竜と龍の血を継ぎし者~英雄と狩人の証~ モンスターハンター×僕のヒーローアカデミア 作:アママサ二次創作
受験会場である雄英高校。そこに到着した呼人は、人間の群れを抜けて指定された大教室へと移動する。
ずっと自然の中でただ神王寺とだけ接してきたため、人間がこうも大量に居るという状況には慣れていない呼人だが、そこはゾラやジエンなど、人格を獲得した際に経験豊富な老人となった龍たちから心構えを教えられているので、特にこれといった問題はない。
時間に余裕を持たせるために少しばかり早く来すぎたため、常に2、3冊携帯している書籍を開く。今読んでいるのは、アフリカという地域の自然に関する本だ。竜達からたくさんの自然についてのイメージをもらった呼人はこの世界の自然にも興味を持っており、また呼人の中に居る竜や龍たちの中でもそういった好奇心が強い者たちは呼人の目を通して書籍を楽しんでいたりするのだ。
まあ時々呼人より読むのが遅いモンスターがついていけずに凹んでいたりするが、様式美というやつだ。
呑気に書籍を開いて読んでいる呼人に周囲の一部は奇異の目を向けるが、それを感じながらも呼人は気にしない。明確な殺意は感じないからだ。せいぜい感じるのは苛立ち、焦り、あるいは不安。害が無いとわかっているのに不必要に反応はしない。下手にちょっかいをかければ痛い目を見るのは己。野生の掟である。まあ腹が減ったジョーや、普段のガルルガにラー辺りは目があっただけで喧嘩を売ったりするわけではあるが。
やがて時間となり、前から一人の人間が部屋に入ってくる。
『リスナーのみんなぁ! 今日は俺のライブへようこそー!!』
部屋に入って一番にそう奇声を上げた人物に対する皆の反応は、反応しない、というものであった。無反応な理由はそれぞれあろうが、入ってきた人物はめげずに説明を始める。というよりそこまで織り込み済みだったのだろう。
『オーケー、オーケー! それじゃあ早速説明を始めるぜ!』
そう言って男は説明を始める。ちなみに彼はボイスヒーロー『プレゼント・マイク』。プロヒーローでありながらラジオ番組をやったり教師をやったりと何かと忙しい男である。
『早速だがこの後は、入試要項通りに『模擬市街地演習』だ!! 持ち込み自由だから持ってくの忘れんなよ!!』
その言葉を聞きながら、呼人は配られたプリントに目を通していく。
試験時間は10分。
演習場には4種類の仮想敵がおり、そのうちの3種類にはそれぞれポイントが割り振られている。それを倒してポイントを獲得、その点数を競い合うといったものだ。
また4種類目の仮想的にはポイントが割り振られていないようだが……おそらくは乱入といったところであろう。モンスター達の中には、ハンターと他のモンスターが戦っている場所に乱入した事があるものも大勢いる。
そういうことから考えると、倒す必要もなく邪魔なだけの敵が紛れ込んでくる、というシチュエーションを示しているようだ。
「質問よろしいでしょうか! プリントには4種類の敵が記載されています! これに関する説明が無いということはこれは誤植でしょうか! そうであればこの高校として恥ずべき痴態! 説明を求めます!」
(凄いやつが居るな)
叫ぶように呼人が推測した事をマイクに向かって尋ねる男に対して、呼人はそんな感想を抱く。この衆人環視の環境でよくやる、と言ったところか。モンスター達との交流によってコミュニケーションに難は無い呼人だが、目立つのはまた別の話だ。所謂くそ度胸というやつである。
続けてその男……少年が何か別の受験生に向かって言っていたが、暇を持て余した呼人の意識は開かれたままの書籍に戻っていた。その後のマイクの説明も正に予想通りのものであり、注意を払うには値しない。
気をつけるとすれば、4種類目の仮想敵の規模。ポイントが割り振られている3種類はポイント順に性能差があると考えられるが、4種類目は基準が無い。
ドスジャギィの狩猟において、ジャギィが来るのかイビルジョーが来るのかというのは大きな問題だ。
が。
なるようになる。そう考えた呼人は、無駄に悩むことをやめた。
******
説明が終わった後、受験生はそれぞれの試験会場に向けて指定されたとおりに分かれる。それぞれが動きやすい服装となり、また各自の個性を活かすための道具を持つものは持った上での集合だ。
すぐに着替えるなら学生服いらねーじゃん、などと呼人がモンスター達にぼやいたのは秘密だ。ついでにゾラやダレン、ジエンと言った常識的な龍達に場に合わせるという事を改めて教えられてしまった。
雑談、準備運動、瞑想に深呼吸、各自が各自の行動をする中、呼人もまた目を閉じて他の感覚に集中する。
音、そして何より嗅覚に。
それに合わせて呼人の耳と鼻が変形する。耳は形が無くなってただ赤黒い何かに覆われた穴へと変わり、鼻は狼のような、それでいてより鋭い物へと変わる。
と。その肩がポンポンと叩かれる。
「ん?」
近づいてくる気配には気づいていたが、戦場となるエリアへと索敵を伸ばしていたので反応しなかったのだ。そちらを振り返ると、何故か服が浮いている。
「ね、ねえねえ、耳大丈夫なの? 血出てない?」
そう言われて、呼人は自分の状態を考える。言われてみれば、このモンスター、オドガロンの体表は赤黒く、見用によっては固まったあとの血である。そして構造上、人間と同じような外に見える耳は持たない。遠くから見ればもげているようにも見えるだろう。
「いや、個性だこれは」
そう言って耳を人間とオドガロンの間で行ったり来たりさせると、透明人間の少女も納得した様子で何度も頷いていた。
「そっか。早とちりしてごめんね!」
ありがとう。そう返そうとして、呼人は人差し指を口にあてて、静かにするように促す。
「えっ?」
(なんだこの音は……。耳障りな……モスキート音か?)
それと同時に、再び顕現させた呼人の鼻が、独特の匂いを嗅ぎ取る。オドガロンの慣れた腐臭でも生物の匂いでもない、機械の匂い。
「来る」
そう呟いた呼人は、透明人間の少女に背を向けて臨戦態勢に入る。足の筋繊維をモンスターのものへと作り変え、体の構造も四足歩行に合わせたものへと変わる。そして――――。
『ハイッ!』
スタートォォォォ! と続くプレゼント・マイクの声を後ろに聞きながら、呼人は狩場へと突っ走る。獲物を感じた惨爪竜は、止まることを知らない。
スタート地点、戦場への入り口から視野に入らない位置にいた仮想敵に、呼人は一瞬で接触を果たす。純粋な走る速度で言えば、他の種を差し置いて上位にあるのがこのオドガロンというモンスターだ。狼をそのまま大きくした体躯に、特殊な筋肉。その走力は、例え人間サイズにダウングレードしても、人間のかなうものではない。
『ブッコロス!』
数字を記された仮想敵、ロボットは、いささか物騒な事を言いながら呼人に迫るが、呼人はそれを意に介さず接近して、腕を叩き込む。
ただの腕では無い。四足歩行にも使用した、赤い剥き出しの筋肉に強靭な刃の如き爪を備えた腕だ。それは普段の鍛えてある呼人の腕よりも一回り大きく、1と書かれたロボットの頭を軽く吹き飛ばした。
「ちっ、胴体は……」
すぐさま次の獲物を定めて走り続ける呼人は、小さくそうつぶやく。
強靭な筋肉と爪を持つオドガロンだが、他の竜が持つような甲殻を持たない。そのため、力と重さで叩き潰すという戦法を取るには、人間大の大きさと剥き出しの肉の柔らかさはいささか不十分と言えた。それを頭部への攻撃で痛感した呼人は、戦い方を考える。
何も、むやみにぶん殴るのが戦い方ではない。モンスター達だって、相手の甲殻に指を差し込んで引っ剥がす、尻尾を引きちぎる、力を制御する部分を切り落とす、相手の柔らかい部分を殴るなど、戦い方を知っている。何より、見た狩人たちから学んで、それを呼人に教えていた。
突っ走る呼人の腕、その手に広がるように伸びていた二段階の爪が、大きく広がった鉤爪上から、拳の上から一本伸びるような巨大な刃となる。それを呼人は、ロボットの関節に問答無用で突きこんだ。
機械の、油の匂い。それを切り裂けばロボットはまともに機動しない。動かないように数カ所潰す。そして複数体の間を縫うように駆け回りながら、各部位を破壊。大規模な破壊はいらない。動くためのパーツがなくなれば、人間だろうとモンスターだろうと、そして機械だろうと動かない。
最後に残った2Pの敵の足元に飛び込み、くぐり抜けながら脚部の関節部を切り裂く。そして5本目の足、尾を地面に押し付けて飛び上がると、首部分の装甲の隙間から、装甲の端ごと敵を切り裂いた。
(あれ、斬れる……。装甲が薄いのか)
鋭く形状変化させたとは言えオドガロンの爪では装甲は斬れないと呼人は判断していたが、受験生に破壊させるという目的もあって、仮想敵の装甲はそれなりのものに抑えられていた。それでも鉄剣ではとても斬れるようなものではないのだが、モンスター達の住んでいた世界では鉄というのは人間が容易に扱えるものの大抵の大型生物の持つ甲殻や爪と比べるとかなり劣った性能を持つものでしか無いのだ。
「次だ」
続けて、次の獲物を探すために呼人は走り出すと、走っている最中にその体表の様子が変わり、走る速度が落ちる。
赤黒い筋と肉のようなものの代わりに、黒く光を鈍く反射する鱗と、その隙間から毛が生え揃う。
身に宿すモンスターをオドガロンから変化させたのだ。この場はテストの場であるのだが、呼人はそれを、高校でおもに使用する予定の自分の能力と練度の再確認にあてようとしていた。
ちなみにその頃脳内ではモンスター達が人の体になって組手を始めていた。いつもの日課であるので、これを気にする事なく呼人は狩りを続ける。
******
試験時間が7分を過ぎた頃、70ポイント程を稼いだ呼人は、市街地に存在するビルの屋上からエリアを見下ろしていた。
(4種類目の敵がいないな)
エリア内を駆け巡りながら確認しておいた所、70ポイントを獲得している自分より戦闘のポイントを獲得しているものはいない様子であり、ポイントをそれ以上稼ぐ必要は感じなかったので、4種類目の敵を探していたのである。
(もしかして、超小型か?)
確か、あのうるさい解説者は『おじゃま虫』と言っていた。そうであれば、相手は虫のような大きさの可能性もある。モンスター達の記憶でも、戦闘中に小型の虫がハンターを麻痺させたりしている場面があった。そうであれば、高速で走り回っている自分が被害を受けない事もうなずける。
そんな呼人の考えは、非常に的を外していた。
直後、呼人の立っているビルからいくつか離れたところの建物が崩壊し、下から巨大な機械が出現する。その姿は4種類目の、『おじゃま虫』のものであった。
「ブナハブラじゃなくてラージャンとかイビルジョーだったか」
はた迷惑にもハンターとモンスターの戦闘の場に殴り込みをかけていたイメージを何頭かから見せられていた呼人は、呆れたようにそう呟く。ターゲットの3種類より明らかにでかく、強い。それが4種類目の敵、おじゃま虫の正体だった。
ビルと同じぐらい、あるいは大きいほどの大きさを持つおじゃま虫に立ち向かう受験生はおらず、見える範囲で全てのものが逃げ惑っている。
だが、呼人は違った。
(あの人らは、こんなのに生身で挑んだのか)
それは、モンスターたちから伝えられたイメージに度々出てくる、人間たちの姿。ただモンスター達に狩られるのでも蹴散らされるのでもなく、時には4人一組で、そして時には1人で、災害そのものである古龍にすら挑んできた人間たち。彼らはどんな思いであったのだろうか。
それを知りたい。
そんな時。
「あっ!?」
呼人の耳が、一つの悲鳴を捉える。匂いを辿ってみると、服が地面に倒れ込んでいるのが見えた。そしてその足があるであろう場所には、大きめの瓦礫。その場所は、巨大な仮想敵の正面、進行方向。
これは試験だ。大怪我をさせることはない。不慮の事故で怪我をしても大丈夫な何かしらが用意されているはずだ。そうでなければ入学試験として不適切である。
そんなことは百も承知。だが彼らなら、きっと走り出す。
それを見た瞬間呼人は体を赤黒い筋肉質なものへと変化させ、ビルの壁面を駆け下りていた。
そして、仮想敵が迫る中、服の背中の辺りを咥えて放り投げ背中で受け止める。
「きゃっ!?」
「捕まってろ」
狭いビルの間で、背中に人を背負ったまま巨大な仮想敵の足元をくぐり抜けるのは危険を伴う。ならば敵をまいて、放り出す。幸いまだ建物は相当数残っており、視線を切るのは難しい話ではない。
仮想敵に背を向けた呼人は、逃げるついでに頭上から瓦礫に飲まれようとしていた少女をもうひとり咥えて背中に乗せると、仮想敵から視線の切れる、ついでに近くにまだポイントつきの仮想敵の残っている場所まで走り抜ける。
そしてそこに背中の2人をそっと下ろすと、建物の合間を縫って巨大な仮想敵のもとへと駆け戻る。
『――――――』
「なんとかやってみるさ」
無茶するなよ、と呼びかけてくるモンスター達にそう答えると、体表を黒い鱗と毛へと変え、より登ることに特化した四肢を使って巨大な仮想敵の足元から背中を駆け上る。
機械にも人間の目に類する器官があり、それらは、電気、モンスター達の言うところの雷属性に多大な影響を受ける。
ならばまずは、その器官を潰す。
おおかた頭部の穴がカメラになっているのであろうと見定めた呼人は、黒々とした幅広の尻尾だけを人間の大きさからは逸脱した、本来の大きさに近いものに戻し、さんざん動いたおかげで溜まった雷エネルギーを放出しながら仮想敵の顔面に叩きつける。
それを受けた仮想敵はセンサー類が一気にスタンし、体勢を大きく崩した。更に呼人は再び赤黒い形態に戻ると、姿勢を崩した仮想敵の関節や隙間などに爪から派生した刃を突き刺していく。流石に相手のサイズ故に人間用の刃では斬れない部分もあるが、剥き出しの部分が切断できただけでも御の字だ。
更に壊れていない部分を切り開いて壊そうと呼人が試みたところで、終了のアナウンス。
『終了ぉぉぉぉぉ!!』
実技試験、終了だ。
******
雄英の試験官達、すなわち雄英高校ヒーロー科の教員であるプロヒーロー達は、巨大なモニターで試験の様子を見ていた。7つのブロックで同時にやっていたために一度に見切れるものではないため、一つ一つの映像や記録を、順に皆で精査しているのである。
「YEAH! やるじゃねえか!」
「うん。まさかあれを壊すものが2人もいるなんてね」
彼らが注目しているのは、2つの映像。それには、2人の少年が映し出されていた。
一方は、試験会場の前でおどおどして転びそうになる様子が記録されており、説明会場でも同じ受験者からダメ出しを受けていた緑髪の少年。
―――その少年は、1人の少女の危機へと飛び出し、そのまま文字通り、正面から巨大な仮想敵を“ワンパン”したのだ。しかも装甲が部分的に損壊するだけでなく、派手にぶっ壊している。
そんな少年の映像を改めて1から流しながら、試験官達は少年の成績の凄まじさを口にする。
「まさか敵Pが0……“救助活動P”だけで合格か。前例が無いな」
「全員がライバルな中で、彼は助けるために動いた。しかも、そのための実力は示した。ある意味最もヒーロー……英雄らしいとも言えるな」
職業としてのヒーローではなく、文字通りのヒーロー。それに求められる滅私奉公の姿を、少年は一瞬とはいえ示していた。
その姿を見るための、受験者達には示されていないPがある。それが“救助活動P”。文字通り人助けにポイントを割り振ったものだ。緑髪の少年、緑谷出久は、その救助活動Pだけで、総合成績全体の8位を獲得していた。
「最初から最後までだめな動きをしてると思ったら、最後に思い切ったわねえ」
「YEAH! だがこいつの方がやべえな!」
そうプレゼント・マイクは言い切ると、リモコンを操作して映像を切り替える。そこには、1人の少年が映っていた。黒く短く切られた髪に、精悍な顔つき。その目は深く閉じられている。
そんな彼が腰掛けているのが、撃破された、4種類目の0Pの仮想敵。試験直後の彼の姿だ。疲労困憊でしゃがみこんでいると言うよりは、まるで足元のロボットが動き出さないか監視している様子である。
実際リカバリーガール、試験直後に治療活動を行っていた彼女によると、彼は息すら切らしていなかったそうだ。
「百竜呼人―――敵P76、救助活動P70の総合1位、ね。嫌味なぐらいに出来るわね。敵Pで僅差で2位、救助活動Pでも1位だわ。しかも救助した相手を適当に放り出すんじゃなくて、まだ敵の残っている近くに降ろしてる。配慮も十分ね」
緑谷出久と呼人の救助ポイントの差は、状況がどれだけ危機的だったか、や、自己のおかれた状況、どう救助活動を行ったか、などを加味したものとなっている。
試験官達が見つめるモニターの中では、手足を変化させ、流れるように仮想敵を無力化していく呼人の姿が映っていた。
「手足、そして尻尾を変化させ、こうも器用に使うか」
「随分と戦いに慣れてる様子ね」
「……耳や鼻も人間より優れたものに変えられるようだ」
「試験開始前に他の受験者に話しかけられていたにも関わらず、スタートの合図に反応したな。こいつは」
戦闘能力も申し分なし。情報収集も注意力もかなりのものをすでに持っている。
「―――個性の扱い方がうまいですね」
皆がその個性の強さについて話していると、それを見かねたかずっと黙っていた黒装束の男が不意に呟く。
「どういう事?」
「この映像見てください」
普段の様子からは珍しく多弁な男が示す映像には、最初の1Pの敵の頭を吹き飛ばした時の様子と、その後の駆け回って複数の敵を倒した時の様子が比較できるように映されていた。
そこに男が矢印で注目する点を移すと、全ての試験官からうめき声が上がる。その両腕に最初に生えていた爪が、次見たときにはより鋭利な刃状のものになっていた。
「これは……」
「おいおい! こいつは“獣化”系統の個性じゃねえのか!?」
そう言われた男は更に異なる映像―――巨大な0Pの仮想敵を攻撃した時の電撃の映像を写しながら話す。
「極めつけがこれだ。こいつは個性の扱いに慣れている」
それを見た試験官達がざわつく中、少し高い声で1人のネズミが話し始める。
「彼は色々と特殊なんだよ。詳しい話は《ジ・アドベンチャー》から聞いているから、みんなに後で共有するよ」
その言葉に、全員が黙る。そのヒーローの名前に、そして特殊と言われる理由があるのだと言うことに、彼には何か理由が明確にあることを理解したのだ。
それを見ながら、ネズミ―――雄英高校の校長はため息をつく。詳しい話と言っても、ジ・アドベンチャーから聞いたのは『わからないことがわかった』ということと、『彼の状況には前例がなく、ヒーローとして見れば強力だが敵となれば、あるいはただ制御されていないだけで絶望的だ』ということだけなのである。高校側にも一応として能力が登録されているが、あくまで一応の登録であり、実際には全貌不明であるということなど、共有した所で議論を巻き起こすのはわかりきっている。
今もう第7話ぐらいまで書いてるんですが、これゆくゆくは主人公だけ別の何かとの戦いに変わっていきそうです。そう、あるいは“個性”という力との。
ちなみに、入試試験の0Pのヴィランですが、恐らく漫画で見るにサイズは並のモンスター、ジンオウガとかリオレウスよりは全然でかいんじゃないでしょうか。ゴグマジオスぐらいは……流石に無さそうですが、ガムートの金冠クラスはありそうです。
小説内で登場したモンスターの形態変化とか生態について細かい説明が欲しいですか
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欲しい
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勝手にニヤつくからいらない
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あまり興味がない