怠惰な愚者は霊能力と殺意を持って   作:ワンフォーワン

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どうも、ワンフォーワンです!

実はゲームのサーバーが元に戻りまして、目標としてたラインまで行けたのでまた書いてます。

思ったんだけどこの主人公の能力、奇襲性能高くない?チート感すごいなぁって思いながら書いてますw

久しぶりに書くから言葉が上手くまとまらないよぉ……はい、前書きはこの辺で……それでは、どうぞ!


作者は4話目にしてタイトルが思いつかないらしい

街中の商店街にて、彼の姿を見た者は口を揃えて彼をこのように例える。

 

曰く、病人のようだった、と。

 

その姿は病弱その物であり、触れれば壊れてしまいそうなほどか弱い。だが、こうも供述されている。

 

あまりにも美しい、と。

 

闇を体現したかのような暗い紫色の髪。何も写らない虚ろで冷たい蒼色の瞳。幼く見えるが整った顔立ちは人形のような可愛さと美しさがある。それらが合わさり、どこか妖しく、それでも美しい姿になっていた。何をしてでも手に入れたいと思ってしまうくらい。

 

気だるげな表情、何も写さない瞳を自分だけの物にしたい、と。

 

 

 

そして、その欲深き者が望みを叶えようと行動した結果どうなったか、その真相は明らかではない。

 

 

 

 

 

 

「あー、そろそろホームルームの時間ですね。神宮寺君、教室の扉の前で呼ぶまで待機していただけますか?」

 

「はい…わか、り、ました。」

 

それにしても、中学生か……一体どんな人たちなのだろうか。なるべく社交的かつ、多少の賑わいがあるくらいがいいな。そう、例えるなら異世界転生した直後の村くらいには賑わいがほしい。

 

「気をつけ!礼!」

 

ダダダダダダダダ!!!

 

号令と共に激しい銃撃音が鳴り響く。……これが暗殺教室かぁ(遠い目)

 

数分の後、銃撃音が鳴り止み、殺せんせーが出席を終える。大丈夫だろうか、殺伐とした歴戦の狩人みたいな集団だったらどうしよう。てか、眠い。モンハンでクソ強そうなキャラクター作ろうとしてできたみたいな人だらけだったらどうしよう。待って、まじ眠い。

 

「今日から皆さんの仲間になる転校生が来るのは烏間先生から聞いてますね?それでは入ってきてください」

 

殺せんせーのその合図と共にクラスがザワつく。

 

「どんなやつなんだろう」やべ眠い。

「女子!?女子か!?」女子じゃないよ……眠い…

「写真送って貰ったけど可愛かったぜ?」……

「お、マジか!」………

 

「あれ?遅くね?」

 

「ちょっと神宮寺君!?遅いですよ!?開けますからね!どんな出オチをしても先生は責任を……」

 

「「「「ね、寝てるー!!?」」」」

 

「んあっ…おは、よう」

 

やべ、今何限だ?て聞いてくる奴昔いたなぁ…放課後って行ったら帰ったっけ。

 

「なんで寝てるんですか!」

 

「先生…今朝、寝てないって…いっあ…じゃんあ…」

 

「呂律!呂律回ってませんよ!」

 

うるさいなぁ…キーキーキーキーと……

 

「とう…さん…」

 

ブチャッ…と、何かが潰れる音と共に床からビチャビチャと魚が陸で跳ねるような音が聞こえる……あ、父さん呼んでた…帰っておいで。

 

「「「「!!!?」」」」

 

「あー…ご紹、介が…遅れ、ましたぁ…神宮寺賢也、です…チョーク面倒…先生書いて〜」

 

て、先生触手弾けてんじゃん……父さんがやったのかな…

 

「父さん…代わりに書いて…」

 

僕がお願いすると、父さんは渋々と行った感じでチョークを持ち、僕の名前を書く。さすが元教師、チョークで書くの上手だね。

 

「「「「えぇ!!!?」」」」

 

「急に殺せんせーの触手が弾け飛んだよね!?」

「なんで!?」

「どうやってやったんだ!?」

「何も見えなかったよな?」

 

ところでさっきからなんで皆驚いたような表情してるんだろ……あー…傍から見たら急に殺せんせーの触手が弾け飛んで、急にチョークが浮いたように見えるのか。なるほどぉ。

 

「あの!」

 

ん……あの子は……誰だ?

 

「ん…どう、した…の…?」

 

「私のこと!覚えてる?」

 

………見覚えあるような?ないような?

 

「……いや、覚えて、ない…ごめん、ね…」

 

「…そっか……私の名前は矢田桃花!よろしくね、賢也君!」

 

「ん、よろ、しく」

 

やけに積極的な子だな。大丈夫なのかな。怪しい商売とかに引っかからないか不安だよ。いきなり下の名前だし…

 

「ん…先生〜…席どこ?」

 

「あー、では矢田さんの隣がちょうど空いてるのでそこで」

 

「りょう、かい…」

 

ふわぁ……眠い…ちょうど太陽光が当たって気持ちいいなぁ…

 

僕が眠気と戦っていると、横から視線を感じたので横を向くと矢田さんが僕をじっと見ていた。

 

「あの…なにか、?」

 

「なんでもないよ〜。ただ、あの頃と同じ顔だなぁって」

 

あの頃?なんの事だ?

 

「あの頃…って、?」

 

「んー?いや、私の話。気にしなくていいよ」

 

そう言ってニコニコと笑いながらやけに上機嫌になる矢田さん。まあ、どれだけ聞いても教えてくれはしないだろう。

 

(((あれ?もしかして今自分たち空気になってる?)))

 

上機嫌な美少女の笑顔っていいものだな、と自分らしくもない事を思ってしまった僕だった。

 




ちなみに神宮寺君は過度のストレスと睡眠不足、不健康な生活により、あまり成長してません。身長も145あるかないかぐらいです……肌はスベスベなのにね、不思議だね(うらやま)

タイトルは適当です。書いてて思ったありのままを書いてますw

感想くれると嬉しいです!あ、前回、前々回、前前々回、感想を書いてくれた方ありがとうございます!ちゃんと読ませていただいてます!返信もさせていただきました!

今回も感想とか来るかなぁ…ソワソワ

……はい、調子乗りました。すみません

それでは!また次回で!

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