何とか予選の初戦を終えた俺は、中継モニターから協力者であるマフティーの試合を探す。
マフティー・ナビーユ・エリン
第一回BoBの優勝者であり、SAOのデスゲームを予見した存在かもしれないプレイヤー。このGGOで人外魔境と呼ばれるトッププレイヤー陣の中の一人であり、人望があるのか魔境のプレイヤー達から死銃の調査協力を取り付けて見せた。
何より気になるのが彼が俺の事を知っていた事だ。マフティーは俺のステータス傾向だけで無く、俺の剣の好みまでも把握していた。なのに何故か本来なら警戒しなければならないのに警戒心が薄れる。
俺はマフティーを知っている?
「おいおい何か考え事か?」
その声に背中が泡立つ。すぐさま距離を取れば、俺の立っていた場所の丁度背後にフード付きのポンチョを着たプレイヤーがいた。目深にフードを被っているため顔は伺えないが分かる、コイツの正体が···!
「お前、
「haha、覚えていてくれて嬉しいね、黒の剣士」
なぜコイツがこんなところに!? まさか死銃と関係があるのか!?
「それにしても、随分と鈍ってるじゃないか。せっかくの異名が泣くぞ?」
「お前こそ、公共機関からうまい具合に逃げてたそうじゃないか。今までどこに居た?」
そう、コイツはSAO生還者の中で唯一所在が分かっていなかったプレイヤーだ。そしてアインクラッド最悪の殺人ギルド『ラフィン・コフィン』のリーダーでもある。菊岡も俺から聞いたその危険性から捜査に全力を期していたそうだが、全くと言っていいほど手掛かりがなかった。
「そんな事なんざどうでも良いだろう? それよりこれからゲームと行こうじゃないか」
「ゲームだと?」
「ああ、そうさ」
「俺たちの持つこの拳銃で撃たれたプレイヤーは
「テメェ···」
こいつは俺たちと言った。つまりはGGO内に複数のラフィン・コフィンメンバーが居る事になる。そして俺一人を指名して来たところを見るにマフティーを始めとする協力者の存在をコイツはまだ知らない。そこに付け入るスキがある。
「イッツ・ショー・タァーイム」
そう言って
キリトくん、相手の正体が丸わかりな為、恐怖より戦意が勝った模様。まあ、Pohの予想外でありながら手堅い手口の数々を知っているので、現状からして自分が死ぬ確率が低いと分かっているため恐怖心が薄らいだ事も原因っちゃ原因です。
シノン視点の話はいりますか?
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いる
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いらない
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どっちでもいい