ワンフォーオール…?知らない子ですね 作:悲しいなぁ@silvie
実は本作は他の小説の息抜きで書いて、適当なとこで終わらす予定だったんですが…なんでこうなったんでしょうね?
皆様の感想や評価、お気に入り登録のおかげですねわかります。
という訳でマミーにはボウリングに行ってくると言って今俺は電車に揺られている。
まぁ、今からヤクザのタマをコロコロしに行くのでボウリングと言って問題ない。
もちろん、準備はしてきている。あの後変態が
『仕方ないから資金と装備の手配ぐらいはしてあげるよ。こうなっては君を止めるより君が如何に安全に帰ってこれるか考えた方が建設的だ。』
とか言って電車賃から武器から何まで全部一時間で用意したからだ。…嵌められたクセー!!
そうだよな…御中元でオリーブオイルとかカルピスとか贈ってきやがるから麻痺してたけど、よくよく考えるとアイツはただの変態じゃなくて裏社会の元締、オールマイト曰く史上最大最悪のヴィランなんだもんなぁ…
まぁ、ここまで来てるしもう行くけどね。…でも変態から貰ったこの死穢八斎會の構成員の個性届って本当にマジの奴か?
だとしたらヤバいのが何人か居るケド…てか治崎の個性ヤバない?触れたらアウトとかクソゲーじゃん。究極キマ○ラかテメーは!
でも…あの変態の事だ、例え俺を釣ったとしてもエサは本物だ。
「なら、一秒でも早く片付ける。」
親に愛されないどころか虐待までされて…そんな娘に準備があるだの危ないからだの言って待たせる気は無い!
ヒーローに連絡すれば恐らく裏取りから計画発案、戦力収集と少なくとも二週間以上掛かるだろう…俺はその間呆けて見てる程気が長くねぇんだよ!!
それに…マミーにはそんな遅くならねぇって言って来てんだ。今日中には帰って晩飯作らせてもらうぜ。
「いや、良い家住んでるぅ…」
電車やらタクシー(他人の金で乗るタクシーが一番気持ち良い乗り物だよな)やらを使いようやく死穢八斎會の本部まで辿り着いたけど…凄ぇな。枯山水まであるし、純和風って感じで如何にもヤクザでございって感じだぁ…でも地下あんだよな。
俺はもう一度変態から貰った見取り図に目をおとす。まるで蟻の巣のように複雑に造られた地下…そして、これみよがしに赤丸で囲ってある部分に壊理ちゃんが…アイツ仲間から聞いたとか百パー嘘じゃねぇか!!ガッチガチに調べ尽くしてんじゃねぇかよ!
なんなら構成員の巡回ルートまで調べてあんじゃんかよ、怖っ!!逆にどうやって調べてんだよコレ…
まぁ、そろそろおっ始めっかね…
よし、バッグから缶を取り出して…
「おーい!!治崎ィィ!!サッカーしようぜぇぇ!!」
ボールをヤクザの事務所にシュウゥゥゥ!!超!!エキサイティンッ!!
よし、これで…
「なんやぁぁ!!?」
「クソッ!カチコミじゃぁああ!!」
「オドレ等!ヤッパとハジキ持って来い!!」
「カシラの名前言いよったぞ!!はよカシラんトコに…」
俺はバッグからガスマスクを取り出して着けながらヤクザ共の騒乱を聞き流す。
最初は人の走り周る音とガチャガチャという金属音、その後にプシュュュという俺の蹴り入れた缶からガスが吹く音…そしてその数秒後に人の倒れる音。
「お邪魔〜!おっ、開いてんじゃぁーん!ふむ、いや絶景かな絶景かな…」
中には数十人のヤクザが昏倒していた。
あの缶の中身はデスフルラン、即効性の吸入麻酔…に酷似した毒だ。最初は普通に変態にデスフルランを用意しろって言ったら
「マジに言ってんのかい?アレは即効性とは言うがそれでも一吸いで昏倒する訳じゃないし、吸い過ぎると死ぬんだぜ?」
とか煽ってきて、もっと良いのがあるからお使い。とコレをくれた…んだが、コレのがヤバくねぇか?あの500mlぐれーの缶の中身程度の量でコレだろ…人類に使って良い訳ねぇよなコレ。
死んでたらあの変態のせいにしよう…
まぁ、過ぎた事は仕方ない。切り替え切り替え!次行ってみよー!!
男は暗い部屋の中、一人の少女に話し掛ける。
「壊理…いい加減にしろ。何を今更嫌がる、もう既にお前から造った弾は何人も殺してるんだ。今更お前が嫌がったところでソレは変わらない。」
静かな、しかし怒気を含んだその言葉に少女の肩が跳ねる。
少女は涙ぐみながらベッドの上でぬいぐるみを抱きしめる…何かに縋っていないと押し潰されるかのように。
「で…でも、もう造らなきゃ、誰も傷付かないっ…!」
少女の言葉に男は苛立たし気に頭を掻くと眉間に皺を刻みながらまくし立てる。
「で?それでどうなる?まさかもう人が死ななければお前が許されるとでも?壊理、無駄だよ…もう俺達にも把握しきれない量の人間が死んでる。誰もお前を許してくれなんかしない…ならせめて俺達の…組の為になれよ。…解るだろう壊理、お前みたいな化物を助ける奴なんかいない。お前は不幸しか産めないんだ。」
男の声は低く響き、少女の裡に刻み込むように浸透する。
暗示のように、催眠のように、少女を縛る鎖のように。
少女の心は縛られて、囲われて、窮屈な鳥籠に囚われていた。
だから、コレはそれを破るお話。少女が空へと飛び立つお話。
一人の少年が家族愛を叫び、一人の男がそれに自分の正義を振りかざすお話。
要は親が好きな少年が親が好きな男を殴り飛ばす話だ。
ヒロイントーナメントとボンドルドとAFOが似てるよねという独り言に負けてる雄英君…しっかりしろ!君が頑張らないと話しが進まないだろ!!
次回の候補
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さすがにそろそろ雄英に入学しろ!
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ヒロイン最大トーナメントッ!!
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ホークス…?知らない子ですね
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ボンドルドとAFOって似てない?