スペシャリストでナンセンス   作:強烈ミントのキセル

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お気に入りありがとうございます!

この場をもってコメント返しをさせて頂きます。
コメントは度々物語に反映させて頂きます故、ご了承ください。

[応援の数々]
ありがとうございます。中には評価してくださった方もいるようで……私には勿体ないです。

[名前がシキでナイフ無双してたから某殺人貴が……]
いつの間にかそうなっていた。反省はしていないし後悔もしていない。
夏、冬、これよりも強いのは……と考えたら全部引っくるめた四季って最強じゃね?と、安易に考え、
作者がゲームで必ず近接武器しか使わない厨だったことで四季の主な武器がナイフになった結果がこれです。

[四季ってどう見積もっても27~30代前半なのに発言に説得力ありすぎね?]こちらは友人からです
傭兵を15年以上続けているので経験豊富です。
その経験は庭のお手入れから戦略核の奪取まで……シャレにならないことまでやっております。
妙に機械に詳しいのはどこかの誰かさんを匿っていた影響か?それとも前回冒頭に出てきた謎の科学者からか?
全ては今後の展開にご期待……あ、まって……あんまり期待しないでください。

[山本?宮本じゃないの?]
この指摘、嬉しかった……今後予定している箒のターン(現在は三人のターン)にて出てくるのですが、IS世界における宮本さんという解釈で間違いないです。
ではなぜ山本にしたのか?
正直なんでもよかったのですが、友人がたまたま読んでたリボーンに山本姓で刀使う登場人物がいたので安直に決定しました。

ツッコミ入るかな?と思っていた最中のコメントでした。


勝手に殺すな弔い合戦

「なぁ、シキ……質問して良いか?」

 

「ん、なんだ……藪から棒に……」

 

「…………俺は……あと何人殺せば良い?」

 

「…………正義のヒーローが言うには悪が滅ぶまで、俺に言わせてみれば、自分の気が済むまで」

「…………その気になりゃ足は洗えるべ」

「なんならその拳銃寄越してみ?」

「どたまぶち抜いてやっから……」

 

「それも良いかもしれないな……」

「宇宙に手が届くかもしれない……」

 

「…………そういやお前、昔スペースシャトルのパイロットを目指してたんだよな……」

 

「あぁ、ISの登場で候補生の殆どがお役御免さ……」

 

「それで……軍に入ったら入ったでお払い箱たぁ……府に落ちねぇな」

 

「おうよ……お国のために働いたってのによ……」

 

「違いねぇ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いてっ……つ~……」

「…………ん?」

 

軽いしフワフワした毛布に異様にフカフカしたベッド、至って清潔でどことなくセンスを感じる室内、空調が効いていて涼しい……ここは……何処だ?

 

『おはようございます、サージェント』

 

「…………わかるように説明しろ」

 

『サー……サージェントは3日前、イギリスの代表候補生に向かって正論を叩き付けた後、一時的に絶命しました……その後約52秒で各器官の活動が復活し……』

 

「おい待て待て……今聞き捨てならぬ報告があったぞ……何?絶命した?俺がか?」

 

『肯定、その後サージェントの妹様、弟様、ご友人の妹様の手によってここまで運ばれた事を報告します』

 

…………まぁ、傭兵してたらよくある話だし……スルーしても問題はないだろう。

 

「そうか……ここは何処だ?」

 

病院では無さそうだし、かと言って保健室でもなさそうだが……

 

『サージェントと妹様の部屋です』

 

「そうか……俺と千冬の部屋か」

 

下手な他人と相部屋じゃなくて良かったと言うべきか……まぁ、手を回してくれたのだろうから束には感謝しておくか。

 

「にしても……結局その3日前は寝てから記憶が無いんだよな……」

 

『あれは……正論の混ざった悲痛な愚痴でした』

 

「んだそりゃ……」

 

『家族三人その他三人で砂の城ほったてる夢見てたってのに!!!……とくにここの辺りが……悲痛です』

 

「げ、なんだそりゃ……」

 

確かにそんな夢は見てたが……

 

『弟様は件のイギリスの代表候補生に試合を申し出たそうです……弔い合戦だそうで』

 

「勝手に殺すな……」

 

『…………妹様がそれは危ないと申し出た後、結果サージェントが試合に出ることに決定したことを報告します』

 

「…………は?」

 

『尚イギリス代表候補生がドヤ顔でそれを了承し、一分でかたをつけると宣言までしたことをここに報告します』

 

「そりゃ……ムカつくな……」

 

『妹様と弟様、ご友人の妹様三名がこの3日間まともに寝ていない事を報告します』

 

「そうか……心配かけたな」

 

『メルサ様からメールが届いています……読み上げましょうか?』

 

「あ?なんでアイツから……後でゆっくり読ませてもらうさ」

 

『先程からこの部屋を覗いている女子生徒がいることを報告します……』

 

「…………気づいてたさ、だからメールを読ませなかった」

 

『過ぎたことでしたか?』

 

「いや、注意深く警戒するのは護身術の初歩の初歩……過ぎたことじゃないさ」

 

『そうですか……』

 

「まぁ、俺に気配を殺して近寄ろうなんて自殺行為だけどな……」

 

『流石サージェント……格好いいです』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつがメール……ねぇ?ナいな~……これ」

 

数年前要人警護の際に警護した要人、メルサ……某探偵で有名な国の天才科学者である。

その知能指数は束並みだが……いかんせん某探偵を彷彿させる程に変人である。

 

「何々……君のAIのスペック……あぁ、君のことだから面倒で飛ばしそうだから以下略しておくよ。とりあえず………」

 

 

“「とりあえず一言書いておこう……君のAIは不完全だ」”

 

 

「何を今更……」

 

 

“「そこで僕はアーマードモード時に使用する後付け装備を開発することにしたよ……他でもない君の為にね」”

 

 

「何故に今……」

 

見事に時期を見計らった様なタイミングだな……

何々……

 

 

“「君はこの見計らった様なタイミングに驚いてるかもしれないけど、僕は君のことを君以上に知っているからね……」”

 

 

「自己評価よりも客観的な評価の方が正確ってのはよくある話だしな……成程、流石天才だな」

 

下の方やけにダラダラ長文が書いてあるが、別に読まなくても何ともないだろう。

もしかしたらあいつのことだから読まないってわかってて長文書いてるのかもしれねぇしな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間としては夕刻……授業が終了し、生徒は各々のすべきことをする時間だ。

エーミル曰く俺が寝込んでいる間毎日あの三人が見舞いに来てくれているらしい。

 

「兄ちゃん!」

 

「おう、おはようさん……いや、まぁ、こんにちは…か?」

 

最初は一夏、

 

「四季さん!!!!」

 

「病人がいるから静かにな……」

 

一夏経由で箒……

 

「お兄ちゃん!!」

 

そして大分遅れてやって来た千冬……様子から察するに仕事を全て済ませて戻ってきたようだ……仕事お疲れ様。

 

「おう、心配かけたな……って、うぉ!?」

 

「お゙にいぢゃ~ん゙………」

 

「病人にタックルとはいい度胸だコノヤロ……」

 

いや、まぁ……数年前の起きて~と言いつつボディプレスされた時よか遥かにマシだが……なぁ?

 

「仕方ねぇな……ん?」

 

「オニイチャ……スゥ……」

 

「寝てるし……病人の上で寝るか?普通……」

 

それとも普通じゃねぇとでも言いてぇのか……世界最強は伊達じゃないね!って、やかましいわ。

…………まぁ、疲れてるんだろう……まともに寝てねぇらしいし。

 

「ま、朝までグッスリねんねしな……」

 

さて……と、だ。

 

「お嬢様はベッドに寝かせてっと……仕事仕事……エーミル」

『…………』

「エーミル?」

『…………』

「エーミル起きろや!!?」

『ふわっ!?……おはようございます…サージェント……ジュルリ……』

「おはようじゃないし涎も垂れてねぇから……」

『……ゴホン、何用でしょうか?』

「…………、まぁ良いだろう。改装するぞ」

 

改装と言ってもリホームという意味ではない。

エーミルの武装の見直し……改装だ。

流石に工事用の路面粉砕機とチェーンガンじゃ妹と弟に恥をかかせかねないからな。

メルサが後付け装備を開発するらしいが、アイツの事だから手加減を考えていない筈だ。

普段ならそれでも別に構わないのだが、今回ばかりは不殺……つまるところ殺してはいけない。

 

「ISの勉強……ねぇ…………ん、おいエーミル」

『何用でしょうか?』

「束に連絡しろ」

『サー……次いで周囲の索敵を行います』

「あぁ、頼まぁ……さて、どうするか」

『束様がリンク致しました……』

 

とりあえず聞くことはひとつだけだ……

 

『はいは~い、束さんですよ~?』

 

「ISの装備で俺に合いそうな得物はあるか?」

 

『ISの事なら束さんにお任せくださ~い……えっとですねぇ……』

 

まあ、この手の話なら束に敵う奴は居ないだろ……?

 

『あ、えっと……その……』

 

「どうした、何か不具合でもあったか?」

 

『あ、いえ……それ以前に束さんが四季さんの為に開発してるモノがあるんですけど……それを使っては如何でしょう?』

 

「…………聞かせてもらおうか?」

 

『は、はい!!!』

 

夜は更けていくが、俺の1日はまだまだこれから……話を聞いて束にその得物を試合当日までに送るよう伝え、その得物の設計図をより俺に扱い易いように改良設計する……と。

元から完成されたモノが果たして自分に合ったものなのか……それはわからない。

合わないなら合うようにしてしまえば良い……そうだろ?

 

得物に認められない兵士はナンセンスだ。

だがしかしそれでも得物と付き合う兵士はハイセンスだ。

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