我が子を愛する事だぜ!

この世で一番大事で、涙が出る程愛しくて、身が焦がれる程大切に思う事…それが親の仕事だろうが!!

 

「連れてってくれ…とうやタン!俺がマダオに引導をくれてやる!!」

 

「ええ!?でも…お父さんはヒーローで、すごく強いんだよ?だから…」

 

「関係ねぇ!!俺は愛の戦士!愛無き者に負ける事はぬぁいのだ!!」

 

…正直この時は多分テンションがバグってたんだと思う。だってあんな話聞かされて冷静でなんか居られなくない?

だから俺はとうやタンと一緒に轟家まで行くとインターホンも鳴らさずに思いっきり叫んだ。

 

「オラァ!出てこいエンデヴァー!!テメーの息子の事で話があるぅあぁ!!?」

 

冷静に考えればご近所さんに通報されるとか、そもそもエンデヴァーが留守だったらどうすんだとか…その辺りの事は脳味噌から消えてた。

でも、運良く…いや悪くかもしんないけどエンデヴァーは居たし、近所にも通報されなかった。

 

「何者だ!…?子供?」

 

「死ねぇぇぇぇエンデヴァァァァー!!デトロイトォォォSMASH!!!」

 

これは勘違いして欲しくないんだが、子供が大人を殴ると身長差的にどうしても金的になるんだよ…まぁ、おんなじ身長でもやっぱり金的したと思うけど。

んで、エンデヴァーも玄関開けたら子供が居て呆気にとられたんだろうな…クリーンヒットしたよ。

 

「はうっ!!!???!?」

 

「コレが!!コレが悪いんか!?この佐助がぁぁ!!それともこっちの祐介かぁぁぁぁ!!」

 

んで、ダウン追い討ちに電気アンマよ。

 

「がああぁぁぁぁ!!!?!?!!!?」

 

「言えええぇぇぇぇぇ!!愛してるって!!!愛してると言ええぇぇぇぇ!!!!」

…この頃にはもう泡吹いてたから聴こえてなかったと思うんだよな。

 

「んぎいいぃぃぃぃぃ!!このヒゲが憎いいぃぃぃぃ!!」ブチブチ

 

あと、口髭を引き千切る必要は多分無かったと思う。

 

「もっ、もう止めて!それ以上お父さんをいじめないでくれ!!」

 

「うるせぇえええぇぇぇぇ!!!」

 

あと、ここでとうやタンをぶん殴る必要も絶対無かったと思う。

…いや、これに限ってはあったかもしんないかな?

 

「ぐぅ…お、俺の息子に手を出すな!」

 

俺の放った右ストレートは燈矢に当たることなく、エンデヴァーに掴まれた。

 

「今さら父親面かぁぁぁぁぁ!!?」

 

…ここで更にエンデヴァーに金的をかます必要は確実に無かったが、その場テンションだったので仕方ない。

 

「ぐぎゅいがぁ!!?…ぐ、俺に幾ら手を出そうと構わん…恨みなら方々から買ってきた…だが!この子には、俺の家族には!!指一本触れさせん!」

 

そう言い切るとエンデヴァーの口髭が炎に変わる。辺りの空気が乾燥し身がひりつくような熱気に包まれる。

…個性だって身体機能だ。例えば重たい物を持ち上げる時、例えば大きく跳躍する時…人間は力を使う為には一定のタメを要する。個性もその範疇を出ない…つまり、エンデヴァー…轟炎司は子を思うが一心で金的の激痛の中個性を使用し、俺を威圧している。

…なんだよ、ただのマダオじゃねぇじゃんか。

 

「だがなぁ!!男のツンデレはモテねぇんだよ!

そこに直れ!エンデヴァー!!俺が家族愛とはなんたるかを教えてやる!!」

 

この後、エンデヴァーを路上で正座させ三時間半説教していた所を燈矢のお母さんと兄弟に見つかりそのまま家族会議となった。

燈矢が両親に秘密で個性の特訓をしていたと知って奥さんに怒鳴ったエンデヴァーの髭を引き千切りながら育児は二人でやるんだよ!母親一人に見とけってお前は石器時代の人間か!?とかキレたりしたが…これはまぁ些細な事だ。

…その結果エンデヴァーの口髭が無くなったが、まぁバレへんバレへん。

 

「ねぇ!あの…本当に、今日はありがとう!

俺、お父さんがあんな風に思ってくれてたなんて全然知らなくて…多分、君が来てくれなかったら一生知らないままだったかもしれなくって…あれ?おかしいな、涙が止まらない…クソ、昂るといつもこうだ…!」

 

「少年、悲しい時は泣けばいい…世の理不尽には怒っていい、だけどな!嬉しい時は…笑った方が楽しいぜ!

だから、今度は家族の話を笑ってしようぜ!俺もマミーとパピーの自慢話がしてぇんだ!」

 

そう言うと燈矢は涙を拭いながら、この日一番の笑顔で言った。

 

「うん…うんっ!絶対、絶対笑えるようになる!俺も、君みたいに!!」

 

「じゃあ、頼んだぜエンデヴァー!!次家庭を蔑ろにしてみろ…今度はその玉、砕くからな。」

 

「フン、貴様に言われるまでもないわ!

…しかし、家族と向き合う機会を貰った事には…一応感謝しておく。」

 

…こいつまだツンデレ気取ってますよ?…マジで片玉イっとくか?

でも、今こいつを襲撃したら…俺が奥さんと子供達にやられそうだな。

良い顔になったじゃんかよ…家族って言うにはまだぎこちねぇけど、後は時間と歩み寄る努力次第ってとこだな!

 

ちなみに、この後家に帰った俺は夜中まで帰って来なかったとマミーを泣かせてしまった。

…クソッ!!エンデヴァーめ!!

 

 

 

 

 


 

 

はい、色々あってもう中学生です。…芸人の方じゃねぇよ?

いやー、色々あったなぁ…轟さん家なんてこないだ家族でハワイですってよ奥さん!…ふざけんなや、No.2の財力アピールか?元マダオの癖しやがって!…でもマカデミアナッツくれたから許しちゃう!美味しいよねアレ。

あっ、あと燈矢君は今ヒーローとして炎司のとこでサイドキックやってるよ。No.2の息子っていう周囲の期待を更に飛び超えて、今や事件解決件数はビルボードチャートの上位陣並なんだって!

…て言うか、上位陣並の燈矢とNo.2の炎司に業界最大手って言われるレベルの数のサイドキック抱えてるのに未だに勝てねぇオールマイトってやべぇよ…実は毎回追い付かれそうになってサー、サー…ナイトプール?と必死こいて走り回ってるのは内緒だぜ。

まぁ、本人は「他のヒーローがそれだけ優秀って事だからね!嬉しい悲鳴ってヤツさ!HAHAHAHA!!」って言ってたし大丈夫だろ。

 

「今から進路希望のプリント配るが皆!!!

だいたいヒーロー科志望だよね。」

 

教師がそれで良いのか?どーすんだよサポート科とか経営科行きてぇ奴居たら…あー、全員手ぇ挙げてら!

ま、俺も挙げてるんですけどね。

 

「せんせえーー「皆」とか一緒くたにすんなよ!

俺らはこんなモブ共と燻ってらんねぇんだよ!!」

 

かっちんが俺と肩を組ながら言い放つ…かっちんさぁ、一人一人が自分の物語の主役なんだぜ?そりゃかっちんにとってはモブかもしんねぇけど口に出して言う事じゃなくない?

 

「そういや、カツキとイズクは二人で雄英行くんだもんな。」

 

「マジ!?あの国立の?今年偏差値79だぞ!!?」

 

「倍率も毎年ヤベーんだろ!」

 

…君らにも責任の一端ないか?なんでそんなに説明口調なんだよ…

 

「まぁ、なんとかなるっしょ。俺とかっちんは一応A判定取ってっからな。」

 

「そーゆー事!俺らはこの平凡な私立中学から初めて!前代未聞の二人同時雄英進学者となり、そのままトップをひた走り卒業後には事務所を設立して二人であのオールマイトをも超えてトップヒーローと成り!!

必ずや高額納税者ランキングに名を刻むのだ!!!」

 

…別に長者番付でよくない?なんで馴染み無い方で言ったの?あと、落ちてケガしたらあぶねぇから机に乗っちゃダメだぞかっちん。それと…

 

「俺らだって…やっぱあの二人って…」ヒソヒソ

「肩まで組んで、やっぱデキてんだ…」ヒソヒソ

「勝×出…いや出×勝か…」ヒソヒソ

「私はどちらでも一向に構わん!!」

 

狂った噂がたつから言動には注意してな?あと腐ってるのが多いなウチのクラス…

 

なんやかんやで放課後。

 

「おい、帰んぞイズク!」

 

「悪ぃかっちん!今日はマミーを労う日だから俺はケーキを買って帰らねばならん!!」

 

ごめんな…数量限定なんだよ、プレミアムデラックスケーキ。だから急がねぇと。

 

「あ゛ー?チッ、しゃあねぇな…」

 

ごめんなかっちん、また今度ツチノコ探しに行こうな…

 

「よし!このペースなら4時半には着くな…残っててくれよ!プレミアムアルティメットケーキ!!」

 

ケータイを見ながら全力疾走する少年の足元にあるマンホールから不定形のヘドロ状の何かが湧き出る…

 

「Lサイズの…隠れミノ…」GLOOP

 

それは、異形系の個性を持ったヴィラン。その個性から物理的な干渉を受けずつい先程白昼の往来にて強盗をしでかしながら逃走に成功している。

更に、他人の体内に入りこむ事である程度の操作まで可能にするという個性は間違っても無個性の一般人には手に負えないだろう…

そんなヴィランに不幸にも少年は狙われてしまい、今まさに飛びかかられ…

 

「危ねっ。」

 

たが、普通に避けた。

 

「…は?なんで避けれんだよ…こっち見てなかっただろ!」

 

「うるせぇ!!今急いでんだ!ガチャガチャ言うなら後にしろ!!」

 

「えぇ…」

 

少年のあまりの剣幕に萎縮してしまい普通に逃がしてしまったヴィラン…果たしてどうなる!

爆豪少年は緑谷との鍛練で魔改造されているぞ!

と言うかここはエンデヴァーと燈矢の地元だぞ!

そもそももう少ししたらオールマイトが来るぞ!

頑張れヴィラン!負けるなヴィラン!

諦めたらそこで試合終了だぞ!

 

もちろん数分後に捕まった。




ちなみに修行パートはぶっちゃけるとVS死穢八斎會編です。

次回の候補

  • さすがにそろそろ雄英に入学しろ!
  • ヒロイン最大トーナメントッ!!
  • ホークス…?知らない子ですね
  • ボンドルドとAFOって似てない?
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