エンドのE組の卒業生がヒーロー目指してみました。 作:冬川冬樹
「さようなら…。殺せんせー…!」
「はい…、さようなら…。」
僕はこの日を一生忘れないだろう。
僕は、殺し屋。ターゲットは先生『だった』。
僕達は中学三年生、月を七割破壊した超生命体、『殺せんせー』を暗殺するために、一年間先生や友達と共に学び、共に笑い、共に困難を乗り越えていった。期限の3月。
僕達は、先生を殺した。
後日、卒業式で卒業証書を貰い、僕達は椚ヶ丘中学校を、暗殺教室を卒業した。
そんな僕がどんな高校に入学するか。
僕は中学三年生の頃、殺せんせーと進路について話している事を思い出した。
〜〜〜
あれは、少し肌寒くなってきた秋の事…
殺せんせー「ヌルフフフフ…」パラッ
(次は、《深宮 飛羽真》君ですか。)
彼は不思議な生徒だ。私がE組に来てから、他の人は一人でも大勢でも先生を暗殺しに来たのに対し、飛羽真君は朝の射撃以外は暗殺しに来ない…
彼があんなに暗殺に興味がないとは思いませんでしたが…
彼も今は皆と定期的に暗殺しに来る。
皆と打ち解けている証拠ですね。
コンコン
飛羽真「失礼します。」
殺せんせー「おや、待っていましたよ飛羽真君。」
彼がやって来たようだ。
殺せんせー「さて、君の進学校ですが。」
飛羽真「その事なんですけど…」
殺せんせー「にゅ?なにか問題があったんですか?」
飛羽真「いや、そうじゃなくてですね…」
飛羽真君は悩みながらもこう言いました。
飛羽真「僕、ヒーローになりたいんです。」
殺せんせー「…ヒーローですか。」
少し、いやかなり驚いてしまいました。まさか彼がそんな事言うなんて思ってもなかったですし。
殺せんせー「ほぅ、何故なりたいと思ったんですか?」
飛羽真「…この世界は、個性のある人と無個性の人がいる。個性のある人は無個性の人を軽蔑したり蔑んだりしている。昔のE組みたいにね。」
殺せんせー「…」
飛羽真「僕は無個性だ。無個性だけど、それでも皆を救えるヒーローになりたい。個性のあるなしなんて、関係ない。無個性でもヒーローになれて、皆を救えて活躍出来るって事を皆に見てもらいたい!それで、無個性の人に少しでも生きやすくなって欲しい!」グッ
まさか彼がこんなにも熱い夢を持っていたとは…!
先生泣きそうです。…ん?目から出てる?あぁ、これは鼻水ですよ。
殺せんせー「…君が決めた道です。その道を選んだからには全力を尽くしなさい。そうすれば結果は自然と着いてくるはずです。」
飛羽真「はいっ!…まぁ3月までに殺せんせーを暗殺出来たらの話なんですけどね。」
殺せんせー「殺せるといいですねぇ。ヌルフフフフフ!」
〜〜〜
そうして僕は今、雄英高校の門を潜ろうとしている。
(殺せんせー、E組の皆、烏間先生、ビッチ先生。僕はここで、皆と磨き上げたこの刃で、必ずヒーローへの道を切り開いてみせるよ。)
僕のヒーローアカデミアは、今始まろうとしている。
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今やってる小説と並行してやれたらいいな。