クラスのデュエリスト照とのデュエルの為、近所のカードショップ【釈迦ぱっち】にてリフレは店長からデュエマの基礎を教わった。
リフレがカードショップを出て行って少し後の店内の様子だ。
「おっ、今日もお疲れ!」
「あぁ、今日も来たのかいアンタ」
客が殆ど居なくなったカードショップに、一人の青年が入店してきた。
彼の名は佐々木優太。前年2006年の全国を制覇した言わば王者だ。そんな彼、デュエル外になるとルックスはとても陽気で、穏やかな雰囲気を感じさせる。
「佐々木さん、なんでデュエマやめちまったんですか?あんなに強かったのに。勿体ないぜ」
名残惜しそうな店長をよそに、佐々木も口を開く。
「いや〜なんと言うか、もう俺限界っぽいんだよね。正直、決勝を戦ってる間も結構ヤバかった。だからさ…」
少し悲しそうで、落ち着いたような雰囲気が漂ったが、続けて言った。
「俺、新しいデュエリストを育成してって、これからのデュエマを盛り上げようって思ったわけ!皆の可能性に賭けたんだよ!いいギャンブルだとは思わない?」
うーんと眉間にシワを寄せながら考え込むが、佐々木の子供の心のような純粋な目は全く変わらない。店長は根負けしたような感じで、苦笑いしながら言った。
「まぁ…アンタがいいなら…俺も一丁賭けてみることにしますわ」
「おっ、分かってんじゃん!」
お客さんが殆ど居なくなり、夕方の日差しが照らすカードショップの中で、『デュエリストの未来は明るい』…。
そんな希望を感じた店長と佐々木だった。
クラス内は相も変わらずデュエルの話とリフレイルの話で盛り上がっていた。そして今日、さっそく照にデュエルを申し込まれる。
朝イチにも関わらず緑の悪魔は萌え燃えている。
「リーフレちゃん!ボクとデュエルしようよ。デッキ作ったんでしょ?」
「う、うん、いいよ!」
まだ誰にもデッキを作った事を話してはいない、けど、もしカードショップで見られていたのなら…。
考えるのをやめた。
お互いの山札をよく切り、シールド、手札を5枚ずつ配分したら
「リフレちゃん、ボク今日取っておきのカード入れてきたんだ〜♪中身は対戦中のお楽しみだよ」
「そっか!私も店長から組んでもらったデッキで頑張るよ!」
照ちゃんの目は心無しか笑っていない。
何か、私には思いも寄らない勝算があるのかもしれない。
そんな事をよそに、デュエルが始まった。
開始と同時に、照は一瞬で制服のポケットにカードを隠し持った。
今回は佐々木回です。
タイトル詐欺とか言われないよう頑張りますw