東方絆霊譚   作:黒く咲きほこる桜

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第十三話〜襲い来る災い〜

魔理沙side

 

 

「後ろの剣は飾りか、妖華」

 

妖華は剣を使わずに生ぬるい弾幕を展開している

 

「ん〜、小手調べかな」

 

なんだと!私を舐め腐ってやがる

 

「私を舐めてると後悔するぜ、『マジックミサイル』」

 

レーザー攻撃をやめてミサイル攻撃を展開を始める、こっちは少しだけどホーミングするからな

 

「ちょっと酷いよー、魔理沙

いきなり弾幕の種類を変えるなんて」

 

そうは言っているものの軽々避けてくるのは霊夢に似た節を感じるな

 

「避けてるくせによく言うよ」

 

「小手調べここまでにしようか、ボクも全力でやらないと」

 

妖華が背負ってる剣に手をかける、くるか

 

「魔理沙にはこれからいろんな災いにあってもらおうか、まずはこれかな」

 

妖華は引き抜いた剣に(私の家のものを燃やそうとしたときと同じ)蒼い炎を纏わせた

 

「いくよ!天災『蒼く燃えゆる桜吹雪』!」

 

妖華が剣を振り下ろすと、蒼い炎は燃え広がっていく

ってか想像以上に熱いな!この炎

 

「なっ!」

 

余計なことを考えていたらいつの間にか炎が私の周りを包んでいるじゃないか

 

「っ!

危っぶな!」

 

後ろから弾幕が飛んできた

どういうことだ?

 

「っく!」

 

今度は横から、その後も前後左右、四方八方から弾幕が飛んでくる!

なるほど、こいつは周りを炎で囲んで、そこから弾幕を飛ばしてくるスペルなのか、なかなか難しい弾幕だな

難しいならまとめて吹き飛ばすまでだ

 

「全部吹っ飛ばしてやるぜ、魔符『スターダストレヴァリエ』」

 

私は自分の周りに大きな星型弾幕を出した

放った星型弾幕は私の周りを囲んでいた炎を吹き飛ばし、弾幕の一部は妖華へと向かっていく

 

「ちょっ、でかいって」

 

ピチューンと音がして点符が出てきた

ようやく1回被弾したか、ってか被弾回数決めてなかったな

あと何回被弾させればいいんだ

 

「痛てて

魔理沙!何あのスペル!でかすぎるよ!」

 

妖華が私のスペルに文句をつけてきている

 

「当たるほうが悪いんだよ、それに人のこと言えないだろお前

炎で私を囲みやがって」

 

私としてはあっちのほうが文句つけたくなる弾幕だと思う

 

「もう怒ったよ!

今度はこれだ

っとその前に、言うの忘れてたけど、スペルも被弾も4つずつね」

 

すごい切り替えだな、さすがは従者といったところか

 

「いくよ!

天災『天空を割る黒き雷』」

 

今度は黒い雷を剣に纏わせ振り下ろしてきた

 

「あっ、頭上注意だよ」

 

頭上?

えっ!?

 

「危なっ!」

 

突如私の近くに黒い雷が落ちてきた

なんとか避けられたから良かったけど

ピチューン

 

「痛った!何に当たった?!」

 

どういうことだ?確かに私は雷を避けたはずだけど…

 

「さて何に当たったんだろうね〜

ほら気をつけなよ、まだまだ降ってくるよ」

 

妖華がそう言うと再び雷が降り始める

今度は少し離れたところに雷が落ちる、すると雷は途中で四方八方に割れる

 

「よっと、なるほど私が被弾したのはこいつが原因か」

 

どうやら私は割れた雷に当たったらしい

 

「その通りだよ、魔理沙

天空を割るって言ったでしょ」

 

なるほどな、そうとわかれば避けるのは簡単だな

 

「行くぜ彗星!『ブレイジングスター』」

 

ミニ八卦炉を箒の後ろにつけて全力で魔力を込める

ミニ八卦炉から魔力を放出し、光を纏いなが凄まじいスピードで雷雲を蹴散らし、妖華に突進する

 

「くらえぇぇぇ!」

 

「たぁ!」

 

キンと甲高い音が辺りに鳴り響く

「当たったか?」

 

ブレイジングスターがスペルブレイクしたから被弾して欲しいが…

 

「残念ながら当たってないよ」

 

うーん、やっぱりか

ちゃんと当てたはずなのに手応えがなかったからな

 

「どうやって、避けたんだ」

 

キンって音は鳴ったんだよな

 

「ん?防いだだけだよ、黒桜剣で」

 

んなのありかよ、確かに剣で防いだらダメってルールはないけどさ

 

「そんなことよりも次、いくよ!」

 

「いいぜ、かかってこいよ」

 

妖華の3枚目のスペルかだんだん難しくなってるからな、少し怖いな

 

「黒桜『咲き誇る死染めの桜』」

 

死染めの桜か、恐ろしい名前だな

妖華はスピードがものすごく遅い大玉を私の正面にとんでもない高密度で放ってくる

 

「かなり高密度だけどその遅さじゃ意味が無いぞ」

 

ここまで遅いと来るまで動かなくても大丈夫そうだな、しかもこの弾幕だんだん広がるわけでもなさそうだしな

 

「そんな油断してると危ないよ

桜よ咲き誇れ!」

 

妖華は目の前にある自分で展開した弾幕に黒桜剣を…刺した?

なんだ?弾幕が光って?私の近くにあった弾幕たちから小さな弾幕が大量に出てきて…ってなんだこのスピード!?

やばい当たる当t

ピチューン

 

「は〜い2回目」

 

くっそ被弾した

 

「さっきから初見殺し多くないか?

だってさ、囲んでからの全方位弾幕始まり、分裂する雷、低速弾幕からの大量の高速弾幕だろ

ほら初見殺しばっか」

 

悪気はないんだろうけど、実際かなりスペルとしては綺麗なんだよなぁ

 

「そんなつもりはないんだけど…

まぁ、楽しいからいいじゃん」

 

楽しいからって…おい!

 

「お前自分の目的忘れてないか?」

 

私と咲夜を先に進めないようにするためじゃなかったのか?

 

「ちゃんと覚えてるよ、さあ続きを始めようか

再び桜よ咲き誇れ」

 

妖華はまた弾幕に黒桜剣を刺した

 

「その手はもう通用しないぜ

恋符『マスタースパーク』」

 

私はミニ八卦炉から極太レーザーを放ち、咲き始めた桜型の弾幕ごと妖華にぶち当てた

 

「よっしゃ、これで私も2回目だな」

 

「くっそ、当てられた

魔理沙も十分初見殺しじゃないか!」

 

ん〜そうなのか?あんまり自覚はないな

 

「そうか?そんなことはないと思うが…」

 

妖華がムッとしてる

 

「はぁ、もういいよ

これで終わらせるから

行くよ、『災禍天…えっ!?」

 

ん?どうしたんだよ

え?

 

「どうしたんだよ!妖華!」

 

妖華の表情を恐ろしく真っ青だった

 




2月に投稿できなくてすみませんでした
忙しかったり、モチベが下がったり、スペカに苦戦したりで

さて本編ですが
魔理沙との弾幕ごっこ中の妖華さんに異変が起きました
何があったんでしょうかね、詳しくは次回久しぶりの妖華視点で分かります
次回「白玉楼のお嬢様と従者」
来週には投稿したいと思います
To Be Continued…
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